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平和な日常?
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新婚旅行から1週間が過ぎ、私とモーリスの関係は新婚旅行時のままの関係で、私にとっては日常であった仕事の合間に、コランと過ごしていた時間がモーリスが置き換わり、仕事で顔を合わすが、問題なく日々を過ごせている。
私は必要書類に目を通しながらサインをしていると、コンコンとノックがありどうぞ、というと
「失礼します」
と言って微かな甘い香りと共にモーリスが入ってきた。
モーリスの仕事は、今は貴族達のあいさつ回りをやってもらっている、その内貴族達からの要望を私に伝える事など、私の仕事補佐をしてもらう予定だ。
「何か、不明な点でもありました?」
私は書類から目を離し、朗らかに微笑むと、少し挙動不審気味に
「い、いえ!そうでは、ないのですが……明日より数日間お休みを頂きたいのです」
「?それは構いませんが……何処か体調が優れないのですか?」
私の疑問に、彼は視線を泳がせて
「え……えぇ!そうなのです。」
と答えるので私はモーリスの額に手を当てる、彼の顔は真っ赤になっており体温も若干高く感じた。
「確かに少し熱があるようですね、もう今日からでも無理をせずゆっくり休んでください」
と私が言うと、彼は何故か少し申し訳なさそうに目を伏せ。
「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて休ませて頂きます」
と言いそそくさと室から出て行こうとする彼の背中に声を掛ける。
「体調が戻ったら、一緒に夕食を食べましょう」
と私が言うと彼は振り返り笑顔で頷いた。
---
結局モーリスはそのまま3日間寝込んでしまった。
私はお見舞いに行こうとしたが、風邪が移るといけないからと面会拒否され、どうにもできず悶々としていた。
---
そして3日後やっと体調が戻ったと彼の執事から伝えられ、私はすぐさま彼に会いに行った。
彼の部屋を訪ねると王宮医師がちょうど部屋から出て来たので、
「モーリスの容態は?どうなっています?」
と尋ねると、医師は困り顔を浮かべて
「……良くはなっていますが、あと2日間は安静にしてください」
「分かりました」
と言ってドアノブに手を触れようとすると
「あ、それと」
医師は何か思い出したかのように私を呼び止めるので振り返ると
「余計なお世話かもしれませんが、姫様はモーリス殿の事をどうなさるおつもりなのですか?」
「どう、とは?」
彼の言っている意味が良く分からず聞き返すと、医師は言いずらそうに顔のまま、
「いえ、なんでもございません、じじいの戯言として流して頂ければ……」
「かしこまりました、何か言いたい事があれば気兼ねなく言ってくださいね」
私は、モーリスの自室に入ると彼はベットの上で上半身を起こし窓の外を眺めていた。
「体調が戻ったようで安心しましたわ」
私が声を掛けると、モーリスは驚いた表情で私を見た後すぐに笑顔になり、私に席を進めるのでそれに従って私も椅子に座る。
「お陰様で、ご心配をお掛けしました。」
「いえ、大事に至らなくて何よりです、なにか食べたいものがあれば用意させますが?」
と私が尋ねると、彼は首を横に振り、
「いえ、お気になさらず。それよりも僕は貴方と話がしたいです。」
「良いですよ、何についてお話がしたいのですか?」
私が快く彼の要求に答えると彼は少し申し訳なさそうに、語ってくれた。
彼曰く、昔から三か月に1回くらいのペースで体調を崩してしまい仕事が出来なくなってしまい、周りに迷惑をかけてしまうらしい事、またこの風邪は咳が止まらなくなるから、やむを得ず面会拒否をした事、そして
「まともな引継ぎもできず申し訳なく思っています。」
と病み上がりでやつれているが、彼は頭を下げて謝罪され、慌てて首を振り否定する。
「いえ、体質であるなら仕方ありません、気にしないでください」
「ですが…」
とモーリスは何か言いたげだが、私は彼の手を握り、目を見つめる。
