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[友情編] バイバイ心友
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私には、中学生の入学式の頃からの心友がいる。でも、私たちの良かった関係は、その心友のたった一言で崩れ落ちた。
(今日もいい日になりますように!)
私は、ありの みき。 中学2年生。
「おはよう!」
私は、中学の入学式の頃からの心友のらんに話しかけた。
「あっ、みきか…。ビックリした…」
「どうしたの?らん、大丈夫?」
「うんん、なんでもない。あのさ、私たち、もう一緒に行くのやめない?」
「いきなり? …なんで?」
「えっと、他の友達と行きたいから。ごめんね!」
(急にどうして… でも、いっか…)
みきは不安そうにしながらも明るく頷いた。
数日後のこと、みきがお昼ご飯を買いに、売店へ行った時にらんの声が聞こえて来た。
「あのさ、みきがうざいんだ。いつも、構って欲しいみたいにして私に前をウロウロするんだ。疲れた… はあ。」
(えっ!なんで…でも、私が図々しいから一緒に行かないって言われたのかも…)
「あとみき、中学の入学式の約束をまだ本気にしてるらしいんだよね。マジでウケる!ハハハハハ!」
「それ、ヤダ!」
「そもそもキモい。」
(嘘だ!いや!なんで?おかしいよ!中学の入学式の時、約束したのに…)
みきは泣きたい気持ちを押さえてそこから去った。
その入学式の約束は、このような事だった。
「らん!」
「みき!やった!一緒のクラスだよ!」
「やったね!」
「ねえみき、私たちの記念に約束をしよう!」
「いいね!」
「それは… どちらかがいじめられたら、助ける事!あと、どちらかをいじめない事!」
「うん!」
「「約束ね!」」
こんな内容だった。でも今、らんはこの約束を破ろうとしている。この先、起こることも知らずに…
ある日、みきは校舎の裏にらんを呼び出した。
「何?聞きたいことって。」
「らん、中学の入学式の約束、覚える?」
「もちろん!私たちは心友なのよ!だから…」
「うるさい!私、聞いてたの!売店に行った時、らんは…」
「アハハハハハ!聞いてたの!そうよ!私はあんたなんか嫌い!ずっと心友のふりをしてたの!バカ!
あんたなんか大っ嫌いよ!」
その瞬間、みきの中で何かが壊れた音をたてた。そこからはみきも覚えていない。
ただ、覚えているのは、目が冷めるとみきは手にどこから持って来たのかわからない、大きな物にべっとりと血が付き、目の前には、ぐったりとして体に大きな傷跡を付けた少女が居た。
(今日もいい日になりますように!)
私は、ありの みき。 中学2年生。
「おはよう!」
私は、中学の入学式の頃からの心友のらんに話しかけた。
「あっ、みきか…。ビックリした…」
「どうしたの?らん、大丈夫?」
「うんん、なんでもない。あのさ、私たち、もう一緒に行くのやめない?」
「いきなり? …なんで?」
「えっと、他の友達と行きたいから。ごめんね!」
(急にどうして… でも、いっか…)
みきは不安そうにしながらも明るく頷いた。
数日後のこと、みきがお昼ご飯を買いに、売店へ行った時にらんの声が聞こえて来た。
「あのさ、みきがうざいんだ。いつも、構って欲しいみたいにして私に前をウロウロするんだ。疲れた… はあ。」
(えっ!なんで…でも、私が図々しいから一緒に行かないって言われたのかも…)
「あとみき、中学の入学式の約束をまだ本気にしてるらしいんだよね。マジでウケる!ハハハハハ!」
「それ、ヤダ!」
「そもそもキモい。」
(嘘だ!いや!なんで?おかしいよ!中学の入学式の時、約束したのに…)
みきは泣きたい気持ちを押さえてそこから去った。
その入学式の約束は、このような事だった。
「らん!」
「みき!やった!一緒のクラスだよ!」
「やったね!」
「ねえみき、私たちの記念に約束をしよう!」
「いいね!」
「それは… どちらかがいじめられたら、助ける事!あと、どちらかをいじめない事!」
「うん!」
「「約束ね!」」
こんな内容だった。でも今、らんはこの約束を破ろうとしている。この先、起こることも知らずに…
ある日、みきは校舎の裏にらんを呼び出した。
「何?聞きたいことって。」
「らん、中学の入学式の約束、覚える?」
「もちろん!私たちは心友なのよ!だから…」
「うるさい!私、聞いてたの!売店に行った時、らんは…」
「アハハハハハ!聞いてたの!そうよ!私はあんたなんか嫌い!ずっと心友のふりをしてたの!バカ!
あんたなんか大っ嫌いよ!」
その瞬間、みきの中で何かが壊れた音をたてた。そこからはみきも覚えていない。
ただ、覚えているのは、目が冷めるとみきは手にどこから持って来たのかわからない、大きな物にべっとりと血が付き、目の前には、ぐったりとして体に大きな傷跡を付けた少女が居た。
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