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もし淫乱ドクズ勇者が腹を決めるために3Pしたら
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3P。ロイちんぽとアッシュちんぽを両方味見してみたいと考えるのは不思議なことじゃないと思う。
今まで何回もロイとアッシュには掘られてきた。あの手この手を使ってそのたくましいちんぽたちを堪能してきたんだ。二人同時に味わったらどうなるか考えるのは、普通のことだよなぁ?
とろん。媚薬の瓶の中身が揺れる。これを最初に使ったときアッシュに掘られたときは最高だったな~。初めてメスイキしちゃったし。
でもなあ、アッシュなにかあるっぽいんだよな。毎回セックスすると回路が焼けてる跡があるらしい。俺だってアッシュを無駄に傷つけたいわけじゃなく、ただちんぽが欲しいだけだから無理してほしくないんだけど……。
でも、あのちんぽは何度味わっても……。
「ふへへ……♡」
あ、別にロイが下手ってわけじゃないぞ? 童貞に戻るたびに優しく抱いてくれるし、あのちんぽを手放したくない。
俺はちんぽのことになると強欲だ。どっちも欲しいからまだ決断を出せないでいる。
さすがになー。いつまでもちんぽ遊びしてるわけにはいかないし、二人がかわいそうでもあるからどっちかに決めないといけないんだけど。
だから最後に、同時に二人のちんぽを味わおうってわけだ! これも泣く泣くの判断なんだぞ? いいちんぽ一本を手放さなきゃいけないんだからな。
そうと決まれば善は急げ! 俺は言葉巧みに夕食時に二人を部屋に誘っておいて、準備をして媚薬を混ぜたコップ二つを用意してベッドに座ってた。
盛り上がるようにシャツをちょっとはだけさせて、だ。これで食いつかないわけないだろう! 効能的に!
「ジーク、入っていいか?」
「別に許可なんていらないだろ。真面目か」
「む……。入るぞ」
ロイがちょっとイラっとした声を出したけど、アッシュの言葉通りに部屋に入ってきた。
ロイはなにかが眩しいみたいに目を細くして、アッシュはだるそうに頭の後ろで手を組みながらどかどかと入ってくる。
「おうおう、改まって呼び出したからには明日の作戦会議でもするんだろうな? なんでイリアちゃんを外したのかはわかんねーけど」
「確かにイリアがいないな。この時間なら寝てるだろうと思って来たんだが……」
「イリアは後衛だし、それにみんなの命を預かる大切な役目だろ? 余計な心配かけず、自然体で戦ってほしくてこのメンバーにしたんだ」
「さすがはジーク。考えてるな」
「たまたまだろ。あーイリアちゃんといちゃいちゃできると思ったのに」
アッシュがそう言いながら、宿の人に頼んで用意しておいてもらった木の椅子にどかっと座る。ロイはそれを見て、行儀よく椅子に座った。
「ああ、そうそう。話し合いの前に喉が渇いてるだろうと思ってさ、水用意したんだ。それ飲んでから話し合い始めよう」
「いいのか? ありがとう」
「ジークにしちゃいい心構えじゃねーか。ちょうど喉が渇いてたんだよなー」
そう言ってアッシュは一気に。ロイも喉が渇いていたのかこくこくと飲んでいく。
俺は内心にやりと笑った。かかったな! このデカチンどもが!
かしゃん。アッシュがグラスを取りこぼして床に落として割る。ロイはなんとかグラスをテーブルに置いたけど、顔が真っ赤だ。いいねえ、効いてる効いてる。
アッシュとロイの視線が俺に集まる。あきらかに欲情している視線をいっぱいに浴びて、俺はぞくぞくした。
「なんだ、これは……!」
「なんか盛りやがったな、テメー……!」
二人とも肩で息をしている。言っちゃいなよ、目の前の俺を犯したいって!
