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「真面目=フェラ了解」になっていたっぽい。
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朝起きたら、世の中の常識がちょっと変わっていて、「痴漢を受け入れるのは良いこと」になっていた。真面目な委員長が中年サラリーマンに痴漢されて、お目々ハートの蕩け顔になっていたのは衝撃的だった。
わたし自身もおっさん二人に左右からおっぱいを触られまくったけれど、そのおっさんたちは当たり前のことをしているだけという自然な態度だったし、周りの乗客もわたしが痴漢されていることを全然気にしている様子がなかったし……というか普通に、車内では女子の誰もが痴漢されながら普通に友達同士で会話したり、スマホを見たりしていた。
そんな痴漢だらけの車内を見て、わたしも「あー、そういうことなのかな」と察し、大人しく痴漢を受け入れて過ごしたのだった。
最終的に、委員長は馴染みらしい痴漢おっさんが降りる駅まで痴漢されていくことを選んで、学校のある駅を乗り越していった。よく分からないけれど、それは良いことなので、証拠写真を提出すれば公欠扱いになるし、内申点も上がるのだとか。推薦入試を狙っている委員長が言うのだから、たぶん間違いないのだろう。たぶん。
――とまあ、そんなわけで、わたしは学校に着くとすぐに職員室へ向かった。スマホで撮った委員長と痴漢おっさんのツーショットを担任の先生に見せるためだ。
「失礼します」
引き戸を開けて職員室に入ると、先生たちが銘々の机に向かって何か作業していた。わたし、今朝はいつもより早めに登校しているのに、先生たちはとっくに来ていてお仕事開始している。すごいなぁと思う。
「お、鷦鷯か。早いな」
「先生、おはようございます」
担任の先生が座っているところまで行って、ぺこりと頭を下げる。
うちの担任は万年ジャージの独身アラサー男だ。無精髭はないけれど、髪型が地味でボサボサで、全体的にもっさい。ギリおっさんとは呼ばないでやってもいいけれど、もっと身嗜みに気を使ってほしい。
「先生、あの――」
とスマホを見せようとして、ふと考えてしまった。
――これ、本当に見せていいやつ? 電車でのことが夢だったら、色々終わっちゃうのでは? 縦しんば、あれが夢じゃなかったとしても、突然常識が変わったのなら、また突然戻っていることも有り得るのでは?
「どうした、鷦鷯?」
「い、いえ……その……」
言い淀むわたしに、先生は訝しげに首を傾げたけれど、すぐに破顔した。
「なにか相談があるんだったら遠慮するなよ」
「はい」
「で……急ぎの話ってわけじゃないんだったら、まずはこっちを頼めるか」
先生はそう言うと椅子から少しだけ腰を浮かせて、まるで洋式便器で用を足すときのように、ズボンと下着を足元までずるっと脱いだ。
「……あー、なるほど」
わたし、一瞬で理解。
あれは夢じゃなかったし、戻ってもいないわけですね。はい。
念のために周りをちらっと確認してみたら、他の席でも男性教師が女生徒に淫行している現場がちらほらあった。
すぐに気づかなかったのは、ほとんどの先生が椅子に座ったまま、しゃがませた女子にフェラさせていたからだ。女子は机の陰に隠れていて見えなかったけれど、先生たちの顔はお風呂に浸かっているみたいに緩んでいたから、そのつもりで見てみると、えっちなことをしている最中なのは一目瞭然だった。
「鷦鷯、頼む」
担任の先生が、股間の勃起ちんこを丸出しにして、わたしを見上げる。
「……はい」
わたしは溜め息を隠しながら返事して、先生の足元にしゃがんだ。
「時間も無いし、手早く頼むぞ」
「――んぐッ!?」
頼むぞ、と言いながら、先生はわたしの後頭部を抱え込んで、ぐいっと自分の股間に引き寄せてきた。
顔面からすっ転ぶ形になったわたしは、そのまま鼻先を勃起ちんぽの先っぽに押し付けてしまう。
うあっ……匂いが……。
べつに先生が不潔にしているとかではないが、鼻を密着させられたら、どうしたって匂いがしてしまう。汗とおしっこの混ざったような……トイレの臭いとも少し違った、ちんこの匂いとしか形容できない匂いだ。
そこまで臭かったわけでもないけれど、反射的に鼻で息するのを止めて、口を開き、すぅっと息を吸い込んだ。
そのタイミングで、先生にまた後頭部をぐいっとされ――
「――んもおぉッ!?」
半開きになっていた唇を上下に割り広げるみたくして、勃起ちんぽを口内に押し込まれた。
さっき鼻先に押し付けられたときは、ぶっちゃけそこまで大きくないかも、なんて思っていたけど、実際に頬張らされてみると、先っぽが喉奥の狭いところに当たってきて、すごい苦しい。
まあ、よく考えてみたら、そりゃそうだよね。
バナナよりミニサイズだし余裕かな、と思ったのだけど、バナナを半分に切ったのだって、丸ごと頬張れるわけがないのだ。従って、バナナ半分よりは長い勃起ちんこを頬張れるはずがなかった。
その頬張れないものを無理やり頬張らされているのが現状なわけで、しかもそれをやっているのが担任の先生で……。
「んっ……んぐっ、ん、んうぅ……!」
現状に思いを馳せたら、急に悲しくなってきて、ちょっと泣けてきてしまった。
あ、逆かも。息苦しさと嘔吐感のせいで生理的に涙が滲んできて、その涙に引っ張られて悲しい気持ちになったのかも。
どっちにしても、わたしは恨みがましい涙目で先生を睨んだというのに、先生はそんなわたしの顔を見下ろして、じつに気持ちよさそうに頬を緩ませやがった。
「おっ、分かってるじゃないか。フェラのときに、そうやって潤んだ瞳の上目遣いで見つめられるの、先生、大好きなんだよ」
「……んうぅ」
良かったですね、と皮肉をたっぷり視線に込める。
「ははっ、そんなに見つめるな。先生だって照れるんだぞ」
見つめるんじゃないよ、睨んでるんだよ! 照れ笑いすんな! 噛むぞ! ……そんな意思を込めて、眉間にくっきり皺が寄るくらい睨んでやろうとしたわたしの後頭部を、先生が両手で抱えた。
あ、嫌な予感が――
「けどな、鷦鷯。今朝は本当にもう時間ないから、雑に使わせてもらうな」
「んっぐうううぅッ!!」
先生はわたしの頭をいっそう強く抱え寄せると、腰を前後にガクガク揺さぶり始めた。
わたしの鼻と先生の恥骨がくっつくまで頭を抱えられたから、腰振りの振動が直接、脳まで響いてくる。ちんぽの先が嵌っている喉が、オエッ、オエッと餌付いて、仕方ない。反射的に溢れ出す涎を吐き出すこともできなくて、必死で飲み込む羽目になる。
息苦しさで鼻呼吸するときに涎を飲もうとすると、涎が気管支に入りかけて、ゲホゲホと噎せてしまう。なのに先生は「あー」とか「おぉー」とか気持ち良さげに呻きながら、腰をぐいんぐいん揺するのを止めてくれずに、わたしの喉でちんこの先を抉ってくる。
文字通りに口を塞がれていて「止めて」と言えない以上、もういっそ噛むか、とも思ったのだけど、すんでのところで思い留まった。
これは酷いことでもなんでもなく、この世界では当たり前のことなのだろう。だから、ここで先生のちんこを噛んだら、わたしのほうが悪いことをしたと非難されかねない。だから、噛むのは最後の手段として、さっさと射精させる方向で頑張ることにした。
――じゅっぼ❤ じゅっぼ❤
――じゅっぼっじゅっぼじゅっぼ❤
「うっ……うおぉッ!?」
先生の狼狽えたみたいな太い悲鳴を聞きながら、わたしは吸引力だけで勃起ちんぽを付け根から引っこ抜いてやるつもりで、じゅぼじゅぼバキュームしまくる。そうしながら、舌も犬の尻尾みたいに、左右にぐりんぐりん振りまくる。
頬をベコッと凹ませ、唇をブチュっと突き出し、ときどき舌先をレロレロ覗かせて……たぶん死ぬほど不細工な顔だ。こんな顔を先生や周りに、一秒だって長く見せていたくない!
――じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ❤
――じゅぼぼぼぼぼッ❤❤
「うあっ! 出るっ……ううぅ――ッ!!」
「――んびゅッ!?」
先生の大きなうめき声に合わせて、喉奥まで嵌め込まれている勃起ちんぽが、ぐわっと膨らみ、跳ねる。そして直後、生温かい液体が、食道へとジョボジョボ流し込まれていった。
そうなると分かっていたけれど、それでも慌てて喉を鳴らして、わたしは射精汁をごくごく飲み干していく。
「んっ……んっ……んぐ……っふぁ……ッ」
鼻呼吸しながら喉を鳴らすたび、鼻孔に生臭い風味が抜けていき、口内には塩っぱい味わいが広がっていく。
あ……そっか。
これが精液の匂いと味なのかぁ……。
こってりどろどろの豚骨スープに生魚と青野菜と一摘みの塩を投入して一晩寝かせたみたいな、青臭くて生臭くて、でも慣れれば癖になりそうな予感のする味ですね、はい。
などと脳内食レポしながら肉棒から口を離したわたしに、先生が嬉しげな声をかけてくる。
「おっ、飲んでくれたのか。今朝は優等生だな、鷦鷯」
そう言いながら、ふにゃっとした肉棒で、わたしの頬をズリズリと撫でてくる……あ、違うや、これ。涎と精液でベチョったちんぽを、わたしの頬で拭っているんだ。わたしの頬をティッシュにしてるんだ。
先生、最っ低ぇ……。
「おっ、いいぞ、その上目遣い。男はそういう感じで可愛く睨まれるのも好きだって、よく分かっているじゃないか」
ハッハッと笑いながら、柔らかちんぽでほっぺたペチペチしてくる先生だった。文句を言ってやろうかと思ったら、顔をウェットティッシュでごしごし拭われた。
「ほれ、これで拭いとけ。お疲れさんな」
先生はわたしの顔にウェットティッシュを押し付けたまま言うと、回転椅子をくるっと机向きに戻して、何かの作業を始めてしまった。
その切り替えの速さにビックリですよ。そういえば男のひとって、射精すると賢者タイムになるんでしたっけ。
そう思って周りを見れば、女生徒にお口奉仕させていた他の先生らも同じように机に向かっていて、ご奉仕を終えた女生徒は一礼してから職員室を出ていくところだった。
扱いへの抗議も、甘々なピロートークもない。先生のほうも女生徒のほうも「先生に頼まれた用事が終わったので帰ります」「はい、ご苦労さん」くらいのノリだ。
去っていく女生徒はだいたいウェットティッシュで頬や口元を拭っていたから、みんな、わたしと同じく、顔面でちんぽ拭きされたのだろう。あ、もしかしたら、顔射された子もいるのかも。
ともかく、そんなことをされたのに、とくに気にした様子もなく普通に立ち去っているので、やっぱりこれは普通のことみたいだ。なら、わたし一人が文句を言ったって意味ないし、諦めよう。というか――うん、よく考えたら、べつにそこまで文句もなかったや。
強いて言うなら、「洗顔料なんて持ってきてないんだけど、さっきの子たちなら持ってるかな。貸してもらえるかな?」くらいだ。
「おっと、そうだった」
さっきの子たちを追いかけないと、と思っているのに、先生が呼び止めてくる。
「なんですか?」
わたしの返事は、ちょっぴりぶっきらぼうだ。
「何か俺に用事があったんじゃないのか?」
「……あっ」
わたしはすっかり忘れていた委員長からの伝言を先生に伝えて、写真を見せた。
委員長の公欠届は恙無く受理されたけれど、わたしが職員室を出たときにはもう、さっきの子たちはとっくに影も形もなくなっていたし、わたしの頬はとっくに乾いた精液でガビガビになっていた。
「とほほ……」
ベタな感じに嘆きながら廊下をとぼとぼ歩いていたら、登校してきた友達に出くわして、「あんた、その顔! 洗顔料、無いの? 忘れた? 貸したげるよ」という感じで無事にお顔スッキリできたのだけど……
教室に戻ったら、以前から仲の良かった男子数名に囲まれて、いきなりキスされて胸を揉まれてクンニされて、予鈴が鳴るまでに二回ほどイかされながら、どうやら今日のわたしはそういう当番の日らしいと気付かされることになった。
だけどもまあ、その話はまた別の機会に。
わたし自身もおっさん二人に左右からおっぱいを触られまくったけれど、そのおっさんたちは当たり前のことをしているだけという自然な態度だったし、周りの乗客もわたしが痴漢されていることを全然気にしている様子がなかったし……というか普通に、車内では女子の誰もが痴漢されながら普通に友達同士で会話したり、スマホを見たりしていた。
そんな痴漢だらけの車内を見て、わたしも「あー、そういうことなのかな」と察し、大人しく痴漢を受け入れて過ごしたのだった。
最終的に、委員長は馴染みらしい痴漢おっさんが降りる駅まで痴漢されていくことを選んで、学校のある駅を乗り越していった。よく分からないけれど、それは良いことなので、証拠写真を提出すれば公欠扱いになるし、内申点も上がるのだとか。推薦入試を狙っている委員長が言うのだから、たぶん間違いないのだろう。たぶん。
――とまあ、そんなわけで、わたしは学校に着くとすぐに職員室へ向かった。スマホで撮った委員長と痴漢おっさんのツーショットを担任の先生に見せるためだ。
「失礼します」
引き戸を開けて職員室に入ると、先生たちが銘々の机に向かって何か作業していた。わたし、今朝はいつもより早めに登校しているのに、先生たちはとっくに来ていてお仕事開始している。すごいなぁと思う。
「お、鷦鷯か。早いな」
「先生、おはようございます」
担任の先生が座っているところまで行って、ぺこりと頭を下げる。
うちの担任は万年ジャージの独身アラサー男だ。無精髭はないけれど、髪型が地味でボサボサで、全体的にもっさい。ギリおっさんとは呼ばないでやってもいいけれど、もっと身嗜みに気を使ってほしい。
「先生、あの――」
とスマホを見せようとして、ふと考えてしまった。
――これ、本当に見せていいやつ? 電車でのことが夢だったら、色々終わっちゃうのでは? 縦しんば、あれが夢じゃなかったとしても、突然常識が変わったのなら、また突然戻っていることも有り得るのでは?
