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周遊編
96 冬の仕事
エトワール王国でしばらく過ごしている間に冬が訪れた。
寒さが増し、別荘に行っていた前王が再び城に戻ってくるのではないかと警戒したが、前王が戻ってきたという報告はなかった。
もしや、みんなが心配するほど、私の見た目は特に好みではなかったのではないだろうか?
私は前王のことを無闇に心配することをやめて、次の旅の計画を立てることにした。
帝国の経済圏の中でエトワール王国が生き残っていくための基幹産業を探さなければならない。
しかし、冬に行くべき国はどこだろう?
海や古代都市に行こうとはカルロと話していたが、雪のある季節に行く場所ではないだろう。
農業大国にはまた行ってみたいと思っていたが、こちらも冬に行く場所ではない。
「冬に訪れるべき国はどこですか?」
「魔物退治にでも行ってくれるのか?」
オーロ皇帝に相談するためにグレデン卿だけを連れて、帝国の城内の以前使っていた部屋に転移した。
この部屋はいつでも転移先として使用してもいいと前もってオーロ皇帝に言われていたのだ。
部屋に転移してから廊下に出ると、通りかかった顔見知りのメイドに執事のノアールを呼んでもらうようにお願いした。
ノアールはすぐに来て、オーロ皇帝に執務室を訪ねる許可をとってくれた。
「エトワール王国の基幹産業の参考にするためです」
「そのような意味であれば、冬に訪れた方がいい国というのは特にないな」
雪の多い国では冬の手仕事が盛んだが、それは平民の家にでも行かなければ見られないし、完成品が出回るのは春だそうだ。
厳しい冬の間に食べる保存食も豊富だが、それを作っているのは秋だから冬の間に行ったところで見ることはできない。
そして、何より、雪の多い国では冬の間、最低限の用事以外は皆家にこもっているため、旅人が行ったところで迷惑だそうだ。
他人の迷惑など顧みないオーロ皇帝が言うのだからよほど迷惑なのだろう。
ちなみにオーロ皇帝は侵略戦争の途中で立ち寄った雪深い里で村人に迷惑だからさっさと移動しろと邪険にされたが、厳しい生活環境を見て、納得して早々にその里から移動したそうだ。
そんなことはあったものの、冬の終わりには魔物討伐に積極的に雪国を赴くそうだ。
雪の間は冒険者も暖かい土地か雪がそれほど降らない土地へと移動するために魔物が討伐されず、力を持った魔物が人里や場合によっては街まで来てしまうこともあるそうだ。
大抵は国ごとで対処可能だが、一国ではどうにもならない場合には帝国の騎士団と魔塔の魔法使いが出陣していたらしい。
「ということで」とオーロ皇帝は私に笑いかけた。
その笑顔の恐ろしさと言ったら。
「魔物が出たら魔塔の魔法使いの協力も必要だし、エトワールの前変態王の問題もあるため、リヒトは冬の間はここにいた方がいいだろう」
「前王はどうやら冬も帰ってこないようなので、その点の心配は不要です」
笑顔のオーロ皇帝の提案を私は断り、転移魔法で早々にエトワール王国の情報ギルドへと転移した。
ジムニの部屋に転移したが、昼間の中途半端な時間のためにその部屋は無人だった。
グレデン卿が廊下に人の気配がないことを探り、私たちはジムニの部屋を出ると情報ギルド長であるゲーツの執務室の扉をノックした。
中から扉が開き、ジムニが顔を出した。
最近は時間を見つけてはこちらに来ていたため、ジムニは驚くことなく私たちのことを迎え入れてくれた。
「また子供たちの様子を見に来たのですか?」
「いえ。今日は冒険者のことについて聞きに来ました」
ジムニがお茶を淹れに行こうとしたのを引き留め、私はオーロ皇帝に聞いた話をジムニとゲーツ・グレデンに確認した。
「冬に魔物が力を増すのに、冒険者は雪深い里にはいないという話をオーロ皇帝に聞いたのですが、エトワール王国でもそれは同じですか?」
「エトワール王国はそれほど雪が降るわけではないですが、冬には冒険者は雪の少ない王都に集まるか、もっと暖かい国に移動しますね」
ジムニの回答に私は一度頷いた。
「エトワール王国に強力な魔物が出た場合にはこれまでは騎士たちが対処してきたのでしょうか?」
「そうですね……でも、オーロ皇帝が言っていたのは、エトワール王国では見ないような異常な大きさに成長した魔物だと思います」
「エトワール王国は比較的魔物の被害が少ないですからね」
ジムニに続いてゲーツが言った。
確かに、私も自国の事件事故などは知らされるが、魔物被害については時折しか聞かない。
「昔、ドラゴンがこの地に住んでいて、そのドラゴンの気配で魔物が寄り付かないという話がありましたけどね」
ジムニの言葉にグレデン兄弟も「聞いたことがある」と言いつつも、誰もその話を信じてはいないようで冗談を聞いた時のように笑う。
「そのような噂が出るほど、エトワール王国の魔物被害は少ないのですか?」
「そうですね。他国と比べるとエトワール王国での魔物被害は半分ほどですね」