「モーリスが元気でいてくれるのが、私にとっては一番嬉しいのです、ですから気に病まないで下さい。それに、看病は弟で経験済みなので、貴方一人くらいへっちゃらです。」
少しの間の後
「……そうなんですね、ありがとうございます。」
と彼はいつもの人当たりの良さそうな優しい笑みを浮かべるが、まだ本調子という訳ではなさそうだったので、 私はモーリスの手を引きベットに寝かせた。
「何か要望などあればすぐに言ってくださいね、ではおやすみなさい」
「はい、お休みなさい。」
私はモーリスが眠りにつくまでそばにいようかとは思ったが、気を使わせても悪いと思い、部屋を出る。
「お久し振りですねカルミア」
部屋を出ると、聞声を掛けられ振り返るとそこには、今やすっかり第一王妃としての地位を確立している、テルミア・フォン・サンベール事、
「お母様お久しゅうございます。どうしてこちらに?」
お母様が私の寝泊りしている離宮に来ている事に驚いたが、彼女は特に気にした様子も無く
「嫁いできてくれた、義理の息子が体調不良なのよ?お見舞いに来るのは当たり前でしょう?」
(私の時は何もしてくれなかったのに……)
私と母、折り合いが悪い、お母様は元々サンベール王国の王妃になるべく育てられていたのに、国王の寵愛を受けたのは、コランのお母様だった。
その上、お父様の第一子として生まれたのが、外交に使えない、小賢しい女αである私、お母さまの実家からもだいぶ責められたられ、その結果私が憎いらしく、幼少期はほぼ放置されお母様とのまともな記憶は無く、コランかばあやと過ごした記憶しかほぼ無い。
「そうですか、ありがとうございます」
軽く会釈をすると、お母様はやれやれといった感じで、
「全く…旦那様の体調を気遣うのは妻の務めですよ?分かっています?」
「…ご心配いただきありがとうございます。以後気を付けます。」
厭味ったらしく言われ、私が何も反論せず素直に謝罪すると、お母様は満足したのかふんと鼻を鳴らし、彼の部屋に入っていった。
私も仕事に戻らなければいけないのでその場を後にした。
---
「病み上がりなのに、大丈夫ですか?無理しないでくださいね。」
「はい、問題ありません。お気遣いいただきありがとうございます。」
彼は、すっかり回復しおいしそうにごはんを口に運ぶ、復帰してきた日に久々の二人夕食を楽しんでいる。
仕事の話を交えて雑談と夕食を楽しみ最後にデザートも食べ終えた頃、モーリスが神妙な面持ちで
「あの、盗み聞きするつもりは無かったのですが…僕のせいでお義母様に何か言われていいたようですが…」
と突然言われ、私はまさか聞かれていたなんてと一瞬固まってしまった。
モーリスは真剣な表情で私の事をじっと見つめてるので、取り繕う事もできずただ無言になってしまった私に彼は、今までない程の暗い表情で、
「僕が不甲斐ないせいで「い、いえ違います!これは、その……」
と言いよどむ私に、彼は無言で私の言葉を待っている。
「そ、そのですね…私と母は折り合いが悪くて…」
しどろもどろに私が母との関係を話すとモーリスは悲しそうに眉を顰めつつも黙って最後まで聞いてくれた。
「とまぁ、このような感じでして、お母様が私に対していい感情を持っていないのは仕方ない事なので、お気になさらないでください」
私は努めて明るく彼を安心させようとするが、彼は私の事を憐れんでいるのか、悲痛そうに顔を歪めている。
「それは……今まで辛かったですね……」
私はふるふると首を横に振るが、モーリスは悲痛な表情を浮かべていたが、何かを決心したようで、
「僕じゃ頼りないかもしれませんが、もしこれから何かあれば、何でも相談してくださいね」
と強く私の手を握りながら、励ましてくれた。
その姿が昔、私とまだ仲が良かった頃の弟の姿と重なり、思わず席を立ちモーリスの側まで行くと、そっと弟の事を思い出しながら頭を優しく抱きしめると
「え、あ、あのか、カルミア?!」
彼は驚きの声を上げるが、私は構わず彼の頭を撫でる。
「ありがとうございます。その言葉は、私にとって何よりも励みになります」
そう彼に告げて、私は手を離すと、モーリスは顔は赤らめつつ、少しなにか残念そうに私から視線を外した。
私はこの時、異変に気付かなかった事を後に後悔する。
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私は必要書類に目を通しながらサインをしていると、コンコンとノックがありどうぞ、というと
「失礼します」
と言って微かな甘い香りと共にモーリスが入ってきた。
モーリスの仕事は、今は貴族達のあいさつ回りをやってもらっている、その内貴族達からの要望を私に伝える事など、私の仕事補佐をしてもらう予定だ。
「何か、不明な点でもありました?」
私は書類から目を離し、朗らかに微笑むと、少し挙動不審気味に
「い、いえ!そうでは、ないのですが……明日より数日間お休みを頂きたいのです」
「?それは構いませんが……何処か体調が優れないのですか?」
私の疑問に、彼は視線を泳がせて
「え……えぇ!そうなのです。」
と答えるので私はモーリスの額に手を当てる、彼の顔は真っ赤になっており体温も若干高く感じた。
「確かに少し熱があるようですね、もう今日からでも無理をせずゆっくり休んでください」
と私が言うと、彼は何故か少し申し訳なさそうに目を伏せ。
「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて休ませて頂きます」
と言いそそくさと室から出て行こうとする彼の背中に声を掛ける。
「体調が戻ったら、一緒に夕食を食べましょう」
と私が言うと彼は振り返り笑顔で頷いた。
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結局モーリスはそのまま3日間寝込んでしまった。
私はお見舞いに行こうとしたが、風邪が移るといけないからと面会拒否され、どうにもできず悶々としていた。
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そして3日後やっと体調が戻ったと彼の執事から伝えられ、私はすぐさま彼に会いに行った。
彼の部屋を訪ねると王宮医師がちょうど部屋から出て来たので、
「モーリスの容態は?どうなっています?」
と尋ねると、医師は困り顔を浮かべて
「……良くはなっていますが、あと2日間は安静にしてください」
「分かりました」
と言ってドアノブに手を触れようとすると
「あ、それと」
医師は何か思い出したかのように私を呼び止めるので振り返ると
「余計なお世話かもしれませんが、姫様はモーリス殿の事をどうなさるおつもりなのですか?」
「どう、とは?」
彼の言っている意味が良く分からず聞き返すと、医師は言いずらそうに顔のまま、
「いえ、なんでもございません、じじいの戯言として流して頂ければ……」
「かしこまりました、何か言いたい事があれば気兼ねなく言ってくださいね」
私は、モーリスの自室に入ると彼はベットの上で上半身を起こし窓の外を眺めていた。
「体調が戻ったようで安心しましたわ」
私が声を掛けると、モーリスは驚いた表情で私を見た後すぐに笑顔になり、私に席を進めるのでそれに従って私も椅子に座る。
「お陰様で、ご心配をお掛けしました。」
「いえ、大事に至らなくて何よりです、なにか食べたいものがあれば用意させますが?」
と私が尋ねると、彼は首を横に振り、
「いえ、お気になさらず。それよりも僕は貴方と話がしたいです。」
「良いですよ、何についてお話がしたいのですか?」
私が快く彼の要求に答えると彼は少し申し訳なさそうに、語ってくれた。
彼曰く、昔から三か月に1回くらいのペースで体調を崩してしまい仕事が出来なくなってしまい、周りに迷惑をかけてしまうらしい事、またこの風邪は咳が止まらなくなるから、やむを得ず面会拒否をした事、そして
「まともな引継ぎもできず申し訳なく思っています。」
と病み上がりでやつれているが、彼は頭を下げて謝罪され、慌てて首を振り否定する。
「いえ、体質であるなら仕方ありません、気にしないでください」
「ですが…」
とモーリスは何か言いたげだが、私は彼の手を握り、目を見つめる。
「モーリスが元気でいてくれるのが、私にとっては一番嬉しいのです、ですから気に病まないで下さい。それに、看病は弟で経験済みなので、貴方一人くらいへっちゃらです。」
