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妖精女神の滞在2
エルリウラは魔族の国ジューオンへと降り立った
いきなり街の中心部である城に降りたためか、城の魔族たちはかなり驚いたようだ
「警戒しないでね。これでも祖神だから」
美しい蝶のような羽をはためかせると、リラックス効果のある鱗粉が辺りを舞った
それにより武器を手に取り囲もうとしていた魔族たちは幸せな気分になり、一気に骨抜きとなった
「な、何事なのだ!」
魔王キーラが慌てるように飛んできた
その後ろからリドリリとシュロンもついてきている
戦闘態勢だったが、中心にいた女性の神聖な雰囲気と癒しの鱗粉によって三人は落ち着いた
「もしかして、神様ですか?」
リドリリが恐る恐る聞いてみた
「そだよー。私は妖精の祖神エルリウラなのです!」
決めポーズによって歓声と拍手が勝手に起きる
「それで、女神さまがなぜこのような場所に?」
「いんや~実はね、私の親友兼お姉ちゃんの子供がこの国にいるって聞いてね~。知ってる? リディエラちゃんって言うんだけど」
「おお! 私の友達です! 確か今観光で色々回ってるはずですよ。連絡取りましょうか?」
「うんうん、お願い!」
キーラは通信用のオーブを起動させたが、通信に応答しない
「う~ん、忙しいみたいですね」
「あ、いいよいいよ。気配くらいは分かるから自分で探すよ」
気さくなエルリウラ
一瞬でこの場の空気を朗らかにし、人々の心をつかんだ
「魔王なんだよね? いやぁ見えないなぁ。可愛いし」
彼女はキーラに興味を持ったのか、少しだけ話をしていくことにした
可愛いと言われて照れるキーラ
「でもキーラちゃん、あなた少し神力を感じるね。やっぱりあの子の子孫だからかな?」
「あの子? ですか?」
「ん? あ、ごめんごめんこっちの話」
気にはなったが、キーラはとりあえず気にしないように努めた
しかし、一度気になってしまうとどんどん知りたい気持ちが大きくなった
「あの、やっぱり気になるんですが」
「ダメダメ、あたしじゃ話せないって。気にさせちゃってごめん」
仕方なくこの気持ちは奥底にしまっておくことにした
「じゃ、ありがとね~、もてなしまでしてもらっちゃって」
「いえ、神様ですから当然のことです」
飛び上がろうとしてエルリウラはふと思いついて止まった
「あ、そうだ。お礼にちょっとだけ教えとこうかな」
「え?」
「あの子ってのはあなたのお父さん? まぁ本来は違うんだけど、本当の名前はサニア。それがあの子の・・・。あの子が生まれたときの名前。覚えておいてあげて」
キーラはサニアと聞いて少し気になることがあった
サニアと言う言葉に聞き覚えがあった
それは遠い遠い記憶の奥底、細胞に刻まれた記憶だが、キーラにはピンとこないようだ
「じゃ、また会おうねキーラちゃん!」
手を振りながら飛び上がる
羽は幸せをまき散らすかのような鱗粉を振りまいた
「さてと、気配はこっちからかな」
エルリウラはそのまま温泉街コポロへと向かった
道中人を襲っていた魔物を殺さずに倒し、襲われた人の傷を癒し、魔物の傷も癒すといったことをしながらヒラヒラと飛んだ
「お、あれが温泉街かな? いいねいいね。ちょっと入っていこうっと」
温泉街に降りると神特融のオーラを抑え、妖精族に見えるよう少し小さくなった
今の彼女は周りからはエインセルに見えている
「お、露天風呂だ~。ここにしよっと」
リディエラたちも入った露天風呂を見つけ、早速入ってみた
「ぬはぁ~、いいねいいね。すごく気持ちいい。羽の付け根が癒される~」
至極極楽の顔でにやける
しばらくこの極楽気分を味わってから出た
その場でフルーツ牛乳を購入
一気に飲み干すと、口にフルーツ牛乳のひげを生やしてリディエラの気配を追った
いきなり街の中心部である城に降りたためか、城の魔族たちはかなり驚いたようだ
「警戒しないでね。これでも祖神だから」
美しい蝶のような羽をはためかせると、リラックス効果のある鱗粉が辺りを舞った
それにより武器を手に取り囲もうとしていた魔族たちは幸せな気分になり、一気に骨抜きとなった
「な、何事なのだ!」
魔王キーラが慌てるように飛んできた
その後ろからリドリリとシュロンもついてきている
戦闘態勢だったが、中心にいた女性の神聖な雰囲気と癒しの鱗粉によって三人は落ち着いた
「もしかして、神様ですか?」
リドリリが恐る恐る聞いてみた
「そだよー。私は妖精の祖神エルリウラなのです!」
決めポーズによって歓声と拍手が勝手に起きる
「それで、女神さまがなぜこのような場所に?」
「いんや~実はね、私の親友兼お姉ちゃんの子供がこの国にいるって聞いてね~。知ってる? リディエラちゃんって言うんだけど」
「おお! 私の友達です! 確か今観光で色々回ってるはずですよ。連絡取りましょうか?」
「うんうん、お願い!」
キーラは通信用のオーブを起動させたが、通信に応答しない
「う~ん、忙しいみたいですね」
「あ、いいよいいよ。気配くらいは分かるから自分で探すよ」
気さくなエルリウラ
一瞬でこの場の空気を朗らかにし、人々の心をつかんだ
「魔王なんだよね? いやぁ見えないなぁ。可愛いし」
彼女はキーラに興味を持ったのか、少しだけ話をしていくことにした
可愛いと言われて照れるキーラ
「でもキーラちゃん、あなた少し神力を感じるね。やっぱりあの子の子孫だからかな?」
「あの子? ですか?」
「ん? あ、ごめんごめんこっちの話」
気にはなったが、キーラはとりあえず気にしないように努めた
しかし、一度気になってしまうとどんどん知りたい気持ちが大きくなった
「あの、やっぱり気になるんですが」
「ダメダメ、あたしじゃ話せないって。気にさせちゃってごめん」
仕方なくこの気持ちは奥底にしまっておくことにした
「じゃ、ありがとね~、もてなしまでしてもらっちゃって」
「いえ、神様ですから当然のことです」
飛び上がろうとしてエルリウラはふと思いついて止まった
「あ、そうだ。お礼にちょっとだけ教えとこうかな」
「え?」
「あの子ってのはあなたのお父さん? まぁ本来は違うんだけど、本当の名前はサニア。それがあの子の・・・。あの子が生まれたときの名前。覚えておいてあげて」
キーラはサニアと聞いて少し気になることがあった
サニアと言う言葉に聞き覚えがあった
それは遠い遠い記憶の奥底、細胞に刻まれた記憶だが、キーラにはピンとこないようだ
「じゃ、また会おうねキーラちゃん!」
手を振りながら飛び上がる
羽は幸せをまき散らすかのような鱗粉を振りまいた
「さてと、気配はこっちからかな」
エルリウラはそのまま温泉街コポロへと向かった
道中人を襲っていた魔物を殺さずに倒し、襲われた人の傷を癒し、魔物の傷も癒すといったことをしながらヒラヒラと飛んだ
「お、あれが温泉街かな? いいねいいね。ちょっと入っていこうっと」
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「お、露天風呂だ~。ここにしよっと」
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「ぬはぁ~、いいねいいね。すごく気持ちいい。羽の付け根が癒される~」
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※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています