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新しいことに挑戦
次の日は雨だった。湿った空気が入らないようにカーテンを閉めて、金勘定をするというガイウスを見送って俺は勉強をしていた。寝室にも机があって、そこに羊皮紙の本と教材を広げて雨音を聞きながら勉強をする。いつの間にか時間が過ぎていて、夕方になっていた。
晩飯を食べるのかと聞きに来たガイウスにどうして昼飯に呼ばなかったんだ、と言ったら、集中してたからねー、と気遣うような発言が出てきてまたしてもびっくりする。どうしたガイウス。お前レイプ魔じゃなかったのか。それともヤりすぎて本当に枯れたのか? 昨晩飲まされたのは根に持ってるけど。
ガイウスが作る料理を食べて、風呂に入って、ベッドに入った俺は不穏な空気を感じて振り返った。案の定一番上の棚を漁っていたガイウスを見つけて声をかける。
「おい。俺はヤりたいとは言ってねえぞ」
「そっちこそ勘違いしてるな。オレが養って、その代わりにあんたはオレ好みに改造される。二日ヤらなかったんだから溜まるだろ当然。今日はセックスするぞ」
「うえ」
「はいそこ、雰囲気壊すようなこと言わなーい。はい、服脱ごうなー」
「あっ、おい、ちょっと! 俺は子供じゃねえ!」
起き上がらせられて服を脱がされる。下着だけはなんとか死守したくて袖を掴むと、脇腹をくすぐられて力が抜けた隙にずり下ろされる。本当に、セックスは慣れてるな。ムカつくほどに。
「気持ちいいのにそんなに嫌?」
「きっ、気持ちいいのとセックスする恥ずかしさはまた別だろ! こっちは毎回恥ずかしい思いしてるんだぞ!」
「え、そうなんだ。かーわいい」
「お前に言われても嬉しくねえ……」
「いいから、ほらほら。今日は変わった体位試そうな」
俺が膝立ちなのをいいことに、素早く香油を指にたっぷり塗ると俺を抱きしめて動けなくしてから尻の割れ目に指を入れて入り口に指二本を飲みこませる。二日ぶりではさすがに筋肉が固まりきってなくて、香油の滑りもあいまってすんなり受け入れる。
「うっ……く」
「ほら、ここはヤってもいいって言ってるけど?」
「うるさい! は、ほんとにやめ……うー……」
最近は指が出入りする感覚でも気持ちよくなっていた。さすがにちんこを挿れられたときみたいには感じないけど、わりと最初から気持ちよくて言葉が出なくなってしまう。ガイウスもそれがわかっているから強引に指を挿れたのだ。
抱きしめられているから胸を叩けなくて、肩にしがみついて快感をやり過ごす。それでも声が漏れるから、肩に噛みついて声を我慢した。
「あはは。マーキングされちゃった」
「ふ……♡ う……♡」
「かわいいねー、ジーク。すぐよくしてあげるからねー」
「うぅ!? う♡ うう♡」
尻の肉の上からだから、いくらガイウスの指が長くても浅いところにあるいいところには全然届かなくてもどかしい。なにをする気なのかはわからないが、よくないことを企んでいるのは確かだった。
指をばらばらに動かされて、快感が強くなり肩を強く噛んでしまう。跡になると殴られるかと思ったが、そんなことはなかった。ほぐし終わり、抱きしめてる俺の下っ腹に芯を持ち始めたガイウスのちんこを感じて、入り口がきゅ、と締まる。
「あは、かわいいの。そんなに気持ちいい?」
「う……♡ うう……♡」
「あーあ、もうとろとろじゃん。ジークの手で俺のちんこに香油塗ってくれる?」
体を解放されて、長い間噛んでいたからそこは俺の唾液と噛み跡でぐしゃぐしゃだった。痛かったろうに、なんで我慢したんだ?
ガイウスが下着とズボンを脱いで、ぼろん、と半勃ちのちんこを俺の前に出してくるから、俺はガイウスの両手から握らされるように香油の瓶を受け取る。半分とろけた頭で俺の手のひらにたっぷり香油を垂らし、扱くように亀頭から竿の付け根までくちゅくちゅと塗り広げていく。
「……っ」
さすがに気持ちいいのか、ガイウスが息を詰める。なんだかこっちが責めてる気分になって楽しくて、ガイウスがするように強弱をつけて扱き始めるとあっさり勃起した。続けようとする俺の手首を掴んでやめさせ、その場にあぐらをかくと俺の体を膝立ちのまま引き寄せて、ゆっくり腰を落とさせる。
つん、と尻の肉にぬめったガイウスの亀頭が触れる。まさか、このまま向かい合って……? 正常位はもう何回もしてきたけど、確かにこれは初めての体位だ。顔が近いし、ガイウスの紫の瞳がよく見える。
俺はあの快感が忘れられなくて、至近距離でよがってる顔を見られるとか、息がかかりそうだとかそんなことを考えても止まらなくて自分で尻肉を広げて入り口にガイウスの亀頭をあてがい、挿れようとしてもうまく挿入らない。
もどかしく腰を振る俺を堪能したのか、ガイウスがくす、と笑って自分のちんこの根元を持って固定する。するとさっきまで全然だったのにあっさり亀頭の先端を飲みこんだ。そこからは早くて、ぬぬぬぬ、と体重がかかって一気に挿入っていく。
「あぁあっ♡ はぁ……♡ はぁ……♡」
「よくできました」
「ん!? んむ、ちゅ♡ んん……♡」
声がして顔を上げたときには目の前に顔があってキスされていた。俺の、ファーストキス。まさか男に奪われるなんて思ってもみなかった。
器用に舌を入れられ、どうしていいのかわからず怖気ずく俺の舌を絡め取って吸いながら甘く絡める。その手管に俺は脳が一気にとろけていくのを感じた。遊んでるだけあって、キスがうまい。その舌遣いに俺の頭は完全にとろけて、絡められ吸われる舌から伝わる快感を貪り食うただの男になり果てていた。
「……かわいい顔してる」
「……うるさい」
「ふふ。もっと腰寄せて、近づいて。下から突くから、それに合わせて腰振って」
「そんなの、わかんな……」
「ヤってるうちにわかるようになる」
「え……。あっ!? やっ、これ、深い……♡ あん♡」
ずん、と下から突きあげられただけで今までとは別の快感がこみあげてくる。今にも後ろに倒れそうで、思わずガイウスの首に抱きつく形になってしまう。ち、違う。これは甘えてるんじゃない。後ろに倒れそうになったのを支えにしてるだけで……。
「あっ♡ あ、はぁ♡ んっ♡ こう……? ひっ、い♡ これ、だめ♡ やめて♡ 深すぎる♡ 深い、からぁ♡」
「ぱっちゅんぱっちゅんいやらしい音して最高だろ?」
「や、やだぁ♡ ひぃん♡ 腰、止まんな……っ♡ あう♡ う♡ はぁ♡」
ぱっちゅぱっちゅぱっちゅ。リズミカルに尻と腰がぶつかり合って、その度に尻の肉が歪んで今まで挿入っていないところまできていて頭が吹っ飛びそうだった。後ろからのほうが正直好きだったが、これはやばい。覚えたらやみつきになってしまいそうで、俺はぶんぶんと首を横に振りながら喘いだ。
「あっ♡ なんで、こんなに♡ んっ♡ あっ♡」
「オレも気持ちいいよ、ジーク」
「それ、ずる……んむ♡ ちゅ♡ れる♡ んーっ♡」
甘い声で囁かれたと思うと、再び深くキスされる。舌を噛まないようにするので精一杯で腰が止まると、ガイウスが俺の尻肉を掴んで上下に揺さぶった。たまらない。深すぎてどうにかなりそうだ。
