【完結】魔界のアダルトグッズ屋のモニターにされました

仙桜可律

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甘噛み虫

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「絶対に君を傷つけたりしないよ」 
黒髪長身の男性が手を握ってくれた。

紗綾が恥ずかしさから泣いていると、清浄魔法をかけて服を渡してくれた。落ち着いて話せるようになると、店主はノア、長身のほうがガイと名乗った。

それで紗綾も名乗ったけれど、なんでここに来たのかはわからない。何をしていてそうなったのか、を説明しようと思ったけれど全部見られているし今さらという気がした。

ディルドに魔法はかかっていないらしい。
「サーヤ自体に魔力があって、よほど強い願いがあったのかもね」

「魔力なんてないよ」

「君のいた世界が魔法のない世界なら、使い道のない魔力が爆発寸前だったとか。それで、オナニーでごまかしてたけどもっと気持ちよくなりたくて爆発した」

そんなわけある?

でもノアの真面目な口ぶりにこっちではそういうこともあるのかもしれないと思った。研究や分析が好きなんだな、この人。

ガイは
『絶対にサーヤを傷つけない』と言ってくれて感動しかけたけど、
ディルドの話あたりからそわそわして、耳が出てしまってしっぽも出ている。股間を押さえて涙目になっている。
呼吸も荒いし、明らかに発情していた。
ものすごく欲情しているのがわかるのに我慢している。

「で、さっきも言ったけどサーヤにうちの商品を試してほしいんだよ。」
「さっきの触手!あれつけたまま放置するなんてひどい!」
「目を離した短時間であんなに乱れるとは思ってなかったんだよ」

「私の世界にあんなのなかったもん、それでちょっとびっくりしただけ」

「まあそういうことにしておこう。で、うちにある商品なんだけど、ディルドとかのほかに薬やクリーム、小さな部分に使うものがある。主にパートナーと使うものだね。そういうものならサーヤの負担も少ないと思うんだけど、どう?」

「……痛くないなら」

「興味ありそうだね」

ノアには見られているし、開き直ることにした。
「本当に、今まで強い刺激のものは私の世界にはなかったの。あったかもしれないけど私は怖くて使ってない。さっきみたいに放置されるのは嫌なの……。気絶したら怖いから、近くにいて欲しいし見ててほしい」

ガイがゴクリ、と喉を鳴らした。

「わあ、人間の子って煽るの天才的だね。僕も勃っちゃいそう」

ノアが淡々と拍手をした。
「これとかどう?」

ノアが箱から出したのは、ピカピカした丸いもの。

乳首に付けられた。
ぶーん、モゾモゾと動き出す。
「なにこれ、熱い、いたっ」

「ノア!危害は加えないって」
ガイが慌てるけど、
「んっ、そんなに痛くないけど、なにこれ、」

「これ、『甘噛み虫』っていってね、最近仕入れたやつ」

「虫!?やだっ!取って!」

「本当の虫じゃないけどね。」

ガイは取ろうとするけど、余計にくっついて引っ張ったら乳房全体がたぷんたぷんと揺れる。
「なんか、これ、ジンジンするっ」

虫が取れないように粘液を出した。ガイの指が滑って乳輪を押さえてしまう。乳首が尖ったらますます虫が食い込んでいる。

「あ、そういえばさっき触手で乳首だけでイッてたっけ。ガイ、もう少し強くしたらたぶんイくと思うよ」

「そんなこと言わないで!」

ガイはハアハアいってて、夢中で全体を揉みこんでいる。
「サーヤ、匂いが変わってる。感じてる、いい匂い、サーヤ、俺もう我慢できない」

紗綾の上に乗ってガイは胸を揉んでいる。片膝を紗綾の股間に当てて揺すっている。
それに無意識のうちに腰を揺らして紗綾が良いところに当てている。
ガイのズボンを押し上げている存在も紗綾の下腹に当たっている。

「ねえ、ガイ、まさか
その、」
「ごめん、おさまらない」

「もう一匹使う?」

ノアが甘噛み虫をクリトリスの上に置いた。
「ああっ、んんっ、あっ」

「サーヤ、声やばい、可愛い、なあ、触っていいか?」

「も、しらない、っ


指を入れるともうトロトロで。
ぬぷぬぷと抜き差しすると吸い付いてくる。

びくびくと体を震わせて、イッてしまった。

「わあ、ひどいね、一人でいっちゃうなんて。ガイ、抜いてくる?サーヤはディルド欲しいでしょ」

凶悪な太さのものをゆらゆら揺らしてノアが、近づいてくる。

「そんなの、無理」

「いけそうだけど」

顔をペチペチとディルドで軽く叩かれる。

「舐めてみて」

舌を出して舐めると、やっぱり太くて口に入らない。

ガイは部屋をでて、すぐに戻ってきた。
「早くない?」

「もう、限界だったから」
それでも、まだズボンを押し上げている。

サーヤはそこを見てしまう。
「サーヤ、俺は君に惚れてしまった。抱きたい。」

至近距離で目を見て言われて、顔が赤くなるのがわかった。
ガイは顔がかっこいいのがわかったし、耳がある。狼獣人には前から興味があった。体も筋肉質だし、その、発情している様子が色っぽいしズボンを押し上げているものが、きっと大きいと思う。
それだけでお腹がキュンキュンする。

「何でも使ってくれていいけど」
ノアが言うけど、
「まずは俺そのままを感じてほしい」

ガイが手を握った。

「さんざんうちの商品でトロットロになってるけどね」

「うるさい」

甘噛み虫は男の体液で逃げる。
ガイが唾液を多めに胸に垂らしたら簡単に離れた。
クリトリスの上にいた一匹も、周りをベロリと舐めたら離れた。

ノアが箱に入れる間にガイが乳首をもう一度舐める。
「サーヤ、俺に愛させて」

今日はイキすぎて無理かと思ったけれど、まだ中で満足していない。
頷いて、ガイの首に手を回したら噛みつくようなキスをされた。
牙が当たらないように顔の角度を変えてくれている。
舌が分厚くて長くて、ゾリゾリしていて紗綾の舌を巻き込んで愛撫している。

はあ、すごい気持ちいい

また濡れているのがわかった。





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