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魔法学園編
145 わたくしの好きな人 02(ナタリア視点)
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リヒト様の作られる魔法学園のお話をお祖父様からお聞きし、わたくしはすぐに入学を決意しました。
正直、お祖父様の孫ならば入学試験など受けなくても入学させてもらえると思っていましたが、試験の監督をするのは魔塔ということで、特別扱いは許されませんでした。
入学試験の準備で魔法の学習を進めていると、わたくしにとっては最悪の知らせがお祖父様の元に届きました。
それは、リヒト様とカルロが婚約したという知らせです。
リヒト様が非常に鈍く、カルロの気持ちに気づかない限りは進展はないと思っていたのですが、どうやらとうとうリヒト様はカルロに絆されたようです。
その知らせを受けて、わたくしはますます魔法学園への入学を心待ちにするようになりました。
すぐにでもエトワール王国に行って、リヒト様とカルロの邪魔がしたかったのです。
そして、今度はわたくしの気持ちにも気づいてもらわなければなりません。
そうして勢い込んで臨んだ入学試験の結果は、総合三位でした。
一位はリヒト様、二位はカルロ、そして三位……
カルロに負けてものすごく悔しい思いをしました。
カルロは天才と名高いリヒト様と一緒に勉強をしてきたのですから、当然の結果なのかもしれないですが、悔しいものは悔しいのです。
しかし、学園という同年代の子どもたちが沢山いる環境に入ってみると、リヒト様の異質さがよくわかります。
同じ制服を着ているのに、明らかに一人だけ違う雰囲気を纏っているのです。
動じず、落ち着き払っている大人なリヒト様は魔塔の魔法使いでもある先生方と並んでいる時の方が違和感がありません。
同年代のはずの生徒たちの中にいると、その落ち着いた求心力であっという間に輪の中心になるのです。
そのため、なかなか二人きりになれません。
ぱっと見、わたくしが非常にモテているように見えていると思うのですが、わたくしを取り囲んでいる者たちは皆、わたくしのことを見ているのではありません。
わたくしを通して、帝国の皇帝であるお祖父様を見ているに過ぎないのです。
王子も王女も実際のところわたくしには何の興味も持っていません。
リヒト様は恋愛的な意味でわたくしに興味を持って下さったことはありませんが、初めてお会いした時からまるでわたくしのことをずっと知っていたかのような温かい眼差しで見つめてくださいました。
お祖父様ではなく、その眼差しは確かにわたくしに向けられているものだと感じることができました。
入学試験の合格の知らせが届いた時にリヒト様と過ごす魔法学園での日々を思い描いてお祖父様にこのお話をしたら「まぁ、知っていたようだしな……」とお祖父様は呟かれました。
それはどういうことなのかお聞きしましたが、それ以上はそのことについてはお話しされませんでした。
お祖父様がお城に呼ぶ前からリヒト様がわたくしのことを知っていたなどあり得ないことです。
絶対にあり得ないことなのに「知っていた」なんておっしゃるなんて、お祖父様はボケてしまったのでしょうか……
魔法で老けないようしているはずですが、それは見た目だけだったのでしょうか?
中身もしっかりしてくださらなければ困ります。
実際のところ、わたくし以上にリヒト様の方が人目を引いていると思いますし、女生徒のほとんどはわたくしよりもリヒト様とお近づきになりたいのだと思いますが、リヒト様にはカルロが常にピッタリとくっついていて、他の生徒が気軽に声をかけられる雰囲気ではありません。
さらに、わたくしがリヒト様に声をかけた時のカルロの鋭い眼差しを見ている者たちはますますリヒト様に近づくことができなくなっているようでした。
まるでカルロの手助けをしているようで癪ですが、わたくしも他の者をリヒト様に近づけたくないので、仕方ありません。
しかし、時にそんな番犬のようなカルロの隙をついて、リヒト様を誘い出す王子や王女もいました。
そうした者たちは大抵、自国の利益を考えてリヒト様に接触しようとした者たちではなく、単純にリヒト様の美しさに魅了された者たちでした。
わたくしが初めてお会いした時からリヒト様は端正なお顔をしておりましたが、成長されるにつれて、そのお姿はますます美しく、清らかで、汚すことなど許されない神が作った芸術品のようでした。
わたくしはルシエンテ帝国の姫として、これまで多くの王子や王女、上級貴族の子女と会ってきましたが、リヒト様ほど洗練された美しい人には会ったことがありません。
そのようなリヒト様のお姿に魅了されて、触れてみたい、手中に収めたい、独占したいという欲望を抑えることができなかった者たちがリヒト様に近づくのです。
そして、指一本触れることも叶わずに、魔塔主に強制的にルシエンテ帝国の地下牢に送られています。
毎回、魔塔主が守りに入っているようなので、おそらく、魔塔主は何らかの方法で常にリヒト様を見守っているのでしょう。
そのことに何度かリヒト様は抗議しておりましたが、仕方ないと思います。
リヒト様はご自身への好意に対して鈍すぎるので、誰かが常に見守り、邪魔をする必要があるのです。
転移魔法が使え、誰も逆らうことができない権力と災害級の魔法を使える魔塔主は最適です。
リヒト様はご自身に接触したそのような王子王女たちが強制送還されていると考えているようですが、違います。
リヒト様に邪な思いで近づいた者たちの行き先はルシエンテ帝国の地下牢で、リヒト様を諦めるまでお祖父様に厳しくお説教されるそうです。
