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妖精女神の滞在1
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妖精女神エルリウラは精霊の住む森へと降臨した
すぐに集まってくる妖精と精霊達
警戒していたが、彼女を一目見るなり正体に気づき、嬉しそうに彼女を案内した
特に妖精たちは大喜びで、エルリウラの肩に乗っかってはしゃいでいる
「ヤッホー、シルフェインちゃん」
「エルリウラ!?」
精霊女王は驚いた
妹神で親友のエルリウラが自分に会いに来たからだ
「どうしたのですか? 兄神様たちは?」
兄様とは兄神、天の神ラシュアのことだ
彼の許可がなければ降臨などできない
「大丈夫! ちゃんと許可はもらったから」
「兄様が許可を出すなど珍しいですね」
「だよね~。まぁそれだけ平和になったってことだよ」
二人の周りでは精霊、妖精が物珍しそうに見ている
「あ、ねぇねぇ、娘ができたって聞いたよ。おめでとう!」
「ありがとうエル。あの子は本当によくできた子です。魂に以前の記憶は残っていますが、私のことを母としてちゃんと慕ってくれてますよ」
「あぁ、そうなんだ。姉様記憶消してなかったんだ」
転生の女神フレシアナによってリディエラは精霊として生まれた
その際記憶を消さなかった彼女の真意は分からない
それでもリディエラはシルフェインのことを母として慕い、敬っている
シルフェインはそれで十分だった
それに、子供を生み出すよう言ったのはフレシアナである
彼女にも何か考えがあったのだろう
「ところでそのリディエラちゃんはどこに? 見当たらないんだけど」
「今旅に出ています。つい先ほど魔族の国ジューオンで観光しているとの連絡がありましたよ」
「ほほぉ、じゃぁ会いに行こうっと」
「それはあの子も喜びます。私から連絡しておきますので是非会ってあげてください」
「うん!」
それからしばらく二人は語り合った
「まだこの世界に滞在するつもりだからまた来るね」
エルリウラは元気よくそう言ってシルフェインの元から出立した
目指すはジューオンのデスヘルズ。美しい蝶のような羽を広げ、彼女は大空へと羽ばたいた
「うれしそうですねシルフェイン様」
側近である森の精霊ディアンが紅茶をシルフェインのカップに注ぎながら言った
「えぇ、久しぶりに妹に会えたのです。元気そうでよかったわ」
「妹様でいらっしゃったのですか?」
「えぇ、まだ私が神だったころのね。あの頃は姉も兄も弟も妹もいたのよ? これでも兄弟姉妹はすごく多いの」
まだ神だったころ、祖神になる前の彼女には、同じ大神から生まれたたくさんの兄弟たちがいた
天の神ラシュアは長兄、そして末妹に力の神エイシャ
転生の女神フレシアナは姉神、エルリウラは妹神といった具合だ
彼らはかつて大きな戦争を三回していた
一度目は混沌と呼ばれる存在との戦争
それによって一度混沌は消滅、もしくは封印された
二度目はエイシャの反乱
恋人であった人間の勇者を奪われたエイシャが怒りに任せて愛の女神達と共に反乱を起こしたものだ
このとき尽力したのがこの世界で消滅した記憶をなくす前の破壊神と呼ばれた一人の少女だった
三度目は世界の外より来た存在との戦い
三回の戦争の後、平和になったすべての世界
戦争前にはすでにシルフェインは精霊女王へと身をやつしていたので戦争の詳細は知らないが、時折エルリウラに聞いていた
「いつまでもこの平和が続いてほしいものです」
紅茶をすすりながらシルフェインはしみじみそう思った
すぐに集まってくる妖精と精霊達
警戒していたが、彼女を一目見るなり正体に気づき、嬉しそうに彼女を案内した
特に妖精たちは大喜びで、エルリウラの肩に乗っかってはしゃいでいる
「ヤッホー、シルフェインちゃん」
「エルリウラ!?」
精霊女王は驚いた
妹神で親友のエルリウラが自分に会いに来たからだ
「どうしたのですか? 兄神様たちは?」
兄様とは兄神、天の神ラシュアのことだ
彼の許可がなければ降臨などできない
「大丈夫! ちゃんと許可はもらったから」
「兄様が許可を出すなど珍しいですね」
「だよね~。まぁそれだけ平和になったってことだよ」
二人の周りでは精霊、妖精が物珍しそうに見ている
「あ、ねぇねぇ、娘ができたって聞いたよ。おめでとう!」
「ありがとうエル。あの子は本当によくできた子です。魂に以前の記憶は残っていますが、私のことを母としてちゃんと慕ってくれてますよ」
「あぁ、そうなんだ。姉様記憶消してなかったんだ」
転生の女神フレシアナによってリディエラは精霊として生まれた
その際記憶を消さなかった彼女の真意は分からない
それでもリディエラはシルフェインのことを母として慕い、敬っている
シルフェインはそれで十分だった
それに、子供を生み出すよう言ったのはフレシアナである
彼女にも何か考えがあったのだろう
「ところでそのリディエラちゃんはどこに? 見当たらないんだけど」
「今旅に出ています。つい先ほど魔族の国ジューオンで観光しているとの連絡がありましたよ」
「ほほぉ、じゃぁ会いに行こうっと」
「それはあの子も喜びます。私から連絡しておきますので是非会ってあげてください」
「うん!」
それからしばらく二人は語り合った
「まだこの世界に滞在するつもりだからまた来るね」
エルリウラは元気よくそう言ってシルフェインの元から出立した
目指すはジューオンのデスヘルズ。美しい蝶のような羽を広げ、彼女は大空へと羽ばたいた
「うれしそうですねシルフェイン様」
側近である森の精霊ディアンが紅茶をシルフェインのカップに注ぎながら言った
「えぇ、久しぶりに妹に会えたのです。元気そうでよかったわ」
「妹様でいらっしゃったのですか?」
「えぇ、まだ私が神だったころのね。あの頃は姉も兄も弟も妹もいたのよ? これでも兄弟姉妹はすごく多いの」
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彼らはかつて大きな戦争を三回していた
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それによって一度混沌は消滅、もしくは封印された
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紅茶をすすりながらシルフェインはしみじみそう思った
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