魔王と勇者

らむにく

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一つ目のセカイ

開戦

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コンコンコンコン
「少し報告があるのですが」
「良い、入れ」
ガチャ
ドアが開いて姿を現したのはメイド
あっ、今日アイズだったのか、
アイズは俺のお気に入りのメイド
歳は21で、人間のような姿をしている
綺麗な銀髪に紅い瞳
髪はロング
うん、可愛い
「魔王様、人類の王が本格的に侵攻を始めました」
可愛いなぁ、、
「今回は…あの、聞いてますか?」
いやぁ、ジト目もかわ、、、はっ!
「あ、あぁ、勿論だ、で、なんだっけ?」
アイズは咳払いしてから、
「人類の王が本格的に侵攻を開始しました」
城の近くの村のルーナ婆ちゃんの猫元気かなぁ、、
「今回の敵軍兵士は国の訓練された兵士が完全武装で1万人」
1万かぁ、、1万も労力がいたらなんとか少し土地開発を出来ないかなぁ、、
「恐らく急に招集したであろう歩兵が4万です」
へぇ、4万、、4万、、、えっ??
「4万!?」
「えぇ、4万です」
「えっでもこれまでは多くても総軍2万くらいじゃ、」
「えぇ、ですからさっき本格的な侵攻を始めてきた、と言ったじゃないですか」
「どこの辺りから攻めてきたんだ?」
「ちょうど先代魔王様と人類の王が講和条約を結んだ
無限谷の辺りですね」

おうおう随分と嫌な事をしてくるじゃないか王様くん
講和条約を結んだ場所を攻めて
こんな物はナシだって言うつもりかよ
ちなみに無限谷ってやつはどこまで続いてるかわかんないってほど深い谷だ、そんなに長くはないが、
ヒトが落ちても潰れた音すら聞こえないぐらい深いらしい
そんな所で橋かけて講和条約を結んだ俺の父ちゃんも随分度胸あったけどな、、、まぁ上手く纏まらなかったら魔王領を俺に託して人類の王と一緒にダイブするつもりだったんだろうが、、
えっ、つーかどうしよう、5万の兵士が攻めてきてんのかぁ、まぁ勇者でもいない限り3万の兵士で十分でしょ、、

「じゃあ父ちゃんに3万の兵士持たせて行ってもらってくれ」
「分かりました」

父ちゃんは魔王ではなくなったがまだまだ元気だ、
先代魔王を出す必要もあんまり感じないが
まぁ準備はいいに越した事はないだろう、
というかぶっちゃけ俺はあんまり軍に詳しくない、父ちゃんに頼るのが正解だろ

5日後
無限谷の近くで人類軍5万と魔王軍3万が激突

それからさらに2日後
「魔王様!報告です!」
アイズの声だ
「良い、入れ」
アイズは急いで入ってくると、報告を始めた
「無限谷近くの戦場、こちらが押されているとのこと!」
「は?えっ、本当に?」
えっ、自慢じゃないがうちの父ちゃんは先代魔王なだけあって兵を動かすのが上手い、今回の戦場にはむしろ兵を送りすぎたと思っていたぐらいなのだが
「敵軍師がかなり優秀なのもありますが、」
「ほかの理由もあるのか?」
「はい、その、」
アイズは少し言いにくそうにしながら
口を開いた

「勇者が出現したとの事!」
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