エトワール王国ではそれほど魔物被害が問題になったことがなかったために魔物について私もそれほど注目したことはなかったのだが、他国と比べると被害が半分も少ないというのは驚きだ。
「リヒト様は冒険者をエトワール王国に引き留めておきたいとお考えなのですか?」
「冒険者が冬の間も魔物討伐をしていれば魔物が強力になったり、巨大化することもないのではないかと思ったのです」
「それはそうですが、領主に仕えているわけでもなく、国王に仕えているわけでもない冒険者たちを生活の厳しい土地に留めておくのは難しいですよ」
「そうですよね」と私は頷いた。
正直、私だって寒いところは得意じゃないから、暖かい土地に移ってしまう気持ちはわかる。
「それに、冒険者で魔法が使える者はほとんどいませんから、雪の中では思うように動けずに魔物討伐に苦戦します」
「冒険者に魔法が使える者は少ないのですか?」
そう聞いてから、貴族ではない平民には魔法を使えるほどの魔力を持っている者が少ないことを思い出した。
たとえ魔力が豊富にあったとしても、魔法を学ぶために魔法使いに家庭教師をお願いすることが難しいだろう。
魔塔の魔法使いではなくても、魔法使いを家庭教師に迎えるのは平民にとっては高額だ。
「魔法が使える者は定職につけますし、魔法を使えない他の者よりも給金もいいですから、危険な冒険者をする必要はありません」
「魔法が使えなくても魔物は倒せるということですか?」
「冒険者は剣や弓で倒していますよ」
「そうなんですね……」
私はジムニの話に少し考える。
魔法以外の方法で魔物はどれくらい倒すことができるのだろうか?
大型の魔物や危険な魔物でも冒険者ならば対処可能なのだろうか?
「……リヒト王子、興味持たないでくださいよ?」
「もともと魔物には興味があったのですが、冒険者の戦い方も興味深いですね」
「いや、騎士とそんなに変わらないですよ」
そう言ったジムニの言葉をグレデン卿が否定した。
「騎士は剣術の型を習うが、冒険者は自身で剣術の稽古をして、自分なりの剣の扱い方、戦い方があるのだろう? 騎士と同じとは一概に言えないと思うが」
そんなグレデン卿をジムニはじとりと睨む。
「俺は今、リヒト王子の興味を削ごうとしてるんですから、余計なこと言わないでください!」
「グレデン卿も冒険者の独自の剣の技に興味ないですか?」
そう微笑んで聞いてみると、グレデン卿は即答した。
「興味深いです!」
「ああ! このばか!!」
ジムニの思惑とは異なり、私は自分の味方を得た。
寒さが増し、別荘に行っていた前王が再び城に戻ってくるのではないかと警戒したが、前王が戻ってきたという報告はなかった。
もしや、みんなが心配するほど、私の見た目は特に好みではなかったのではないだろうか?
私は前王のことを無闇に心配することをやめて、次の旅の計画を立てることにした。
帝国の経済圏の中でエトワール王国が生き残っていくための基幹産業を探さなければならない。
しかし、冬に行くべき国はどこだろう?
海や古代都市に行こうとはカルロと話していたが、雪のある季節に行く場所ではないだろう。
農業大国にはまた行ってみたいと思っていたが、こちらも冬に行く場所ではない。
「冬に訪れるべき国はどこですか?」
「魔物退治にでも行ってくれるのか?」
オーロ皇帝に相談するためにグレデン卿だけを連れて、帝国の城内の以前使っていた部屋に転移した。
この部屋はいつでも転移先として使用してもいいと前もってオーロ皇帝に言われていたのだ。
部屋に転移してから廊下に出ると、通りかかった顔見知りのメイドに執事のノアールを呼んでもらうようにお願いした。
ノアールはすぐに来て、オーロ皇帝に執務室を訪ねる許可をとってくれた。
「エトワール王国の基幹産業の参考にするためです」
「そのような意味であれば、冬に訪れた方がいい国というのは特にないな」
雪の多い国では冬の手仕事が盛んだが、それは平民の家にでも行かなければ見られないし、完成品が出回るのは春だそうだ。
厳しい冬の間に食べる保存食も豊富だが、それを作っているのは秋だから冬の間に行ったところで見ることはできない。
そして、何より、雪の多い国では冬の間、最低限の用事以外は皆家にこもっているため、旅人が行ったところで迷惑だそうだ。
他人の迷惑など顧みないオーロ皇帝が言うのだからよほど迷惑なのだろう。
ちなみにオーロ皇帝は侵略戦争の途中で立ち寄った雪深い里で村人に迷惑だからさっさと移動しろと邪険にされたが、厳しい生活環境を見て、納得して早々にその里から移動したそうだ。
そんなことはあったものの、冬の終わりには魔物討伐に積極的に雪国を赴くそうだ。
雪の間は冒険者も暖かい土地か雪がそれほど降らない土地へと移動するために魔物が討伐されず、力を持った魔物が人里や場合によっては街まで来てしまうこともあるそうだ。
大抵は国ごとで対処可能だが、一国ではどうにもならない場合には帝国の騎士団と魔塔の魔法使いが出陣していたらしい。
「ということで」とオーロ皇帝は私に笑いかけた。
その笑顔の恐ろしさと言ったら。
「魔物が出たら魔塔の魔法使いの協力も必要だし、エトワールの前変態王の問題もあるため、リヒトは冬の間はここにいた方がいいだろう」
「前王はどうやら冬も帰ってこないようなので、その点の心配は不要です」
笑顔のオーロ皇帝の提案を私は断り、転移魔法で早々にエトワール王国の情報ギルドへと転移した。
ジムニの部屋に転移したが、昼間の中途半端な時間のためにその部屋は無人だった。
グレデン卿が廊下に人の気配がないことを探り、私たちはジムニの部屋を出ると情報ギルド長であるゲーツの執務室の扉をノックした。
中から扉が開き、ジムニが顔を出した。
最近は時間を見つけてはこちらに来ていたため、ジムニは驚くことなく私たちのことを迎え入れてくれた。
「また子供たちの様子を見に来たのですか?」
「いえ。今日は冒険者のことについて聞きに来ました」
ジムニがお茶を淹れに行こうとしたのを引き留め、私はオーロ皇帝に聞いた話をジムニとゲーツ・グレデンに確認した。
「冬に魔物が力を増すのに、冒険者は雪深い里にはいないという話をオーロ皇帝に聞いたのですが、エトワール王国でもそれは同じですか?」
「エトワール王国はそれほど雪が降るわけではないですが、冬には冒険者は雪の少ない王都に集まるか、もっと暖かい国に移動しますね」
ジムニの回答に私は一度頷いた。
「エトワール王国に強力な魔物が出た場合にはこれまでは騎士たちが対処してきたのでしょうか?」
「そうですね……でも、オーロ皇帝が言っていたのは、エトワール王国では見ないような異常な大きさに成長した魔物だと思います」
「エトワール王国は比較的魔物の被害が少ないですからね」
ジムニに続いてゲーツが言った。
確かに、私も自国の事件事故などは知らされるが、魔物被害については時折しか聞かない。
「昔、ドラゴンがこの地に住んでいて、そのドラゴンの気配で魔物が寄り付かないという話がありましたけどね」
ジムニの言葉にグレデン兄弟も「聞いたことがある」と言いつつも、誰もその話を信じてはいないようで冗談を聞いた時のように笑う。
「そのような噂が出るほど、エトワール王国の魔物被害は少ないのですか?」
「そうですね。他国と比べるとエトワール王国での魔物被害は半分ほどですね」
エトワール王国ではそれほど魔物被害が問題になったことがなかったために魔物について私もそれほど注目したことはなかったのだが、他国と比べると被害が半分も少ないというのは驚きだ。
「リヒト様は冒険者をエトワール王国に引き留めておきたいとお考えなのですか?」
「冒険者が冬の間も魔物討伐をしていれば魔物が強力になったり、巨大化することもないのではないかと思ったのです」
「それはそうですが、領主に仕えているわけでもなく、国王に仕えているわけでもない冒険者たちを生活の厳しい土地に留めておくのは難しいですよ」
「そうですよね」と私は頷いた。
正直、私だって寒いところは得意じゃないから、暖かい土地に移ってしまう気持ちはわかる。
「それに、冒険者で魔法が使える者はほとんどいませんから、雪の中では思うように動けずに魔物討伐に苦戦します」
「冒険者に魔法が使える者は少ないのですか?」
そう聞いてから、貴族ではない平民には魔法を使えるほどの魔力を持っている者が少ないことを思い出した。
たとえ魔力が豊富にあったとしても、魔法を学ぶために魔法使いに家庭教師をお願いすることが難しいだろう。
魔塔の魔法使いではなくても、魔法使いを家庭教師に迎えるのは平民にとっては高額だ。
「魔法が使える者は定職につけますし、魔法を使えない他の者よりも給金もいいですから、危険な冒険者をする必要はありません」
「魔法が使えなくても魔物は倒せるということですか?」
「冒険者は剣や弓で倒していますよ」
「そうなんですね……」
私はジムニの話に少し考える。
魔法以外の方法で魔物はどれくらい倒すことができるのだろうか?
大型の魔物や危険な魔物でも冒険者ならば対処可能なのだろうか?
「……リヒト王子、興味持たないでくださいよ?」
「もともと魔物には興味があったのですが、冒険者の戦い方も興味深いですね」
「いや、騎士とそんなに変わらないですよ」
そう言ったジムニの言葉をグレデン卿が否定した。
「騎士は剣術の型を習うが、冒険者は自身で剣術の稽古をして、自分なりの剣の扱い方、戦い方があるのだろう? 騎士と同じとは一概に言えないと思うが」
そんなグレデン卿をジムニはじとりと睨む。
「俺は今、リヒト王子の興味を削ごうとしてるんですから、余計なこと言わないでください!」
「グレデン卿も冒険者の独自の剣の技に興味ないですか?」
そう微笑んで聞いてみると、グレデン卿は即答した。
「興味深いです!」
「ああ! このばか!!」
ジムニの思惑とは異なり、私は自分の味方を得た。
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