美しい花にまとわりついた虫は庭師に排除されるものです。
つまり、そういうことなのです。
正直、お祖父様の孫ならば入学試験など受けなくても入学させてもらえると思っていましたが、試験の監督をするのは魔塔ということで、特別扱いは許されませんでした。
入学試験の準備で魔法の学習を進めていると、わたくしにとっては最悪の知らせがお祖父様の元に届きました。
それは、リヒト様とカルロが婚約したという知らせです。
リヒト様が非常に鈍く、カルロの気持ちに気づかない限りは進展はないと思っていたのですが、どうやらとうとうリヒト様はカルロに絆されたようです。
その知らせを受けて、わたくしはますます魔法学園への入学を心待ちにするようになりました。
すぐにでもエトワール王国に行って、リヒト様とカルロの邪魔がしたかったのです。
そして、今度はわたくしの気持ちにも気づいてもらわなければなりません。
そうして勢い込んで臨んだ入学試験の結果は、総合三位でした。
一位はリヒト様、二位はカルロ、そして三位……
カルロに負けてものすごく悔しい思いをしました。
カルロは天才と名高いリヒト様と一緒に勉強をしてきたのですから、当然の結果なのかもしれないですが、悔しいものは悔しいのです。
しかし、学園という同年代の子どもたちが沢山いる環境に入ってみると、リヒト様の異質さがよくわかります。
同じ制服を着ているのに、明らかに一人だけ違う雰囲気を纏っているのです。
動じず、落ち着き払っている大人なリヒト様は魔塔の魔法使いでもある先生方と並んでいる時の方が違和感がありません。
同年代のはずの生徒たちの中にいると、その落ち着いた求心力であっという間に輪の中心になるのです。
そのため、なかなか二人きりになれません。
ぱっと見、わたくしが非常にモテているように見えていると思うのですが、わたくしを取り囲んでいる者たちは皆、わたくしのことを見ているのではありません。
わたくしを通して、帝国の皇帝であるお祖父様を見ているに過ぎないのです。
王子も王女も実際のところわたくしには何の興味も持っていません。
リヒト様は恋愛的な意味でわたくしに興味を持って下さったことはありませんが、初めてお会いした時からまるでわたくしのことをずっと知っていたかのような温かい眼差しで見つめてくださいました。
お祖父様ではなく、その眼差しは確かにわたくしに向けられているものだと感じることができました。
入学試験の合格の知らせが届いた時にリヒト様と過ごす魔法学園での日々を思い描いてお祖父様にこのお話をしたら「まぁ、知っていたようだしな……」とお祖父様は呟かれました。
それはどういうことなのかお聞きしましたが、それ以上はそのことについてはお話しされませんでした。
お祖父様がお城に呼ぶ前からリヒト様がわたくしのことを知っていたなどあり得ないことです。
絶対にあり得ないことなのに「知っていた」なんておっしゃるなんて、お祖父様はボケてしまったのでしょうか……
魔法で老けないようしているはずですが、それは見た目だけだったのでしょうか?
中身もしっかりしてくださらなければ困ります。
実際のところ、わたくし以上にリヒト様の方が人目を引いていると思いますし、女生徒のほとんどはわたくしよりもリヒト様とお近づきになりたいのだと思いますが、リヒト様にはカルロが常にピッタリとくっついていて、他の生徒が気軽に声をかけられる雰囲気ではありません。
さらに、わたくしがリヒト様に声をかけた時のカルロの鋭い眼差しを見ている者たちはますますリヒト様に近づくことができなくなっているようでした。
まるでカルロの手助けをしているようで癪ですが、わたくしも他の者をリヒト様に近づけたくないので、仕方ありません。
しかし、時にそんな番犬のようなカルロの隙をついて、リヒト様を誘い出す王子や王女もいました。
そうした者たちは大抵、自国の利益を考えてリヒト様に接触しようとした者たちではなく、単純にリヒト様の美しさに魅了された者たちでした。
わたくしが初めてお会いした時からリヒト様は端正なお顔をしておりましたが、成長されるにつれて、そのお姿はますます美しく、清らかで、汚すことなど許されない神が作った芸術品のようでした。
わたくしはルシエンテ帝国の姫として、これまで多くの王子や王女、上級貴族の子女と会ってきましたが、リヒト様ほど洗練された美しい人には会ったことがありません。
そのようなリヒト様のお姿に魅了されて、触れてみたい、手中に収めたい、独占したいという欲望を抑えることができなかった者たちがリヒト様に近づくのです。
そして、指一本触れることも叶わずに、魔塔主に強制的にルシエンテ帝国の地下牢に送られています。
毎回、魔塔主が守りに入っているようなので、おそらく、魔塔主は何らかの方法で常にリヒト様を見守っているのでしょう。
そのことに何度かリヒト様は抗議しておりましたが、仕方ないと思います。
リヒト様はご自身への好意に対して鈍すぎるので、誰かが常に見守り、邪魔をする必要があるのです。
転移魔法が使え、誰も逆らうことができない権力と災害級の魔法を使える魔塔主は最適です。
リヒト様はご自身に接触したそのような王子王女たちが強制送還されていると考えているようですが、違います。
リヒト様に邪な思いで近づいた者たちの行き先はルシエンテ帝国の地下牢で、リヒト様を諦めるまでお祖父様に厳しくお説教されるそうです。
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つまり、そういうことなのです。
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