154 / 1,022
白黒 鬼姉妹の冒険16
しおりを挟む
気が付くと布団の上に寝かされていた
お姉ちゃんは私の横で唸っている
「う、頭痛い・・・」
これが二日酔い?という症状なのかな?
布団から起き上がると、お姉ちゃんも目を覚ました
「ハクラ・・・。うぐ、頭が・・・」
お姉ちゃんも頭が痛いみたい
「お、目を覚ましたみたいだね。まさかお酒の飲めない鬼人がいるとは思わなかったよ。いや、君たちは鬼仙だったか。それにしても不思議だね。鬼人も仙人もお酒にはめっぽう強いはずなんだが・・・」
伏羲さんは私たちの様子を見ながらお水を注いでくれた
「ほら、飲んで。それとこの漢方薬を飲むといいよ。二日酔いに効くからね」
調合された漢方薬と言う仙人族の薬
世界中の人達がのどから手が出るほど欲しい薬
そんな貴重なものを飲めるなんて思わなかった
「こんな貴重なものを、ありがとうございます」
「いや、この国では貴重でも何でもないんだけどね。門外不出だからそう思われてるだけでね」
漢方薬を飲むと落ち着いた
頭痛がすぐに治まって吐き気もなくなる
「さてと、どうしよう。お酒で酔えないとなると強さは半減しちゃうんだよね・・・。まぁ型だけでも覚えてもらおうか。君たちにお酒は無理みたいだし」
「あ、そう言えばアカネたちはどうなりました?」
「あぁ、あのカラフルな娘たちか。あの子たちなら別の部屋で唸ってるよ」
「あ、やっぱりアカネたちもだめだったんですか」
どうやら鬼仙はお酒に弱いらしい
あれ? でも父様は飲んでいた気がする
「それにしてもやっぱり君たちはあの人の娘たちだったんだね」
「それってもしかして」
「うん、キンゲツさんだよ。彼もお酒が飲めなくてね。最初にのんだ時は君たちみたいに卒倒してたなぁ。でもね、卒倒しようとも常に接種し続けることで徐々に慣らしていったんだ」
「では私たちもそのように慣らしていくことは?」
「それは難しいかも。君たちにとってお酒は毒物みたいなんだよね。どうあっても分解できない。だからこの漢方薬で無理やりに分解させたんだけど。この方法だと体に負担がかなりかかる。何度もやってるとそのうちダメージが蓄積して死んでしまうだろうね」
「では、どうすれば・・・」
「だから君たちには酔ったふりをしてもらう。型を完全に覚えてそのうえで酔う演技をするんだよ」
「それで、大丈夫なのですか?」
「さぁ、それは分からない。でもま、やってみる価値はあると思うよ。動きだけでも戦闘に取り入れれば変則的な動きに敵は翻弄されるだろうからね」
そういえば父様が見せてくれた酔拳の動きは確かに変な動きだった
流れるような低姿勢の動き、踊るような動き、楽器でも演奏するかのような動き、そのどれもが敵を倒す動作へと直結していた
魔物と戦っているところも見たことがあるけど、魔物は父様の動きを読めなくて何もできずに倒されてたっけ
「お、連れの三人も目が覚めたみたいだよ」
私たちはアカネたちを合流すると再び八仙の元へ向かった
「おや、大丈夫だったかい?」
白髭のおじいさんが心配そうに迎え入れてくれた
「まさかお酒の飲めない鬼人がいるとは思いもよらなかったっちね」
「まぁこればっかりは体質だからしょうがないし。おっさん、どうするし?」
「ふむ、まぁ相談したようにこの子たちには型を徹底的に体に叩き込むとしよう。 酔えなくても戦えるのが我らの酔八仙拳だからの」
酔拳は酔ってなくても戦えるけど、酔っている方が断然強くなる
でも私たちは酔えない
それでもこの拳法を習って仙力を物にしないとね
「今日から修行、よろしくお願いします!」
「うんうん、わしらにまかせなさい。」
「あたいらがばっちし叩き込んであげるし」
「ではまずわしが教えようかの」
そう言ったのはボロボロの服を着て杖をつき、手提げの瓢箪を持ったおじいちゃん
「わしは李鉄拐。気楽にテッカイさんとでも呼んでおくれ」
優しく微笑むテッカイさん。でも、足が悪いのかひきずってる
「足の心配をしてくれているのかね? 大丈夫、腐っても仙人じゃて。どれ、ついてきなさい」
テッカイさんが案内してくれたのは裏にある闘技場
正面にある広場と違って簡素でそこまで広くない
「さて、まずはわしの動きを見てもらおうかの」
そう言うと片足でぴょーんと闘技場に乗り、杖で着地しながら型を舞い始めた
そう、まるで舞いを踊るように洗礼されて綺麗な動き
思わず見とれちゃいそう
片足で器用に走って、瓢箪を振り回す
どうやらその瓢箪を使って戦うみたい
「この瓢箪は葫蘆ころといっての、我ら八仙の持つ暗器の一つじゃ。暗八仙とも呼ばれておるの」
暗八仙は八仙がそれぞれ持つ神通力を発揮する武器
そう、神様の力を有しているのですよ
つまり私たち姉妹の持つ刀と同じ神具ってことかな?
