【完結】悪役令嬢のトゥルーロマンスは断罪から☆

白雨 音

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昼休憩には会えなかったので、放課後こそは!と勇んでイレールの教室へ向かったのだが、
既にその姿は無く…結局、わたしはイレールに会う処か、その姿を見る事すら出来なかった。

猫の姿の時には、簡単に見つけ出せていたのに!!
それに、猫なら、探さずとも、寮の部屋で待っていれば会えたのだ。

寮に帰り、共同の居間で迎えてくれたメロディに抱き着き、つい愚痴を言っていた。

「人間って、不便だと思わない?猫の姿なら、男子寮にも入れたのに!!
メロディ、禁書庫に入った時みたいに、二人で男子寮に潜入してみない~?
アランの部屋を覗いてみたいでしょう?」

メロディをからかうと、可愛らしく顔を赤くしたが、
いつもとは違い、唇を尖らせると、フイと顔を背けた。

「アラン様のお部屋なんて!興味ありません!」

あらら?喧嘩でもしたのかしら??と思い、聞いてみると…

「アラン様は王子様で、お立場がありますし、広く視野を持たなければならない事は分かります。
例えば、アラン様が誰かを罰しなくてはいけない時、あたしはきっと、その者を可哀想に思います。
きっと、アラン様を責めてしまいます…
そうなれば、きっと、アラン様もあたしにウンザリする…
あたしたち、きっと、合わないんだわ…」

メロディは何やら深刻に悩んでいる様だ。
ゲームでこういうシナリオはあっただろうか? 
細部まで覚えている訳では無いし、正しい選択が何かは分からない。
ゲームだと、やり直しも出来たけど、そうもいかないのよね…
たった一度の人生、現実であるが故、慎重にならなくては…

だって、一歩間違えたら、メロディがアランを捨てて、他の攻略対象者に
行ってしまう事だって、十分にあり得るもの!
他の攻略対象者たちも美形だし、ハイスペックで、それぞれに魅力もあるんだけど、
ここまで関わってしまった以上、アランにも少し情が移ってしまったわ。
出来れば、メロディには、このままアランで手を打って欲しい___

わたしは頭を捻り、ヒロインがアランの何処に惹かれたのか、思い出そうとした。
何といっても、圧倒的主人公気質よね…
だけど、アランにも弱い部分があった筈…
アランは子供の頃から、汚れた大人たちの中に居て、すり寄られていたから、
自分の価値を《王子》としてしか見出せなかったのよね…
立派な王子になろうと努力する一方で、《自分》を認めて貰いたくて、足掻いていた。
その健気さに母性本能が擽られるのよね~

アランは相手にも厳しいけど、自分にも厳しい人だ。
その彼が、唯一、心を許せる存在、それが、メロディだ___

メロディにも分かっている筈。
それを思い出させるのよ!!

わたしはメロディの手を、ギュっと強く握った。

「メロディの悩みは当然よ!普通の感覚なら、王子になんて、とても付いていけないもの!
余程、冷淡な者でもない限り、上に立つ者にはなれないわ」

周囲が、『そんな人とは早く別れなさい!』という程、盛り上がるものよね?
本気で愛しているなら、尚更に。
案の定、メロディは直ぐにアランを庇った。

「アラン様は冷淡な方ではありません!」

わたしはじっと、メロディの言葉を待つ。
冷静になれば、きっと見えてくるだろうから…

「アラン様は、本当はお優しい方です…でも、お立場が、それを許さないんです…
アラン様も、本当は、心を痛めています…」

わたしは頷いた。

「そんなアランを、あなたは独りにするの?
心を分かってくれる人が傍にいるかいないかでは、全然違うわ。
特に、大きな責任を担う方にはね、絶対に必要よ!
時に慰め、時に叱り飛ばし、時に勇気をあげるの。
幾らアランでも、独りではきっと心を病んでしまうわ」

メロディは鋭く息を飲み、その綺麗な水色の目を見開いた。

「はい…そうです!その通りです!
あたし、自分が苦しいからって、アラン様を放って逃げる処でした!」

「アラン様の支えになりたい、だけど、反発してしまう自分では不相応だと思ったのでしょう?
全部言いなりになる必要なんてないわ、あなたはあなたの意見を言ってもいいの。
そうじゃなきゃ、あなたは人形と一緒じゃない?」

「はい…あたしの意見を言ってもいいんですね?」

メロディは人の事を考えて、一歩引く処があるのよね。
そこが、健気萌えなんだけど、彼女にはもっと自分を出して欲しいわ!
わたしは大きく頷いた。

「あなたの意見こそ、必要よ、だって、あなたは聖女だもの!」

メロディが安堵した様に、笑った。
不思議と、彼女の周囲に花が咲くのが見えた。





その夜、メロディと二人のルームメイト…ジェーンとクララで、
わたしの歓迎会を開いてくれた。

「新しいルームメイト、ヴィオレット様に、乾杯~!!」

派手な色に着色された果実水で乾杯をした。
お菓子も用意してくれていた。

「ありがとう!わたしの為に、凄くうれしいわ!」

わたしは、どれだけうれしいかを伝えたくて、一人一人に抱擁をして回った。

ジェーンとクララとはクラスも違うので、面識は無かった。
ゲームでも、学友や寮の事は、ほとんど出て来なかった気がする。

ジェーンはBクラスで、真面目な努力家だ。
多少、辛辣な処があり、負けず嫌いで、男子と成績を張り合っているらしい。
眼鏡をしていて、不愛想なので、男子を寄せ付けないオーラがある。

