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第八章 世界樹ユグドラシル
聖剣グラムと森の魔女
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リィカの言葉が途切れると、今度は泰基がユグドラシルたちに質問を始めた。
「この世界に来て、具体的にどのくらいなんだ?」
『さて……。しかと数えてはいないが……七千年程度だったか、バナスパティ?』
『そうであるな。我はユグドラシルよりは遅いが、さほど違わぬだろう。ククノチは、長いとは言うても二千年は経ってなかったはずだ』
「…………」
桁が違いすぎる、と思った泰基に、さらに驚愕の事実が投げかけられる。
『グラムは一万年ほどになるはずだ。召喚の魔方陣で最初に召喚されたのが、グラムだそうだからな』
「いちまん……!?」
泰基は思わず遠い目をする。
異世界の歴史を考えたところでどうしようもない事は分かっているが、それでもつい考えてしまう。
日本で一万年前は、まだ縄文時代だろう。縄文時代から魔王との戦いを繰り広げてきたのか。意味が分からない。
(――いや、確か魔王は大体二百年に一度の誕生だっけか?)
今回は、間が250年空いているということだったが、大体二百年前後だと言っていた。
仮に一万年前から魔王との戦いで勇者を召喚しているとすれば、召喚された勇者の数は五十人ほどか。
少ないとは言わないが、それでも一万という数字に比べると少なく感じる。
そんな考えに泰基がふけっていると、暁斗のおずおずした声が聞こえた。
「……あの……バナスパティもユグドラシルも。グラムが自分の話はするなって怒ってる」
その言葉に、思わず暁斗を凝視してしまう。
気付いているのかいないのか、暁斗は困った顔をしたままだ。
『そうだったな。すまなかった、グラム』
『謝ることはなかろうに。我はいい加減受け入れろと言いたい』
ユグドラシル、バナスパティと続けられる。
すると、暁斗が「えー?」と不満そうな声を出す。
「グラムから一言、『うるさい』だって。――もうホントに話やめてよ。オレ悪くないのに、グラムに怒られてる気分」
バナスパティが、面白そうに笑う。
『では、そうしようか。間に挟まれる勇者が気の毒だ』
『それはそれで、グラムが怒りそうな言葉だな』
ユグドラシルも笑いを堪えるように言った。
「……暁斗」
泰基は暁斗の名前を呼ぶが、どう続けていいか分からない。
だが、暁斗は困ったように笑った。
「ごめん、父さん。みんなも。……時々グラムと、聖剣と話をしてるんだ。だけど、グラムがそれを知られるのを嫌がっててさ。それでオレも何も言わなかった。グラムから聞いて、みんなが知らない事も知ってる」
困った顔のまま、でも、と続ける。
「魔族とか魔王とかの事は、ほとんど何も教えてくれない。魔族のあの結界のことだって、教えてくれたの、オレがあの中に閉じ込められた後だし。……ホントに必要だと思えば、言うなって言われてもみんなに言うよ。それで今は勘弁してほしいんだ」
頭を下げる暁斗を、泰基は見つめる。
暁斗の事が心配だった。
だが、何を心配していたのか、ようやく気付いた。
「別に、グラムの事情については興味ないから構わない。……だが、色々と話を聞いて、それを他の誰にも言えずに抱え続けるのは大変じゃないか?」
「抱え続けるってほどじゃないよ。グラムも大変だなぁって思うだけ」
暁斗は何てことないという風に笑う。
だが、そこでふいに表情が曇る。緊張した面持ちで泰基を見た。
「……父さんに、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」
「あ、ああ。どうした?」
改まって聞かれて、泰基が戸惑った。
ここじゃ話せない、と言われて、二人連れだって離れた場所に移動していった。
※ ※ ※
離れていく泰基と暁斗を見送り、リィカが空を仰ぐ。
すでに星空と月が見える。
「……聖剣グラムの事情かぁ」
『興味あるのか、娘よ?』
リィカのつぶやきに、ユグドラシルが反応する。
リィカはうーん、と唸る。
「興味あると言えばあります。最初に召喚されたの、勇者じゃないんだ、とか思いますし。でもわたし、召喚じゃなくて帰還の方を知りたいんですよね……」
『帰還? ……勇者たちを、還すという事か?』
「はい」
リィカは頷く。
長生きしているなら、もしかして、と思い、駄目元で聞いてみる。
「あの、もし知っていたら教えてほしいんですけど。森の魔女、って人のこと、聞いた事はありませんか?」
『知ってるぞ。最も、こちらが一方的に知っているだけだろうが』
『確か、召喚の魔方陣とは違う魔方陣を生み出した魔女だったな。あれは驚きであった』
ユグドラシルとバナスパティにいともあっさり肯定されて、驚くよりも拍子抜けしてしまった。
森の魔女。
モントルビア王国の、僻地の教会の地下に描かれた魔方陣の、元となった魔方陣を作ったと言われる人物のことだ。
教会の地下の魔方陣は、勇者を帰還させるために一人の神官が作り上げた魔方陣。しかし、それは発動することなく、結局勇者を還すには至らなかった。
なぜ発動しなかったのか。
元の魔方陣を作り上げた森の魔女に聞ければ、何か分かるかもしれない。
しかし、おそらくかなり昔の人物であろうことだけは分かる。
「あの、生前というか、亡くなる前というか、どこに住んでいたかとか分かりませんか?」
だから、森の魔女に手がかりを求めるなら、住んでいた場所、地域を調べるより他ない。
だが、完全に想定外の答えが返ってきた。
『まだ生きているぞ』
「……え?」
ユグドラシルの返答に、呆然とする。
『事情は分からないが、森の魔女は人でありながら、そうとは思えないくらいに長く生きている。ただし、居場所は分からない。魔方陣を生み出した後に姿を隠したからな。
森の魔女、という通り名の通りに、森のいずこかに住んでいるので、木を通して生存だけは伝わるが、場所については完全に隠している』
一度言葉を切り、また続ける。
『木々を通して探してみよう。だがあまり期待するな。簡単に見つけられるような隠れ方をしているとは思えないからな』
「……あ、はい。ありがとうございます」
リィカは、まだ呆然としたまま、礼を言った。
詳しい場所が分からなくても、まだ生きていること、森のどこかにいること、それらが分かっただけでも、大きな前進だ。
泰基と暁斗が歩いて行った方に視線を向ける。
ほんの少しでも、二人が帰れるかもしれない手がかりを見つけられたことが嬉しかった。
――それにしても、暁斗は何を泰基に聞いているんだろう。
「この世界に来て、具体的にどのくらいなんだ?」
『さて……。しかと数えてはいないが……七千年程度だったか、バナスパティ?』
『そうであるな。我はユグドラシルよりは遅いが、さほど違わぬだろう。ククノチは、長いとは言うても二千年は経ってなかったはずだ』
「…………」
桁が違いすぎる、と思った泰基に、さらに驚愕の事実が投げかけられる。
『グラムは一万年ほどになるはずだ。召喚の魔方陣で最初に召喚されたのが、グラムだそうだからな』
「いちまん……!?」
泰基は思わず遠い目をする。
異世界の歴史を考えたところでどうしようもない事は分かっているが、それでもつい考えてしまう。
日本で一万年前は、まだ縄文時代だろう。縄文時代から魔王との戦いを繰り広げてきたのか。意味が分からない。
(――いや、確か魔王は大体二百年に一度の誕生だっけか?)
