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1話 嫌われ令息と渇いた戦神の出会い
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「煩わしい! そんなに僕の平凡な顔を見るのが嫌なら、自分の顔を鏡で見ていればいいじゃないか!」
会場の隅で、シエルが鋭い声を張り上げる。
目の下の濃いクマと、痛みに耐えるために限界まで細められた目つき。それは周囲の貴族たちには、ただの【親に甘やかされた我儘な男】にしか見えなかった。
実際のシエルは、常に脳をかき回されるような激痛があり、少しの刺激などでも頭の痛みを強めていた。
それでもシエルの父親は周りの様子に毅然とした態度をしており、所かまわずに喚き散らす息子の頭を優しく撫でる。
「ああ、また始まった……。シエル・リアトリア。顔も地味で狂暴なら性格も捻くれている」
「宝石ばかりで着飾って、その目つきの悪さを隠せているつもりなのかしら」
「あれでは上位貴族リアトリア伯爵家のΩでも貰い手がないのには納得ですな」
「リアトリア卿が聖人君主な分、ご令息のあの様子は目障りですわね」
嘲笑が渦巻く中、会場の扉が開き、重厚な沈黙が流れ込んだ。
屈強な騎士と共に現れたのは、北方の戦場から帰還したばかりのグランツ公爵家現当主のアルファス・フォン・グランツである。
返り血の匂いすら漂ってきそうな冷徹なオーラ。魔力が底をつき、飢えた狼のような状態の彼は、挨拶に群がる貴族たちを無視して不機嫌そうに会場を見渡した。
その耳に、シエルのキャンキャンと響く怒声が飛び込んできます。
「(……チッ、戦場よりも騒々しい。どこにでもいる、騒ぐことしか能のない駄犬か)」
アルファスにとって、シエルは視界の端に映る『うるさい駄犬』程度。興味すら湧かない、ただの雑音だった。
アルファスが会場に入ったことでざわめきがより一層大きくなり、シエルの頭痛はついに限界を迎えた。
目の前が真っ白になり、周囲のヒソヒソ声が爆音のように脳に響く。耐えられなくなったシエルは、そばにいた父親の袖を乱暴に掴んで叫んだ。
「お父様!! 僕は先に帰る!!」
シエルの父親であるリアトリア卿が静止する暇もなく、フラフラと会場の出口に向かってシエルは歩き始めた。
その瞬間、シエルは足をもつれさせ、近くの壁に激突するが、そこは壁ではなくアルファスの強靭な胸板だった。
「アルファス様!」
アルファスの騎士がすぐにシエルをアルファスの胸板から引き剝がす。
「貴様!謝ることもできないのか!無礼だぞ!!」
その時、アルファスとシエルは何も言葉を発することが出来なかった。
会場のざわめきも、アルファスの騎士の怒号もなにもかもが靄がかかったように聞こえずらい。
ドクン、と二人の鼓動が共鳴した。
シエルとアルファスは互いに手を伸ばして握り合う。
その時、手を伝ってアルファスの渇いた身体に、シエルから漏れ出す濃密で膨大な魔力が濁流となって流れ込んだ。
「ぁ……っ、あ……」
シエルの脳を焼き切ろうとしていた激痛が、アルファスの手から恐ろしい勢いで吸い取られていく。
痛みが引くと同時に、目元を険しくさせていた筋肉が弛緩し、クマで隠れていた瞳が潤みを帯びて見開かれます。
「え……? 痛く、ない……?」
アルファスは、手の中の『うるさい駄犬』が、一瞬にしてこの世のものとは思えないほど美しい、清廉な青年に変わっていくのを感じた。
「……待て。お前、何を……?」
自分の渇いた身体を、たった一瞬で満たしてみせた『うるさい駄犬』の正体に、公爵としての独占欲が溢れ出る。
「な……なにが、か、帰る!!」
「――帰るだと? 誰の許可を得て言っている」
アルファスの低い地声が、シエルの鼓膜から脳みそへとたどり着く。
帰ろうとするシエルをアルファスは腰から、逃がさなないように全身で抱き寄せた。
アルファスでさえも驚いていた。
つい数秒前まで『うるさい駄犬』だと思っていたはずの存在が、今や自分の渇いた身体を一瞬で潤す、世界で唯一の『聖域』となっていたから。
アルファスの本能は告げていた『この聖域を逃すな。この温もりを手放せば、またあの地獄のような渇きに満ちた日々が戻ってくる』と。
「な、……な、離せ! 貴様!!ぶ、無礼だぞ……っ!ぼ、僕はリアトリア伯爵家の令息だぞ!」
シエルは目の前の男の正体を知らずに、必死に食って掛かる。痛みが引いたことで声にいつもの暴力的な鋭さがなく、鈴の音のような可愛らしい声である。
リアトリア卿や周囲の貴族たちは、あまりの光景に石のように固まってしまう。