「どうした、鷦鷯?」
「い、いえ……その……」
言い淀むわたしに、先生は訝しげに首を傾げたけれど、すぐに破顔した。
「なにか相談があるんだったら遠慮するなよ」
「はい」
「で……急ぎの話ってわけじゃないんだったら、まずはこっちを頼めるか」
先生はそう言うと椅子から少しだけ腰を浮かせて、まるで洋式便器で用を足すときのように、ズボンと下着を足元までずるっと脱いだ。
「……あー、なるほど」
わたし、一瞬で理解。
あれは夢じゃなかったし、戻ってもいないわけですね。はい。
念のために周りをちらっと確認してみたら、他の席でも男性教師が女生徒に淫行している現場がちらほらあった。
すぐに気づかなかったのは、ほとんどの先生が椅子に座ったまま、しゃがませた女子にフェラさせていたからだ。女子は机の陰に隠れていて見えなかったけれど、先生たちの顔はお風呂に浸かっているみたいに緩んでいたから、そのつもりで見てみると、えっちなことをしている最中なのは一目瞭然だった。
「鷦鷯、頼む」
担任の先生が、股間の勃起ちんこを丸出しにして、わたしを見上げる。
「……はい」
わたしは溜め息を隠しながら返事して、先生の足元にしゃがんだ。
「時間も無いし、手早く頼むぞ」
「――んぐッ!?」
頼むぞ、と言いながら、先生はわたしの後頭部を抱え込んで、ぐいっと自分の股間に引き寄せてきた。
顔面からすっ転ぶ形になったわたしは、そのまま鼻先を勃起ちんぽの先っぽに押し付けてしまう。
うあっ……匂いが……。
べつに先生が不潔にしているとかではないが、鼻を密着させられたら、どうしたって匂いがしてしまう。汗とおしっこの混ざったような……トイレの臭いとも少し違った、ちんこの匂いとしか形容できない匂いだ。
そこまで臭かったわけでもないけれど、反射的に鼻で息するのを止めて、口を開き、すぅっと息を吸い込んだ。
そのタイミングで、先生にまた後頭部をぐいっとされ――
「――んもおぉッ!?」
半開きになっていた唇を上下に割り広げるみたくして、勃起ちんぽを口内に押し込まれた。
さっき鼻先に押し付けられたときは、ぶっちゃけそこまで大きくないかも、なんて思っていたけど、実際に頬張らされてみると、先っぽが喉奥の狭いところに当たってきて、すごい苦しい。
まあ、よく考えてみたら、そりゃそうだよね。
バナナよりミニサイズだし余裕かな、と思ったのだけど、バナナを半分に切ったのだって、丸ごと頬張れるわけがないのだ。従って、バナナ半分よりは長い勃起ちんこを頬張れるはずがなかった。
その頬張れないものを無理やり頬張らされているのが現状なわけで、しかもそれをやっているのが担任の先生で……。
「んっ……んぐっ、ん、んうぅ……!」
現状に思いを馳せたら、急に悲しくなってきて、ちょっと泣けてきてしまった。
あ、逆かも。息苦しさと嘔吐感のせいで生理的に涙が滲んできて、その涙に引っ張られて悲しい気持ちになったのかも。
どっちにしても、わたしは恨みがましい涙目で先生を睨んだというのに、先生はそんなわたしの顔を見下ろして、じつに気持ちよさそうに頬を緩ませやがった。
「おっ、分かってるじゃないか。フェラのときに、そうやって潤んだ瞳の上目遣いで見つめられるの、先生、大好きなんだよ」
「……んうぅ」
良かったですね、と皮肉をたっぷり視線に込める。
「ははっ、そんなに見つめるな。先生だって照れるんだぞ」
見つめるんじゃないよ、睨んでるんだよ! 照れ笑いすんな! 噛むぞ! ……そんな意思を込めて、眉間にくっきり皺が寄るくらい睨んでやろうとしたわたしの後頭部を、先生が両手で抱えた。
あ、嫌な予感が――
「けどな、鷦鷯。今朝は本当にもう時間ないから、雑に使わせてもらうな」
「んっぐうううぅッ!!」
先生はわたしの頭をいっそう強く抱え寄せると、腰を前後にガクガク揺さぶり始めた。