今回は、間が250年空いているということだったが、大体二百年前後だと言っていた。
仮に一万年前から魔王との戦いで勇者を召喚しているとすれば、召喚された勇者の数は五十人ほどか。
少ないとは言わないが、それでも一万という数字に比べると少なく感じる。
そんな考えに泰基がふけっていると、暁斗のおずおずした声が聞こえた。
「……あの……バナスパティもユグドラシルも。グラムが自分の話はするなって怒ってる」
その言葉に、思わず暁斗を凝視してしまう。
気付いているのかいないのか、暁斗は困った顔をしたままだ。
『そうだったな。すまなかった、グラム』
『謝ることはなかろうに。我はいい加減受け入れろと言いたい』
ユグドラシル、バナスパティと続けられる。
すると、暁斗が「えー?」と不満そうな声を出す。
「グラムから一言、『うるさい』だって。――もうホントに話やめてよ。オレ悪くないのに、グラムに怒られてる気分」
バナスパティが、面白そうに笑う。
『では、そうしようか。間に挟まれる勇者が気の毒だ』
『それはそれで、グラムが怒りそうな言葉だな』
ユグドラシルも笑いを堪えるように言った。
「……暁斗」
泰基は暁斗の名前を呼ぶが、どう続けていいか分からない。
だが、暁斗は困ったように笑った。
「ごめん、父さん。みんなも。……時々グラムと、聖剣と話をしてるんだ。だけど、グラムがそれを知られるのを嫌がっててさ。それでオレも何も言わなかった。グラムから聞いて、みんなが知らない事も知ってる」
困った顔のまま、でも、と続ける。
「魔族とか魔王とかの事は、ほとんど何も教えてくれない。魔族のあの結界のことだって、教えてくれたの、オレがあの中に閉じ込められた後だし。……ホントに必要だと思えば、言うなって言われてもみんなに言うよ。それで今は勘弁してほしいんだ」
頭を下げる暁斗を、泰基は見つめる。
暁斗の事が心配だった。
だが、何を心配していたのか、ようやく気付いた。
「別に、グラムの事情については興味ないから構わない。……だが、色々と話を聞いて、それを他の誰にも言えずに抱え続けるのは大変じゃないか?」
「抱え続けるってほどじゃないよ。グラムも大変だなぁって思うだけ」
暁斗は何てことないという風に笑う。
だが、そこでふいに表情が曇る。緊張した面持ちで泰基を見た。
「……父さんに、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」
「あ、ああ。どうした?」
改まって聞かれて、泰基が戸惑った。
ここじゃ話せない、と言われて、二人連れだって離れた場所に移動していった。
※ ※ ※
離れていく泰基と暁斗を見送り、リィカが空を仰ぐ。
すでに星空と月が見える。
「……聖剣グラムの事情かぁ」
『興味あるのか、娘よ?』
リィカのつぶやきに、ユグドラシルが反応する。
リィカはうーん、と唸る。
「興味あると言えばあります。最初に召喚されたの、勇者じゃないんだ、とか思いますし。でもわたし、召喚じゃなくて帰還の方を知りたいんですよね……」
『帰還? ……勇者たちを、還すという事か?』
「はい」
リィカは頷く。
長生きしているなら、もしかして、と思い、駄目元で聞いてみる。
「あの、もし知っていたら教えてほしいんですけど。森の魔女、って人のこと、聞いた事はありませんか?」
『知ってるぞ。最も、こちらが一方的に知っているだけだろうが』
『確か、召喚の魔方陣とは違う魔方陣を生み出した魔女だったな。あれは驚きであった』
ユグドラシルとバナスパティにいともあっさり肯定されて、驚くよりも拍子抜けしてしまった。
森の魔女。
モントルビア王国の、僻地の教会の地下に描かれた魔方陣の、元となった魔方陣を作ったと言われる人物のことだ。
教会の地下の魔方陣は、勇者を帰還させるために一人の神官が作り上げた魔方陣。しかし、それは発動することなく、結局勇者を還すには至らなかった。
なぜ発動しなかったのか。
元の魔方陣を作り上げた森の魔女に聞ければ、何か分かるかもしれない。
しかし、おそらくかなり昔の人物であろうことだけは分かる。
「あの、生前というか、亡くなる前というか、どこに住んでいたかとか分かりませんか?」
だから、森の魔女に手がかりを求めるなら、住んでいた場所、地域を調べるより他ない。
だが、完全に想定外の答えが返ってきた。
『まだ生きているぞ』
「……え?」
ユグドラシルの返答に、呆然とする。
『事情は分からないが、森の魔女は人でありながら、そうとは思えないくらいに長く生きている。ただし、居場所は分からない。魔方陣を生み出した後に姿を隠したからな。
森の魔女、という通り名の通りに、森のいずこかに住んでいるので、木を通して生存だけは伝わるが、場所については完全に隠している』
一度言葉を切り、また続ける。
『木々を通して探してみよう。だがあまり期待するな。簡単に見つけられるような隠れ方をしているとは思えないからな』
「……あ、はい。ありがとうございます」
リィカは、まだ呆然としたまま、礼を言った。
詳しい場所が分からなくても、まだ生きていること、森のどこかにいること、それらが分かっただけでも、大きな前進だ。
泰基と暁斗が歩いて行った方に視線を向ける。
ほんの少しでも、二人が帰れるかもしれない手がかりを見つけられたことが嬉しかった。
――それにしても、暁斗は何を泰基に聞いているんだろう。
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