「くそっ、解毒は……!」
「そんなことよりもさ。二人とも、ちんぽ勃ってるよ? どうしたの?」
俺が指摘すると、二人ともぎくりとした顔をした。いいね、その雄の顔。だいぶ俺を抱きたくてたまらないって感じが、俺のケツと下っ腹にぎゅんぎゅんきちゃう!
「……素直になって、いいんだよ?」
「それは……」
「あー! くそ! 後で泣いたって知らねーからな!」
アッシュは経験豊富だから我慢できずに俺を押し倒してきた。きゃん♡ アッシュくんのえっち♡
それを見たロイが慌てて立ち上がって走りにくそうにアッシュに追いすがって、俺の服を乱暴に脱がしていくアッシュの肩を掴んだ。
「なんだよ、抱く度胸もねーやつにはやらねーぞ」
「違う、そうじゃない。……俺のジークに、触れるな」
「は? お前、こいつにホの字なわけ? そりゃあケッサクだなあ!」
そう言ってすごい力で肩を掴まれているだろうに、アッシュは俺のシャツを脱がすとキスをしてきた。
あいかわらず上手い。とろけちゃいそう……♡
「んっ……♡ んむ、ん……♡」
「おい、アッシュ!」
ロイの本気の怒号が飛ぶが、理性が解けているアッシュが言うことを聞くわけがない。
分厚い舌が入ってきて、口内を蹂躙される。ああ、気持ちいい……!
俺の乳首を弄びだしたアッシュの手にも感じていると、ロイが無言でベッドに乗り上げてきた。そしてアッシュを強引に引きはがしたと思うと、ロイがさらに深いキスをかましてくる。
「んあ♡ ふっ……う……♡」
「はっ、ジーク。俺のものだ、俺の……」
「あは♡ ロイのキスも好きだよ♡」
「ジーク……!」
「きゃん♡ んっ♡ ……んふ♡」
その様子を見ていてなにかアッシュは思ったらしい。痛いくらいつねっていた乳首への愛撫が弱まる。性格には、性感を引き出す動きに代わった。
「んっ!? んー……♡」
「乳首で感じてんじゃねーよ淫乱が。なに盛ったのかは知らねーけど、責任は取ってもらうからな」
はあっ、と溜まった熱い息を吐き出して、ジークが下を下着ごと脱いで俺の下も全部脱がせた。
それを見たロイがキスをやめて、俺の尻に指をぶちこもうとするロイの手首を乱暴に掴んだ。
「俺が先だ」
「いいや、俺が先だね。襲ったのも俺が先だし」
「それは言い訳にすぎない。本気でジークを愛してる俺がするべきだ」
えっ!? ロイって俺のこと好きだったの!? 魔王を前に衝撃の愛の告白を受けて、俺の心はトゥンク……と高鳴る。
「……じゃあ言うけど、俺は今さっき気付いたクチだけど俺もこいつのことけっこー好きだし」
「愛しているのではないんだろう?」
「愛してるよ。今気付いた」
えっ!? アッシュも!?
どうしよう、今人生のモテ期が一気にきてる! しかも顔もよくてちんぽがすごくいい男二人に! 俺、ここで魔王倒せなくて死ぬんじゃないかな!?
俺をよそに、二人は鋭い視線をぶつけあう。
媚薬の効果は、半分ずつだったからもう切れてるように見えた。でも、二人とも勃起してる。が、ガチでぇ……?
……まあいいか。俺を取り合う二人っていうのもシチュエーション的にはオツだよね! 乳首をきゅっ、とつねられて声をあげた俺のほうを二人が見る。
やべ、血走ってる血走ってる! この眼光だけで魔王殺せるんじゃないかってくらい鋭い!
「あの……」
「お前は黙ってろ」
「ジーク、大事な話なんだ。ジークは、どっちに抱かれたい?」
どっちって……どっちもだけど。そのために用意したんだし。まあ冒険の書で巻き戻すけど。
どっちかなー。ロイの本気見たいし、アッシュに媚び売っちゃおっかな!
「アッシュがいい……♡」
「ほれみろ」
「ジークっ……!」
そう言って指を二本唾液で濡らしたアッシュの指がケツに入ってくる。うーん、馴染んだ指のサイズ。
いいところを探すようにうごめいていた指が、俺のいいところをかすめた。
「あぁっ……♡」
「ん? ここか?」
「うん、そこ♡ そこがイイのぉ……♡ アッシュ、アッシュぅ♡」
「……これは、たまんねーな」
ごくり、と喉を鳴らしていいとこばかりを擦ってくるから、もう何十回と抱かれた体は軽くイってしまう。メスイキにも慣れたからね。
「あっ、イく……♡ イ、くぅ……♡」
「おー、締めつけんなあ。こりゃ、挿れんのが楽しみだぜ」
「う……ふ……♡ ……はあ♡ ね、もう来て? ここ、ひくひくしてるよぉ♡」
俺が四つん這いになってアッシュにケツを向けて振りながら両手で肉をかき分けると、アッシュがすごい勢いで腰を掴んで一気に挿れてくる。
「あぁっ……♡ アッシュのちんこ、大きい♡」
「だろ? どこぞの負けた聖騎士サマより、イイだろ?」
「うんっ♡ すきぃ♡ アッシュちんぽでじゅぽじゅぽされてイイとこ擦られるの好きぃ♡」
あえて淫乱チックに煽ると、アッシュのちんぽが大きくなる。俺は汚い喘ぎをあげてアッシュを受け入れた。
「アッシュちんぽぉ♡ 太くて、硬くて……♡ イイっ……♡ っ、あ、あぁ……♡ んぶ!?」
俺たちが繋がってる間に、傍でちんぽを扱いていたロイが俺の前に回って口の中にその大きなちんぽを突っこんできた。
俺はフェラももう慣れてたからうっかり歯を立てるってことはなかったけど、抱かれ慣れてないころだったら危なかったかも。
口の中も鼻の奥も雄の匂いでいっぱいになって幸せな気分だった。
「んぶっ……んっ♡ んあぅ……♡ んっ、んっ♡」
俺は咥えるだけじゃなくて、ロイの根元を握って扱きながら鈴口に舌を這わせる。イかない程度に。だって、挿れてほしいんだもん。
「すっげ、こいつの……。すっげえ、絶妙に締まる……!」
「んっ、ふっ♡ ん……♡ んん、ん……♡」
「……手慣れたものだ。まさか、アッシュと……?」
「バカか。俺だってこれが初めてだっつーの」
そういうことにしておいてー! もう二人とも二桁してるなんて言えないからさー!
そういう意味では口塞いでてくれて助かった。どうせ記憶は消えるけど、ぽろっと口に出して修羅場、なんてのは俺は望んでないから。気持ちよければそれでオッケー!
アッシュのちんこが大きく硬く、びくびくし始めた。イく合図だ。媚薬も多少は体に残ってるから、いつもの倍は感じてるだろうし、まあ多少はね?
「くっそ、イきそうだ……!」
「中に出すなよ」
「ぜってー嫌だね! ジークは俺を選んで抱かれてんだから、フェラさせてるだけでも我慢しろっての! 中に出すぞジーク! 俺の種で孕め!」
「んっ♡ んはっ!? あっ、あっ……♡ イく、イ、くううう♡」
ロイが口からちんぽを抜いたせいで俺は情けないアヘ声を出しながら思いっきりアッシュのちんぽを締めつけてメスイキした。
経験値が多いからちんぽ狂いになっている俺をメスイキさせるなんて簡単だ。アッシュちんぽ、最高~!
