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可愛い子には旅をさせよ
第267話
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白ちゃんの説得かぁ。
「もういいかー?」
「白が食べるにはもうちょっと毒抜き必要かな」
解散しようとしたら白ちゃんがやってきて、人魚を齧ろうとしたので慌てて止めました。
止めてくれた神薙さんには鬼羅がお礼するように。
「状態異常無効欲しー」
「それだと毒のピリッとした感じが楽しめない」
「うーん」
あまり時間はないっぽいなぁ。
「母様助けて」
「人魚三匹分の対価ってなんだろ」
今から海に出てクラーケン丸々一匹献上するとか?
いや間に合わないな。
「あとで解毒剤喰う、だから色白食べるー」
「白ちゃんこれなーんだ!」
「!!」
学生用スイーツの試作品だけど、仕方がない。
「たるとー!」
白ちゃんが食べやすいミニサイズだよ!
「白ちゃんあーん」
「あーーん」
鬼羅、これあまり数無いから早く何か考えて!
神薙さんのは通常より大きなタルトをどうぞ、フルーツ盛り合わせで上にはチョコクリームをかけてあります。
「次はマカロンです」
「ひゃぁ」
「お土産にあげるからお嫁さんと食べてね」
「えー……でも……んー分かった!」
食べたい欲求とお嫁さんと交互に「あーん」を天秤にかけた結果、後者が勝利した模様。
「……っそうだ、白様!」
「え、もう食べていい?」
「違います、あの、水中の村をお散歩はどうでしょうか」
「水中?」
「うん、騎士様がね、ここと全く同じ村を水の中に再現したんだって。森もあるみたいだよ」
「ふーん」
あれ、感触がいまいち。
「腹は満たされないなー」
「でもエヴァ君は不思議体験出来るよ」
「む?」
「水中散歩、プレゼントしたら喜ぶんじゃないかな?」
分からないけど!
お願いだから喜んでねエヴァ君、心の中で叫びながら白ちゃんに勧める。
ここで引いたら鬼羅の初恋が白ちゃんの胃の中に消えちゃうからね、ほら鬼羅も頑張って!
「エヴァ、溺れない?」
「はい、その時だけ水の中で呼吸が出来るように魔法を掛けます」
「とと様どうしよ?」
「三匹分には足りないね、せめて一匹分かな」
おっとここで神薙さんの評価が入りました!
これは手厳しい!
「じゃあ一匹だけ残す! あととと様と分ける!」
「よし」
「よしじゃない」
ここに来て邪神様の裏切りです、さらっと手の平を返してきました。
「かあさまぁ~」
「助けて~」
任せなさい。
「神薙さん」
「だって僕も人魚食べてみたい」
「スイーツ食べ放題」
「なんだって」
神薙さんが真顔になった。
「和洋中問いません、スイーツで検索して出たのを片っ端から出してもいいです」
「スイーツを……食べ放題……」
「一日だけですけど」
「白、ごめん」
イェーーイ!
双子さん喜ぶのはまだ早いよ、白ちゃんが残っている。
「俺は! 俺は!?」
「そうだなぁ。鬼羅、お米とチーズ、無償提供できる?」
「出来る」
「白ちゃんにはお米とチーズを定期納品、レシピも付けるからお嫁さんに色々作ってもらってね」
「エヴァは料理上手! 良い嫁! 愛妻!」
解決しました。
「母様大好きー」
「ありがとー!」
いやぁそれほどでも。
しかし神薙さんに一日スイーツ食べ放題か、ドリちゃんとドリアンと連携するにしても多少は絞らないときつそうだな。
でも頑張るよ。
「もういいかー?」
「白が食べるにはもうちょっと毒抜き必要かな」
解散しようとしたら白ちゃんがやってきて、人魚を齧ろうとしたので慌てて止めました。
止めてくれた神薙さんには鬼羅がお礼するように。
「状態異常無効欲しー」
「それだと毒のピリッとした感じが楽しめない」
「うーん」
あまり時間はないっぽいなぁ。
「母様助けて」
「人魚三匹分の対価ってなんだろ」
今から海に出てクラーケン丸々一匹献上するとか?
いや間に合わないな。
「あとで解毒剤喰う、だから色白食べるー」
「白ちゃんこれなーんだ!」
「!!」
学生用スイーツの試作品だけど、仕方がない。
「たるとー!」
白ちゃんが食べやすいミニサイズだよ!
「白ちゃんあーん」
「あーーん」
鬼羅、これあまり数無いから早く何か考えて!
神薙さんのは通常より大きなタルトをどうぞ、フルーツ盛り合わせで上にはチョコクリームをかけてあります。
「次はマカロンです」
「ひゃぁ」
「お土産にあげるからお嫁さんと食べてね」
「えー……でも……んー分かった!」
食べたい欲求とお嫁さんと交互に「あーん」を天秤にかけた結果、後者が勝利した模様。
「……っそうだ、白様!」
「え、もう食べていい?」
「違います、あの、水中の村をお散歩はどうでしょうか」
「水中?」
「うん、騎士様がね、ここと全く同じ村を水の中に再現したんだって。森もあるみたいだよ」
「ふーん」
あれ、感触がいまいち。
「腹は満たされないなー」
「でもエヴァ君は不思議体験出来るよ」
「む?」
「水中散歩、プレゼントしたら喜ぶんじゃないかな?」
分からないけど!
お願いだから喜んでねエヴァ君、心の中で叫びながら白ちゃんに勧める。
ここで引いたら鬼羅の初恋が白ちゃんの胃の中に消えちゃうからね、ほら鬼羅も頑張って!
「エヴァ、溺れない?」
「はい、その時だけ水の中で呼吸が出来るように魔法を掛けます」
「とと様どうしよ?」
「三匹分には足りないね、せめて一匹分かな」
おっとここで神薙さんの評価が入りました!
これは手厳しい!
「じゃあ一匹だけ残す! あととと様と分ける!」
「よし」
「よしじゃない」
ここに来て邪神様の裏切りです、さらっと手の平を返してきました。
「かあさまぁ~」
「助けて~」
任せなさい。
「神薙さん」
「だって僕も人魚食べてみたい」
「スイーツ食べ放題」
「なんだって」
神薙さんが真顔になった。
「和洋中問いません、スイーツで検索して出たのを片っ端から出してもいいです」
「スイーツを……食べ放題……」
「一日だけですけど」
「白、ごめん」
イェーーイ!
双子さん喜ぶのはまだ早いよ、白ちゃんが残っている。
「俺は! 俺は!?」
「そうだなぁ。鬼羅、お米とチーズ、無償提供できる?」
「出来る」
「白ちゃんにはお米とチーズを定期納品、レシピも付けるからお嫁さんに色々作ってもらってね」
「エヴァは料理上手! 良い嫁! 愛妻!」
解決しました。
「母様大好きー」
「ありがとー!」
いやぁそれほどでも。
しかし神薙さんに一日スイーツ食べ放題か、ドリちゃんとドリアンと連携するにしても多少は絞らないときつそうだな。
でも頑張るよ。
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