わたしの鼻と先生の恥骨がくっつくまで頭を抱えられたから、腰振りの振動が直接、脳まで響いてくる。ちんぽの先が嵌っている喉が、オエッ、オエッと餌付いて、仕方ない。反射的に溢れ出す涎を吐き出すこともできなくて、必死で飲み込む羽目になる。
息苦しさで鼻呼吸するときに涎を飲もうとすると、涎が気管支に入りかけて、ゲホゲホと噎せてしまう。なのに先生は「あー」とか「おぉー」とか気持ち良さげに呻きながら、腰をぐいんぐいん揺するのを止めてくれずに、わたしの喉でちんこの先を抉ってくる。
文字通りに口を塞がれていて「止めて」と言えない以上、もういっそ噛むか、とも思ったのだけど、すんでのところで思い留まった。
これは酷いことでもなんでもなく、この世界では当たり前のことなのだろう。だから、ここで先生のちんこを噛んだら、わたしのほうが悪いことをしたと非難されかねない。だから、噛むのは最後の手段として、さっさと射精させる方向で頑張ることにした。
――じゅっぼ❤ じゅっぼ❤
――じゅっぼっじゅっぼじゅっぼ❤
「うっ……うおぉッ!?」
先生の狼狽えたみたいな太い悲鳴を聞きながら、わたしは吸引力だけで勃起ちんぽを付け根から引っこ抜いてやるつもりで、じゅぼじゅぼバキュームしまくる。そうしながら、舌も犬の尻尾みたいに、左右にぐりんぐりん振りまくる。
頬をベコッと凹ませ、唇をブチュっと突き出し、ときどき舌先をレロレロ覗かせて……たぶん死ぬほど不細工な顔だ。こんな顔を先生や周りに、一秒だって長く見せていたくない!
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鼻呼吸しながら喉を鳴らすたび、鼻孔に生臭い風味が抜けていき、口内には塩っぱい味わいが広がっていく。
あ……そっか。
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こってりどろどろの豚骨スープに生魚と青野菜と一摘みの塩を投入して一晩寝かせたみたいな、青臭くて生臭くて、でも慣れれば癖になりそうな予感のする味ですね、はい。
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ともかく、そんなことをされたのに、とくに気にした様子もなく普通に立ち去っているので、やっぱりこれは普通のことみたいだ。なら、わたし一人が文句を言ったって意味ないし、諦めよう。というか――うん、よく考えたら、べつにそこまで文句もなかったや。
強いて言うなら、「洗顔料なんて持ってきてないんだけど、さっきの子たちなら持ってるかな。貸してもらえるかな?」くらいだ。
「おっと、そうだった」
さっきの子たちを追いかけないと、と思っているのに、先生が呼び止めてくる。
「なんですか?」
わたしの返事は、ちょっぴりぶっきらぼうだ。
「何か俺に用事があったんじゃないのか?」
「……あっ」
わたしはすっかり忘れていた委員長からの伝言を先生に伝えて、写真を見せた。
委員長の公欠届は恙無く受理されたけれど、わたしが職員室を出たときにはもう、さっきの子たちはとっくに影も形もなくなっていたし、わたしの頬はとっくに乾いた精液でガビガビになっていた。
「とほほ……」
ベタな感じに嘆きながら廊下をとぼとぼ歩いていたら、登校してきた友達に出くわして、「あんた、その顔! 洗顔料、無いの? 忘れた? 貸したげるよ」という感じで無事にお顔スッキリできたのだけど……
教室に戻ったら、以前から仲の良かった男子数名に囲まれて、いきなりキスされて胸を揉まれてクンニされて、予鈴が鳴るまでに二回ほどイかされながら、どうやら今日のわたしはそういう当番の日らしいと気付かされることになった。
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