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授業参観の夜
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寒い日だった。リビングルームにコタツを用意した。疲れたのか凛華はもう眠っていた。畠山にラインすると、すぐにインターホンの呼び出し音がなった。午後七時半になっても、修一の帰宅はまだだった。
「ご主人は……」
呼吸だけの声で畠山がたずねた。
「まだ……」と優子が言ったあと、「コタツで、テレビゲームしよう」と畠山に言った。
:
コタツの向かいには古いタイプのビデオゲームがある。優子は畠山と並んでコタツに足を入れた。
ちゅっ……。先に唇を重ねたのは優子だった。
「優子さん、ゲームするんじゃ……」
畠山が舌を絡める。
「ああ……そんなの。口実に決まってるじゃない」
「口実?」
「晶くん、ちょっと悪いコトしちゃおうか?」
「ご主人は……」
呼吸だけの声で畠山がたずねた。
「まだ……」と優子が言ったあと、「コタツで、テレビゲームしよう」と畠山に言った。
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コタツの向かいには古いタイプのビデオゲームがある。優子は畠山と並んでコタツに足を入れた。
ちゅっ……。先に唇を重ねたのは優子だった。
「優子さん、ゲームするんじゃ……」
畠山が舌を絡める。
「ああ……そんなの。口実に決まってるじゃない」
「口実?」
「晶くん、ちょっと悪いコトしちゃおうか?」
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