ユミとマオ

ゆう

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不安

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朝目覚める。

裸の二人抱き合って眠っていた。

ベット激しく乱れてる。

昨日の記憶が甦る。嬉しくて涙が出てきた。

マオも目を覚ます。

泣いてる私を見て

マオ「ユミちゃん。後悔してる?」

ユミ「違うよ、嬉しくて、すごく嬉しくて」

マオを抱きしめた。

マオも涙目で可愛いく、キスを求めてきた。




秋が過ぎ、冬も乗り越えて、春。

マオと出会って一年になる。

マオは三年生になった。

相変わらず塾に通って来ている。

私とマオも肌を合わせた日から、本当の恋人同士になれたように思う。

マンションにも月に二、三回泊まりに来てくれて、肌を合わせるたびに愛情が大きくなって行く気がする。



最近、不安に思う事がある。

マオと私の将来の事だ。

私達の住むこの国は同性婚は認めてられていないから、私とマオは結婚はできない。

ネットとかで調べたらほとんどのカップルは別れて行くらしい。

私達もいつかは別れるのだろうか。

夜、一人寝る時にそんな事考え悲しい気持ちになって涙を流す。

今は考えるのはよそう。

これから先の事は誰にもわからない。

どんな障害が起こっても乗り越えていけるように、私は自分をもっと成長させよう。マオを守っていけるように。






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