それもそのはず、あの『社交界の嫌われ者』が、よりにもよって『帝国の戦神』と謳われるアルファスから抱き着かれているのである。
「お父様! 助けて……っ!」
「……黙っていろ。お前は今、この瞬間から私の所有物になった」
アルファスはシエルの腰を片腕で抱え上げる。それはまるで戦場で物資を持つような抱き上げ方である。
「アルファス様!人をそのようなモノを持つように、抱えてはなりません。横にして抱き上げるのです」
アルファスの騎士が急ぎ、アルファスに助言する。
騎士の言葉に意識を取り戻したリアトリア卿が急ぎ、アルファスの近くに行く。
「あぁ、なんということだ!!シエル!シエル!!グランツ公爵閣下!!ご容赦をシエルは世間知らずなのです!!」
しかし、シエルの父親がアルファスの背中を必死に追いかけ、声をかけるがそれを騎士が静止する。
アルファスは父親の言葉を無視し、シエルを抱えたまま会場を出ていった。
「お父様!!」
最後、扉が閉まる前に、会場に響いたのはシエルの悲痛な声だけだった。
****
アルファスは会場の外に待機させていた漆黒の馬車へ、シエルを半ば放り込むように押し込む。
「痛っ……! 何をするんだ、この野蛮人!変態!!ぼ、 僕は、僕は平凡だけど、こ、こう見えて、リアトリア伯爵家の長男なんだぞ!!」
「平凡? 鏡を見たことがないのか」
アルファスが馬車に乗り込み、扉を閉めた瞬間、密室は濃密な魔力の香りに包まれた。
逃げようとするシエルの両手首を掴み、アルファスがその顔を覗き込む。
痛みが去り、表情が和らいだシエルの顔、濡れたように闇の中でも輝く漆黒の髪、潤んだ深紅の瞳、熱を帯びた白い肌。クマさえも、その退廃的な美しさを際立たせるアクセントにしかなっていない。
「……あ、……ぁ……」
シエルは言葉を失った。
アルファスの肌が触れている場所から、自分の体を壊そうとしていた「何か」がどんどん吸い取られていく。それは恐怖を上回るほどの、抗いがたい快感でしかなかった。
「貴様の中に渦巻くこの魔力……。これほどまでのものを、誰にも気づかれずに溜め込んでいたのか?」
アルファスの甘く低い声がシエルの身体中に響き渡る。
「し、知らない……っ。僕はただ、頭が割れそうで……」
「なら、これからは私がすべて飲み干してやる。お前が二度と、一人で痛まなくていいようにな」
アルファスは、シエルの首筋に深く顔を埋め、そこから漏れ出す魔力を、むさぼるように吸い上げた。
会場の隅で、シエルが鋭い声を張り上げる。
目の下の濃いクマと、痛みに耐えるために限界まで細められた目つき。それは周囲の貴族たちには、ただの【親に甘やかされた我儘な男】にしか見えなかった。
実際のシエルは、常に脳をかき回されるような激痛があり、少しの刺激などでも頭の痛みを強めていた。
それでもシエルの父親は周りの様子に毅然とした態度をしており、所かまわずに喚き散らす息子の頭を優しく撫でる。
「ああ、また始まった……。シエル・リアトリア。顔も地味で狂暴なら性格も捻くれている」
「宝石ばかりで着飾って、その目つきの悪さを隠せているつもりなのかしら」
「あれでは上位貴族リアトリア伯爵家のΩでも貰い手がないのには納得ですな」
「リアトリア卿が聖人君主な分、ご令息のあの様子は目障りですわね」
嘲笑が渦巻く中、会場の扉が開き、重厚な沈黙が流れ込んだ。
屈強な騎士と共に現れたのは、北方の戦場から帰還したばかりのグランツ公爵家現当主のアルファス・フォン・グランツである。
返り血の匂いすら漂ってきそうな冷徹なオーラ。魔力が底をつき、飢えた狼のような状態の彼は、挨拶に群がる貴族たちを無視して不機嫌そうに会場を見渡した。
その耳に、シエルのキャンキャンと響く怒声が飛び込んできます。
「(……チッ、戦場よりも騒々しい。どこにでもいる、騒ぐことしか能のない駄犬か)」
アルファスにとって、シエルは視界の端に映る『うるさい駄犬』程度。興味すら湧かない、ただの雑音だった。
アルファスが会場に入ったことでざわめきがより一層大きくなり、シエルの頭痛はついに限界を迎えた。
目の前が真っ白になり、周囲のヒソヒソ声が爆音のように脳に響く。耐えられなくなったシエルは、そばにいた父親の袖を乱暴に掴んで叫んだ。
「お父様!! 僕は先に帰る!!」
シエルの父親であるリアトリア卿が静止する暇もなく、フラフラと会場の出口に向かってシエルは歩き始めた。
その瞬間、シエルは足をもつれさせ、近くの壁に激突するが、そこは壁ではなくアルファスの強靭な胸板だった。
「アルファス様!」