「んん♡ ちゅむ♡ ちゅっ♡ じゅる♡ ぷは♡ あっ♡ はぁ……♡ はむ♡ んちゅ♡」
深いキスのどこで息を吸っていいのかわからなくて、酸欠気味になって余計に頭がとろける。死ぬ間際って、こんな感覚なんだろうか。
一方のガイウスはずんずんと突くことをやめない。そうすると気持ちよくて入り口をぎゅうぎゅう締め付けてしまう。そうするとガイウスのものが大きくなって、腸壁を擦る力が強くなって余計に気持ちいい。
「ジーク……」
「なに……♡ んっ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ れる、れろ♡ ぷはっ♡ 息、できな……んむ♡ んんーっ♡」
さすがにもう限界で密着してるから軽くしかガイウスの胸を叩けないけど、それがガイウスの加虐心を煽るらしい。合間に息継ぎを設けてくれるようになったが、キスはやめてはくれなかった。
「はぁ♡ あぁ♡ ちゅ♡ んちゅ♡ んーっ♡ ぷは、はぁ……♡ はむ♡ ひぅ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」
ああ、気持ちいい。ガイウスに抱かれてるのも、これがあるからだ。これがなきゃ絶対にごめんだ。経験豊富さから裏打ちされる快楽。それがなきゃ、とっくに逃げて殺されてもいいと思っているだろう。
ぐん、とまたガイウスのちんこが大きくなって、胸を叩いている俺の腕を首に回させて、ガイウスがぎゅうう、と抱きしめてくる。たくましい腕に抱きしめられて、快感に溶け切った頭はそれすら快楽に変換してぎゅうっ、とガイウスの頭を抱きしめる。
「んっ♡ んっ♡ ふぁ♡ ぷはっ♡ イきそ……♡」
「いいよ。一番奥で、出してやる」
「中、は……♡」
「ダメじゃないだろ、ジーク」
「ひ、ぁ……♡」
甘くて低い声で命令されると、快感にとろけきった頭は頷くという選択肢しかくれなくて俺は首を大きく縦に振った。
するとラストスパートなのか、まだ痩せてるとはいえ重いだろう俺の体を上下させて激しく腰に打ちつける。いいところに深く当たって、快感が頭の中で弾けた。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あはっ♡ きもちい♡ きもちいい♡」
「えろいね」
「えろくな……♡ あっ、イく♡ ファーストキス奪われてイく♡ はああああ♡」
ぶしゃ、と腸壁に熱い精液を叩きつけられ、その快楽で俺もちんこから精液を吐き出す。二人の間で挟まった形になっていたから、俺とガイウスの胸と腹を白く染めた。
すごかった。体位を変えてやり方を変えるだけでこんなに気持ちよくなるなんて。抜かれてベッドに寝かされて、はぁ、と満足の息をつくことしかできない。
ガイウスはその顔をじっと見ていたと思うと、ベッドから降りて棚からタオルを取り出して自分の腹と胸を拭いてから俺の腹と胸を清めてくれる。明日、晴れるといいんだけど。
しばらくすると快楽が落ち着いてきて、顔に熱が集まって赤くなってくる。いくら気持ちよかったからって、弱いところを見せすぎた。というか、恥ずかしいところ見られまくった。俺は毛布にくるまって自分のちんこを拭いているガイウスを睨むと、ガイウスはさっぱりした笑顔で言った。
「またヤろうな!」
「ヤらねーよ、ばか!」
「え、もうしないの? じゃあ残念だけど出て行ってもらうしか……」
「べ、別にそこまで言ってないだろ」
「うっそー! びっくりした? ねえびっくりした?」
「こ……」
「こ?」
「殺す!」
「わー! ジークが怒った!」
俺はがばっと起き上がったが、腰が抜けていて立てなかった。また情けない姿を見てにやにやするガイウスに向かって、隣に聞こえてもいいと思うくらい大声で叫んだ。
「この天然セックス中毒クソ野郎!」
「褒められてもなー」
「褒めてねえよ!」
その後正常位で一回、後ろから一回の計三回のセックスでその晩は終わり、俺はよがり狂うはめになったのだ。
晩飯を食べるのかと聞きに来たガイウスにどうして昼飯に呼ばなかったんだ、と言ったら、集中してたからねー、と気遣うような発言が出てきてまたしてもびっくりする。どうしたガイウス。お前レイプ魔じゃなかったのか。それともヤりすぎて本当に枯れたのか? 昨晩飲まされたのは根に持ってるけど。
ガイウスが作る料理を食べて、風呂に入って、ベッドに入った俺は不穏な空気を感じて振り返った。案の定一番上の棚を漁っていたガイウスを見つけて声をかける。
「おい。俺はヤりたいとは言ってねえぞ」
「そっちこそ勘違いしてるな。オレが養って、その代わりにあんたはオレ好みに改造される。二日ヤらなかったんだから溜まるだろ当然。今日はセックスするぞ」
「うえ」
「はいそこ、雰囲気壊すようなこと言わなーい。はい、服脱ごうなー」
「あっ、おい、ちょっと! 俺は子供じゃねえ!」
起き上がらせられて服を脱がされる。下着だけはなんとか死守したくて袖を掴むと、脇腹をくすぐられて力が抜けた隙にずり下ろされる。本当に、セックスは慣れてるな。ムカつくほどに。
「気持ちいいのにそんなに嫌?」
「きっ、気持ちいいのとセックスする恥ずかしさはまた別だろ! こっちは毎回恥ずかしい思いしてるんだぞ!」
「え、そうなんだ。かーわいい」
「お前に言われても嬉しくねえ……」
「いいから、ほらほら。今日は変わった体位試そうな」
俺が膝立ちなのをいいことに、素早く香油を指にたっぷり塗ると俺を抱きしめて動けなくしてから尻の割れ目に指を入れて入り口に指二本を飲みこませる。二日ぶりではさすがに筋肉が固まりきってなくて、香油の滑りもあいまってすんなり受け入れる。
「うっ……く」
「ほら、ここはヤってもいいって言ってるけど?」
「うるさい! は、ほんとにやめ……うー……」
最近は指が出入りする感覚でも気持ちよくなっていた。さすがにちんこを挿れられたときみたいには感じないけど、わりと最初から気持ちよくて言葉が出なくなってしまう。ガイウスもそれがわかっているから強引に指を挿れたのだ。
抱きしめられているから胸を叩けなくて、肩にしがみついて快感をやり過ごす。それでも声が漏れるから、肩に噛みついて声を我慢した。
「あはは。マーキングされちゃった」
「ふ……♡ う……♡」
「かわいいねー、ジーク。すぐよくしてあげるからねー」
「うぅ!? う♡ うう♡」
尻の肉の上からだから、いくらガイウスの指が長くても浅いところにあるいいところには全然届かなくてもどかしい。なにをする気なのかはわからないが、よくないことを企んでいるのは確かだった。
指をばらばらに動かされて、快感が強くなり肩を強く噛んでしまう。跡になると殴られるかと思ったが、そんなことはなかった。ほぐし終わり、抱きしめてる俺の下っ腹に芯を持ち始めたガイウスのちんこを感じて、入り口がきゅ、と締まる。
「あは、かわいいの。そんなに気持ちいい?」
「う……♡ うう……♡」
「あーあ、もうとろとろじゃん。ジークの手で俺のちんこに香油塗ってくれる?」
体を解放されて、長い間噛んでいたからそこは俺の唾液と噛み跡でぐしゃぐしゃだった。痛かったろうに、なんで我慢したんだ?
