【完結】悪役令嬢のトゥルーロマンスは断罪から☆

白雨 音

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ド・ブロイの館へ戻ると、両親が玄関ホールでわたしを待ち構えていた。
婚約破棄され学園を追放された憐れな娘を、抱きしめ慰める為に…ではなく。

「ヴィオレット!さっき、学園から知らせが来た、学園を退学になるなど信じられん!
おまえは何をやったんだ!ド・ブロイ家に泥を塗るつもりか!」

「あなた!それよりも、アラン王子との婚約破棄の方が問題だわ!
ああ、婚約破棄だなんて!恥ずかしくて誰にも会えないじゃないの!」

二人は散々にわたしを責めた。
てっきり、両親は愛娘であるヴィオレットを溺愛しているものと思っていたが、
とんだ思い上がりだった様だ。
そもそもは、あんたらの偏った洗脳教育の所為でしょうが!と言ってやりたかったが、
わたしが言った処で、相手にはして貰えないだろう。
わたしは地蔵となり、嵐が過ぎ去るのを、じっと待った。

「ド・ブロイ家の恥だ!おまえは修道院にやる事にする!」

父の一言で、わたしの修道院行は決まった。
この家では、ド・ブロイ公爵に逆らう事は出来ない。父の言葉絶対だった。
まぁ、母も反対する気は無い様だけど。
父と母は、今もわたしを『ド・ブロイ家の恥』と、恐ろしい顔で睨み付けていた。
わたしは「その様に致します」と大人しく引き下がり、部屋へ戻り、準備を始めた。

死にはしない、学園追放されるだけ…の、予定だったんだけど…
女神も《これから先のあなたの運命は、順風にはいかないでしょう》とか言っていたものね。
それに、学園を追放になって、特にやる事も無い身だ。
先の事は何も考えていなかったし…

「案外、修道院も楽しいかもね?」

この家で肩身の狭い思いをして過ごすよりは良いかもね?
両親の顔など、暫く見たくないのは、こっちも同じだ。
ただ、修道院は共同生活で厳しい戒律があり、監獄の様な所というイメージがある。

讃美歌だけ歌っていれば良いというなら、幾らでも歌うけど。
そんなに楽な処では無いでしょうね??
それにしても、信仰心が全く無くても良いのだろうか?

「それにしても、修道院なんて、何を持って行けばいいのかしら?」

修道女服があるだろうし、部屋を飾り立てる趣味も無い。
お金は見つかれば取り上げられるかしら?

「でも、お金は持っていたいし…
便利用品は、監視の目を盗んでも持ち込みたいわよね…」

そこまで考えて、わたしはそれに気付いた。

「魔法よ!」

これ程低コストの便利用品は無いだろう!

ヴィオレットは魔法学園の生徒だ。
それならば、魔力は高いという事だ。
ヴィオレットの記憶からそれを思い出そうとしたが…
最初の魔力測定の時には、驚く程魔力が強く、Aクラスになったものの…
ヴィオレットは入学から一年と少しの間、碌に勉強をしていなかった。
王子と結婚し、城で裕福に暮らすのだから、魔力など必要ないわ!というスタンスだったのだ。

「あの…バカ女!!」

何て勿体ない事を!!
学ぶ機会とその資質に恵まれていながら、それを棒に振るなんて!!

「取り敢えず…魔法の本よ!!」

わたしは新品同様、開かれた事の無いそれを本棚から引っ張り出し、トランクに詰めたのだった。
芸は身を助く!
魔力が身を助けてくれるだろう…っていうか、それ位しか望みが無いわ。


「誰にも見られずに館を出るんだ!」という、ド・ブロイ公爵の命により、
わたしは準備もそこそこに、陽が沈むと同時に、馬車に乗せられ、館から追い出された。
館には兄夫婦も居る筈だが、見送りには誰一人来てはいなかった。

「何て冷たい家族なの!こんなんじゃ、ヴィオレットが可哀そうよ!」

親子の情など、まるで見えない。
あの両親は、娘に洗脳教育をするだけして、責任を取らずに放り出したのだ!
わたしはド・ブロイ家の家族に対する怒りで、薄い毛布を引き千切り掛けた。
わたしの力では流石に無理で、「くー-!!きいいい!!」と奇声を上げるだけに止まったけど。

「お嬢様、大丈夫ですか?」

監視という名の同行者、メイドのアベラが恐々と聞いてきたので、わたしは手を下ろし、
ニコリと笑みを向けた。

「ええ、問題は無くてよ、ありがとう、アベラ」

アベラは驚いた顔になった。
思えば、ヴィオレットはメイドや使用人に対し、優しい言葉など掛けた事は無かった。
ヴィオレットの人生を途中から貰ったとはいえ、わたしはわたし、彼女の真似をする義務は無いわ。
大体、ヴィオレットの真似をしていたら、一生、イレール様に好かれないわ!

イレールは養子に貰われた資産家の家で、酷い虐待を受けていたから、
傲慢な者や差別意識の強い貴族が嫌いなのよね…

そう、魔法学園から追放されようと、修道院に入れられようと、
わたしのイレール様への愛は揺らいではいない!!

それを承知で、この人生を選んだんだもの。

何とかして修道院を脱出して、イレール様の元へ駆けつけるわ!
わたしがこの身を捧げるのは、神などではなく、イレール様によ!!
その為にも、魔法の勉強をしなくてはね!!イレール様の役に立つ女になってみせるわ!!

