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魔族の国21
温泉街コポロ
ここは火山が近くていろいろな温泉があるのだ
効能も様々で、肩こり腰痛、神経痛から美肌、乾燥肌、精力増強、視力回復に傷の回復、入ってよし、飲んでよしの温泉
これは楽しみだ
いや、僕は若いし精霊だから神経とか骨、筋肉も作り物で効能とか関係ないんだけど、美肌とか聞いたら入りたくなるじゃないですか
あれ? 僕もすっかり女の子か・・・
複雑だけど割り切って行こう
まず宿! 温泉巡りはそのあとだ
街に入って二時間、歩き回って宿を探したけど全然見つからない
人多すぎ。さすがこの国一番の観光地
温泉の数は数百にも及ぶらしい
「リディエラ様、宿を見つけてまいりました」
いつの間にかテュネが宿を取って来てくれていた
できるお姉さんだ
宿は古いながらも手入れがいきわたっていて、和風な感じ
それもそのはずで、ここのおかみさんは鬼ヶ島出身の鬼人の女性だった
ものすごい美人
もともとは鬼ヶ島で旅館を営んでいたそうなんだけど、そっちは娘に任せてこの離れた土地で三十年前に開業したらしい
温泉を堪能しつくしたいので、いろいろ回ることも考えて一週間宿を取ることにした
お金使いすぎ? 大丈夫、問題ないよ
実はアスラムが炭鉱街でまた金塊やら宝石やらを掘ってきてくれたんだ
換金すればかなりの旅費になるんだよ
にひひ、ビバラ炭鉱街(炭鉱街バンザイ!)
「宿も確保できたし、早速温泉に行こう!」
オー!と四人とも返事してくれた
みんなも楽しみなんだね
この辺りはみんな水着で歩いているから、僕たちもそれに習って買っておいた水着に着替えた
僕は子供らしいワンピース
テュネ、エンシュ、フーレンは胸も大きいから、男の人が目のやり場に困りそうなビキニスタイル
アスラムは・・・。僕と同じようなワンピース型だ
うん、いいんだよ? 盛っても
本来の姿に忠実に人間形態になると、僕もアスラムもぺたーんだから・・・
変化すれば大きくはできるけど、それもなんだかね
本人は気にしてない、わけないか
でも盛らないってことは、自分の姿に誇りを持ってるからなんだと思う
「えーっと、ここは足湯かな? まずこれに浸かってみよう」
胸に話題がいかないように目についた温泉を指さした
五柱で足を付けると、足の芯が暖められて気持ちいい
温度も程よくて、一緒に入ってる人たちと談笑なんかしながらゆっくり足を浸した
しばらく浸かってから出ると足を拭いて次を目指す
「あ、砂風呂がありますよ!」
アスラムが見つけたのは体を蒸す砂風呂
埋まるの? これに?
砂は黒くて、埋まっている人の横からは湯気が出ている
まぁものは試しだ
穴に入って砂をかけてもらうとなんだか体がポカポカしてきた
気持ちいい、顔がほころぶ
汗をかかないと人間じゃないとばれちゃうから、水魔法で水滴を張り付けておく
僕たち精霊以外に入っていた人たちを観察すると、皆発汗してて砂まみれになってたから僕たちもそうしよう
なんだか眠たくなってきたけど時間が来た
掘り返してもらって穴から出ると砂まみれで、水魔法で砂を落としてもらってから次に向かった
次に見つけたのは硫黄の臭いのする温泉
ここは浸かりながら熱燗を飲めたり、温泉卵なんかも楽しめる
早速僕以外の四柱は熱燗を頼んでいた
僕は温泉卵だ
この土地で飼われているパルメンドリという鶏の卵を温泉に浸してしばらく待つ
程よく時間がたったところで引き上げて、上を割ってタレをかけ、スプーンで食べる
「う~ん!! 何これ凄い滑らか! なんて濃厚! 美味しすぎる!」
今まで食べたことないほど濃厚な味
タレなんかかけなくてもおいしいじゃないか
二つ目はタレなしで食べた
うん!うまい!
