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22.
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22.
リノは君に笑顔を見せると、スリングを持ち、攻撃準備をした。
ヒュンヒュンヒュン!
リノの持つスリングが、風を切り勢いよく回りだす。
その風切り音に警戒したのか、野ウサギの注意がリノに向いた瞬間、野ウサギが警戒していた方向から、中型犬ほどの大きさのクモが飛び出してきた。
大きなクモは、野ウサギを一噛みで殺した。そんなクモにリノがスリングで投石する。
リノの攻撃は 見事に命中し、一撃で、クモを仕留めた。
「どうだい?
すげーだろ!」
「リノ、スリングの才能があるんじゃないか?」
「えへへっ、実はリュート兄ちゃんが寝てる間に、襲ってきたクモを追い払ってたから、上手くなったのかも。
おいらも、まさか一撃で仕留めれるとは思ってなかったよ。」
「そんな短期間でマスター出来る武器なら、いまから練習しよっかな...。」
「じゃあ練習しながら旅をしようよ。
おいらもリュート兄ちゃんの役に立ちたいからさ!
ところで...リュート兄ちゃんの六勇者の武器ってなんなの?
槌?槍?斧?もしかして剣とか?」
リノは 君の答えを楽しみに待っているようだ。
憧れの眼差しを向けるリノに、君は嘘をついてしまう。
「まだ覚醒してないけど、剣を扱う予定なんだ。」
リノは君に笑顔を見せると、スリングを持ち、攻撃準備をした。
ヒュンヒュンヒュン!
リノの持つスリングが、風を切り勢いよく回りだす。
その風切り音に警戒したのか、野ウサギの注意がリノに向いた瞬間、野ウサギが警戒していた方向から、中型犬ほどの大きさのクモが飛び出してきた。
大きなクモは、野ウサギを一噛みで殺した。そんなクモにリノがスリングで投石する。
リノの攻撃は 見事に命中し、一撃で、クモを仕留めた。
「どうだい?
すげーだろ!」
「リノ、スリングの才能があるんじゃないか?」
「えへへっ、実はリュート兄ちゃんが寝てる間に、襲ってきたクモを追い払ってたから、上手くなったのかも。
おいらも、まさか一撃で仕留めれるとは思ってなかったよ。」
「そんな短期間でマスター出来る武器なら、いまから練習しよっかな...。」
「じゃあ練習しながら旅をしようよ。
おいらもリュート兄ちゃんの役に立ちたいからさ!
ところで...リュート兄ちゃんの六勇者の武器ってなんなの?
槌?槍?斧?もしかして剣とか?」
リノは 君の答えを楽しみに待っているようだ。
憧れの眼差しを向けるリノに、君は嘘をついてしまう。
「まだ覚醒してないけど、剣を扱う予定なんだ。」
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