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獣人の国1
街道から外れた深い森の中に僕らはいる。このまま街道を進んでいれば数日後には着く予定だったんだけど、少し問題が起きてしまった
街道を歩いていると、壊れた馬車と途方に暮れる人々の姿が見えた
話を聞いてみると、先ほど盗賊に襲われて積み荷と泣いている夫婦の娘が攫われたんだそうだ
襲われてそんなに時間が経っていないのでそんなに遠くへは行っていないだろう。急いで盗賊を追うことにした
そして現在、盗賊たちに追いついた次第である
彼らは一様に下品な笑いを浮かべており、舌なめずりをしている
いい得物が五人も来てくれたとばかりにこちらを取り囲んでいた
「新人の冒険者とは都合がいい、おいお前ら、今日は楽しめそうだぞ!」
リーダーらしき男にそう言われ男どもは笑っていた
その後ろではおびえたように縛られている少女がいる。すぐに助けてあげたいけどまずは盗賊を退治するとしよう
僕らは精霊魔法を使うため構えた
「ハハ、いっちょ前にやろうってのか、すぐに捕まえて可愛がってやるよ。お前ら、かかれ!」
リーダーの合図とともにいやらしい手つきで男たちが襲い掛かって来た
「リディエラ様は下がってください、ここは私たちが」
エンシュがそう告げると僕を囲うように四人が構えた
そこからは圧巻だった。襲い来る男を難なくいなし、魔法で吹き飛ばし、気絶した者からアスラムが植物のツルで拘束していった
ものの数分で討伐は完了し、とりあえず彼らをフーレンの風の牢獄で持ち上げ近くの警備隊の元へ運ぶことにした
どうやらそんなに大きくない盗賊団だったみたいで今拘束している彼らで全員みたいだ
「どういうことだよ、新人の強さじゃねぇよ」と男どもはそううなだれていたが無視しよう
無事に少女と積み荷を取り戻した僕らは街道に戻ると少女と積み荷を返した
ものすごく感謝された。照れるな
報酬として一緒にいた行商人から上級のポーションをいくつかと銀貨を百枚ほどもらっちゃったよ
初めて銀貨をもらったため貨幣価値がわからない(開拓地はそれぞれが食料を取って来たりしていてお金は使っていなかったからね)
産まれてそんなに経っていない僕に人間の街によく行っているフーレンとテュネが教えてくれた
まずこの世界には銅貨、銀貨、金貨、白金貨があり、それらは世界中で流通し、共通の貨幣となっているようだ
銅貨二十五枚で銀貨一枚、銀貨五十枚で金貨一枚、金貨百枚で白金貨一枚となり、通常宿屋は一泊で銀貨一枚が普通なんだとか
高いところだと銀貨八から十枚というところもあるらしい
ひとまず道が一緒なので馬車を直し、彼らと共に獣人の国ガルドラへと向かうことにしたよ
すでに半分ほど進んでいるので明日には着くだろうとのこと。盗賊を風の牢獄で捕まえたままゆっくりと街道を進んだ
風の牢獄はフーレンが自ら解除するか、彼女が死ぬことで解除されるので安心して盗賊を抱えたまま進めた
一晩を街道沿いの休息所で過ごし、翌日の昼には国境を越えて最初の街へとたどり着いた
ついてすぐに警備隊に盗賊を引き渡し、この街の観光をすることに。街の名前はミューニア、猫型の獣人が多い街で猫も多い
街並みは小さな家が多く、凄く可愛いね
猫好きも集まるので、そこかしこに猫と触れ合える店、前世での猫カフェのようなものがあった
これ幸いとばかりに目についた猫カフェに入ってみると、可愛く手入れの行き届いたたくさんの猫たちが出迎えてくれた。どの子も人懐っこく、僕は癒される
この街、猫好きの僕にとって天国なのかもしれない。空を飛べば拠点からも近いので何度も訪れようと心に誓った
猫カフェの店員さんである猫型獣人の少女に観光名所がないか聞いてみると、この街を出て少し行ったところに巨大な滝があるらしい
カルン大瀑布と呼ばれ、流れ落ちる大量の水は圧巻らしい
さらに常に虹がかかっていてそれも相まってすごくきれいなんだそうだ