四柱も僕を見てさらに欲しくなったのか、何個か買って食べていた
幸せそうで何より
卵を食べて熱燗を飲んで、ホワホワと顔が崩れてる
普段キリっとしているテュネも顔の表情がグデグデだ
「なかなかいい温泉でしたね」
エンシュ、すごく満足そうでよかったよかった
さて、次はどの温泉に行こうかな
ここは火山が近くていろいろな温泉があるのだ
効能も様々で、肩こり腰痛、神経痛から美肌、乾燥肌、精力増強、視力回復に傷の回復、入ってよし、飲んでよしの温泉
これは楽しみだ
いや、僕は若いし精霊だから神経とか骨、筋肉も作り物で効能とか関係ないんだけど、美肌とか聞いたら入りたくなるじゃないですか
あれ? 僕もすっかり女の子か・・・
複雑だけど割り切って行こう
まず宿! 温泉巡りはそのあとだ
街に入って二時間、歩き回って宿を探したけど全然見つからない
人多すぎ。さすがこの国一番の観光地
温泉の数は数百にも及ぶらしい
「リディエラ様、宿を見つけてまいりました」
いつの間にかテュネが宿を取って来てくれていた
できるお姉さんだ
宿は古いながらも手入れがいきわたっていて、和風な感じ
それもそのはずで、ここのおかみさんは鬼ヶ島出身の鬼人の女性だった
ものすごい美人
もともとは鬼ヶ島で旅館を営んでいたそうなんだけど、そっちは娘に任せてこの離れた土地で三十年前に開業したらしい
温泉を堪能しつくしたいので、いろいろ回ることも考えて一週間宿を取ることにした
お金使いすぎ? 大丈夫、問題ないよ
実はアスラムが炭鉱街でまた金塊やら宝石やらを掘ってきてくれたんだ
換金すればかなりの旅費になるんだよ
にひひ、ビバラ炭鉱街(炭鉱街バンザイ!)
「宿も確保できたし、早速温泉に行こう!」
オー!と四人とも返事してくれた
みんなも楽しみなんだね
この辺りはみんな水着で歩いているから、僕たちもそれに習って買っておいた水着に着替えた
僕は子供らしいワンピース
テュネ、エンシュ、フーレンは胸も大きいから、男の人が目のやり場に困りそうなビキニスタイル
アスラムは・・・。僕と同じようなワンピース型だ
うん、いいんだよ? 盛っても
本来の姿に忠実に人間形態になると、僕もアスラムもぺたーんだから・・・
変化すれば大きくはできるけど、それもなんだかね
本人は気にしてない、わけないか
でも盛らないってことは、自分の姿に誇りを持ってるからなんだと思う
「えーっと、ここは足湯かな? まずこれに浸かってみよう」
胸に話題がいかないように目についた温泉を指さした
五柱で足を付けると、足の芯が暖められて気持ちいい
温度も程よくて、一緒に入ってる人たちと談笑なんかしながらゆっくり足を浸した
しばらく浸かってから出ると足を拭いて次を目指す
「あ、砂風呂がありますよ!」
アスラムが見つけたのは体を蒸す砂風呂
埋まるの? これに?
砂は黒くて、埋まっている人の横からは湯気が出ている
まぁものは試しだ
穴に入って砂をかけてもらうとなんだか体がポカポカしてきた
気持ちいい、顔がほころぶ
汗をかかないと人間じゃないとばれちゃうから、水魔法で水滴を張り付けておく
僕たち精霊以外に入っていた人たちを観察すると、皆発汗してて砂まみれになってたから僕たちもそうしよう
なんだか眠たくなってきたけど時間が来た
掘り返してもらって穴から出ると砂まみれで、水魔法で砂を落としてもらってから次に向かった
次に見つけたのは硫黄の臭いのする温泉
ここは浸かりながら熱燗を飲めたり、温泉卵なんかも楽しめる
早速僕以外の四柱は熱燗を頼んでいた
僕は温泉卵だ
この土地で飼われているパルメンドリという鶏の卵を温泉に浸してしばらく待つ
程よく時間がたったところで引き上げて、上を割ってタレをかけ、スプーンで食べる
「う~ん!! 何これ凄い滑らか! なんて濃厚! 美味しすぎる!」
今まで食べたことないほど濃厚な味
タレなんかかけなくてもおいしいじゃないか
二つ目はタレなしで食べた
うん!うまい!
四柱も僕を見てさらに欲しくなったのか、何個か買って食べていた
幸せそうで何より
卵を食べて熱燗を飲んで、ホワホワと顔が崩れてる
普段キリっとしているテュネも顔の表情がグデグデだ
「なかなかいい温泉でしたね」
エンシュ、すごく満足そうでよかったよかった
さて、次はどの温泉に行こうかな
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