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6.子の名前
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まだ外が暗い時間に目が覚めた。俺以外は全員ぐっすりと眠っていた。朝食を作るために、俺は静かにキッチンへ向かう。廊下を歩いていると、ダイニングルームから焼きたてのパンの香ばしい匂いが漂ってきた。部屋を覗くと明かりがついている。そして驚く光景が――。
クロワッサン、蒸した白身魚、チーズ。そして色とりどりの野菜と果物も……。
なんと、色鮮やかで栄養バランスのよさそうな朝食がテーブルの上に並んでいたのだ。
魔王が作ったのか?
でも魔王がいる気配はどこにもない。
上座から席は詰められ、ひとりひとりの席に並べられている料理。近くで料理を眺めていると全ての席にカードが置かれていることに気がついた。
――なんだ、これ?
魔王、勇者、執事、そして一から九までの数字が書かれていた。これってもしかして、座る席か? 子らの名前が数字なのが気になるけど……。
テーブルを眺めていると執事が赤ん坊を抱え、幼児三人を連れて部屋に入ってきた。
「勇者様、おはようございます。こちらは勇者様がご準備なされたのですか?」
「いや、違う。ここに来た時にはもう、準備されていた。魔王が準備したのかと」
「リュオン様が?……いや、この見た目や香りは、違いますね。一体誰が?」
怪訝そうな表情をして料理を眺める執事。
ふたりで首をかしげていると他の子らも入ってきた。中等部のひとりが「ラレスって、誰?」と、執事に訊ねた。
そして、その子は白い封筒を執事に渡した。
「勇者様のお名前がラレス様ですが。これは、どうしたのですか?」
「この封筒、そこの入口に落ちてた」
執事が問うと、子はこの部屋の入口を指さした。さっき通った時には何もなかったような気もするが……。
とりあえず俺はその封筒を執事から受け取る。『ラレス様へ』と封筒に書いてあった。すぐに封を開け、中身を確認してみた。執事も横から覗き込む。
『勇者ラレス様 キャンセルの件、承りました。勇者様の護衛の方々から直接お話をお伺いし、こちらでご朝食の準備をさせていただくこととなりました。どうぞ皆様でお召し上がりください。用意させていただいた料理は、できあがり直後の香りと味を堪能していただくために、特殊な魔法で加工いたしております。少しでも勇者様のお力になれれば幸いです。またいつか、勇者様がゆっくりお泊まりにいらしてくださる日を、心よりお待ちしております。 ホテル ローズプリンス』
俺の護衛って誰だよ――。
「執事、俺の泊まる予定だったホテル、どんな感じでキャンセルしたんだ?」
「昨夜、お詫びの言葉を添えて、勇者様が宿泊をキャンセルされることをお伝えいたしましたが……」
「朝食の話はしたのか? キャンセルは直接ホテルに行ってではないよな?」
「朝食のお話は一切しておりません。キャンセルはここからご連絡をして、お伝えいたしました」
この朝食は、もしかして魔王たちを監視している暗殺集団がホテルにお願いをして……だからホテルが準備をしてくれたのか……そして暗殺集団がここまで運んでテーブルの上に並べてくれたりもした?
「これは、暗殺集団が?」
「そのようですね」
俺はなんとなく天井を向く。
「おい、朝食ありがとな!!」
「ありがとうございます」
俺が叫び執事は小さな声でお礼を言う。すると、どこからか場所は分からなかったが、まるで返事をしてくれたように、コツンと大きな音がした。
「魔王、いないね?」「いつもとなんか違う? いつも通り座っても大丈夫なのかな?」と、子らがざわめいている。
今は、俺が魔王の代わりに、きちんと子らに朝食を食べさせないといけない――。
「執事、料理の前にあるカードはいつもあるのか?」
「いいえ、ございません」
「そうなのか……みんな、自分の番号が書いてあるカードの席に座ってくれ。これは生まれた順番の数字だ」
一番年上が〝1〟、そして赤ん坊を除く一番年下が〝9〟であることを全員に伝えた。
ゲームをしている感覚のように、楽しみながら自分の番号を探し、座る子供たち。
「なぁ、執事……もしかして、ここにいる子供たちって、全員、名前がないのか?」
俺は子らに聞こえないように、小声で執事に尋ねる。
「はい、ございません」
「いつもは数字で呼んでいるのか?」
「いいえ、いつもリュオン様は『おい』『お前』、わたくしは、何でしょうか……用事のある子と目を合わせて、自分に用事があると気がついてもらう感じでしょうか」
全員同じ白いワンピースを身にまとっていて、違いが分かりづらい。だからといって、全員無個性なわけではない。年齢によって姿は違うし、よく見ると微妙に毛の流れや顔つきも違う。それに、まだ共に過ごして日は浅すぎるが、性格もそれぞれ違うことを知った。
――全員に、名前をつけてあげたい。
全員が席に着くと、何か良い案はないかと考えながら俺も座る。
入口から一番遠くにあり、現在空いている席は魔王の席。その横が7番の子。続けて俺、9番、執事、8番と並んでいた。向かい側には、ひとりで食べられる子たちが1番から6番まで順に並んでいた。
