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「おい、衛士!?」
「あ、あ、あれ……え、え? 凪さん……え? 俺、いま、あれ? ふ、振られ……、……え?」
「衛士、落ち着け」
「あ、凪さん。はは……えっと、え、えっと……えっと……」
……駄目だ、衛士は落ち着きそうにない。
衛士が取り乱すかもしれないと覚悟はしていたけれど、まさかここまでとは……。
「衛士、聞いてくれ」
「嫌っす」
それまで目を泳がせていたくせに、俺が言うや、衛士はそう言い放つ。だけど、ここで躊躇っては、衛士が傷つくと分かっていて断言した意味がなくなってしまう。
「……聞いてくれ、衛士」
「嫌っす」
「俺は、おまえとは付き合えない」
「嫌だ」
「おまえと付き合えば、俺はおまえをもっと傷つける」
「……なんで?」
嫌以外の言葉が衛士の口を衝く。俺には、その疑問に誠心誠意、答える義務があるのだろう。
「最初のとき――この部屋で、泥酔した俺がおまえと初めて会ったとき、おまえに動画を見せてもらったろ? あのときは、きっと記憶が曖昧になるほど酔っ払ったせいだと思っていた。でも、この前の通話で、お……オナニーしちまったとき、そうじゃなかったんだと分かってしまった」
自分でも要領を得ていないと思う俺の告白を、衛士は黙って、でも俺の顔に視線をまっすぐ貼り付けたまま聞いている。俺はその視線から逃げたくなる気持ちに鞭を入れて、言葉を吐き出した。
「俺は欲情すると、衛士――おまえを滅茶苦茶にしたくて堪らなくなるんだ。苦しげに眉を寄せているのを見て、ぞくぞくしたんだ。恥ずかしがらせて、馬鹿にして、泣かせてみたくなるんだ。おまえが泣きながら怒るくらい気持ちをぐちゃぐちゃにしたところを見てみたい、俺が――俺の手でそのくらいグチャグチャにしてやりたい、と思ってしまうんだ。だから――だから、おまえとは付き合えない。おまえが悪いわけじゃないのに、すまない……」
……きちんと言えただろうか?
俺自身でも整理を付けかねているこの心情が、衛士にきちんと伝わってくれただろうか?
「……」
衛士は何も言ってくれない――あ、いや。口はぽかんと半開きのまま動かないでいるけれど、目が言っていた。
このひとは何を言っているのだろうか、と。
「あ……すまん、俺の言い方が下手で、きちと伝わらなかったみたいだな。もう一回言うか――」
ずいっと突き出された衛士の手の平が、俺の言葉を遮った。
「……凪さん、確認させてください」
「お、おう」
「凪さんが俺と付き合えない理由は、勃起すると俺にイラマとか言葉責めとか、そういうふうに意地悪したくなるから……と?」
「意地悪……という言い方は、大分マイルドだと思うんだが、まあ……」
「他に付き合えない理由はない、と」
「……そうだな」
「だったら問題ないっす」
能面のようだった顔に、ぱっと笑顔が花咲いた。
そのいきなりすぎる表情変化に、今度は俺がぽかんとしてしまう。
「え……問題ないって、なんで――」
「だって俺、凪さんに意地悪されるの好きっすもん!」
衛士は満面の笑顔で、聞き間違いようがないほど朗らかに言い放った。
「――は?」
俺はといえば、一言、というか一音をぽろっと口から零すことしかできない。そんな俺に、衛士は嬉しくて仕方ないといった面持ちで言い募ってくる。
「もう、もう! 凪さんがすっげー大真面目に言ってくるから、ガチで駄目なのかと思っちゃったっすよ。でも、そんなことで悩んでたんなら、もっと早く言ってくれたらよかったのに。そしたら、凪さんも思い詰めなくてよかったし、俺もこんな死ぬほどおっかないドッキリ食らわなくて済んだんすからぁ」
「ドッキリって……俺は真面目な話をして――」
「俺だって大真面目に言ってますよ!」
俺が少しムッとして言い返したら、それ以上の顰めっ面で怒鳴り返された。
「もうこの際だから、はっきり言わせてもらうっすけど、凪さんはちょっと俺のこと分かってないっす!」
「……みたいだな」
「だな、じゃないっすよ! そこは、分かろうと努力するところなんです! 努力しようともしないで、じゃあ別れよう、みたいなのは最悪っす!」
「そんなこと言っ――」
「そなこと言ったって、は通じないっすよ。最初から俺に言ってくれていれば、こんなドッキリみたいな回り道しないで、なんだぁそうだったんすかぁ、で終わっていた話だったんすよ。それは分かってるっすよね?」
「そ、それは結果論で――」
「結果が分かんないから、俺に相談しないで自分一人でゴメンナサイにして終わりにすればいいや、と思ったわけっすか。凪さん、やっぱりちょっと……いや、ちょっとじゃなく思いっきり、俺のこと軽く見過ぎっす!」
「……」
衛士の勢いに呑まれて、俺はとうとう一言も言い返せなかった。
そんなつもりじゃないとか、俺なりに真剣に考えてとか――浮かんできた言葉の全てが、衛士の目尻に溜まった涙に比べたら、中身のない言い訳でしかないと分かってしまったからだ。
――ああ、そうか。
衛士の潤んだ瞳を見つめていたら、ふっと自然に理解できた。
俺は衛士に嫌われたくなかったんだ。
付き合ってから嫌われるのが怖くて、付き合わなければ嫌われなくて済む――なんて子供みたいな思考になっていたんだ。
俺は、なんて――
「――あぁッ!!」
「凪さん!?」
衛士が慌てふためく。こいつからすれば、俺は黙りこくったかと思ったら、いきなり両手で顔を覆って叫びだしたのだから、それも当然だろう。
「な、凪さん。俺、ちょっと言い過ぎたかも……すっ、すいません!」
「……いや、おまえは少しも悪くねぇ。俺が、もう……あぁ! ああぁッ!!」
「凪さぁん!?」
顔を覆っていても、衛士が大慌てしている姿が容易に想像できる。
想像の目で見るその姿に、自分自身への恥ずかしさで叫んでいた心にも笑いの風が吹き抜けていく。
「ふっ……くふ……」
「急に叫んだと思ったら、今度は笑い出したっす……凪さん、俺に怒鳴られたのがショックすぎてネジが外れちゃったとか……っすか?」
「んなわけあるか」
俺は顔を上げて、衛士をじとっと睨めつけた。もっとも、恥ずかしさで顔が熱いは視線が上手く定まらないはで、全く迫力のない目になってしまったが。
「わ……凪さん、その目、なんかエロい……」
「……衛士。本当にいいんだな?」
なぜか頬を染めた衛士に、俺はそう問う。
「はい」
衛士は、何が、と聞き返すことなく、笑顔で頷いた。
「……俺、本気でおまえのこと泣かせにいくかもしれねぇぞ」
「はい、楽しみっす」
「っつか、いまもうすでに、おまえのその笑ってる顔が涙でぐしゃぐしゃになったらすげーエロいだろうな、って思ってるぞ」
「はうっ♥」
「……いいんだな?」
「いいっす……あ、でも」
「でも?」
「一回、ちゃんと聞かせて欲しいっす。俺のこと、その――」
睫を伏せて、目線を惑わせ、衛士は含羞む。
俺はその肩に両手を置く。
「あ……」
衛士がそれでも目を逸らすから、俺は片手を肩から頬へとやる。
「……っ」
それでもなお顔を背けようとしたので、頬ではなく顎を押さえた。
それでようやく、衛士は大人しくなってくれた。
「……」
縋るように、期待するように俺を見る潤んだ瞳が、俺に最後の勇気をくれる。
だからなのか、その言葉は想像していたよりもずっと素直に言えた。
「衛士、おまえが好きだ。俺と付き合ってくれ」