どぷどぷと奥に注がれて、最後の一滴まで出たのか抜かれる。
本来ならここで神聖魔法を使って巻き戻すところだけど……。今回はロイもいるからね♡
ロイは優しく根元を握って扱き続ける俺の手を離させると、荒い息をついているアッシュをどかした。
そして俺の体を優しい手つきで反転させると、足の間に割って入ってくる。
そうしたと思ったら優しく、上書きするように深くキスされて、そのでかいちんぽをゆっくり挿れられる。
「あっ……♡ はっ……♡」
「精液、かき出してやるからな」
「え……? んひっ!? あっ、あっ、あ~~~~っ!」
半分まで挿入ったところで、一気にどちゅんと鎮められる。
アッシュのをさっきまで受け入れていたところはガバガバで、充足感がヤバい。それだけでメスイキしてしまったくらい。
ああ~~~~やっぱロイちんぽも甲乙つけがたいな! ちんぽまみれになって、中に出されて、もう幸せ。ロイの精液でもいっぱいにしてほしい。
じゅぷじゅぷとロイが激しく動くたびに俺のケツからアッシュの精液がこぼれていく。
ああ、もったいない。せっかくのいい男の精液なのに! 俺にとっては媚薬よりも特上の液体だ!
「イった、のか?」
「うんっ、イってる♡ ロイちんぽでイったよぉ♡」
「そうか……っ! アッシュなんて忘れさせるくらい、よくするから……!」
「あっ……♡ そんな激しく、されたらぁ♡ イく♡ イくイくイくぅ♡」
俺の体がしなって汗まみれの体がぶつかりあう。ぶつかったところがぬるついて、かき出されていく精液がもったいない。
けど、その代わりにロイの濃い精液が注がれると思うとぞくぞくしちゃう。
アッシュは俺がロイのちんぽで感じてるのが気に食わないのか、また乳首をいじってくる。
ロイから与えられる強烈な快感と乳首から与えられる快感が正直すっごく気持ちいい。
「あっ♡ っ、はー……♡ んぁ……♡ ふ、あ……♡ ああっ♡ ロイ、いい♡ 気持ちいい♡」
「……だそうだ」
「いーや。俺のときのほうが絶対感じてた。だからほら、ケツから俺の精液垂れ流してお前に抱かれてるんだろ」
「黙れ! ジークは俺のものだ!」
がつんと奥を突かれて、またメスイキする。俺のちんこはパンパンで、イきたくて決定打を待っている。
「ロイ、もっとちょうだい♡ 気なんて使わなくていいから……♡ 一番奥に出して♡ あっ、すご……♡ ロイの、奥まで届いて……あぁっ♡」
「くそ。俺が先だったら、ジークの全部を俺が初めて見れたのに。ジーク、お前は俺のものだ。孕ませるなんて乱暴な言葉を使う人間になんてやらない。俺だけの、ジークだ」
「あっ、あぁっ♡ もう、イきそう♡ イかせて……♡ ロイのでイきたいのぉ♡」
「もちろんだ。……少し、速めるぞ」
「あっ♡ きたぁ♡ ……んっ、んっ……あっ♡ ふああ……♡ あ、もうダメ、イく♡ 出るぅ♡」
俺とロイはほぼ同時にイった。俺は快感が蓄積されてたからだけど、ロイはなんたって経験済みの童貞だからな。
最後まで出されてぐったりする俺の体から、強い力で腰を掴んでいた手を離してロイちんぽが抜けていく。
もったいない。こんな宴、終わってほしくないなあ。
でも俺もへとへとだ。いくら慣れた行為だからといっても別の人間から違う責めかたをされたら疲れる。そろそろ頃合いだ。冒険の書を使って戻ろう。
時空が曲がって、ふわりと浮いた感じがする。ありがとう、ロイちんぽ、アッシュちんぽ。どっちかを決めるのに多いに役だった。
そんな、俺の選択は──。
今まで何回もロイとアッシュには掘られてきた。あの手この手を使ってそのたくましいちんぽたちを堪能してきたんだ。二人同時に味わったらどうなるか考えるのは、普通のことだよなぁ?
