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実力の測定も終わり、今日は普通の授業を行うらしい、それにしても昨日は授業が終わった後、僕が男という事について何人かの人が詰め寄って来て大変だった。
そう思い溜め息を吐いてグデーッとしていると先生が教室に入って来る。
それにしても先生が来る数分前から生徒達が席に着いている様子は壮観である。
ルナ「さて、今日は魔法や魔術についてです」
ルナ「まず魔法と魔術の違いが分かる人は手を挙げて下さい」
すると僕も含め殆どの生徒が手を挙げた。
ルナ「ではグラシースさん、魔法と魔術の違いを言って下さい」
そう言われた眼鏡を掛けた女の子が立ち上がる、彼女は確か、ナターシャ・グラシースという名前だ。
ナターシャ「えーと魔法は確か、生物の体にある変換器を使って魔力を属性魔法にするのと、魔術は魔法陣を描いて空気に含まれる魔力等を使って様々な効果をもたらす物でしたよね」
この答えを聞くと、この世界の人の知能が高い事が窺える。
ルナ「正解です、そして今回は魔法のより詳しい所を教えます」
詳しい所、確かに武術で使われた魔法はグラシースさんの説明には当て嵌まらない物が有った。
ルナ「では気付いている人も居るでしょうが、魔法の中には武術で使われる様な属性魔法に当て嵌まらない物が有ります」
そう先生が言うと数人の生徒がミラール君を見る。
ルナ「武術で使われる魔法には大きく分けて二種類有ります、一つが体の魔力を活性化させ、身体機能を向上させる物で獣人等がよく使う魔法です、そしてミラールさんが使っていたのが体の魔力を身に纏う魔法でこれが一般的な強化魔法と呼ばれる物です」
変換器……この世界の人にしか付いていないのか、前世の世界の人が気付いていないだけなのか、かなり気になる。
そう考えていると、チャイムが鳴り始めた。
ルナ「さて、次の時間は魔法の種類についてです」
そう言って先生は教室から出て行った。
そう思い溜め息を吐いてグデーッとしていると先生が教室に入って来る。
それにしても先生が来る数分前から生徒達が席に着いている様子は壮観である。
ルナ「さて、今日は魔法や魔術についてです」
ルナ「まず魔法と魔術の違いが分かる人は手を挙げて下さい」
すると僕も含め殆どの生徒が手を挙げた。
ルナ「ではグラシースさん、魔法と魔術の違いを言って下さい」
そう言われた眼鏡を掛けた女の子が立ち上がる、彼女は確か、ナターシャ・グラシースという名前だ。
ナターシャ「えーと魔法は確か、生物の体にある変換器を使って魔力を属性魔法にするのと、魔術は魔法陣を描いて空気に含まれる魔力等を使って様々な効果をもたらす物でしたよね」
この答えを聞くと、この世界の人の知能が高い事が窺える。
ルナ「正解です、そして今回は魔法のより詳しい所を教えます」
詳しい所、確かに武術で使われた魔法はグラシースさんの説明には当て嵌まらない物が有った。
ルナ「では気付いている人も居るでしょうが、魔法の中には武術で使われる様な属性魔法に当て嵌まらない物が有ります」
そう先生が言うと数人の生徒がミラール君を見る。
ルナ「武術で使われる魔法には大きく分けて二種類有ります、一つが体の魔力を活性化させ、身体機能を向上させる物で獣人等がよく使う魔法です、そしてミラールさんが使っていたのが体の魔力を身に纏う魔法でこれが一般的な強化魔法と呼ばれる物です」
変換器……この世界の人にしか付いていないのか、前世の世界の人が気付いていないだけなのか、かなり気になる。
そう考えていると、チャイムが鳴り始めた。
ルナ「さて、次の時間は魔法の種類についてです」
そう言って先生は教室から出て行った。
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