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#正しいLA一軍男子のなり方
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4歳までの幼少期をアメリカで過ごした俺は、日本語が下手だった。
アメリカ人の母親が死んで、日本に移り住んでからも、ハーフって容姿もあってか俺は周りからは浮いた存在だった。
純粋無垢な周りの子供は、純粋な目をして辛辣な言葉を俺に向けてくる。
相手に合わせ、空気を読む事は自然と身についた。
器用にならざるを得なかったのかもしれない。
---
叔父の家はビジネス街の一画にあるアパートだった。
派手な色の壁紙を除けば悪く無いセンス。
一つ一つの部屋も広いし、2人で当分暮らしていくには不自由しないだろう。
家電だって何なら俺んちより立派に見える。
物価高円安の影響でひーひー言っている日本人の中では、庄司は楽な生活をしている方じゃないだろうか、高校生の俺が言うのもなんだが。
昨晩真夜中に家に到着した俺は、荷解くこともせずに当てがわれた自室のベッドに早々に横になった。
フライト中寝ていたとはいえ、長旅は疲れないはずもなく、目を閉じてからは夢も見ずに朝までぐっすり寝てしまった。
微睡む意識の中で、叔父が出勤する声をかけてくれたような気もする、夢じゃなければだけれど。
---
「フレイ!留守番大丈夫だったか!?いきなり
1人にして心細かっただろ!ちゃんと飯食ったか?その服、そんな服持ってきてたのか?」
庄司は帰宅して早々早口で喋りまくるから、返事をする隙間もない。
片手で耳を塞ぐジェスチャーをしてみたが、相手は全く興奮冷めやまぬ感じだ。
「あー‥庄司さん、俺もう17歳だよ、子供じゃないし留守番くらい1人でできる、あと服は近くのショップで買ってきたやつで散歩してたら見つけて買った」
「あのなぁ17歳はまだまだ子供だぞ、お前になにかあったら兄さんに殺されちまう、え、ちょっとまて、買い物1人で行けたのか?変なやつに捕まらなかっただろうな?」
「大丈夫だったよパパ」
「その呼び方やめてくれ」
冗談のパパ呼びが余程嫌だったらしくブンブンと庄司は顔を振った。
しばらく小言が続きそうだったので、俺は彼の背中を押しながらぐいぐいとリビングの方へ無理やり歩かせた。
「お腹減ったし、食べながら話そ」
庄司の眉間の皺は取れなかったが、リビングに到着したところでやっと彼の意識はテーブルに向けられる。
リビングには空腹には辛い食事のいい匂いが漂っていたからだ。
「‥これ全部フレイが作ったのか?」
「そ、勝手に冷蔵庫のもの借りた、ごめんね」
「そんなの全然いいが、そうかーー料理つくれたのかフレーーイ!」
テーブルに置かれた料理の数々を見ながら、庄司が俺の方へくるりと回って、ぎゅっと俺の肩を抱きしめた。リアクションがいちいち欧米くさい。
内心びっくりしながらどうしようか考えていたら、数秒抱きしめられただけでパッと庄司は離れていった。心なしか瞳が潤んで見えたぞ。
「そうだよな、元は兄さんと二人暮らし、家事スキルだって嫌でも身につくもんな」
「待って、しんみりするの無しね」
「ああ、うん‥早速食べようか」
仕事用のジャケットをハンガーにかけた庄司は、テーブルの椅子を引いてそこに座った。
切り替えの早さに俺もつられて笑いながら、彼の正面に座る。
卓上に並べられたのはトマト缶で煮た鶏肉と豆、簡単なスープにマッシュポテトの付け合わせ、蜂蜜のヨーグルトがけに、カットしたバケットだ。
庄司の冷蔵庫には日本っぽい食材は調味料くらいしか見当たらなかった。日本料理を作るのは早々に諦めたが、訳の分からないジャンボサイズの野菜やロブスターなんかが入っていたらお手上げだったけれど、まぁなんとかなる食材をなんとかして作っただけだ。
特に手の込んだ料理でもないけれど、それでも庄司はキラキラした目でそれらをうまいうまいと食べていく。
その表情は少しだけ親父と似ていた。
言ったらまたやめろと言われそうだから言わないが。
明後日の学校初日に向けて本格的な買い出しはいつにしようかなんて話していた時、不意にアパートのチャイムが鳴った。
時計を見れば20時を回ったぐらいだ。
こんな時間に誰だろうと庄司が玄関に向かう前に、玄関のドアが開く音がした。
「誰このこ?」
現れたのはサラサラの茶髪をストレートに伸ばした30代くらいの女性だった。つやつやの唇に、はっきりとした眉はいかにもアメリカの白人といった風貌で、中々に美人だ。
いきなりの登場に驚いて固まっている俺たちを一目見た彼女は、眉を吊り上げて庄司を睨む。
「この子いったい誰なの!?」
同じセリフを二度繰り返したが、聞きたいのは俺も同じだ。誰だこの人は?