とろん。媚薬の瓶の中身が揺れる。これを最初に使ったときアッシュに掘られたときは最高だったな~。初めてメスイキしちゃったし。
でもなあ、アッシュなにかあるっぽいんだよな。毎回セックスすると回路が焼けてる跡があるらしい。俺だってアッシュを無駄に傷つけたいわけじゃなく、ただちんぽが欲しいだけだから無理してほしくないんだけど……。
でも、あのちんぽは何度味わっても……。
「ふへへ……♡」
あ、別にロイが下手ってわけじゃないぞ? 童貞に戻るたびに優しく抱いてくれるし、あのちんぽを手放したくない。
俺はちんぽのことになると強欲だ。どっちも欲しいからまだ決断を出せないでいる。
さすがになー。いつまでもちんぽ遊びしてるわけにはいかないし、二人がかわいそうでもあるからどっちかに決めないといけないんだけど。
だから最後に、同時に二人のちんぽを味わおうってわけだ! これも泣く泣くの判断なんだぞ? いいちんぽ一本を手放さなきゃいけないんだからな。
そうと決まれば善は急げ! 俺は言葉巧みに夕食時に二人を部屋に誘っておいて、準備をして媚薬を混ぜたコップ二つを用意してベッドに座ってた。
盛り上がるようにシャツをちょっとはだけさせて、だ。これで食いつかないわけないだろう! 効能的に!
「ジーク、入っていいか?」
「別に許可なんていらないだろ。真面目か」
「む……。入るぞ」
ロイがちょっとイラっとした声を出したけど、アッシュの言葉通りに部屋に入ってきた。
ロイはなにかが眩しいみたいに目を細くして、アッシュはだるそうに頭の後ろで手を組みながらどかどかと入ってくる。
「おうおう、改まって呼び出したからには明日の作戦会議でもするんだろうな? なんでイリアちゃんを外したのかはわかんねーけど」
「確かにイリアがいないな。この時間なら寝てるだろうと思って来たんだが……」
「イリアは後衛だし、それにみんなの命を預かる大切な役目だろ? 余計な心配かけず、自然体で戦ってほしくてこのメンバーにしたんだ」
「さすがはジーク。考えてるな」
「たまたまだろ。あーイリアちゃんといちゃいちゃできると思ったのに」
アッシュがそう言いながら、宿の人に頼んで用意しておいてもらった木の椅子にどかっと座る。ロイはそれを見て、行儀よく椅子に座った。
「ああ、そうそう。話し合いの前に喉が渇いてるだろうと思ってさ、水用意したんだ。それ飲んでから話し合い始めよう」
「いいのか? ありがとう」
「ジークにしちゃいい心構えじゃねーか。ちょうど喉が渇いてたんだよなー」
そう言ってアッシュは一気に。ロイも喉が渇いていたのかこくこくと飲んでいく。
俺は内心にやりと笑った。かかったな! このデカチンどもが!
かしゃん。アッシュがグラスを取りこぼして床に落として割る。ロイはなんとかグラスをテーブルに置いたけど、顔が真っ赤だ。いいねえ、効いてる効いてる。
アッシュとロイの視線が俺に集まる。あきらかに欲情している視線をいっぱいに浴びて、俺はぞくぞくした。
「なんだ、これは……!」
「なんか盛りやがったな、テメー……!」
二人とも肩で息をしている。言っちゃいなよ、目の前の俺を犯したいって!
「くそっ、解毒は……!」
「そんなことよりもさ。二人とも、ちんぽ勃ってるよ? どうしたの?」
俺が指摘すると、二人ともぎくりとした顔をした。いいね、その雄の顔。だいぶ俺を抱きたくてたまらないって感じが、俺のケツと下っ腹にぎゅんぎゅんきちゃう!