「私はもっと勉強したいの、魔法学園を出た後は研究機関に入るわ」
「凄いわ!ジェーンはどんな研究をしたいの?」

わたしが聞くと、ジェーンは少し頬を赤くし、顎を上げた。

「魔道具の開発よ、魔法を使えない人たちは多いもの、そういう人たちの生活を楽にしてあげたいの」
「そういう人が身近にいるの?」
「…うちは男爵だから、メイドも雇えないのよ、母が苦労しているのを見てたから…」

ジェーンは急に肩を落とし、ぼそぼそと言う。
あまり言いたくなさそうだけど、わたしは素晴らしい事だと思った。
その気持ちがあるからこそ、努力出来るのだろう。

「何が必要か、あなたには分かるのね、きっと素晴らしい道具を開発出来るわ!」
「あ、ありがとうございます…そんな事、言ってくれた人は初めてだわ…」
「そうなの?」
「魔法学園では貴族が多いから、爵位が低い者や貧乏な者は馬鹿にされるんです」
「そんなの!見返してやればいいわ!」

わたしが鼻を鳴らすと、ジェーンは「勿論、そのつもりよ!」と笑った。

クララはDクラスで、ジェーンとは正反対に、勉強嫌いだった。
魔法学園にも親から勧められ入ったに過ぎず、楽しい学園生活が出来、
無事に卒業出来たら良いとしか考えていなかった。

「私、勉強嫌いなんです~、難しいし、理解出来なくて~。
それに、魔法って危ないでしょう?痛い事は嫌だしぃ、人と争うなんて怖くてぇ…
私、卒業したら結婚する予定なんです~、相手は伯爵の跡取りなので~、
魔法は必要ないと思うんですよぉ、でも、両親は学園を卒業しろと言うんですぅ…」

伯爵夫人であれば、魔法を使う場面は確かに無いかもしれない。
クララは直ぐにでも学園を辞めたそうだ。

「でも、クララは調香が得意なんですよ!」

メロディがフォローを入れる。

「調香?そんな授業もあったの?」
「はい!クララは鼻が良くて、小さい頃から香水や化粧に馴染みがあるので、
香水や美容薬を作らせると、いつも一番なんです!先生も褒めています!」

クララは白くふっくらとした頬を赤くした。
良く見ると、クララは髪型もお洒落だ。
白金色の髪を綺麗にウエーブさせ、まるでプードルの様な印象だ。

「凄いわ!何か作ったものを嗅がせて頂戴!」

わたしが頼むと、クララは部屋に戻り、箱を取って来た。
蓋を開けると、小瓶が十個程並んでいた。

「凄い!これ、全部作ったの?」
「はい、授業で作ったものとぉ、残りは授業の合間に作りましたぁ」
「やるじゃない!これ!わたし好き!」

ヴィオレットの外見に合う、大人の香りだ。

「気に入られたのでしたら、差し上げます~」
「いいの!?それは悪いわ!材料費と手間賃は払うわよ」
「いいえ、材料費は掛かっていませんし~大した事はありませんので~」
「ありがとう!それなら、今度、お菓子を買って来るわね!」
「お菓子!うれしいです~♪」

クララが喜ぶ。
メロディとジェーンも興味津々に見ているのに気づき、わたしはそれを選んで渡した。

「メロディとジェーンにも貰っていいかしら?」
「はい~、気に入ったのがあれば、どうぞ~」
「メロディはこれ!ジェーンはこれ!香水は、沢山付けては駄目よ、少しでいいの…」

わたしはメロディとジェーンに小瓶を渡し、付け方を教えた。

「伯爵夫人になるなら、これは強い武器だと思うわよ」
「武器~?」
「伯爵夫人だと、社交の場も多いでしょう?あなたの美容の知識や香水には、
皆興味を持つわ!だって、女性はいつも美しくありたいものだもの!
でも、気前が良過ぎては駄目、都合よく使われるなんて嫌でしょう?
価値のあるものだと分からせる為にも、魔法学園卒業は良い肩書になるわ」

メロディとジェーンは「成程」と頷いていたが、当のクララは頭を傾げた。

「難しくてよく分かりません~」

「つまり、こうよ、『伯爵夫人が趣味で作った美容薬』と、
『魔法学園で絶賛されていた美容薬』、どちらが信用出来る?」

クララは頭を捻り、それから、閃いた様に笑顔になった。

「魔法学園の方が信用出来ますね~先生方がいらっしゃいますし~」
「クララ、あなたはもっと勉強して、皆から信用を得るの、そうすれば、
あなたの香水や美容薬は高く売れて、未来の旦那様に喜ばれるわよ!」
「そうなんですかぁ!?」

クララのテンションが今日イチ上がった。
クララの興味は香水、美容薬、そして婚約者だったらしい。

「嫁ぎ先の領土で採れる植物や薬草を調べておくといいわよ。
土地の物を使えば、もっと儲かる…喜ばれるわよ」

「はいいい!頑張りますぅ!!」

クララがやる気になった所を初めて見た…と、後々、メロディとジェーンから聞いたのだった。

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