明らかに怒った雰囲気の彼女が庄司を睨むと、顔面蒼白な庄司が天井を仰いでオーマイゴットと呟いていた。
「ジョージ、ちゃんと説明して!」
「ジョージ?」
俺の聞き間違えじゃなければ今ジョージって聞こえたぞ。
「ああ‥庄司より呼びやすいからジョージにしているんだ」
なるほど、デコピンをデコイと呼ぶ現象と同じか。
「今そんな事どうでもいいから、何で私の知らない子がこの家にいるの?私をこの家から出て行かせたのはこの子の為?まだティーンじゃない!まさか、ちょっと待って、あなたゲイなの?だとしても未成年を囲うなんて最低よ!」
なんてことだ、このままではまたしても庄司にゲイ疑惑が浮上する。勿論そんな訳無いと思うが、連日ゲイに疑われるとは、実は素質があるのかもしれない。
NOと叫んだ庄司さんは、椅子から立ち上がりそそくさと彼女に近寄った。
「彼は俺の甥なんだ!日本からこっちの学校に留学するために昨日入国したばかりで、住むところがないから俺のところで預かる事にしたんだ」
「留学?嘘でしょ!私との結婚を後回しにしてその子の留学を優先したの?」
「え、何?叔父さんこの人と結婚するの?」
「ああ、えーっとそうなんだ、この人は俺のフィアンセのジェシカ」
情報が混雑している。
えーっと、庄司はこのジェシカと結婚予定で、同棲かなにかしていたところに俺が突然転がり込んできたおかげでジェシカはこの家から追い出されたと。
いや、全然そんなの聞いてないけど!
「それなら最初から言ってくれたらよかったのに!」
そんな状況だと知っていたら、居候なんてお願いするつもりなどなかった。親父は知っていたんだろうか?
今俺すげー空気読めないやつじゃん!?
「ハハ兄さんにお前を頼まれたとき嬉しくってさ、つい」
「「ついじゃない」」
俺とジェシカの声が被った。
アメリカ人の母親が死んで、日本に移り住んでからも、ハーフって容姿もあってか俺は周りからは浮いた存在だった。
純粋無垢な周りの子供は、純粋な目をして辛辣な言葉を俺に向けてくる。
相手に合わせ、空気を読む事は自然と身についた。
器用にならざるを得なかったのかもしれない。
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叔父の家はビジネス街の一画にあるアパートだった。
派手な色の壁紙を除けば悪く無いセンス。
一つ一つの部屋も広いし、2人で当分暮らしていくには不自由しないだろう。
家電だって何なら俺んちより立派に見える。
物価高円安の影響でひーひー言っている日本人の中では、庄司は楽な生活をしている方じゃないだろうか、高校生の俺が言うのもなんだが。
昨晩真夜中に家に到着した俺は、荷解くこともせずに当てがわれた自室のベッドに早々に横になった。
フライト中寝ていたとはいえ、長旅は疲れないはずもなく、目を閉じてからは夢も見ずに朝までぐっすり寝てしまった。
微睡む意識の中で、叔父が出勤する声をかけてくれたような気もする、夢じゃなければだけれど。
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「フレイ!留守番大丈夫だったか!?いきなり
1人にして心細かっただろ!ちゃんと飯食ったか?その服、そんな服持ってきてたのか?」
庄司は帰宅して早々早口で喋りまくるから、返事をする隙間もない。
片手で耳を塞ぐジェスチャーをしてみたが、相手は全く興奮冷めやまぬ感じだ。
「あー‥庄司さん、俺もう17歳だよ、子供じゃないし留守番くらい1人でできる、あと服は近くのショップで買ってきたやつで散歩してたら見つけて買った」
「あのなぁ17歳はまだまだ子供だぞ、お前になにかあったら兄さんに殺されちまう、え、ちょっとまて、買い物1人で行けたのか?変なやつに捕まらなかっただろうな?」
「大丈夫だったよパパ」
「その呼び方やめてくれ」
冗談のパパ呼びが余程嫌だったらしくブンブンと庄司は顔を振った。
しばらく小言が続きそうだったので、俺は彼の背中を押しながらぐいぐいとリビングの方へ無理やり歩かせた。
「お腹減ったし、食べながら話そ」
庄司の眉間の皺は取れなかったが、リビングに到着したところでやっと彼の意識はテーブルに向けられる。
リビングには空腹には辛い食事のいい匂いが漂っていたからだ。
「‥これ全部フレイが作ったのか?」
「そ、勝手に冷蔵庫のもの借りた、ごめんね」
「そんなの全然いいが、そうかーー料理つくれたのかフレーーイ!」
テーブルに置かれた料理の数々を見ながら、庄司が俺の方へくるりと回って、ぎゅっと俺の肩を抱きしめた。リアクションがいちいち欧米くさい。
内心びっくりしながらどうしようか考えていたら、数秒抱きしめられただけでパッと庄司は離れていった。心なしか瞳が潤んで見えたぞ。
「そうだよな、元は兄さんと二人暮らし、家事スキルだって嫌でも身につくもんな」
「待って、しんみりするの無しね」
「ああ、うん‥早速食べようか」
仕事用のジャケットをハンガーにかけた庄司は、テーブルの椅子を引いてそこに座った。
切り替えの早さに俺もつられて笑いながら、彼の正面に座る。
卓上に並べられたのはトマト缶で煮た鶏肉と豆、簡単なスープにマッシュポテトの付け合わせ、蜂蜜のヨーグルトがけに、カットしたバケットだ。
庄司の冷蔵庫には日本っぽい食材は調味料くらいしか見当たらなかった。日本料理を作るのは早々に諦めたが、訳の分からないジャンボサイズの野菜やロブスターなんかが入っていたらお手上げだったけれど、まぁなんとかなる食材をなんとかして作っただけだ。
特に手の込んだ料理でもないけれど、それでも庄司はキラキラした目でそれらをうまいうまいと食べていく。
その表情は少しだけ親父と似ていた。
言ったらまたやめろと言われそうだから言わないが。
明後日の学校初日に向けて本格的な買い出しはいつにしようかなんて話していた時、不意にアパートのチャイムが鳴った。
時計を見れば20時を回ったぐらいだ。
こんな時間に誰だろうと庄司が玄関に向かう前に、玄関のドアが開く音がした。
「誰このこ?」
現れたのはサラサラの茶髪をストレートに伸ばした30代くらいの女性だった。つやつやの唇に、はっきりとした眉はいかにもアメリカの白人といった風貌で、中々に美人だ。
いきなりの登場に驚いて固まっている俺たちを一目見た彼女は、眉を吊り上げて庄司を睨む。
「この子いったい誰なの!?」
同じセリフを二度繰り返したが、聞きたいのは俺も同じだ。誰だこの人は?
明らかに怒った雰囲気の彼女が庄司を睨むと、顔面蒼白な庄司が天井を仰いでオーマイゴットと呟いていた。
「ジョージ、ちゃんと説明して!」
「ジョージ?」
俺の聞き間違えじゃなければ今ジョージって聞こえたぞ。
「ああ‥庄司より呼びやすいからジョージにしているんだ」
なるほど、デコピンをデコイと呼ぶ現象と同じか。
「今そんな事どうでもいいから、何で私の知らない子がこの家にいるの?私をこの家から出て行かせたのはこの子の為?まだティーンじゃない!まさか、ちょっと待って、あなたゲイなの?だとしても未成年を囲うなんて最低よ!」
なんてことだ、このままではまたしても庄司にゲイ疑惑が浮上する。勿論そんな訳無いと思うが、連日ゲイに疑われるとは、実は素質があるのかもしれない。
NOと叫んだ庄司さんは、椅子から立ち上がりそそくさと彼女に近寄った。
「彼は俺の甥なんだ!日本からこっちの学校に留学するために昨日入国したばかりで、住むところがないから俺のところで預かる事にしたんだ」
「留学?嘘でしょ!私との結婚を後回しにしてその子の留学を優先したの?」
「え、何?叔父さんこの人と結婚するの?」
「ああ、えーっとそうなんだ、この人は俺のフィアンセのジェシカ」
情報が混雑している。
えーっと、庄司はこのジェシカと結婚予定で、同棲かなにかしていたところに俺が突然転がり込んできたおかげでジェシカはこの家から追い出されたと。
いや、全然そんなの聞いてないけど!
「それなら最初から言ってくれたらよかったのに!」
そんな状況だと知っていたら、居候なんてお願いするつもりなどなかった。親父は知っていたんだろうか?
今俺すげー空気読めないやつじゃん!?
「ハハ兄さんにお前を頼まれたとき嬉しくってさ、つい」
「「ついじゃない」」
俺とジェシカの声が被った。
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