いきることのいみ

ゆう

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新しい私

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愛を自覚した私はもう自分の事を欠陥品とは思わない。

足りない物はエリさんが埋めてくれた。

エリさんへの想いが溢れてくる。

新しい私になった気がした。

エリさんが最初に言ってくれた、生まれ変わる事ができた。

新しい私を早くエリさんに見てもらいたい。朝が待ち遠しい。

彼女の寝顔を見ながら愛してるって何度も呟いた。



朝目覚めるとエリさんはもう起きて私を見つめていた。

エリ「可愛い寝顔もう少し見てたかったのにな」

加奈子「私は昨日、エリさんの可愛い寝顔たっぷり見たよ」

エリ「うふふ、朝ご飯食べに行きましょ」

食堂で、昨日のおばさんたちと一緒になった。

おばさんが私とエリさんのテーブルにやってきて「昨日はごめんなさい、酔っていて酷い事言ってしまったの。あなたの昨日言った事はとても素敵な事よ」

そう言って頭を下げて自分のテーブルに戻って行った。

エリさんは何の事か分からず「?」
って顔してるから自販機の前で話した事を教えてあげた。

エリ「ありがとう」

エリさんはそっと涙を拭いた。

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