「この瓢箪の力は名前を呼んだ者を吸い込み酒に変えてしまうのじゃ。危険じゃから今は使わんがの」
ふむふむ、どうやら八仙のみなさんが持ってる神具はそれぞれ効果が違うみたい
「他の八仙の持つ暗八仙の効果は彼らから聞くといい。おぬしらのように純粋な者なら教えても問題ないからの」
型を舞い終わったテッカイさんがそう言って闘技場からひらりと降りた
瞬きもせずに見入ってたけど、私たちにあんな動きができるかな?
まずは基本の動きから教えてもらった
片足で立って高く飛び上がる
これは私たちでも出来るね
そこからバランスを崩さないように腰を曲げて着地、からの手で敵を攻撃する動き
それを滑らかに素早くできるようになるまで練習した
テッカイさんは丁寧に教えてくれて凄くわかりやすい
さらに瓢箪をそれぞれ持たされて、それに付いた紐をもって振り回したり時には拳に巻き付けて瓢箪で殴ったり
相手に当てることを意識した練習
この瓢箪は桃源郷の特別製で鉄より硬いから当たったらただじゃすまなそう
数時間後、少しは形になった
一番最初にコツをつかんでたのはやっぱりアカネ
ホントにこういうことは呑み込みが早いなぁ
時点で私とお姉ちゃん、そしてキキ、ソウカの順だった
ソウカは高く飛びすぎてなかなか加減ができてなかったみたい
「うんうん、いい感じじゃの」
テッカイさんは満足そうにうなずいてる
「それにしても覚えが速いの。ここにいる見習いたちで一番早い者でも習得までに三日はかかっておった。さすがは鬼仙と言ったところじゃの。キンゲツ君もそうだったわい」
父様も凄かったんだ
よし、私たちも父様に負けないように頑張ろう
「これからもその動きを忘れずに精進するんじゃぞ」
テッカイさんの酔拳の動きを覚え、八仙たちのいる部屋に戻った
「ふむ、テッカイの動きをもう覚えおったか。つぎはわしの番じゃわい」
そう言って立ちあがったのはお腹の大きなおじさん
「わしは漢鍾離、天下一の暇人よのう。わしのことはおっさんとでも呼んどくれ」
おっさんって・・・
大きなおなかを叩きながら自分のことを暇人と言ってるし
豪快に笑う面白いおじさんだね
私たちはそのおじさんと共にまた闘技場へ向かった
お姉ちゃんは私の横で唸っている
「う、頭痛い・・・」
これが二日酔い?という症状なのかな?
布団から起き上がると、お姉ちゃんも目を覚ました
「ハクラ・・・。うぐ、頭が・・・」
お姉ちゃんも頭が痛いみたい
「お、目を覚ましたみたいだね。まさかお酒の飲めない鬼人がいるとは思わなかったよ。いや、君たちは鬼仙だったか。それにしても不思議だね。鬼人も仙人もお酒にはめっぽう強いはずなんだが・・・」
伏羲さんは私たちの様子を見ながらお水を注いでくれた
「ほら、飲んで。それとこの漢方薬を飲むといいよ。二日酔いに効くからね」
調合された漢方薬と言う仙人族の薬
世界中の人達がのどから手が出るほど欲しい薬
そんな貴重なものを飲めるなんて思わなかった
「こんな貴重なものを、ありがとうございます」
「いや、この国では貴重でも何でもないんだけどね。門外不出だからそう思われてるだけでね」
漢方薬を飲むと落ち着いた
頭痛がすぐに治まって吐き気もなくなる
「さてと、どうしよう。お酒で酔えないとなると強さは半減しちゃうんだよね・・・。まぁ型だけでも覚えてもらおうか。君たちにお酒は無理みたいだし」
「あ、そう言えばアカネたちはどうなりました?」
「あぁ、あのカラフルな娘たちか。あの子たちなら別の部屋で唸ってるよ」
「あ、やっぱりアカネたちもだめだったんですか」
どうやら鬼仙はお酒に弱いらしい
あれ? でも父様は飲んでいた気がする
「それにしてもやっぱり君たちはあの人の娘たちだったんだね」
「それってもしかして」
「うん、キンゲツさんだよ。彼もお酒が飲めなくてね。最初にのんだ時は君たちみたいに卒倒してたなぁ。でもね、卒倒しようとも常に接種し続けることで徐々に慣らしていったんだ」
「では私たちもそのように慣らしていくことは?」
「それは難しいかも。君たちにとってお酒は毒物みたいなんだよね。どうあっても分解できない。だからこの漢方薬で無理やりに分解させたんだけど。この方法だと体に負担がかなりかかる。何度もやってるとそのうちダメージが蓄積して死んでしまうだろうね」
「では、どうすれば・・・」
「だから君たちには酔ったふりをしてもらう。型を完全に覚えてそのうえで酔う演技をするんだよ」
「それで、大丈夫なのですか?」
「さぁ、それは分からない。でもま、やってみる価値はあると思うよ。動きだけでも戦闘に取り入れれば変則的な動きに敵は翻弄されるだろうからね」
そういえば父様が見せてくれた酔拳の動きは確かに変な動きだった
流れるような低姿勢の動き、踊るような動き、楽器でも演奏するかのような動き、そのどれもが敵を倒す動作へと直結していた
魔物と戦っているところも見たことがあるけど、魔物は父様の動きを読めなくて何もできずに倒されてたっけ
「お、連れの三人も目が覚めたみたいだよ」
私たちはアカネたちを合流すると再び八仙の元へ向かった
「おや、大丈夫だったかい?」
白髭のおじいさんが心配そうに迎え入れてくれた
「まさかお酒の飲めない鬼人がいるとは思いもよらなかったっちね」
「まぁこればっかりは体質だからしょうがないし。おっさん、どうするし?」
「ふむ、まぁ相談したようにこの子たちには型を徹底的に体に叩き込むとしよう。 酔えなくても戦えるのが我らの酔八仙拳だからの」
酔拳は酔ってなくても戦えるけど、酔っている方が断然強くなる
でも私たちは酔えない
それでもこの拳法を習って仙力を物にしないとね
「今日から修行、よろしくお願いします!」
「うんうん、わしらにまかせなさい。」
「あたいらがばっちし叩き込んであげるし」
「ではまずわしが教えようかの」
そう言ったのはボロボロの服を着て杖をつき、手提げの瓢箪を持ったおじいちゃん
「わしは李鉄拐。気楽にテッカイさんとでも呼んでおくれ」
優しく微笑むテッカイさん。でも、足が悪いのかひきずってる
「足の心配をしてくれているのかね? 大丈夫、腐っても仙人じゃて。どれ、ついてきなさい」
テッカイさんが案内してくれたのは裏にある闘技場
正面にある広場と違って簡素でそこまで広くない
「さて、まずはわしの動きを見てもらおうかの」
そう言うと片足でぴょーんと闘技場に乗り、杖で着地しながら型を舞い始めた
そう、まるで舞いを踊るように洗礼されて綺麗な動き
思わず見とれちゃいそう
片足で器用に走って、瓢箪を振り回す
どうやらその瓢箪を使って戦うみたい
「この瓢箪は葫蘆ころといっての、我ら八仙の持つ暗器の一つじゃ。暗八仙とも呼ばれておるの」
暗八仙は八仙がそれぞれ持つ神通力を発揮する武器
そう、神様の力を有しているのですよ
つまり私たち姉妹の持つ刀と同じ神具ってことかな?
「この瓢箪の力は名前を呼んだ者を吸い込み酒に変えてしまうのじゃ。危険じゃから今は使わんがの」
ふむふむ、どうやら八仙のみなさんが持ってる神具はそれぞれ効果が違うみたい
「他の八仙の持つ暗八仙の効果は彼らから聞くといい。おぬしらのように純粋な者なら教えても問題ないからの」
型を舞い終わったテッカイさんがそう言って闘技場からひらりと降りた
瞬きもせずに見入ってたけど、私たちにあんな動きができるかな?
まずは基本の動きから教えてもらった
片足で立って高く飛び上がる
これは私たちでも出来るね
そこからバランスを崩さないように腰を曲げて着地、からの手で敵を攻撃する動き
それを滑らかに素早くできるようになるまで練習した
テッカイさんは丁寧に教えてくれて凄くわかりやすい
さらに瓢箪をそれぞれ持たされて、それに付いた紐をもって振り回したり時には拳に巻き付けて瓢箪で殴ったり
相手に当てることを意識した練習
この瓢箪は桃源郷の特別製で鉄より硬いから当たったらただじゃすまなそう
数時間後、少しは形になった
一番最初にコツをつかんでたのはやっぱりアカネ
ホントにこういうことは呑み込みが早いなぁ
時点で私とお姉ちゃん、そしてキキ、ソウカの順だった
ソウカは高く飛びすぎてなかなか加減ができてなかったみたい
「うんうん、いい感じじゃの」
テッカイさんは満足そうにうなずいてる
「それにしても覚えが速いの。ここにいる見習いたちで一番早い者でも習得までに三日はかかっておった。さすがは鬼仙と言ったところじゃの。キンゲツ君もそうだったわい」
父様も凄かったんだ
よし、私たちも父様に負けないように頑張ろう
「これからもその動きを忘れずに精進するんじゃぞ」
テッカイさんの酔拳の動きを覚え、八仙たちのいる部屋に戻った
「ふむ、テッカイの動きをもう覚えおったか。つぎはわしの番じゃわい」
そう言って立ちあがったのはお腹の大きなおじさん
「わしは漢鍾離、天下一の暇人よのう。わしのことはおっさんとでも呼んどくれ」
おっさんって・・・
大きなおなかを叩きながら自分のことを暇人と言ってるし
豪快に笑う面白いおじさんだね
私たちはそのおじさんと共にまた闘技場へ向かった
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる