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異世界転生
第5話:教えてくれ
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「……痛ぇ」
アイレは右耳と右肘の鈍痛《どんつう》で目を覚ました。見知らぬ木の天井が視界に入ると、驚いて上半身を起こした。
「ど、どこだここは……?」
やわらかい白いベットの上でアイレは眠っていた。千切れかけていた耳には縫合処理がされ、骨を折られた右肘には包帯が巻かれて固定されている。
病院で着ていた服ではなく、茶色の布のシャツと同じ布で作られた半ズボン。
白く綺麗なベットは清潔感もあり、シルクのような肌触りがした。
周囲を見渡すと、まるで木の中に家を作ったような感覚に陥るほど、むき出しの木が肌を見せている。
瞬間、アイレの脳裏に最後の記憶が蘇った。化け物に襲われ殺されかけた自分と
飛んできた謎の光。
――俺は助かった……のか?
眠っていたベットの横にくりぬかれたような木の窓が見えた。外を眺めようと、右肘を庇いながら向かった。
――うそだろ……
窓をから身を乗り出して下を眺めると、あまりの高さに足がすくんでしまった。アイレが思った通り、ここは木の中をくり抜いて、出来ている家の中。窓の外には大きな大木がいくつも見える。
落下したら絶対に助からない高さに、この家は作られていた。
「怖い……」
アイレは少し落ち着きを取り戻してから、家の中を探索した。誰がこの手当をしてくれたのか。
木の家の中はとても落ちつく内装になっていた。それほど広いわけではないが、家具が全て木で統一されている。壁のむき出しの木と違い、机や椅子は綺麗に加工されているらしく、まるで高級家具屋に置いてあったように見える。
所々、不思議な模様の印が描かれているのがきになった。
アイレが眠っていたベットは窓際にあり、同じ部屋に大きな机と机があった。
さながら、少し大きなワンルームというところか、と思いきや、一つだけ扉を見つけた。
恐る恐るドアを開けてみようとしたが、鍵がかかっていた。ドアを叩いてみたが、人の気配はない。
再びリビングに戻ると、大きな木の棚を覗いた。中にある食器も全て木で統一されており、生活感も感じられるところから、誰かがアイレを助けて治療をしてくれたのは明白だった。
棚の横の小さな机には、見たこともない本がうずたかく積まれていた。
アイレは倒れない様に、慎重に一番上にある本を手に取った。
見たこともない文字で、英語でも中国語でもない。しかし、アイレは不思議と読むことができた。
第一項目:人間の魔力とその限界値について
第二項目:魔法と魔族の因果関係と古代魔族の死の定義
第三項目:魔族魔法と精霊魔法の違い、その①
「……魔法」
アイレがいつも見ていたアニメの”魔法”という言葉。内容はさっぱり理解できないが、ここは異世界なんだと確信した。
本を戻してから、喉がカラカラだということにようやく気付いた。
アイレは台所に備え付けられている、木の蛇口を回して水を飲もうと近づいた。突然、蛇口から見たこともない模様が蒼く光り輝いた。少し不安に感じながらも、骨が折れていないほうの手で掬《すく》ってゴクゴクと水を飲んだ。その時、
「起きたようじゃの」
突然、背中から声をかけられ、アイレは驚いて振り向くと、口に含んだ水をその人物に勢いよく吹きかけた。
「……ばかたれが!」
その人物は顔にかかった水を右手で拭いながらアイレに怒った。
「ご、ごめん……驚いて……」
背は少し低く、筋骨隆々《きんこつりゅうりゅう》で白い髭を生やしており、
年齢は不明だが、それなりにお爺さんに見える。アニメで見たことあるような気がする、と。アイレは思った。
その人物はアイレを顔にかかった水を払いのけながら
「耳はほとんど塞がっておるが、折れた右肘は少し時間がかかるかもしれんぞ。命に別状がなくてよかった」
白い髭を右手でわしわしと触りながら笑顔でアイレを心配した。
自分を助けてくれたのは、ヴェルネルかレムリかもしれないと、頭の片隅にあった予想は外れたが、人の良さそうな笑顔を見てアイレは安心した。
「助けてくれてありがとう。でも、あんたは誰なんだ? それに……ここは?」
「何から話そうかの、まぁとりあえず、座らんか」
白い髭を右手でわしわしと触りながら、椅子を引いた。アイレは椅子に座って、再び疑問を投げかけた。
「俺を殺そうとした化け物は一体何なんだ?」
「あれはゴブリンと呼ばれるこの世界の魔物じゃよ、それにあの日から三日間、お主は眠っておったよ」
「三日間!? そんなにも!?」
「血を流しすぎておったのじゃよ。じゃが、無事でよかった」
「ゴブリンはなんでいきなり俺に襲ってきたんだ?」
「ゴブリンを知らぬのか?」
「……ああ。信じてもらえるかわからないが、俺は別の世界からここへきた」
アイレは異世界に転生したと感じていたが、ゴブリンに襲われたことにより確信に変わっていた。アニメで見ていたのとは違う、リアルな化け物は頭の中にある想像の生物と大きく違う。強さも、怖さも。
「別の世界から……、か。そういう話はワシも聞いたことがある、本当にあるのだな。それにワシは爺さんではない。インザームと呼んでくれ」
白い髭の人物は自分をインザームと名乗った。
意外にもアイレが「別の世界から来た」というのをすんなりと信じてくれた。
「インザーム、良ければ、この世界について教えてくれないか?」
「うむ……。まず、ゴブリンはこの世界では珍しくない。奴らのほとんどは、人間を”食事”として見ておる。だから、襲ってくるのじゃ」
「そういうことか……。あんな化け物が珍しくないって……この世界の人はどうやって暮らしているんだ?」
「一つ注意しておくが、ゴブリンは魔物の中でも低級で戦闘力は低い。たとえ数が多かったとしても、あれに負けるようではこの世界で生き抜くことはむずかしくなる」
インザームは続けて
「ゴブリン以上に強い魔物と、いつ、どこで、遭遇するのかはワシにもわからぬ。低級な魔物と違い、上級魔物と遭遇すれば、ひとたまりもないだろう」
アイレはインザームの話しを聞いて驚愕した。ゴブリンを一体倒すだけでも命がけだった。それが低級な魔物。そしてさらに強い魔物もいるという。
驚きで開いた口が塞がらなかったが、アイレは一番気になることを聞いた。
「……なぁ、インザーム。ヴェルネルとレムリって知ってるか?」
インザームはなんだか知っているような、そんな気がした。
「……ヴェルネル? レムリ? 魔法の言葉か何かか?」
「いや、人の名前だ。俺と同じで、この世界に転生したはずなんだ」
「……知らぬな。この世界はとてつもなく広い。ワシにもわからんことはいっぱいある。すまぬな」
インザームは申し訳なさそうな表情を浮かべた、それでもアイレはヴェルネルとレムリはこの世界のどこかにいる、と信じていた。
「色々教えてくれてありがとう、インザーム。まだ自己紹介をしてなかったな……俺の名前はアイレだ」
「……アイレか、いい名だの。久しぶりの客人じゃ、傷が治るまでゆっくりとするがよい」
インザームは左手で握手を求め、アイレも笑顔で右手を差し出した。
それからアイレは続いて、ゴブリンを倒した”光”を思い出した。
「なぁインザーム、俺を狙ったゴブリンはどうして倒れたんだ? あの光は何なんだ?」
「あの光はこの世界で魔法と呼ばれるものじゃ。ワシがちと改造した術式じゃが、低級には効く。残りのゴブリンはワシが鎌で殺した」
インザームは”殺した”という言葉を淡々と言い放った。
この世界では普通の言葉なのかもしれないが、聞きなれないアイレはインザームに少し恐怖を感じた。
だが、同時にアイレにある気持ちが芽生えた。
ヴェルネルとレムリは、きっとこの世界にいる。
たとえ、どんな場所にいたとしても、会いにいく。
そのためには、この世界で生き抜くために必要な能力があると痛感した。
「インザーム、頼みがある」
「なんじゃ?」
「俺に”魔法”を教えてくれないか?」
アイレは右耳と右肘の鈍痛《どんつう》で目を覚ました。見知らぬ木の天井が視界に入ると、驚いて上半身を起こした。
「ど、どこだここは……?」
やわらかい白いベットの上でアイレは眠っていた。千切れかけていた耳には縫合処理がされ、骨を折られた右肘には包帯が巻かれて固定されている。
病院で着ていた服ではなく、茶色の布のシャツと同じ布で作られた半ズボン。
白く綺麗なベットは清潔感もあり、シルクのような肌触りがした。
周囲を見渡すと、まるで木の中に家を作ったような感覚に陥るほど、むき出しの木が肌を見せている。
瞬間、アイレの脳裏に最後の記憶が蘇った。化け物に襲われ殺されかけた自分と
飛んできた謎の光。
――俺は助かった……のか?