ちなみにテーブルの近くに、赤ん坊が過ごす柵があるベビーベッドが置いてある。
子らを眺めていると「朝食、何も準備していなくて、申し訳ない」と、慌てながら魔王が部屋の中に入ってきた。
「リュオン様、ご覧の通り、朝食はきちんと準備されておりますよ」
「な、なんだと?」
執事は微笑み、魔王は驚いた表情をしていた。
「実は、暗殺集団の方々が……」
執事が事情を伝えると魔王も席に着き、クロワッサンをひとくち口に入れた。
「リュオン様、体調はどうですか?」
「あぁ、眠ったら良くなってきた」
「それは、良かったです」
全回復した雰囲気ではないが、昨日よりも魔王の顔色が良くなった気がして、俺も少し安堵した。両隣の子にご飯を食べさせながら、自分も食べる。色とりどりな果物を子に食べさせていると、良いアイディアを思いついた。
「魔王、ひとつ提案があるんだが、いいか?」
「なんだ?」
魔王は俺に対して相変わらずぶっきらぼうだが、今は敵ではないと知ったからか、俺の話を聞いてくれる雰囲気だ。
「子供たちに、名前をつけてあげたい」
「名前だと?」
俺は紫色の皮に包まれているブドウをひとつぶ摘んで魔王に見せる。
「あぁ、ひとりひとりのイメージに合った、果物や色……それを名前にするってどうだろう?」
魔王は顎に手をやり考え込んだ。
「名前、いいな! 実はずっと、憧れていたんだ……」と、期待に胸を膨らましていると明らかに分かる笑顔で、一番年上の子がそう言った。
「……分かった。全員で会議をするか」
魔王のひと言で朝食中に会議が始まり、盛り上がる。本来なら早く食べてと注意したいところだが、こんなに楽しみながら食べる時はないのかもしれないから、このままで良いだろう。
それに、幸せそうな、本当の家族のようにみえた――。
そして話はまとまった。結局俺が最初に出したアイディア、『色』に決まったのだ。本人たちの希望の色を聞き、意見も出し合って名前は決まった。
まずは、中等部の子。上からグリーン、バイオレット、ブラック。
初等部は上からブルー、オレンジ、レッド。
幼児は上から、スカイ、イエロー、ピンク。
そして赤ん坊はホワイトとなった。
「お洋服に、お名前の色のブローチなどを付けるのはいかがでしょうか?」と、執事のアイディアを元に、幸運を運んでくるといわれている四葉のブローチも全員色違いで付けることになった。
名を持った子らは、本当に大喜びで。
その姿を眺めながら魔王と執事も微笑みをみせ。
俺も、うれしさで笑顔が込み上げてきた――。
クロワッサン、蒸した白身魚、チーズ。そして色とりどりの野菜と果物も……。
なんと、色鮮やかで栄養バランスのよさそうな朝食がテーブルの上に並んでいたのだ。
魔王が作ったのか?
でも魔王がいる気配はどこにもない。
上座から席は詰められ、ひとりひとりの席に並べられている料理。近くで料理を眺めていると全ての席にカードが置かれていることに気がついた。
――なんだ、これ?
魔王、勇者、執事、そして一から九までの数字が書かれていた。これってもしかして、座る席か? 子らの名前が数字なのが気になるけど……。
テーブルを眺めていると執事が赤ん坊を抱え、幼児三人を連れて部屋に入ってきた。
「勇者様、おはようございます。こちらは勇者様がご準備なされたのですか?」
「いや、違う。ここに来た時にはもう、準備されていた。魔王が準備したのかと」
「リュオン様が?……いや、この見た目や香りは、違いますね。一体誰が?」
怪訝そうな表情をして料理を眺める執事。
ふたりで首をかしげていると他の子らも入ってきた。中等部のひとりが「ラレスって、誰?」と、執事に訊ねた。
そして、その子は白い封筒を執事に渡した。
「勇者様のお名前がラレス様ですが。これは、どうしたのですか?」
「この封筒、そこの入口に落ちてた」
執事が問うと、子はこの部屋の入口を指さした。さっき通った時には何もなかったような気もするが……。
とりあえず俺はその封筒を執事から受け取る。『ラレス様へ』と封筒に書いてあった。すぐに封を開け、中身を確認してみた。執事も横から覗き込む。
『勇者ラレス様 キャンセルの件、承りました。勇者様の護衛の方々から直接お話をお伺いし、こちらでご朝食の準備をさせていただくこととなりました。どうぞ皆様でお召し上がりください。用意させていただいた料理は、できあがり直後の香りと味を堪能していただくために、特殊な魔法で加工いたしております。少しでも勇者様のお力になれれば幸いです。またいつか、勇者様がゆっくりお泊まりにいらしてくださる日を、心よりお待ちしております。 ホテル ローズプリンス』
俺の護衛って誰だよ――。
「執事、俺の泊まる予定だったホテル、どんな感じでキャンセルしたんだ?」
「昨夜、お詫びの言葉を添えて、勇者様が宿泊をキャンセルされることをお伝えいたしましたが……」
「朝食の話はしたのか? キャンセルは直接ホテルに行ってではないよな?」
「朝食のお話は一切しておりません。キャンセルはここからご連絡をして、お伝えいたしました」
この朝食は、もしかして魔王たちを監視している暗殺集団がホテルにお願いをして……だからホテルが準備をしてくれたのか……そして暗殺集団がここまで運んでテーブルの上に並べてくれたりもした?
「これは、暗殺集団が?」
「そのようですね」
俺はなんとなく天井を向く。
「おい、朝食ありがとな!!」
「ありがとうございます」
俺が叫び執事は小さな声でお礼を言う。すると、どこからか場所は分からなかったが、まるで返事をしてくれたように、コツンと大きな音がした。
「魔王、いないね?」「いつもとなんか違う? いつも通り座っても大丈夫なのかな?」と、子らがざわめいている。
今は、俺が魔王の代わりに、きちんと子らに朝食を食べさせないといけない――。
「執事、料理の前にあるカードはいつもあるのか?」
「いいえ、ございません」
「そうなのか……みんな、自分の番号が書いてあるカードの席に座ってくれ。これは生まれた順番の数字だ」
一番年上が〝1〟、そして赤ん坊を除く一番年下が〝9〟であることを全員に伝えた。
ゲームをしている感覚のように、楽しみながら自分の番号を探し、座る子供たち。
「なぁ、執事……もしかして、ここにいる子供たちって、全員、名前がないのか?」
俺は子らに聞こえないように、小声で執事に尋ねる。
「はい、ございません」
「いつもは数字で呼んでいるのか?」
「いいえ、いつもリュオン様は『おい』『お前』、わたくしは、何でしょうか……用事のある子と目を合わせて、自分に用事があると気がついてもらう感じでしょうか」
全員同じ白いワンピースを身にまとっていて、違いが分かりづらい。だからといって、全員無個性なわけではない。年齢によって姿は違うし、よく見ると微妙に毛の流れや顔つきも違う。それに、まだ共に過ごして日は浅すぎるが、性格もそれぞれ違うことを知った。
――全員に、名前をつけてあげたい。
全員が席に着くと、何か良い案はないかと考えながら俺も座る。
入口から一番遠くにあり、現在空いている席は魔王の席。その横が7番の子。続けて俺、9番、執事、8番と並んでいた。向かい側には、ひとりで食べられる子たちが1番から6番まで順に並んでいた。
ちなみにテーブルの近くに、赤ん坊が過ごす柵があるベビーベッドが置いてある。
子らを眺めていると「朝食、何も準備していなくて、申し訳ない」と、慌てながら魔王が部屋の中に入ってきた。
「リュオン様、ご覧の通り、朝食はきちんと準備されておりますよ」
「な、なんだと?」
執事は微笑み、魔王は驚いた表情をしていた。
「実は、暗殺集団の方々が……」
執事が事情を伝えると魔王も席に着き、クロワッサンをひとくち口に入れた。
「リュオン様、体調はどうですか?」
「あぁ、眠ったら良くなってきた」
「それは、良かったです」
全回復した雰囲気ではないが、昨日よりも魔王の顔色が良くなった気がして、俺も少し安堵した。両隣の子にご飯を食べさせながら、自分も食べる。色とりどりな果物を子に食べさせていると、良いアイディアを思いついた。
「魔王、ひとつ提案があるんだが、いいか?」
「なんだ?」
魔王は俺に対して相変わらずぶっきらぼうだが、今は敵ではないと知ったからか、俺の話を聞いてくれる雰囲気だ。
「子供たちに、名前をつけてあげたい」
「名前だと?」
俺は紫色の皮に包まれているブドウをひとつぶ摘んで魔王に見せる。
「あぁ、ひとりひとりのイメージに合った、果物や色……それを名前にするってどうだろう?」
魔王は顎に手をやり考え込んだ。
「名前、いいな! 実はずっと、憧れていたんだ……」と、期待に胸を膨らましていると明らかに分かる笑顔で、一番年上の子がそう言った。
「……分かった。全員で会議をするか」
魔王のひと言で朝食中に会議が始まり、盛り上がる。本来なら早く食べてと注意したいところだが、こんなに楽しみながら食べる時はないのかもしれないから、このままで良いだろう。
それに、幸せそうな、本当の家族のようにみえた――。
そして話はまとまった。結局俺が最初に出したアイディア、『色』に決まったのだ。本人たちの希望の色を聞き、意見も出し合って名前は決まった。
まずは、中等部の子。上からグリーン、バイオレット、ブラック。
初等部は上からブルー、オレンジ、レッド。
幼児は上から、スカイ、イエロー、ピンク。
そして赤ん坊はホワイトとなった。
「お洋服に、お名前の色のブローチなどを付けるのはいかがでしょうか?」と、執事のアイディアを元に、幸運を運んでくるといわれている四葉のブローチも全員色違いで付けることになった。
名を持った子らは、本当に大喜びで。
その姿を眺めながら魔王と執事も微笑みをみせ。
俺も、うれしさで笑顔が込み上げてきた――。
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