少しの間の後
「……そうなんですね、ありがとうございます。」
と彼はいつもの人当たりの良さそうな優しい笑みを浮かべるが、まだ本調子という訳ではなさそうだったので、 私はモーリスの手を引きベットに寝かせた。
「何か要望などあればすぐに言ってくださいね、ではおやすみなさい」
「はい、お休みなさい。」
私はモーリスが眠りにつくまでそばにいようかとは思ったが、気を使わせても悪いと思い、部屋を出る。
「お久し振りですねカルミア」
部屋を出ると、聞声を掛けられ振り返るとそこには、今やすっかり第一王妃としての地位を確立している、テルミア・フォン・サンベール事、
「お母様お久しゅうございます。どうしてこちらに?」
お母様が私の寝泊りしている離宮に来ている事に驚いたが、彼女は特に気にした様子も無く
「嫁いできてくれた、義理の息子が体調不良なのよ?お見舞いに来るのは当たり前でしょう?」
(私の時は何もしてくれなかったのに……)
私と母、折り合いが悪い、お母様は元々サンベール王国の王妃になるべく育てられていたのに、国王の寵愛を受けたのは、コランのお母様だった。
その上、お父様の第一子として生まれたのが、外交に使えない、小賢しい女αである私、お母さまの実家からもだいぶ責められたられ、その結果私が憎いらしく、幼少期はほぼ放置されお母様とのまともな記憶は無く、コランかばあやと過ごした記憶しかほぼ無い。
「そうですか、ありがとうございます」
軽く会釈をすると、お母様はやれやれといった感じで、
「全く…旦那様の体調を気遣うのは妻の務めですよ?分かっています?」
「…ご心配いただきありがとうございます。以後気を付けます。」
厭味ったらしく言われ、私が何も反論せず素直に謝罪すると、お母様は満足したのかふんと鼻を鳴らし、彼の部屋に入っていった。
私も仕事に戻らなければいけないのでその場を後にした。
---
「病み上がりなのに、大丈夫ですか?無理しないでくださいね。」
「はい、問題ありません。お気遣いいただきありがとうございます。」
彼は、すっかり回復しおいしそうにごはんを口に運ぶ、復帰してきた日に久々の二人夕食を楽しんでいる。
仕事の話を交えて雑談と夕食を楽しみ最後にデザートも食べ終えた頃、モーリスが神妙な面持ちで
「あの、盗み聞きするつもりは無かったのですが…僕のせいでお義母様に何か言われていいたようですが…」
と突然言われ、私はまさか聞かれていたなんてと一瞬固まってしまった。
モーリスは真剣な表情で私の事をじっと見つめてるので、取り繕う事もできずただ無言になってしまった私に彼は、今までない程の暗い表情で、
「僕が不甲斐ないせいで「い、いえ違います!これは、その……」
と言いよどむ私に、彼は無言で私の言葉を待っている。
「そ、そのですね…私と母は折り合いが悪くて…」
しどろもどろに私が母との関係を話すとモーリスは悲しそうに眉を顰めつつも黙って最後まで聞いてくれた。
「とまぁ、このような感じでして、お母様が私に対していい感情を持っていないのは仕方ない事なので、お気になさらないでください」
私は努めて明るく彼を安心させようとするが、彼は私の事を憐れんでいるのか、悲痛そうに顔を歪めている。
「それは……今まで辛かったですね……」
私はふるふると首を横に振るが、モーリスは悲痛な表情を浮かべていたが、何かを決心したようで、
「僕じゃ頼りないかもしれませんが、もしこれから何かあれば、何でも相談してくださいね」
と強く私の手を握りながら、励ましてくれた。
その姿が昔、私とまだ仲が良かった頃の弟の姿と重なり、思わず席を立ちモーリスの側まで行くと、そっと弟の事を思い出しながら頭を優しく抱きしめると
「え、あ、あのか、カルミア?!」
彼は驚きの声を上げるが、私は構わず彼の頭を撫でる。
「ありがとうございます。その言葉は、私にとって何よりも励みになります」
そう彼に告げて、私は手を離すと、モーリスは顔は赤らめつつ、少しなにか残念そうに私から視線を外した。
私はこの時、異変に気付かなかった事を後に後悔する。
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