眠っていたベットの横にくりぬかれたような木の窓が見えた。外を眺めようと、右肘を庇いながら向かった。
――うそだろ……
窓をから身を乗り出して下を眺めると、あまりの高さに足がすくんでしまった。アイレが思った通り、ここは木の中をくり抜いて、出来ている家の中。窓の外には大きな大木がいくつも見える。
落下したら絶対に助からない高さに、この家は作られていた。
「怖い……」
アイレは少し落ち着きを取り戻してから、家の中を探索した。誰がこの手当をしてくれたのか。
木の家の中はとても落ちつく内装になっていた。それほど広いわけではないが、家具が全て木で統一されている。壁のむき出しの木と違い、机や椅子は綺麗に加工されているらしく、まるで高級家具屋に置いてあったように見える。
所々、不思議な模様の印が描かれているのがきになった。
アイレが眠っていたベットは窓際にあり、同じ部屋に大きな机と机があった。
さながら、少し大きなワンルームというところか、と思いきや、一つだけ扉を見つけた。
恐る恐るドアを開けてみようとしたが、鍵がかかっていた。ドアを叩いてみたが、人の気配はない。
再びリビングに戻ると、大きな木の棚を覗いた。中にある食器も全て木で統一されており、生活感も感じられるところから、誰かがアイレを助けて治療をしてくれたのは明白だった。
棚の横の小さな机には、見たこともない本がうずたかく積まれていた。
アイレは倒れない様に、慎重に一番上にある本を手に取った。
見たこともない文字で、英語でも中国語でもない。しかし、アイレは不思議と読むことができた。
第一項目:人間の魔力とその限界値について
第二項目:魔法と魔族の因果関係と古代魔族の死の定義
第三項目:魔族魔法と精霊魔法の違い、その①
「……魔法」
アイレがいつも見ていたアニメの”魔法”という言葉。内容はさっぱり理解できないが、ここは異世界なんだと確信した。
本を戻してから、喉がカラカラだということにようやく気付いた。
アイレは台所に備え付けられている、木の蛇口を回して水を飲もうと近づいた。突然、蛇口から見たこともない模様が蒼く光り輝いた。少し不安に感じながらも、骨が折れていないほうの手で掬《すく》ってゴクゴクと水を飲んだ。その時、
「起きたようじゃの」
突然、背中から声をかけられ、アイレは驚いて振り向くと、口に含んだ水をその人物に勢いよく吹きかけた。
「……ばかたれが!」
その人物は顔にかかった水を右手で拭いながらアイレに怒った。
「ご、ごめん……驚いて……」
背は少し低く、筋骨隆々《きんこつりゅうりゅう》で白い髭を生やしており、
年齢は不明だが、それなりにお爺さんに見える。アニメで見たことあるような気がする、と。アイレは思った。
その人物はアイレを顔にかかった水を払いのけながら
「耳はほとんど塞がっておるが、折れた右肘は少し時間がかかるかもしれんぞ。命に別状がなくてよかった」
白い髭を右手でわしわしと触りながら笑顔でアイレを心配した。
自分を助けてくれたのは、ヴェルネルかレムリかもしれないと、頭の片隅にあった予想は外れたが、人の良さそうな笑顔を見てアイレは安心した。
「助けてくれてありがとう。でも、あんたは誰なんだ? それに……ここは?」
「何から話そうかの、まぁとりあえず、座らんか」
白い髭を右手でわしわしと触りながら、椅子を引いた。アイレは椅子に座って、再び疑問を投げかけた。
「俺を殺そうとした化け物は一体何なんだ?」
「あれはゴブリンと呼ばれるこの世界の魔物じゃよ、それにあの日から三日間、お主は眠っておったよ」
「三日間!? そんなにも!?」
「血を流しすぎておったのじゃよ。じゃが、無事でよかった」
「ゴブリンはなんでいきなり俺に襲ってきたんだ?」
「ゴブリンを知らぬのか?」
「……ああ。信じてもらえるかわからないが、俺は別の世界からここへきた」
アイレは異世界に転生したと感じていたが、ゴブリンに襲われたことにより確信に変わっていた。アニメで見ていたのとは違う、リアルな化け物は頭の中にある想像の生物と大きく違う。強さも、怖さも。
「別の世界から……、か。そういう話はワシも聞いたことがある、本当にあるのだな。それにワシは爺さんではない。インザームと呼んでくれ」
白い髭の人物は自分をインザームと名乗った。
意外にもアイレが「別の世界から来た」というのをすんなりと信じてくれた。
「インザーム、良ければ、この世界について教えてくれないか?」
「うむ……。まず、ゴブリンはこの世界では珍しくない。奴らのほとんどは、人間を”食事”として見ておる。だから、襲ってくるのじゃ」
「そういうことか……。あんな化け物が珍しくないって……この世界の人はどうやって暮らしているんだ?」
「一つ注意しておくが、ゴブリンは魔物の中でも低級で戦闘力は低い。たとえ数が多かったとしても、あれに負けるようではこの世界で生き抜くことはむずかしくなる」
インザームは続けて
「ゴブリン以上に強い魔物と、いつ、どこで、遭遇するのかはワシにもわからぬ。低級な魔物と違い、上級魔物と遭遇すれば、ひとたまりもないだろう」
アイレはインザームの話しを聞いて驚愕した。ゴブリンを一体倒すだけでも命がけだった。それが低級な魔物。そしてさらに強い魔物もいるという。
驚きで開いた口が塞がらなかったが、アイレは一番気になることを聞いた。
「……なぁ、インザーム。ヴェルネルとレムリって知ってるか?」
インザームはなんだか知っているような、そんな気がした。
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「いや、人の名前だ。俺と同じで、この世界に転生したはずなんだ」
「……知らぬな。この世界はとてつもなく広い。ワシにもわからんことはいっぱいある。すまぬな」
インザームは申し訳なさそうな表情を浮かべた、それでもアイレはヴェルネルとレムリはこの世界のどこかにいる、と信じていた。
「色々教えてくれてありがとう、インザーム。まだ自己紹介をしてなかったな……俺の名前はアイレだ」
「……アイレか、いい名だの。久しぶりの客人じゃ、傷が治るまでゆっくりとするがよい」
インザームは左手で握手を求め、アイレも笑顔で右手を差し出した。
それからアイレは続いて、ゴブリンを倒した”光”を思い出した。
「なぁインザーム、俺を狙ったゴブリンはどうして倒れたんだ? あの光は何なんだ?」
「あの光はこの世界で魔法と呼ばれるものじゃ。ワシがちと改造した術式じゃが、低級には効く。残りのゴブリンはワシが鎌で殺した」
インザームは”殺した”という言葉を淡々と言い放った。
この世界では普通の言葉なのかもしれないが、聞きなれないアイレはインザームに少し恐怖を感じた。
だが、同時にアイレにある気持ちが芽生えた。
ヴェルネルとレムリは、きっとこの世界にいる。
たとえ、どんな場所にいたとしても、会いにいく。
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