ガイウスが下着とズボンを脱いで、ぼろん、と半勃ちのちんこを俺の前に出してくるから、俺はガイウスの両手から握らされるように香油の瓶を受け取る。半分とろけた頭で俺の手のひらにたっぷり香油を垂らし、扱くように亀頭から竿の付け根までくちゅくちゅと塗り広げていく。
「……っ」
さすがに気持ちいいのか、ガイウスが息を詰める。なんだかこっちが責めてる気分になって楽しくて、ガイウスがするように強弱をつけて扱き始めるとあっさり勃起した。続けようとする俺の手首を掴んでやめさせ、その場にあぐらをかくと俺の体を膝立ちのまま引き寄せて、ゆっくり腰を落とさせる。
つん、と尻の肉にぬめったガイウスの亀頭が触れる。まさか、このまま向かい合って……? 正常位はもう何回もしてきたけど、確かにこれは初めての体位だ。顔が近いし、ガイウスの紫の瞳がよく見える。
俺はあの快感が忘れられなくて、至近距離でよがってる顔を見られるとか、息がかかりそうだとかそんなことを考えても止まらなくて自分で尻肉を広げて入り口にガイウスの亀頭をあてがい、挿れようとしてもうまく挿入らない。
もどかしく腰を振る俺を堪能したのか、ガイウスがくす、と笑って自分のちんこの根元を持って固定する。するとさっきまで全然だったのにあっさり亀頭の先端を飲みこんだ。そこからは早くて、ぬぬぬぬ、と体重がかかって一気に挿入っていく。
「あぁあっ♡ はぁ……♡ はぁ……♡」
「よくできました」
「ん!? んむ、ちゅ♡ んん……♡」
声がして顔を上げたときには目の前に顔があってキスされていた。俺の、ファーストキス。まさか男に奪われるなんて思ってもみなかった。
器用に舌を入れられ、どうしていいのかわからず怖気ずく俺の舌を絡め取って吸いながら甘く絡める。その手管に俺は脳が一気にとろけていくのを感じた。遊んでるだけあって、キスがうまい。その舌遣いに俺の頭は完全にとろけて、絡められ吸われる舌から伝わる快感を貪り食うただの男になり果てていた。
「……かわいい顔してる」
「……うるさい」
「ふふ。もっと腰寄せて、近づいて。下から突くから、それに合わせて腰振って」
「そんなの、わかんな……」
「ヤってるうちにわかるようになる」
「え……。あっ!? やっ、これ、深い……♡ あん♡」
ずん、と下から突きあげられただけで今までとは別の快感がこみあげてくる。今にも後ろに倒れそうで、思わずガイウスの首に抱きつく形になってしまう。ち、違う。これは甘えてるんじゃない。後ろに倒れそうになったのを支えにしてるだけで……。
「あっ♡ あ、はぁ♡ んっ♡ こう……? ひっ、い♡ これ、だめ♡ やめて♡ 深すぎる♡ 深い、からぁ♡」
「ぱっちゅんぱっちゅんいやらしい音して最高だろ?」
「や、やだぁ♡ ひぃん♡ 腰、止まんな……っ♡ あう♡ う♡ はぁ♡」
ぱっちゅぱっちゅぱっちゅ。リズミカルに尻と腰がぶつかり合って、その度に尻の肉が歪んで今まで挿入っていないところまできていて頭が吹っ飛びそうだった。後ろからのほうが正直好きだったが、これはやばい。覚えたらやみつきになってしまいそうで、俺はぶんぶんと首を横に振りながら喘いだ。
「あっ♡ なんで、こんなに♡ んっ♡ あっ♡」
「オレも気持ちいいよ、ジーク」
「それ、ずる……んむ♡ ちゅ♡ れる♡ んーっ♡」
甘い声で囁かれたと思うと、再び深くキスされる。舌を噛まないようにするので精一杯で腰が止まると、ガイウスが俺の尻肉を掴んで上下に揺さぶった。たまらない。深すぎてどうにかなりそうだ。
「んん♡ ちゅむ♡ ちゅっ♡ じゅる♡ ぷは♡ あっ♡ はぁ……♡ はむ♡ んちゅ♡」
深いキスのどこで息を吸っていいのかわからなくて、酸欠気味になって余計に頭がとろける。死ぬ間際って、こんな感覚なんだろうか。
一方のガイウスはずんずんと突くことをやめない。そうすると気持ちよくて入り口をぎゅうぎゅう締め付けてしまう。そうするとガイウスのものが大きくなって、腸壁を擦る力が強くなって余計に気持ちいい。
「ジーク……」
「なに……♡ んっ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ れる、れろ♡ ぷはっ♡ 息、できな……んむ♡ んんーっ♡」
さすがにもう限界で密着してるから軽くしかガイウスの胸を叩けないけど、それがガイウスの加虐心を煽るらしい。合間に息継ぎを設けてくれるようになったが、キスはやめてはくれなかった。
「はぁ♡ あぁ♡ ちゅ♡ んちゅ♡ んーっ♡ ぷは、はぁ……♡ はむ♡ ひぅ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」
ああ、気持ちいい。ガイウスに抱かれてるのも、これがあるからだ。これがなきゃ絶対にごめんだ。経験豊富さから裏打ちされる快楽。それがなきゃ、とっくに逃げて殺されてもいいと思っているだろう。
ぐん、とまたガイウスのちんこが大きくなって、胸を叩いている俺の腕を首に回させて、ガイウスがぎゅうう、と抱きしめてくる。たくましい腕に抱きしめられて、快感に溶け切った頭はそれすら快楽に変換してぎゅうっ、とガイウスの頭を抱きしめる。
「んっ♡ んっ♡ ふぁ♡ ぷはっ♡ イきそ……♡」
「いいよ。一番奥で、出してやる」
「中、は……♡」
「ダメじゃないだろ、ジーク」
「ひ、ぁ……♡」
甘くて低い声で命令されると、快感にとろけきった頭は頷くという選択肢しかくれなくて俺は首を大きく縦に振った。
するとラストスパートなのか、まだ痩せてるとはいえ重いだろう俺の体を上下させて激しく腰に打ちつける。いいところに深く当たって、快感が頭の中で弾けた。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あはっ♡ きもちい♡ きもちいい♡」
「えろいね」
「えろくな……♡ あっ、イく♡ ファーストキス奪われてイく♡ はああああ♡」
ぶしゃ、と腸壁に熱い精液を叩きつけられ、その快楽で俺もちんこから精液を吐き出す。二人の間で挟まった形になっていたから、俺とガイウスの胸と腹を白く染めた。
すごかった。体位を変えてやり方を変えるだけでこんなに気持ちよくなるなんて。抜かれてベッドに寝かされて、はぁ、と満足の息をつくことしかできない。
ガイウスはその顔をじっと見ていたと思うと、ベッドから降りて棚からタオルを取り出して自分の腹と胸を拭いてから俺の腹と胸を清めてくれる。明日、晴れるといいんだけど。
しばらくすると快楽が落ち着いてきて、顔に熱が集まって赤くなってくる。いくら気持ちよかったからって、弱いところを見せすぎた。というか、恥ずかしいところ見られまくった。俺は毛布にくるまって自分のちんこを拭いているガイウスを睨むと、ガイウスはさっぱりした笑顔で言った。
「またヤろうな!」
「ヤらねーよ、ばか!」
「え、もうしないの? じゃあ残念だけど出て行ってもらうしか……」
「べ、別にそこまで言ってないだろ」
「うっそー! びっくりした? ねえびっくりした?」
「こ……」
「こ?」
「殺す!」
「わー! ジークが怒った!」
俺はがばっと起き上がったが、腰が抜けていて立てなかった。また情けない姿を見てにやにやするガイウスに向かって、隣に聞こえてもいいと思うくらい大声で叫んだ。
「この天然セックス中毒クソ野郎!」
「褒められてもなー」
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