これは是非とも行ってみよう。もともと観光が目的だし時間はたっぷりある
からね。楽しみだよ
街道を歩いていると、壊れた馬車と途方に暮れる人々の姿が見えた
話を聞いてみると、先ほど盗賊に襲われて積み荷と泣いている夫婦の娘が攫われたんだそうだ
襲われてそんなに時間が経っていないのでそんなに遠くへは行っていないだろう。急いで盗賊を追うことにした
そして現在、盗賊たちに追いついた次第である
彼らは一様に下品な笑いを浮かべており、舌なめずりをしている
いい得物が五人も来てくれたとばかりにこちらを取り囲んでいた
「新人の冒険者とは都合がいい、おいお前ら、今日は楽しめそうだぞ!」
リーダーらしき男にそう言われ男どもは笑っていた
その後ろではおびえたように縛られている少女がいる。すぐに助けてあげたいけどまずは盗賊を退治するとしよう
僕らは精霊魔法を使うため構えた
「ハハ、いっちょ前にやろうってのか、すぐに捕まえて可愛がってやるよ。お前ら、かかれ!」
リーダーの合図とともにいやらしい手つきで男たちが襲い掛かって来た
「リディエラ様は下がってください、ここは私たちが」
エンシュがそう告げると僕を囲うように四人が構えた
そこからは圧巻だった。襲い来る男を難なくいなし、魔法で吹き飛ばし、気絶した者からアスラムが植物のツルで拘束していった
ものの数分で討伐は完了し、とりあえず彼らをフーレンの風の牢獄で持ち上げ近くの警備隊の元へ運ぶことにした
どうやらそんなに大きくない盗賊団だったみたいで今拘束している彼らで全員みたいだ
「どういうことだよ、新人の強さじゃねぇよ」と男どもはそううなだれていたが無視しよう
無事に少女と積み荷を取り戻した僕らは街道に戻ると少女と積み荷を返した
ものすごく感謝された。照れるな
報酬として一緒にいた行商人から上級のポーションをいくつかと銀貨を百枚ほどもらっちゃったよ
初めて銀貨をもらったため貨幣価値がわからない(開拓地はそれぞれが食料を取って来たりしていてお金は使っていなかったからね)
産まれてそんなに経っていない僕に人間の街によく行っているフーレンとテュネが教えてくれた
まずこの世界には銅貨、銀貨、金貨、白金貨があり、それらは世界中で流通し、共通の貨幣となっているようだ
銅貨二十五枚で銀貨一枚、銀貨五十枚で金貨一枚、金貨百枚で白金貨一枚となり、通常宿屋は一泊で銀貨一枚が普通なんだとか
高いところだと銀貨八から十枚というところもあるらしい
ひとまず道が一緒なので馬車を直し、彼らと共に獣人の国ガルドラへと向かうことにしたよ
すでに半分ほど進んでいるので明日には着くだろうとのこと。盗賊を風の牢獄で捕まえたままゆっくりと街道を進んだ
風の牢獄はフーレンが自ら解除するか、彼女が死ぬことで解除されるので安心して盗賊を抱えたまま進めた
一晩を街道沿いの休息所で過ごし、翌日の昼には国境を越えて最初の街へとたどり着いた
ついてすぐに警備隊に盗賊を引き渡し、この街の観光をすることに。街の名前はミューニア、猫型の獣人が多い街で猫も多い
街並みは小さな家が多く、凄く可愛いね
猫好きも集まるので、そこかしこに猫と触れ合える店、前世での猫カフェのようなものがあった
これ幸いとばかりに目についた猫カフェに入ってみると、可愛く手入れの行き届いたたくさんの猫たちが出迎えてくれた。どの子も人懐っこく、僕は癒される
この街、猫好きの僕にとって天国なのかもしれない。空を飛べば拠点からも近いので何度も訪れようと心に誓った
猫カフェの店員さんである猫型獣人の少女に観光名所がないか聞いてみると、この街を出て少し行ったところに巨大な滝があるらしい
カルン大瀑布と呼ばれ、流れ落ちる大量の水は圧巻らしい
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※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています