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白黒 鬼姉妹の冒険14
伏羲さんは私たちを案内してくれた
アカネたちはまだ眠ったままなので荷馬車を用意してくれたんだけど、その中に一人の綺麗な女性がいた
「おや、鬼仙? 鬼仙なのかえ?」
その女性は私たちを見て喜んでいるみたい
「わらわは女媧、おぬしら、鬼でありながら仙力を持っておるの。それも強力な」
「そ、そうなんですか?」
「うむ、我ら仙人に勝るとも劣らぬ力じゃ。まるであの男のようじゃ」
「ほら女媧、出発するから座って」
「ふむ、話しは後じゃの。少し揺れるから舌を噛まぬようにな」
桃源郷の中心地には仙人たちが住む楽園があるみたいで、年中桃仙果という大きな桃がなっているらしい
仙人たちはそれを食べて若さを保っている
「して鬼仙たちよ。桃源郷に何用じゃ? もしや、我らが秘術を授かりたいのか?」
すごい、大当たりだ
「そ、そうです!」
それを聞くと女媧さんは満足そうにうなづいた
「そうかそうか、おぬしらなら全てを授けてもよかろう」
「え? そんなにあっさり、いいんですか?」
「うむ、黒いの、仙力はな、純粋な者にしか宿らん。いかな仙人と鬼人の相の子といってもな」
仙人たちが使う力、仙力は、心に曇り、闇が多いと全く使えなくなる
でも、私たちはどうやら仙力を使える心を持っているみたい
なんだかうれしいな
「さて、桃源郷にはな。特殊な力を持つ八人の仙人がおる。彼らがおぬしらに修行を付けてくれるはずじゃ。その八人の修行が終わった時、わらわたちの元へ来るがいい。仙人の秘術を授けてやるぞ」
なるほど、その秘術を授かるためには修行が必要ってことなのね
よし! 絶対に修行を終えて秘術を授かろう!
「して黒いのと白いの。おぬしらの父の名はなんという?」
「え? キンゲツ、です」
「・・・そうか」
「あの、何かあるんですか?」
「ん? いやなに、こちらのことじゃ、気にするな」
腑に落ちないけど、まぁいっか
そういえば父様もここにきてたはず
もしかして、父様のことを知っているってことかな?
だったら生前の父様のことを聞いてみたい
「よし、着いたぞ。すぐに修行に入るか? それとも少し休むか?」
ああ、タイミングのがしちゃった
「そうですね、今日はちょっとショックなことがあったので少し休みたいです」
「ああ、あの幻惑か。ごめんね、外部からの侵入者を防ぐために罠を仕掛けてあるんだ。そっちの寝てる三人は睡眠の罠にかかったみたいだね。で、君たちは幻惑。あれはトラウマを植え付けるよう設定してあるからね」
なるほど、確かにものすごくショックだった
アカネたちが死んだと思うと、心臓がキューっと痛くなって、涙が止まらなくなって
目の前が暗く暗く
お姉ちゃんも同じだったみたい
しばらくしてアカネたちも目を覚まし、事情を説明した
驚いてたけど、すぐに順応するあたりすごいと思う
到着した桃源郷の中心地は意外とにぎやかだった
桃の香りがして心地いい
気温も過ごしやすいし、なんだか全体的にフワフワと夢見心地な気分にさせてくれる
疲れが一気に吹き飛びそう
「じゃぁこの家を使って。客人用だから遠慮はいらないよ」
用意されたのはすごく大きな、まるで屋敷みたいな家
この家を五人で自由に使っていいらしい
さらに、食べ物は食べ放題! 温泉は入りたい放題!
なんて素晴らしいところなのでしょう!
まずはご飯を食べることにした
桃を使った料理が多くて、桃酢ソースを鶏肉にかけたユーリンチーという料理
桃仙果を育てるのに使っている湧き水で炊いたお米
桃をすりつぶしてペーストにして、お醤油と合わせた特製たれをつけて食べる水餃子という食べ物
桃を練り込んだ麺を使ったラーメン(ラーメンは鬼ヶ島にもある)
極めつけは桃ジュースと桃饅頭
本当に桃づくしで天にも上りそうな美味しさだった
「こんなにおいしい料理、食べたことないかも」
「あたしはこのユーリンチーってのが気に入ったすよ。鶏肉最高っす!」
「私はこの水餃子が好きですね。中から出てくるスープも、熱いですけど非常にしっかりとした味がします」
「私は~、桃饅頭が好きです~。フワフワもちもちで~、あんこがとっても甘いです~」
それぞれ好きな料理をたくさん食べた
夕食後は温泉に浸かって癒されて、あったかい布団でぐっすり寝ました
そして次の日、伏羲さんの案内で八人の仙人がいる修行場に案内してもらった
彼らは仙人たちの中でも戦いに秀でていて、特殊な拳法を使う
仙人の皆は親しみを込めてこう呼んでいるらしい
酔八仙と
アカネたちはまだ眠ったままなので荷馬車を用意してくれたんだけど、その中に一人の綺麗な女性がいた
「おや、鬼仙? 鬼仙なのかえ?」
その女性は私たちを見て喜んでいるみたい
「わらわは女媧、おぬしら、鬼でありながら仙力を持っておるの。それも強力な」
「そ、そうなんですか?」
「うむ、我ら仙人に勝るとも劣らぬ力じゃ。まるであの男のようじゃ」
「ほら女媧、出発するから座って」
「ふむ、話しは後じゃの。少し揺れるから舌を噛まぬようにな」
桃源郷の中心地には仙人たちが住む楽園があるみたいで、年中桃仙果という大きな桃がなっているらしい
仙人たちはそれを食べて若さを保っている
「して鬼仙たちよ。桃源郷に何用じゃ? もしや、我らが秘術を授かりたいのか?」
すごい、大当たりだ
「そ、そうです!」
それを聞くと女媧さんは満足そうにうなづいた
「そうかそうか、おぬしらなら全てを授けてもよかろう」
「え? そんなにあっさり、いいんですか?」
「うむ、黒いの、仙力はな、純粋な者にしか宿らん。いかな仙人と鬼人の相の子といってもな」
仙人たちが使う力、仙力は、心に曇り、闇が多いと全く使えなくなる
でも、私たちはどうやら仙力を使える心を持っているみたい
なんだかうれしいな
「さて、桃源郷にはな。特殊な力を持つ八人の仙人がおる。彼らがおぬしらに修行を付けてくれるはずじゃ。その八人の修行が終わった時、わらわたちの元へ来るがいい。仙人の秘術を授けてやるぞ」
なるほど、その秘術を授かるためには修行が必要ってことなのね
よし! 絶対に修行を終えて秘術を授かろう!
「して黒いのと白いの。おぬしらの父の名はなんという?」
「え? キンゲツ、です」
「・・・そうか」
「あの、何かあるんですか?」
「ん? いやなに、こちらのことじゃ、気にするな」
腑に落ちないけど、まぁいっか
そういえば父様もここにきてたはず
もしかして、父様のことを知っているってことかな?
だったら生前の父様のことを聞いてみたい
「よし、着いたぞ。すぐに修行に入るか? それとも少し休むか?」
ああ、タイミングのがしちゃった
「そうですね、今日はちょっとショックなことがあったので少し休みたいです」
「ああ、あの幻惑か。ごめんね、外部からの侵入者を防ぐために罠を仕掛けてあるんだ。そっちの寝てる三人は睡眠の罠にかかったみたいだね。で、君たちは幻惑。あれはトラウマを植え付けるよう設定してあるからね」
なるほど、確かにものすごくショックだった
アカネたちが死んだと思うと、心臓がキューっと痛くなって、涙が止まらなくなって
目の前が暗く暗く
お姉ちゃんも同じだったみたい
しばらくしてアカネたちも目を覚まし、事情を説明した
驚いてたけど、すぐに順応するあたりすごいと思う
到着した桃源郷の中心地は意外とにぎやかだった
桃の香りがして心地いい
気温も過ごしやすいし、なんだか全体的にフワフワと夢見心地な気分にさせてくれる
疲れが一気に吹き飛びそう
「じゃぁこの家を使って。客人用だから遠慮はいらないよ」
用意されたのはすごく大きな、まるで屋敷みたいな家
この家を五人で自由に使っていいらしい
さらに、食べ物は食べ放題! 温泉は入りたい放題!
なんて素晴らしいところなのでしょう!
まずはご飯を食べることにした
桃を使った料理が多くて、桃酢ソースを鶏肉にかけたユーリンチーという料理
桃仙果を育てるのに使っている湧き水で炊いたお米
桃をすりつぶしてペーストにして、お醤油と合わせた特製たれをつけて食べる水餃子という食べ物
桃を練り込んだ麺を使ったラーメン(ラーメンは鬼ヶ島にもある)
極めつけは桃ジュースと桃饅頭
本当に桃づくしで天にも上りそうな美味しさだった
「こんなにおいしい料理、食べたことないかも」
「あたしはこのユーリンチーってのが気に入ったすよ。鶏肉最高っす!」
「私はこの水餃子が好きですね。中から出てくるスープも、熱いですけど非常にしっかりとした味がします」
「私は~、桃饅頭が好きです~。フワフワもちもちで~、あんこがとっても甘いです~」
それぞれ好きな料理をたくさん食べた
夕食後は温泉に浸かって癒されて、あったかい布団でぐっすり寝ました
そして次の日、伏羲さんの案内で八人の仙人がいる修行場に案内してもらった
彼らは仙人たちの中でも戦いに秀でていて、特殊な拳法を使う
仙人の皆は親しみを込めてこう呼んでいるらしい
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