31 / 51
31.そして学園祭が始まった
しおりを挟む
今日は学園祭当日!
悪役令嬢と殿下は一緒に学園祭を回るそうですわ♪
良かった~♪
小説の中の悪役令嬢は、本当に可哀想だったから
『私はただ、侯爵家の娘に生まれて、殿下の婚約者に選ばれただけ。
私が望んだわけじゃないわっ。
殿下が私を愛したことなど一度もない』
うっ、鼻の奥がツンって……
グズっ
「「「どうしたのですか?」」」
「大丈夫よ。くしゃみが出そうになったの」
「「「見て下さい!あっち!」」」
モブ3令嬢に腕を引かれ向かった先には
『決定♡学園ベストカップル♡』
これは、学園で公認されている、婚約関係にあるカップルの中からベストカップルを選ぶイベントなのね?
あら、公爵令息
あら、侯爵令息A、侯爵令息B
あら、伯爵令息A、B、C、D
あら、第二王子殿下
第二王子殿下?!?!
はわわわわっ
投票、投票しますわっ!
10票!
「スミマセン。不正防止のため、一人1回です」
そうよね、組織票はダメだわ。
私は当然、第二王子殿下カップルに投票した。
さてさて、実はオソロイ店も今日はこちらに出店しているのですよ~。
こっそり推しと同じモチーフを♡作戦ですわ
同じモチーフを使ったキーホルダーやブックマークやヘアピンなど、安価なものを揃えてあるのです。
石を使っていないモチーフチャームがさりげないのですわ。
さてさて、どんな感じかしら~。
商品の売上は、悪役令嬢の侯爵家の収益に繋がりますからね~。
-ツヅク-
悪役令嬢と殿下は一緒に学園祭を回るそうですわ♪
良かった~♪
小説の中の悪役令嬢は、本当に可哀想だったから
『私はただ、侯爵家の娘に生まれて、殿下の婚約者に選ばれただけ。
私が望んだわけじゃないわっ。
殿下が私を愛したことなど一度もない』
うっ、鼻の奥がツンって……
グズっ
「「「どうしたのですか?」」」
「大丈夫よ。くしゃみが出そうになったの」
「「「見て下さい!あっち!」」」
モブ3令嬢に腕を引かれ向かった先には
『決定♡学園ベストカップル♡』
これは、学園で公認されている、婚約関係にあるカップルの中からベストカップルを選ぶイベントなのね?
あら、公爵令息
あら、侯爵令息A、侯爵令息B
あら、伯爵令息A、B、C、D
あら、第二王子殿下
第二王子殿下?!?!
はわわわわっ
投票、投票しますわっ!
10票!
「スミマセン。不正防止のため、一人1回です」
そうよね、組織票はダメだわ。
私は当然、第二王子殿下カップルに投票した。
さてさて、実はオソロイ店も今日はこちらに出店しているのですよ~。
こっそり推しと同じモチーフを♡作戦ですわ
同じモチーフを使ったキーホルダーやブックマークやヘアピンなど、安価なものを揃えてあるのです。
石を使っていないモチーフチャームがさりげないのですわ。
さてさて、どんな感じかしら~。
商品の売上は、悪役令嬢の侯爵家の収益に繋がりますからね~。
-ツヅク-
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
64
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる