精霊王女になった僕はチートクラスに強い仲間と世界を旅します

カオリグサ

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黒の国25‐2

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 九十二階層
 今度はうって変わってメカメカしい機械の溢れる場所になった
 しかも迷路みたい
 どれもこれも大型コンピューターのようで何が何だか訳が分からない感じ
 しばらく道を進んでいると小さなロボットに出くわした
 そのロボットは僕らを認識した瞬間に警報を鳴らし始めた
 しかもその警報はどんどん大きくなり、やがてこのフロア中に広がっていく
「うるさいわね! 何なのよもう!」
 クノエちゃんは耳がいいから僕らよりもさらにうるさいと思う
 その警報を察知してか、たくさんの小型ロボットがこちらに向かってきた
 警棒を持ったロボット、剣を持ったロボット、銃の取りつけられてるロボットなどなど
 すぐに応戦するけど、魔法意外に効果がないようで結構苦戦しちゃった
「ふぅ、片付いたみたいだね」
 破壊されたロボットたち。でも警報は相変わらず鳴っている
 当然のように第二波が来た
「うわぁ、また来てますよ」
 今度は大丈夫、魔法だけじゃなくて鈍器による攻撃も有効だってさっきの戦闘でわかったからね
 だからゴーレムを召喚、アスラムも食虫植物ガーディアン達を召喚
 ガーディアン達は硬くて重い木で出来たハンマーを持っている
 召喚した彼らは一斉にロボットを攻撃しはじめる
「これなら楽に進めそうだね」

 うん・・・。まぁダメだったよね
 今度は素早く動くロボットが僕らのガーディアンとゴーレムを破壊
 あっという間に形勢逆転
 まずい、フーレンの魔法が全く当たらないよ
「せりゃぁ!」
 エンシュの蹴りがなんとかその高速移動ロボットを捕らえて破壊した
 どうやらこのロボットは衝撃に弱いみたい
 さらに進むと大きなロボット二体が扉を守る部屋に出た
 入った瞬間に起動するロボット
 手がそれぞれ六本ついてて、そのそれぞれの腕に武器が握られていた
「来るよ! 気を付けて!」
 ロボットは腕を振り上げ、大きなハンマーを振り下ろす
 部屋全体が揺れるほどの衝撃に尻もちをついた
 そこをもう一体のロボットが剣を振り下ろして攻撃してくる
 間一髪で僕の防御結界がその攻撃を防いだ
 うん、一撃くらいなら耐えれる
 それに動きが遅いから対処できそう
 大きいから圧倒されてたけど、しっかり対処できれば倒せそう
「メテオプロ―ジョン!」
 フーレンの魔法が降り注ぐ
 当たると爆発する岩を降らせる魔法だ
 でも装甲が分厚いせいか、倒しきれていない
「一刀、神威雷斬!」
 クノエちゃんの強力な剣技が一体の頭を捕らえ、一刀両断
 残り一体だ
「共鳴音、共振の奏!」
 おお、テュネの新しい技だ
 超音波を共鳴させて相手を破壊する強力な技
 それによってもう一体も爆散した
 壊れたロボットの横を通り抜けて扉の奥へ進む
 どうやらマーサイトさんのいたようなボスフロアみたい
 うん、八十一階層からずっとボスが出てる気がする
 部屋の中央にいたのは配線を体中に付けた女の子
 キューンという起動音と共に少女は目を開けた
「マキナ3、スリープモードより移行、起動します」
 配線が抜けていき、少女が立ちあがった
「初めまして、私はデウスエクスマキナ模倣体三零一七号、シェイナ様の命により、あなた方をこちらで排除させていただきます」
 シェイナ様? ってことはこの人、シェイナさんの友達なのかな?
「戦闘モードへ移行、排除します」
 一瞬で視界から姿が消えた
 どうやら飛び上がったみたい
「ホーミングスナイパー」
 追撃式の弾が降り注ぐ
 一つ一つの威力は弱いんだけど、その数があまりにも多くて防ぎきれない
「フレアミサイル」
 今度は周囲を焼き尽くすような燃えるミサイルが飛んできた
 それはアスラムの土壁で何とか防げる
「近接モード、レーザーブレード」
 今度は右腕が黄色く光る剣になる
 土壁でガードしたけど簡単に斬り裂かれた
 しかもアスラムごとだ
 それによってアスラムが戦闘不能になる
「ゴーレム召喚!」
 すでにチャージがすんでいた三体のゴーレムを召喚
 僕たちの盾になってもらいながらフーレンとテュネによる遠距離攻撃
 なかなか当たらないけど、数発がヒットしてくれた
「バーンブレード」
 今度は左腕が燃える剣に変形する
「ダブルブレードモード」
 一本だけでも凶悪な剣が二本、まずい
 ポチちゃんはインターバルでまだ出せない
 積んだかも
「豪炎脚!」
 エンシュがなんとか剣による攻撃を防いでくれた
「そうだ! あの銃を・・・」
 使えるかどうかは分からないけど、その時はなんだか行ける気がした
 銃を取り出して力を込めてみると、機械音と共に銃が起動した
「動いた!」
 試しに引き金を引くと、体の中のエネルギーが込められるような感覚
 銃口からはエネルギー弾が射出された
 マキナさんはそれを避けるけど、エネルギー弾は自動で追尾して全弾が命中した
「ぐぬぬ、それは詩季様の・・・」
 マキナさんが初めて表情を見せてくれた
「まだまだ!」
 立て続けに撃ち続ける
 避けきれないマキナさんに弾は吸い込まれるように当たっていき、とうとうマキナさんは動けなくなった
「エネルギー、残量・・・。ゼ、ロ。スリープ、モード、に。移行、しま・・・す」
 どうやらこれでクリアできたみたい
 倒れたマキナさんを機械につないで次の階層へと昇っ
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