アルファスの騎士がすぐにシエルをアルファスの胸板から引き剝がす。
「貴様!謝ることもできないのか!無礼だぞ!!」
その時、アルファスとシエルは何も言葉を発することが出来なかった。
会場のざわめきも、アルファスの騎士の怒号もなにもかもが靄がかかったように聞こえずらい。
ドクン、と二人の鼓動が共鳴した。
シエルとアルファスは互いに手を伸ばして握り合う。
その時、手を伝ってアルファスの渇いた身体に、シエルから漏れ出す濃密で膨大な魔力が濁流となって流れ込んだ。
「ぁ……っ、あ……」
シエルの脳を焼き切ろうとしていた激痛が、アルファスの手から恐ろしい勢いで吸い取られていく。
痛みが引くと同時に、目元を険しくさせていた筋肉が弛緩し、クマで隠れていた瞳が潤みを帯びて見開かれます。
「え……? 痛く、ない……?」
アルファスは、手の中の『うるさい駄犬』が、一瞬にしてこの世のものとは思えないほど美しい、清廉な青年に変わっていくのを感じた。
「……待て。お前、何を……?」
自分の渇いた身体を、たった一瞬で満たしてみせた『うるさい駄犬』の正体に、公爵としての独占欲が溢れ出る。
「な……なにが、か、帰る!!」
「――帰るだと? 誰の許可を得て言っている」
アルファスの低い地声が、シエルの鼓膜から脳みそへとたどり着く。
帰ろうとするシエルをアルファスは腰から、逃がさなないように全身で抱き寄せた。
アルファスでさえも驚いていた。
つい数秒前まで『うるさい駄犬』だと思っていたはずの存在が、今や自分の渇いた身体を一瞬で潤す、世界で唯一の『聖域』となっていたから。
アルファスの本能は告げていた『この聖域を逃すな。この温もりを手放せば、またあの地獄のような渇きに満ちた日々が戻ってくる』と。
「な、……な、離せ! 貴様!!ぶ、無礼だぞ……っ!ぼ、僕はリアトリア伯爵家の令息だぞ!」
シエルは目の前の男の正体を知らずに、必死に食って掛かる。痛みが引いたことで声にいつもの暴力的な鋭さがなく、鈴の音のような可愛らしい声である。
リアトリア卿や周囲の貴族たちは、あまりの光景に石のように固まってしまう。
それもそのはず、あの『社交界の嫌われ者』が、よりにもよって『帝国の戦神』と謳われるアルファスから抱き着かれているのである。
「お父様! 助けて……っ!」
「……黙っていろ。お前は今、この瞬間から私の所有物になった」
アルファスはシエルの腰を片腕で抱え上げる。それはまるで戦場で物資を持つような抱き上げ方である。
「アルファス様!人をそのようなモノを持つように、抱えてはなりません。横にして抱き上げるのです」
アルファスの騎士が急ぎ、アルファスに助言する。
騎士の言葉に意識を取り戻したリアトリア卿が急ぎ、アルファスの近くに行く。
「あぁ、なんということだ!!シエル!シエル!!グランツ公爵閣下!!ご容赦をシエルは世間知らずなのです!!」
しかし、シエルの父親がアルファスの背中を必死に追いかけ、声をかけるがそれを騎士が静止する。
アルファスは父親の言葉を無視し、シエルを抱えたまま会場を出ていった。
「お父様!!」
最後、扉が閉まる前に、会場に響いたのはシエルの悲痛な声だけだった。
****
アルファスは会場の外に待機させていた漆黒の馬車へ、シエルを半ば放り込むように押し込む。
「痛っ……! 何をするんだ、この野蛮人!変態!!ぼ、 僕は、僕は平凡だけど、こ、こう見えて、リアトリア伯爵家の長男なんだぞ!!」
「平凡? 鏡を見たことがないのか」
アルファスが馬車に乗り込み、扉を閉めた瞬間、密室は濃密な魔力の香りに包まれた。
逃げようとするシエルの両手首を掴み、アルファスがその顔を覗き込む。
痛みが去り、表情が和らいだシエルの顔、濡れたように闇の中でも輝く漆黒の髪、潤んだ深紅の瞳、熱を帯びた白い肌。クマさえも、その退廃的な美しさを際立たせるアクセントにしかなっていない。
「……あ、……ぁ……」
シエルは言葉を失った。
アルファスの肌が触れている場所から、自分の体を壊そうとしていた「何か」がどんどん吸い取られていく。それは恐怖を上回るほどの、抗いがたい快感でしかなかった。
「貴様の中に渦巻くこの魔力……。これほどまでのものを、誰にも気づかれずに溜め込んでいたのか?」
アルファスの甘く低い声がシエルの身体中に響き渡る。
「し、知らない……っ。僕はただ、頭が割れそうで……」
「なら、これからは私がすべて飲み干してやる。お前が二度と、一人で痛まなくていいようにな」
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