「……はい。これから、よろしく……っす」
衛士が頬笑むと、目の端に溜まっていた涙がぽろりと零れた。
「あ、あ、あれ……え、え? 凪さん……え? 俺、いま、あれ? ふ、振られ……、……え?」
「衛士、落ち着け」
「あ、凪さん。はは……えっと、え、えっと……えっと……」
……駄目だ、衛士は落ち着きそうにない。
衛士が取り乱すかもしれないと覚悟はしていたけれど、まさかここまでとは……。
「衛士、聞いてくれ」
「嫌っす」
それまで目を泳がせていたくせに、俺が言うや、衛士はそう言い放つ。だけど、ここで躊躇っては、衛士が傷つくと分かっていて断言した意味がなくなってしまう。
「……聞いてくれ、衛士」
「嫌っす」
「俺は、おまえとは付き合えない」
「嫌だ」
「おまえと付き合えば、俺はおまえをもっと傷つける」
「……なんで?」
嫌以外の言葉が衛士の口を衝く。俺には、その疑問に誠心誠意、答える義務があるのだろう。
「最初のとき――この部屋で、泥酔した俺がおまえと初めて会ったとき、おまえに動画を見せてもらったろ? あのときは、きっと記憶が曖昧になるほど酔っ払ったせいだと思っていた。でも、この前の通話で、お……オナニーしちまったとき、そうじゃなかったんだと分かってしまった」
自分でも要領を得ていないと思う俺の告白を、衛士は黙って、でも俺の顔に視線をまっすぐ貼り付けたまま聞いている。俺はその視線から逃げたくなる気持ちに鞭を入れて、言葉を吐き出した。
「俺は欲情すると、衛士――おまえを滅茶苦茶にしたくて堪らなくなるんだ。苦しげに眉を寄せているのを見て、ぞくぞくしたんだ。恥ずかしがらせて、馬鹿にして、泣かせてみたくなるんだ。おまえが泣きながら怒るくらい気持ちをぐちゃぐちゃにしたところを見てみたい、俺が――俺の手でそのくらいグチャグチャにしてやりたい、と思ってしまうんだ。だから――だから、おまえとは付き合えない。おまえが悪いわけじゃないのに、すまない……」
……きちんと言えただろうか?
俺自身でも整理を付けかねているこの心情が、衛士にきちんと伝わってくれただろうか?
「……」
衛士は何も言ってくれない――あ、いや。口はぽかんと半開きのまま動かないでいるけれど、目が言っていた。
このひとは何を言っているのだろうか、と。
「あ……すまん、俺の言い方が下手で、きちと伝わらなかったみたいだな。もう一回言うか――」
ずいっと突き出された衛士の手の平が、俺の言葉を遮った。
「……凪さん、確認させてください」
「お、おう」
「凪さんが俺と付き合えない理由は、勃起すると俺にイラマとか言葉責めとか、そういうふうに意地悪したくなるから……と?」
「意地悪……という言い方は、大分マイルドだと思うんだが、まあ……」
「他に付き合えない理由はない、と」
「……そうだな」
「だったら問題ないっす」
能面のようだった顔に、ぱっと笑顔が花咲いた。
そのいきなりすぎる表情変化に、今度は俺がぽかんとしてしまう。
「え……問題ないって、なんで――」
「だって俺、凪さんに意地悪されるの好きっすもん!」
衛士は満面の笑顔で、聞き間違いようがないほど朗らかに言い放った。
「――は?」
俺はといえば、一言、というか一音をぽろっと口から零すことしかできない。そんな俺に、衛士は嬉しくて仕方ないといった面持ちで言い募ってくる。
「もう、もう! 凪さんがすっげー大真面目に言ってくるから、ガチで駄目なのかと思っちゃったっすよ。でも、そんなことで悩んでたんなら、もっと早く言ってくれたらよかったのに。そしたら、凪さんも思い詰めなくてよかったし、俺もこんな死ぬほどおっかないドッキリ食らわなくて済んだんすからぁ」
「ドッキリって……俺は真面目な話をして――」
「俺だって大真面目に言ってますよ!」
俺が少しムッとして言い返したら、それ以上の顰めっ面で怒鳴り返された。
「もうこの際だから、はっきり言わせてもらうっすけど、凪さんはちょっと俺のこと分かってないっす!」
「……みたいだな」
「だな、じゃないっすよ! そこは、分かろうと努力するところなんです! 努力しようともしないで、じゃあ別れよう、みたいなのは最悪っす!」
「そんなこと言っ――」
「そなこと言ったって、は通じないっすよ。最初から俺に言ってくれていれば、こんなドッキリみたいな回り道しないで、なんだぁそうだったんすかぁ、で終わっていた話だったんすよ。それは分かってるっすよね?」
「そ、それは結果論で――」
「結果が分かんないから、俺に相談しないで自分一人でゴメンナサイにして終わりにすればいいや、と思ったわけっすか。凪さん、やっぱりちょっと……いや、ちょっとじゃなく思いっきり、俺のこと軽く見過ぎっす!」
「……」
衛士の勢いに呑まれて、俺はとうとう一言も言い返せなかった。
そんなつもりじゃないとか、俺なりに真剣に考えてとか――浮かんできた言葉の全てが、衛士の目尻に溜まった涙に比べたら、中身のない言い訳でしかないと分かってしまったからだ。
――ああ、そうか。
衛士の潤んだ瞳を見つめていたら、ふっと自然に理解できた。
俺は衛士に嫌われたくなかったんだ。
付き合ってから嫌われるのが怖くて、付き合わなければ嫌われなくて済む――なんて子供みたいな思考になっていたんだ。
俺は、なんて――
「――あぁッ!!」
「凪さん!?」
衛士が慌てふためく。こいつからすれば、俺は黙りこくったかと思ったら、いきなり両手で顔を覆って叫びだしたのだから、それも当然だろう。
「な、凪さん。俺、ちょっと言い過ぎたかも……すっ、すいません!」
「……いや、おまえは少しも悪くねぇ。俺が、もう……あぁ! ああぁッ!!」
「凪さぁん!?」
顔を覆っていても、衛士が大慌てしている姿が容易に想像できる。
想像の目で見るその姿に、自分自身への恥ずかしさで叫んでいた心にも笑いの風が吹き抜けていく。
「ふっ……くふ……」
「急に叫んだと思ったら、今度は笑い出したっす……凪さん、俺に怒鳴られたのがショックすぎてネジが外れちゃったとか……っすか?」
「んなわけあるか」
俺は顔を上げて、衛士をじとっと睨めつけた。もっとも、恥ずかしさで顔が熱いは視線が上手く定まらないはで、全く迫力のない目になってしまったが。
「わ……凪さん、その目、なんかエロい……」
「……衛士。本当にいいんだな?」
なぜか頬を染めた衛士に、俺はそう問う。
「はい」
衛士は、何が、と聞き返すことなく、笑顔で頷いた。
「……俺、本気でおまえのこと泣かせにいくかもしれねぇぞ」
「はい、楽しみっす」
「っつか、いまもうすでに、おまえのその笑ってる顔が涙でぐしゃぐしゃになったらすげーエロいだろうな、って思ってるぞ」
「はうっ♥」
「……いいんだな?」
「いいっす……あ、でも」
「でも?」
「一回、ちゃんと聞かせて欲しいっす。俺のこと、その――」
睫を伏せて、目線を惑わせ、衛士は含羞む。
俺はその肩に両手を置く。
「あ……」
衛士がそれでも目を逸らすから、俺は片手を肩から頬へとやる。
「……っ」
それでもなお顔を背けようとしたので、頬ではなく顎を押さえた。
それでようやく、衛士は大人しくなってくれた。
「……」
縋るように、期待するように俺を見る潤んだ瞳が、俺に最後の勇気をくれる。
だからなのか、その言葉は想像していたよりもずっと素直に言えた。
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