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魔王ちゃんを狙う者6
サルハに着くと、ちょうどお昼時だったのでまず何か食べることにした
この町は小さいけれど、観光地として有名になりつつあるので結構にぎやかだ
というのも近くの泉で神獣が見られるようになったのだ
神獣と言えば神様から遣わされたり、神様が加護を与えた魔物や魔獣だ
吾輩も一度は見たいと思っていた
ここに現れるのはミカリアという蛇の体に翼が生え、頭にトサカの生えた神獣だ
日光に照らされると、うろこが光り輝いてすごくきれいなんだと街の人が教えてくれたのだ
「後で行ってみましょう。まずは視察を済ませてからですよ」
「うむ!」
まずはご飯なのだ
ここの料理はうまいと聞く。楽しみなのだ
とりあえず目についた食堂に入り、おすすめの料理を頼んだ
ここのおすすめは魚料理
泉では神獣の加護によってたくさんの魚が取れるからだろう
やがて料理が運ばれてきた
運んできたのは最近ここに移住してきた獣人族、獅子族の女の子だ
獅子族というのは男にはたてがみがあり体格がよく、女の方はすらりとしてしなやかな体格の種族だ
しかしこの種族、総じて女の方が強いという変わった種族なのだ
「お待たせしました~。今日のおすすめメニュー、イシュナの塩焼きとパンクユアの佃煮です!」
すごく元気に持ってきてくれた
おお、良い匂いがするぞ。すごくお腹に響く匂いなのだ!
「それと、こちらはカムソギのスープです。骨まで柔らかく煮てるので全部食べれますよ~」
ほぉ、カムソギは聞いたことのない魚だが、小魚のようだな
この大きさなら小骨が気になるところだが、骨まで柔らかいとな
よし、早速食べてみるのだ
一口口に運んでスープをすする
口の中に芳醇な香りと出汁が広がった! なんと濃厚な味なのだ
次に魚の方を頬張ると、身は柔らかく、骨はほろほろと崩れていった
噛まなくても食べれるではないか!
次に塩焼きをナイフで一口大に切ってフォークで食べた
この香り、まるで胡椒の香りのようにスパイシーだ
それに身はたんぱくでさっぱりとしているのに脂がのっているのだ
塩焼きの合間に佃煮を食べてみる
甘辛く味付けされたパンクユアのうまいこと
最近ジューオンにも輸入されるようになったご飯というものにのっけて食べたらおいしそうだ
この佃煮はお土産として瓶詰が売ってあるので後で買おう
食事も終わり、次は視察だ
町長のいるこの町で一番大きな建物、町会所へとやって来た
すぐに町長室へ通され、そこにいるハリフ町長に会うことができた
彼は非常に温厚そうな老人で、父上の前の代の魔王の時からこの町の町長を務めている非常に古参の魔族だ
昔は戦場で腕を振るっていたためか、角が片方折れ、腕に大きな傷跡があった
その頃は怖かったらしいが、今は吾輩を孫のようにかわいがってくれるおじいちゃんのようなものだ
ちなみに幹部のゴダとは兄弟だ
ハリフも幹部としての実力はあったのだが、怪我を理由にこの町の町長として余生を暮らす道を選んだのだ
「これはこれは魔王様、お久しぶりですな」
「ハリフ、息災そうで何よりじゃ」
「おや、口調を変えたのですかな? そちらも可愛らしくていいですのぉ」
「威厳を見せるためですよね? キーラ様」
「あ、う、うむ! そうなのだ!」
可愛いのか?
う~む、威厳を保つというのは難しいものだな
魔王になると決めた日から口調はずっとこれだ
さすがに今更元には戻したくないしな
「して、町はどうだ? 順調かの?」
「はい、他国からの観光客や移住者も増えておりますじゃ。」
「そうか、それはよかったのだ」
しばらく他愛のない話をして視察は終わった
よし、泉に行くのだ! 神獣をみるのだ!
町会所の来客用宿に荷物を置いて泉へと走った
子供っぽいかもしれないが、楽しみなのだ
だって神獣なんて初めて見るのだからな
この町は小さいけれど、観光地として有名になりつつあるので結構にぎやかだ
というのも近くの泉で神獣が見られるようになったのだ
神獣と言えば神様から遣わされたり、神様が加護を与えた魔物や魔獣だ
吾輩も一度は見たいと思っていた
ここに現れるのはミカリアという蛇の体に翼が生え、頭にトサカの生えた神獣だ
日光に照らされると、うろこが光り輝いてすごくきれいなんだと街の人が教えてくれたのだ
「後で行ってみましょう。まずは視察を済ませてからですよ」
「うむ!」
まずはご飯なのだ
ここの料理はうまいと聞く。楽しみなのだ
とりあえず目についた食堂に入り、おすすめの料理を頼んだ
ここのおすすめは魚料理
泉では神獣の加護によってたくさんの魚が取れるからだろう
やがて料理が運ばれてきた
運んできたのは最近ここに移住してきた獣人族、獅子族の女の子だ
獅子族というのは男にはたてがみがあり体格がよく、女の方はすらりとしてしなやかな体格の種族だ
しかしこの種族、総じて女の方が強いという変わった種族なのだ
「お待たせしました~。今日のおすすめメニュー、イシュナの塩焼きとパンクユアの佃煮です!」
すごく元気に持ってきてくれた
おお、良い匂いがするぞ。すごくお腹に響く匂いなのだ!
「それと、こちらはカムソギのスープです。骨まで柔らかく煮てるので全部食べれますよ~」
ほぉ、カムソギは聞いたことのない魚だが、小魚のようだな
この大きさなら小骨が気になるところだが、骨まで柔らかいとな
よし、早速食べてみるのだ
一口口に運んでスープをすする
口の中に芳醇な香りと出汁が広がった! なんと濃厚な味なのだ
次に魚の方を頬張ると、身は柔らかく、骨はほろほろと崩れていった
噛まなくても食べれるではないか!
次に塩焼きをナイフで一口大に切ってフォークで食べた
この香り、まるで胡椒の香りのようにスパイシーだ
それに身はたんぱくでさっぱりとしているのに脂がのっているのだ
塩焼きの合間に佃煮を食べてみる
甘辛く味付けされたパンクユアのうまいこと
最近ジューオンにも輸入されるようになったご飯というものにのっけて食べたらおいしそうだ
この佃煮はお土産として瓶詰が売ってあるので後で買おう
食事も終わり、次は視察だ
町長のいるこの町で一番大きな建物、町会所へとやって来た
すぐに町長室へ通され、そこにいるハリフ町長に会うことができた
彼は非常に温厚そうな老人で、父上の前の代の魔王の時からこの町の町長を務めている非常に古参の魔族だ
昔は戦場で腕を振るっていたためか、角が片方折れ、腕に大きな傷跡があった
その頃は怖かったらしいが、今は吾輩を孫のようにかわいがってくれるおじいちゃんのようなものだ
ちなみに幹部のゴダとは兄弟だ
ハリフも幹部としての実力はあったのだが、怪我を理由にこの町の町長として余生を暮らす道を選んだのだ
「これはこれは魔王様、お久しぶりですな」
「ハリフ、息災そうで何よりじゃ」
「おや、口調を変えたのですかな? そちらも可愛らしくていいですのぉ」
「威厳を見せるためですよね? キーラ様」
「あ、う、うむ! そうなのだ!」
可愛いのか?
う~む、威厳を保つというのは難しいものだな
魔王になると決めた日から口調はずっとこれだ
さすがに今更元には戻したくないしな
「して、町はどうだ? 順調かの?」
「はい、他国からの観光客や移住者も増えておりますじゃ。」
「そうか、それはよかったのだ」
しばらく他愛のない話をして視察は終わった
よし、泉に行くのだ! 神獣をみるのだ!
町会所の来客用宿に荷物を置いて泉へと走った
子供っぽいかもしれないが、楽しみなのだ
だって神獣なんて初めて見るのだからな
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※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています