不憫な推しキャラを救おうとしただけなのに【幼児ブロマンス期→BL期 成長物語】

はぴねこ

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お披露目編

59 不在の間

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 私は自室に戻ると執事長を呼び、今日の夕食について指示を出した。

「わかりました。そのように手抜かりなく準備させていただきます。リヒト様は旅でお疲れでしょうから、少しお休みください」
「魔塔主の転移魔法で移動しただけですので、疲れてはいませんよ。私がいない間にエトワール王国で起こったことが聞きたいです。誰か寄越してください」
「では、シュヴァイグに報告させます」

 シュヴァイグというのはシュライグの弟だ。

「シュヴァイグは乳母の屋敷を管理していたのではないのですか?」
「ヴィント侯爵とシュライグが抜けた穴を埋める人材が必要でしたので、一時的に王宮の手伝いをしてもらっていたのです」

 私はシュライグの弟であるシュヴァイグと会うのは初めてだ。
 しかし、シュアヴァイグはとても人懐っこい性格のようで、とても嬉しそうな様子で挨拶をしてくれた。

「お初にお目にかかります! シュヴァイグです! ずっとリヒト様にお会いしてみたかったので、とても嬉しいです!」

 なぜだろう。
 不思議と、彼の背中にはブンブンと振られる尻尾が見えるような気がする。
 それに伴って、頭には耳も幻視できる。

「はじめまして。シュヴァイグ。王宮の手伝いをしてくれていたと聞きました。ありがとう」

「いいえ! とんでもないです!」と勢いよく返答が返される。

「リヒト様が帝国に行っている間のことをご報告するようにと言われております!」
「はい。報告していただけますか?」

 シュヴァイグは姿勢を正して、自身を落ち着かせるように少し息を吐いた。

「まず、ヴェアトブラウについてですが、盗みや毒を撒くことに協力していた村人への刑罰は五年間の投獄と強制労働。その中でヴェアトブラウの研究をしていた者ですが、リヒト様がお考えの通り、毒を撒いて村人が去った後で大地ごと花を浄化するつもりだったと話しているそうです」

 私は頷いてシュヴァイグの報告を促す。

「以前は旧ルーヴ伯爵領に住んで研究をしていたようなのですが、ルーヴ伯爵が他領に持ち出すことができなくてお金にならないヴェアトブラウを抜いて、あの地一帯を畑にしようとしたようなのです。彼はルーヴ伯爵に意見し、領地から追い出されたそうです」

 ルーヴ伯爵の名にちらりとカルロの様子を確認したが、カルロは特に何も思っていないようだった。

「研究者の男は、研究の結果、ヴェアトブラウには大量の魔力が必要だと分かったそうで、鉢に魔石を仕込んでヴェアトブラウを持ち出しました。そして、旧ルーヴ伯爵領と隣接するティニ公国で研究を進めてい他のですが、男がヴェアトブラウの研究をしていること、移動させる枯れてしまうはずのヴェアトブラウを枯らせずに持ち出すことができることが村民に知られ、村長に盗みの片棒を担がされたようです」

 男が最初にヴェアトブラウを盗み出しているのだから、正確には盗みの片棒を担がされたというよりは、盗賊国家ができるきっかけになった張本人ということになる。

「その研究者の名前はなんですか?」
「ディプスと言います」
「ヴェアトブラウの成長にも維持にも魔力が必要だと分かっていたのならば、どうしてそれをルーヴ伯爵に言わなかったのでしょう? 売れることがわかればルーヴ伯爵も花を抜いて畑にしようとは考えなかったのではないですか?」

 ヴェアトブラウは自生していた。
 畑を作って手間暇かけて野菜を作るよりも、自生している花を売った方が手間がないし、魔石の代金を含めて貴族に高値で売れる花の方が野菜よりもよほど儲かるだろう。

「ディプスは研究のことしか考えておらず、交渉などは不得手だったようです。一応、ルーヴ伯爵には魔石を鉢に入れておけば枯れないことは言ったそうですが、説明が足りなかったことと、ルーヴ伯爵は魔石の費用を負担に感じたようでした」

 説明下手と商売の才能のない者が話し合った結果の悲劇だったということだろうか?
 研究者は交渉もうまくなければ、自分の研究したいものも守れない。

 私はふと、私を見る興味深げな魔塔主の眼差しを思い出して、慌ててその眼差しを振り払うように首を横に振った。

「リヒト様? どうされましたか?

 首を傾げるシュヴァイグに「いえ」と私は作り笑いで誤魔化した。

「そういえば、ルーヴ伯爵が畑にする予定だったヴェアトブラウの花畑がどうしてそのまま残っていたのですか?」
「ルーヴ伯爵が領地経営……というか、税収に意識を向けたのは盗賊に襲われた後なのです。離婚後に少しでも税収を増やして愛人に贅沢をさせてあげるつもりだったようなのですが、これまで特に働きもせずにふらふらしていただけの領主に協力的な領民はおらず、畑にする計画はなかなか進まず、結局、その後に領地を没収されたためヴェアトブラウはそのままになっていたのです」
「なるほど……」

 愛人に贅沢をさせるための資金作りなど、そんなしょうもないことのためにヴェアトブラウが消えなくてよかった。

「ヴェアトブラウは帝国の貴族にそれなりの人気があったようで、帝都で売られなくなった後も売って欲しいというお声がいくつか届いております」
「それは乳母とカルロに決定権があります」

 私の言葉にカルロが即座に答えた。

「絶対に売りません! これまで売られた分も回収したいです!」
「盗まれて売られてしまった分も全てというのは無理だと思うよ? エトワール王国から出たヴェアトブラウには毒が含まれるという噂を流してしまったので、花屋はもしかすると公国に戻したかもしれないけれど、すでに購入した者は怖くなって捨てたかもしれないし」

「捨てた……」と、カルロは衝撃に固まった。

「あ、いや、その前に枯れたかもしれないし!?」

 私の言葉をシュヴァイグは否定し、説明してくれた。

「それが、ヴェアトブラウを欲しがった方々に確認したところ、魔石に魔力がなくなってくると枯れかけるけれど、魔石に魔力を満たせば再び復活するそうで、かなり長く楽しめるそうです」
「そうなのですか」

 枯れかけても魔力を与えれば復活するとは……

「はい。それで、お金と魔力に余裕のある王族や貴族の方々はもっと多くのヴェアトブラウを側に置きたいそうです」
「あの、私、エトワールの外に出したヴェアトブラウには毒が生成されるらしいという嘘の噂も流したのですが?」

 それなのになぜ人気が衰えていないのだろうか?

「それは魔塔からの圧力でヴェアトブラウを研究できなかった植物学者への圧力がなくなってすぐに研究が始まり、毒素はないと結論づけられたため気にされていないそうです。もしかすると、それらの研究を知らない平民たちはまだ毒がある花だと思っているかもしれませんが、帝国傘下の王族と貴族にならば高額な料金で売ることができるかと思います」

「売りません!」とカルロが即座に答えた。

「シュヴァイグはヴェアトブラウを売った方がいいと考えているのですか?」

 私の質問にシュヴァイグははっきりと「はい!」と答えた。

「その方が領地を繁栄させることができますし、税収として王族に納めることも可能になります」

 シュヴァイグの話にカルロは目を見開き、私を見る。

「リヒト様にお金……」

 いや、いらないよ?
 なんなら、カルロの領地の税収はゼロでもいいくらいなのに……
 むしろ、私のお小遣いから、できるなら前世の銀行の預金からカルロ個人にお金払いたいくらいだよ?
 いつも癒しをありがとう! もっと貢がせてください!!

「国を支えるためには税収は大切だけど、それは領主が納得した形で稼いだお金でだよ?」

 それに、この場で言うわけにはいかないけど、私が国王になるかどうかはまだわからない。
 私は未来の弟妹に期待しているのだ。

「リヒト様を支えるためにはお金大切……」

 カルロは瞬きをするのも忘れて何やらぐるぐると考えているようだ。
 顔が徐々に赤くなっていっている。

「カルロ、落ち着いて? それはまだカルロが考えることじゃないんだ」
「でも、あの領地はルーヴ伯爵が治めていた頃から少しの税しか国に払えていません。特に現国王になってからは無理な徴収もなくなりましたし」
「シュヴァイグ、我々は領地の産業に対して口を出せる立場じゃない」

 兄のシュライグからの注意にもシュヴァイグが怯むことはない。

「でも、僕たちはカルロ様や僕たちのことを救ってくれたリヒト様に恩返しをしなくちゃ」

 なぜシュヴァイグがそれほどまでに領地の税収についてこだわっているのかと不思議だったが、私に対して何かしたいと思ってくれていたのか。

「シュヴァイグ、そのようなことを考える必要はありません」

「でも……」とシュヴァイグが落ち込んだ。

「むしろ、シュヴァイグやシュライグにお礼をしなければいけないのは私の方です」

 シュヴァイグとシュライグが驚いたように私を見た。

「カルロを守ってくれてありがとうございます」

 知恵熱が出そうだったカルロが私の言葉に我に返ったようで、私に抱きついた。

「国の産業を考え、発展させ、あなたたち国民を守るのは私の役目ですから、あまりあなたたちに頑張られると私のやることがなくなってしまいます。どうか、私の成長の手助けだと思って、見守ってくれませんか?」

「あの、リヒト様……」と、シュヴァイグがお腹の前で両手の指先をつけて、その指をもじもじと動かしている。

「私はまたヴィント侯爵様のお屋敷でのお仕事に戻るのですが、たまにこちらに来てもいいですか?」

 我々が戻って人手が戻るため、シュヴァイグはまた乳母の屋敷の執事に戻るのだろう。
 しかし、乳母の屋敷にはシュヴァイグとシュライグが来る以前から働いているベテランの執事や使用人がいる。

「また勝手なことを言って」とシュライグに怒られているシュヴァイグの姿に私は苦笑する。

「乳母、もし、問題がなければシュヴァイグに領地に行かせてはどうでしょうか?」
「リヒト様!? 僕、怒らせちゃいましたか!?」

 シュヴァイグが悲痛そうな表情をした。

「怒っていませんよ。むしろ、優秀なシュヴァイグにお願いがあるのです」

 私はヴィント侯爵の領地についてヴィント侯爵の使用人であるシュヴァイグに命令してもいいか乳母に確認を取る。
「リヒト様のご随意に」と微笑んだ乳母に私はお礼を言った。

「シュヴァイグ、ヴィント侯爵領をよく見て周り、どのような産業ができるのか考えてみてください。本当にそれが可能なのかも調査し、乳母とカルロに報告をお願いします。報告はこの私の勉強部屋を使うことを許します」

 流石に用事もないのに登城を許すわけにはいかないため、シュヴァイグが定期的に登城する理由を作った。
 そのことに気づいたシュヴァイグの表情が明るくなる。

「僕、頑張ります!」
「はい。今後もカルロのために頑張ってください」

 私はシュヴァイグの報告の続きを促した。

 エトワール王国が帝国の傘下に入った後にティニ公国だった領地はエトワールの管理下になるとオーロ皇帝から聞いていたが、その話はまだエトワール王国には届いていないのか、それともシュヴァイグが知らされる立場にないのか……
 おそらく後者だろうけれど、特にそのような報告はなかった。

 ティニ公国以外のことに関しては比較的平和な一年だったようだ。

 私のお披露目のパーティーに関しては帝国傘下に正式加入する日の祝典として貴族たちには説明されているらしい。
 パーティーの招待状を出す時まで騙し討ちのようなことはしなくてもいいと思ったが、私の存在をギリギリまで隠して、私を守ろうという両親の配慮なのだろう。




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