「ふ、ふ、ふ、ふ、ふ」

思わず笑いを零してしまい、斜め向かいに座るアベラに気味悪がられてしまった。


馬車は走り続け、明るい陽射しにわたしが目を覚ました時も、馬車はまだ走っていた。
知らない小さな町の通りを走っている。
前方には山が見えた。

「御者さん!この辺で食事にしましょう!」

わたしが御者に声を掛けると、御者は適当な店の前で馬車を止めた。

「ありがとう、疲れたでしょう?馬だって疲れてるわ、ここで暫く休んで行きましょうよ。
大丈夫よ、お金なら少し持っているから!」

わたしは部屋中を漁り、金を搔き集め持って来ていた。
なんだかんだ、やっぱり、世の中お金よね!!

御者が馬を休ませて貰いに行き、わたしとアベラは先に食事処へ入った。
テーブル席に着くと、落ち着いた。

「はー、疲れたわね!」

何と言っても、夜中、座り心地が良いともいえない馬車に揺られていたのだ。

「わたしは、お肉にしようかしら…アベラは何を食べる?」
「私は何でも…」
「好きな物を食べていいのよ?奢ってあげるから、安心して!」
「有難うございます…それでは、サンドイッチと紅茶で…」
「小食なのね?わたしは肉料理にパンケーキ、デザートにケーキをお願い、後、果実水ね!」

注文をしていると、御者も来たので、彼の分も注文した。

「修道院までは遠いの?」
「はい、着くのは明日の夕方になると思います」
「馬は大丈夫かしら?もっと休ませた方がいい?」
「大丈夫ですよ、今夜は山を越えた町で泊まる予定ですから」
「そう、それなら良かったわ!あなたも今夜はお酒でも飲んで、ゆっくり休んでね!」
「あ、有難うございます、お嬢様…」

御者は驚き、それから照れていた。
御者は見た所中年だ、仕事終わりの一杯は欠かせないだろう。

わたしたちは美味しい料理を楽しみ、少し休み、サンドイッチと菓子、果物を買い、
それを持って馬車に乗り、出発した。

アベラが小さな本を読んでいたので、わたしも魔法の初級本を読み始めた。
魔法の使い方が細かく丁寧に説明している。
ヴィオレットは感覚で魔法を使う事が出来る事もあり、論理的な事を嫌っていた。
自分を天才肌だと思っているタイプは厄介だ。

「勉強すれば面白いのに…」

勉強していれば、少なくとも、AクラスからCクラスに落ちる事は無かっただろう。
全く、馬鹿な子なんだから!

「お嬢様は、魔法が使えるのですか?」

アベラに聞かれ、わたしは顔を上げた。
魔法学園に通っている事は館の者全員、知っている筈だ。
それなのに、魔法が使えないと思われているなんて…何とも情けなくなった。

「少しだけね、勉強をサボっていたから…」
「少しでも凄いですわ、魔力が高いなんて羨ましいです」

一般的には、高位貴族程、魔力が強いと言われている。
勿論、例外もあり、平民層でも稀に、魔力の強い子供が生まれる事がある。
メロディもだし、イレールも出生は分からないが、魔力が高い。

アベラは公爵家のメイドだから、下級貴族の令嬢だろうか?
会話の流れで、魔力は持っていないのだろうと察した。

「あなたに、こんな処まで付いて来て貰って、ごめんなさいね、アベラ」
「いえ…私は、お嬢様がお気の毒で…」
「わたしを心配して、志願してくれたの!?ああ、アベラ!あなたって良い方ね!」

わたしは思わず感激していた。
アベラは数か月前からヴィオレット付きのメイドとして雇われたのだが、
ヴィオレットは彼女に対しても酷く当たり散らしていて、恨まれていても仕方は無かった。
てっきり、皆が付き添いを断ったので、新人のアベラにお鉢が回って来たのだと思っていた。

家族は冷たいけど、使用人には良い人も居たのね!

「今まで酷い事をしてごめんなさい、自分が恥ずかしいわ」
「お嬢様、いいんです、私はメイドですから仕方ありません」
「そんな事は無いわ!わたしが酷い娘だっただけよ、あなたにはもっと良い家で働いて貰いたいわ」
「有難うございます、お嬢様」

わたしたちは微笑み合った。
アベラと打ち解けた事で、わたしは和み、穏やかな気持ちで本を読み進めた。


昼を過ぎ、山中を馬車が走っていた時だった。
「ヒヒーー-ン!」馬が嘶き、急に馬車が揺れ、止まった。

「な、何事!??」

わたしは驚き窓から外を見た。
周囲を数名のならず者たちが囲んでいるのに気付き、息を飲む。

賊だわ!!
山だから、山賊かしら?何て、どうでも良いのよ!!
賊に掴まれば、殺されるか、奴隷として売られるか…悲惨な末路しか見えないわ!!
ああ!何としても、ここを切り抜けなければ!!

わたしは攻撃魔法の使い方を探そうと、慌てて魔法書を捲った。

「お嬢様」

アベラに呼ばれ、わたしは「何!?」と顔を上げる。
賊に囲まれているこの状況で、彼女は何故か落ち着いている。
その事に気付き、わたしは違和感を覚えた。

「アベラ?あなた、怖くないの?」
「怖い?それでしたら、お嬢様が想定外の行動をなさった場合ですわ」

は???

「お嬢様に変な魔法を使われて、計画を潰されたら困るの、だから、悪いけど…」

アベラはわたしの目の前に手を掲げた。
わたしが何か言う前に、その手から迸った光は、わたしを飲み込んだ___

きゃああああ!!殺さないでえええ!!

「ニャー」

ん??

叫んだつもりが、何故か猫の鳴き声で、わたしは不思議に思い、周囲を見た。
視界が変だ。
馬車内が恐ろしく広くなってる。
それに、わたしの体…この白い体は何??
桃色の肉球は…揺れている細長い尻尾は…猫???

わたし、猫になってませんかー――!???

「ニャー―――!!!」

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