オタクな母娘が異世界転生しちゃいました

yanako

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119.フォレールの森の奥-1

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早朝、ジュールが馬車でロナたちを迎えに来た。
今日はフォレール滝とリヴァージュの湖を見に行くのだ。

「おはようございます。今日は宜しくお願いします」
「ジュールさんおはよう!今日は宜しくお願いします!」
ロナとリナは山仕様の格好をしている。肌が出ていては、虫に刺されるし、怪我にもつながる。
これから向かう滝は、住民でも迷う、森の奥にあるのだ。


「おはようございます。今日は晴れて良かった。森の中を少し歩きますから。体調は大丈夫ですか?ロナさん」

「大丈夫!昨日は飲み過ぎなかったわ!」
焼き鳥屋でマルタンとジャンとアウトレットモールの話をしたあと、明日は現地調査で朝が早いからと、早々に帰宅した。
今朝はお昼ごはん用のお弁当の用意もしてある。おにぎりと唐揚げ玉子焼きと青野菜の漬物だ。
リナは弁当を覗き込み、ザ・弁当だ、日本でいつも食べていたやつだと笑った。


「あ!ジュールさんおはようございます」
「ジュール殿、今日は宜しくお願いするでござる」
宗長とテオも遅れて外に出てきた。

「テオ、お前も行くか?」
「僕は帳簿確認が残ってるので、留守番してます。ムネナガさん、楽しんで来てね」
「楽しんで参る」

馬車はロナ、リナ、宗長、ジュールを乗せて走り出す。


「マルタンさんのところに寄って、イザックさんを乗せて行くの?」
ロナはジュールに訊ねた。

「そう。マルタンさんは、午後からリヴァージュの湖に来るみたい」
「あら、会えたらいいわね」

「ママ、マルタン神、アウトレットモールのこと、何て言ってた?」
「アウトレットモールって?」
ジュールはリナに訊ねた。


「王都で流行りの過ぎたデザインのドレスとか、色が不人気で売れてないドレスとか、カッティングを失敗した宝石とか、グレードの低い宝石とか、そういうものを集めて、2級品ですよ!その分お安いですよ!って売るの」
「へー。そんなの考えたことも無かったな」
ジュールは感心した様子で頷いた。

「それはまた、変わった試みでござるな」
「誰もが1級品や特級品ばかりを買えるわけじゃないものねぇ」


そう話しているうちに、マルタンの家に着いた。

「おはようございます。今日は宜しくお願いします」
イザックは狩猟に行く時のような格好で待っていた。

「森の中を少し歩くからな」
ジュールはイザックに馬車に乗るように促し、マルタンに湖で合いましょうと挨拶をした。











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