「……素直になって、いいんだよ?」
「それは……」
「あー! くそ! 後で泣いたって知らねーからな!」
アッシュは経験豊富だから我慢できずに俺を押し倒してきた。きゃん♡ アッシュくんのえっち♡
それを見たロイが慌てて立ち上がって走りにくそうにアッシュに追いすがって、俺の服を乱暴に脱がしていくアッシュの肩を掴んだ。
「なんだよ、抱く度胸もねーやつにはやらねーぞ」
「違う、そうじゃない。……俺のジークに、触れるな」
「は? お前、こいつにホの字なわけ? そりゃあケッサクだなあ!」
そう言ってすごい力で肩を掴まれているだろうに、アッシュは俺のシャツを脱がすとキスをしてきた。
あいかわらず上手い。とろけちゃいそう……♡
「んっ……♡ んむ、ん……♡」
「おい、アッシュ!」
ロイの本気の怒号が飛ぶが、理性が解けているアッシュが言うことを聞くわけがない。
分厚い舌が入ってきて、口内を蹂躙される。ああ、気持ちいい……!
俺の乳首を弄びだしたアッシュの手にも感じていると、ロイが無言でベッドに乗り上げてきた。そしてアッシュを強引に引きはがしたと思うと、ロイがさらに深いキスをかましてくる。
「んあ♡ ふっ……う……♡」
「はっ、ジーク。俺のものだ、俺の……」
「あは♡ ロイのキスも好きだよ♡」
「ジーク……!」
「きゃん♡ んっ♡ ……んふ♡」
その様子を見ていてなにかアッシュは思ったらしい。痛いくらいつねっていた乳首への愛撫が弱まる。性格には、性感を引き出す動きに代わった。
「んっ!? んー……♡」
「乳首で感じてんじゃねーよ淫乱が。なに盛ったのかは知らねーけど、責任は取ってもらうからな」
はあっ、と溜まった熱い息を吐き出して、ジークが下を下着ごと脱いで俺の下も全部脱がせた。
それを見たロイがキスをやめて、俺の尻に指をぶちこもうとするロイの手首を乱暴に掴んだ。
「俺が先だ」
「いいや、俺が先だね。襲ったのも俺が先だし」
「それは言い訳にすぎない。本気でジークを愛してる俺がするべきだ」
えっ!? ロイって俺のこと好きだったの!? 魔王を前に衝撃の愛の告白を受けて、俺の心はトゥンク……と高鳴る。
「……じゃあ言うけど、俺は今さっき気付いたクチだけど俺もこいつのことけっこー好きだし」
「愛しているのではないんだろう?」
「愛してるよ。今気付いた」
えっ!? アッシュも!?
どうしよう、今人生のモテ期が一気にきてる! しかも顔もよくてちんぽがすごくいい男二人に! 俺、ここで魔王倒せなくて死ぬんじゃないかな!?
俺をよそに、二人は鋭い視線をぶつけあう。
媚薬の効果は、半分ずつだったからもう切れてるように見えた。でも、二人とも勃起してる。が、ガチでぇ……?
……まあいいか。俺を取り合う二人っていうのもシチュエーション的にはオツだよね! 乳首をきゅっ、とつねられて声をあげた俺のほうを二人が見る。
やべ、血走ってる血走ってる! この眼光だけで魔王殺せるんじゃないかってくらい鋭い!
「あの……」
「お前は黙ってろ」
「ジーク、大事な話なんだ。ジークは、どっちに抱かれたい?」
どっちって……どっちもだけど。そのために用意したんだし。まあ冒険の書で巻き戻すけど。
どっちかなー。ロイの本気見たいし、アッシュに媚び売っちゃおっかな!
「アッシュがいい……♡」
「ほれみろ」
「ジークっ……!」
そう言って指を二本唾液で濡らしたアッシュの指がケツに入ってくる。うーん、馴染んだ指のサイズ。
いいところを探すようにうごめいていた指が、俺のいいところをかすめた。
「あぁっ……♡」
「ん? ここか?」
「うん、そこ♡ そこがイイのぉ……♡ アッシュ、アッシュぅ♡」
「……これは、たまんねーな」
ごくり、と喉を鳴らしていいとこばかりを擦ってくるから、もう何十回と抱かれた体は軽くイってしまう。メスイキにも慣れたからね。
「あっ、イく……♡ イ、くぅ……♡」
「おー、締めつけんなあ。こりゃ、挿れんのが楽しみだぜ」
「う……ふ……♡ ……はあ♡ ね、もう来て? ここ、ひくひくしてるよぉ♡」
俺が四つん這いになってアッシュにケツを向けて振りながら両手で肉をかき分けると、アッシュがすごい勢いで腰を掴んで一気に挿れてくる。
「あぁっ……♡ アッシュのちんこ、大きい♡」
「だろ? どこぞの負けた聖騎士サマより、イイだろ?」
「うんっ♡ すきぃ♡ アッシュちんぽでじゅぽじゅぽされてイイとこ擦られるの好きぃ♡」
あえて淫乱チックに煽ると、アッシュのちんぽが大きくなる。俺は汚い喘ぎをあげてアッシュを受け入れた。
「アッシュちんぽぉ♡ 太くて、硬くて……♡ イイっ……♡ っ、あ、あぁ……♡ んぶ!?」
俺たちが繋がってる間に、傍でちんぽを扱いていたロイが俺の前に回って口の中にその大きなちんぽを突っこんできた。
俺はフェラももう慣れてたからうっかり歯を立てるってことはなかったけど、抱かれ慣れてないころだったら危なかったかも。
口の中も鼻の奥も雄の匂いでいっぱいになって幸せな気分だった。
「んぶっ……んっ♡ んあぅ……♡ んっ、んっ♡」
俺は咥えるだけじゃなくて、ロイの根元を握って扱きながら鈴口に舌を這わせる。イかない程度に。だって、挿れてほしいんだもん。
「すっげ、こいつの……。すっげえ、絶妙に締まる……!」
「んっ、ふっ♡ ん……♡ んん、ん……♡」
「……手慣れたものだ。まさか、アッシュと……?」
「バカか。俺だってこれが初めてだっつーの」
そういうことにしておいてー! もう二人とも二桁してるなんて言えないからさー!
そういう意味では口塞いでてくれて助かった。どうせ記憶は消えるけど、ぽろっと口に出して修羅場、なんてのは俺は望んでないから。気持ちよければそれでオッケー!
アッシュのちんこが大きく硬く、びくびくし始めた。イく合図だ。媚薬も多少は体に残ってるから、いつもの倍は感じてるだろうし、まあ多少はね?
「くっそ、イきそうだ……!」
「中に出すなよ」
「ぜってー嫌だね! ジークは俺を選んで抱かれてんだから、フェラさせてるだけでも我慢しろっての! 中に出すぞジーク! 俺の種で孕め!」
「んっ♡ んはっ!? あっ、あっ……♡ イく、イ、くううう♡」
ロイが口からちんぽを抜いたせいで俺は情けないアヘ声を出しながら思いっきりアッシュのちんぽを締めつけてメスイキした。
経験値が多いからちんぽ狂いになっている俺をメスイキさせるなんて簡単だ。アッシュちんぽ、最高~!
どぷどぷと奥に注がれて、最後の一滴まで出たのか抜かれる。
本来ならここで神聖魔法を使って巻き戻すところだけど……。今回はロイもいるからね♡
ロイは優しく根元を握って扱き続ける俺の手を離させると、荒い息をついているアッシュをどかした。
そして俺の体を優しい手つきで反転させると、足の間に割って入ってくる。
そうしたと思ったら優しく、上書きするように深くキスされて、そのでかいちんぽをゆっくり挿れられる。
「あっ……♡ はっ……♡」
「精液、かき出してやるからな」
「え……? んひっ!? あっ、あっ、あ~~~~っ!」
半分まで挿入ったところで、一気にどちゅんと鎮められる。
アッシュのをさっきまで受け入れていたところはガバガバで、充足感がヤバい。それだけでメスイキしてしまったくらい。
ああ~~~~やっぱロイちんぽも甲乙つけがたいな! ちんぽまみれになって、中に出されて、もう幸せ。ロイの精液でもいっぱいにしてほしい。
じゅぷじゅぷとロイが激しく動くたびに俺のケツからアッシュの精液がこぼれていく。
ああ、もったいない。せっかくのいい男の精液なのに! 俺にとっては媚薬よりも特上の液体だ!
