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8.死にたくないからときめかないで
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今日の『定例お茶会』には、側妃様がなぜか同席されるかもしれません。
とのことで、渋々、渋々、渋々、お茶会に出席することにしましたの。
本来であれば、『アイス抹茶ラテ&ほうじ茶ロールケーキセット』を食べに東の国ポップアップショップに行くはずだったのに!!
でも、側妃様がいらっしゃるなら……
「ジャレス殿下……側妃様はお見えにならないのですか?」
「あぁ、急用ができたらしい」
帰、り、た、い!
「そうだ」
殿下が手を上げると、お菓子を乗せたトレーを持って、お付きの人がやってきた。
「話題の菓子だそうだ」
お皿の中は、『ほうじ茶ロールケーキ』ではないですかっ!
はわわわっ!
淑女の振る舞いで、ニコリと微笑み、リスの一口くらいの小ささでパクリと食べる。
はわわわっ!
「どうだ、美味いか?」
ジャレス殿下が私をみて微笑んだ。
嘘でしょ?そんな顔、見たことないわっ!
『教育的指導』だわっ!
ジャレス殿下がキラキラして見えたりしちゃうの。
だって、黙っていたら超イケメンなんだもの。
でも好きになんかならない。
好きになって、嫉妬して、結果断罪なんて嫌だもの。
とのことで、渋々、渋々、渋々、お茶会に出席することにしましたの。
本来であれば、『アイス抹茶ラテ&ほうじ茶ロールケーキセット』を食べに東の国ポップアップショップに行くはずだったのに!!
でも、側妃様がいらっしゃるなら……
「ジャレス殿下……側妃様はお見えにならないのですか?」
「あぁ、急用ができたらしい」
帰、り、た、い!
「そうだ」
殿下が手を上げると、お菓子を乗せたトレーを持って、お付きの人がやってきた。
「話題の菓子だそうだ」
お皿の中は、『ほうじ茶ロールケーキ』ではないですかっ!
はわわわっ!
淑女の振る舞いで、ニコリと微笑み、リスの一口くらいの小ささでパクリと食べる。
はわわわっ!
「どうだ、美味いか?」
ジャレス殿下が私をみて微笑んだ。
嘘でしょ?そんな顔、見たことないわっ!
『教育的指導』だわっ!
ジャレス殿下がキラキラして見えたりしちゃうの。
だって、黙っていたら超イケメンなんだもの。
でも好きになんかならない。
好きになって、嫉妬して、結果断罪なんて嫌だもの。
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