「イった、のか?」
「うんっ、イってる♡ ロイちんぽでイったよぉ♡」
「そうか……っ! アッシュなんて忘れさせるくらい、よくするから……!」
「あっ……♡ そんな激しく、されたらぁ♡ イく♡ イくイくイくぅ♡」
俺の体がしなって汗まみれの体がぶつかりあう。ぶつかったところがぬるついて、かき出されていく精液がもったいない。
けど、その代わりにロイの濃い精液が注がれると思うとぞくぞくしちゃう。
アッシュは俺がロイのちんぽで感じてるのが気に食わないのか、また乳首をいじってくる。
ロイから与えられる強烈な快感と乳首から与えられる快感が正直すっごく気持ちいい。
「あっ♡ っ、はー……♡ んぁ……♡ ふ、あ……♡ ああっ♡ ロイ、いい♡ 気持ちいい♡」
「……だそうだ」
「いーや。俺のときのほうが絶対感じてた。だからほら、ケツから俺の精液垂れ流してお前に抱かれてるんだろ」
「黙れ! ジークは俺のものだ!」
がつんと奥を突かれて、またメスイキする。俺のちんこはパンパンで、イきたくて決定打を待っている。
「ロイ、もっとちょうだい♡ 気なんて使わなくていいから……♡ 一番奥に出して♡ あっ、すご……♡ ロイの、奥まで届いて……あぁっ♡」
「くそ。俺が先だったら、ジークの全部を俺が初めて見れたのに。ジーク、お前は俺のものだ。孕ませるなんて乱暴な言葉を使う人間になんてやらない。俺だけの、ジークだ」
「あっ、あぁっ♡ もう、イきそう♡ イかせて……♡ ロイのでイきたいのぉ♡」
「もちろんだ。……少し、速めるぞ」
「あっ♡ きたぁ♡ ……んっ、んっ……あっ♡ ふああ……♡ あ、もうダメ、イく♡ 出るぅ♡」
俺とロイはほぼ同時にイった。俺は快感が蓄積されてたからだけど、ロイはなんたって経験済みの童貞だからな。
最後まで出されてぐったりする俺の体から、強い力で腰を掴んでいた手を離してロイちんぽが抜けていく。
もったいない。こんな宴、終わってほしくないなあ。
でも俺もへとへとだ。いくら慣れた行為だからといっても別の人間から違う責めかたをされたら疲れる。そろそろ頃合いだ。冒険の書を使って戻ろう。
時空が曲がって、ふわりと浮いた感じがする。ありがとう、ロイちんぽ、アッシュちんぽ。どっちかを決めるのに多いに役だった。
そんな、俺の選択は──。
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そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。
目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。
…あれ?
僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
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卯月先生~!今回はありがとうございます!楽しく書かせていただきました!
あっ、バレました?作品が好きすぎてうっかり卯月先生の脳内覗きました。いや~バレちゃったか~!
ジークたんは我々の天使かつ悪魔ですから、かわいくないと!計算高いけどちょっとおばかさんなところがかわいい!ちんぽまみれになってさぞ幸せだと…私は思います…!
いっ、いいんですか!?私のこんなおまけ程度の作品が本編に食い込んじゃって!?…おねがいしm(殴
ほんとーに応援してるんで!最後まで見ます!仕事は投げ捨てましょう!(最低
退会済ユーザのコメントです
ご感想ありがとうございます!
私も3Pが読みたくて…書いちゃいました☆(おい
原作っぽかったですかね…?なら嬉しいです!頑張ってよかったー!喜びの舞!