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神の如くは白と黒3
まずい、セブが目を覚ましちゃった。まだ寝ぼけてるみたいで、私達を見てもノペッとした表情
とにかくこいつが動き始めたら森がまた食べられちゃう
「なんて硬い表皮なのかしら。なら内側から攻撃するまでよ」
お姉ちゃんはあくびをしているセブの口に飛び込んだ
「待ってお姉ちゃん! 私も!」
慌てて追って行ったけどセブが口を閉じちゃった!
お姉ちゃんを助けないと
突然のことに慌てた私はとにかく持てる力を全てぶつける勢いでセブにはなった
剣技からスキル、魔法に仙体術、ありとあらゆる力をもってセブの体に攻撃し続けた
でもそのことごとくを弾かれて、傷一つ与えることができなかった
「ど、どうしよう・・・。このままじゃお姉ちゃんが溶けちゃう」
セブは未だにとぼけた顔をしていて、まるで私の攻撃なんて羽虫が肌を這っているかのようにポリポリと掻いているだけ
なんてやつ、皮膚が硬すぎるにもほどがあるよ
私の攻撃、これでも山を砕けるくらいには強いのに
しばらく試行錯誤して同じ個所にずっと攻撃してみたり、目や鼻といった柔らかい部位に攻撃したり。でも駄目だった。私ってこんなに力なかったんだ、弱かったんだ
そんなことを思ったけど、あきらめるなんてできるわけない
いつも私ばっかり助けられて、お姉ちゃんを助けられないなんて嫌
「力が足りないなら、足りるまで溜めればいいんだ」
私は自分の中にある全ての力を統合して、さらに自然にある力も体に取り込んでいった
幸いこの森には霊脈が通ってる。そこから力を借りよう
でも、今まで力を全て統合しようとすると力が暴走して体に反動が来てた
それが今ちゃんと制御できてる上に、体の隅々を覆ってくれている
今まで感じたことのないような力の流れに私は高揚していく
もしかして、これが神力?
「行くよ! お姉ちゃんを返してもらうから」
力は十分に溜まった。あとはセブに向けて放つだけ
「神力解放、天白鬼の咢!」
巨大なするどい氷柱
氷柱はまるで大きく口を開いた鬼の顎のように上下に開き、その圧倒的な大きさでセブに噛みついた
まずいわね。内部に入ったはいいけど、内部まであの皮膚と同じ硬度だったなんて
完全に見誤ったわ、ハクラ。あの子を守ろうとしたのに、これじゃあ守れないじゃない!
生まれたときから一緒だった大切な妹
私のあの子に対する感情は家族への愛じゃない。感情に任せた真実の愛。あの子のためなら何でもできるわ
外ではあの子が戦っている。もしかしたらセブに攻撃を受けて瀕死の重傷を負っているかもしれない
だめ、あの子に傷を負わせるなんて許せない。こいつは私が倒さなきゃ!
「力が欲しい。もっと圧倒的な、ハクラを絶対に守れる力を。そうよ、力が足りないなら足せばいいのよ!」
私は全ての力を統合して新しい力を作り出そうとした
今までも修行でやってみようと試みたことだけど、失敗ばかり。統合できても反動で私自身が傷ついていた
でも今はできそうな気がしてる。多分ハクラを守りたいって気持ちがそうさせてくれているのね
「そうよ、簡単なことだったわ。あの子を守るなら、圧倒的な力を手に入れればいいのよ。誰にも負けない、ハクラを絶対的に守れる力を!」
力の統合がうまくできて、体に馴染んでいくのが分かる
あの子はみんなを守る力が欲しいと言った。私は、あの子を守れるたった一人になりたいだけ
そう、あの子がすべてを守るというのなら、あの子の全てを守れる私になるの!
「神力、黄泉黒鬼の爪!」
黒く巨大な爪のような闇。それはセブの胃袋を掴み、引き裂いていく
危機を感じたのか、大量の消化液が分泌され始めて、私の着物を溶かしていく
でも私の今の状態の皮膚は消化液程度では溶けない
さらに力を込めて爪での切り裂きの速度を上げた
「私のハクラを! 傷つけさせはしない!」
その時胃袋が破け、皮膚が何かに裂かれて外からの月明かりが差し込んだ
皮膚を裂いたのは氷柱。ハクラの力を感じる
「ハクラ!」
私はすぐに胃袋から外に飛び出すと、宙に浮いて氷柱を操っていたハクラに抱き着いた
「お姉ちゃん!」
よかった、お姉ちゃん無事だったんだ!
お姉ちゃんをしっかりと抱きとめると、なんだか違和感が…
お姉ちゃんの大きな胸が私に直接あたってる
「お姉ちゃん、なんで裸なの?」
「ああ、これは胃酸で溶けたのよ。どこかで服を買わなきゃね」
裸なのはびっくりしたけど、お姉ちゃんが無事で本当によかった
それに、私達は神力を手に入れることができたから、鬼神に進化できるまであと少し
このまま神力を定着させて、自分のものにすると鬼神に成れるらしいから、更なる修行が必要
神力に全ての力を統合させたことで、魔力、気力、仙力、呪力、聖力などと言った力が使えなくなっちゃったけど、神力はそれらの力を全て取り込んだものだから問題ないのよね
よし、鬼神まであと一歩。頑張らなきゃ!
とにかくこいつが動き始めたら森がまた食べられちゃう
「なんて硬い表皮なのかしら。なら内側から攻撃するまでよ」
お姉ちゃんはあくびをしているセブの口に飛び込んだ
「待ってお姉ちゃん! 私も!」
慌てて追って行ったけどセブが口を閉じちゃった!
お姉ちゃんを助けないと
突然のことに慌てた私はとにかく持てる力を全てぶつける勢いでセブにはなった
剣技からスキル、魔法に仙体術、ありとあらゆる力をもってセブの体に攻撃し続けた
でもそのことごとくを弾かれて、傷一つ与えることができなかった
「ど、どうしよう・・・。このままじゃお姉ちゃんが溶けちゃう」
セブは未だにとぼけた顔をしていて、まるで私の攻撃なんて羽虫が肌を這っているかのようにポリポリと掻いているだけ
なんてやつ、皮膚が硬すぎるにもほどがあるよ
私の攻撃、これでも山を砕けるくらいには強いのに
しばらく試行錯誤して同じ個所にずっと攻撃してみたり、目や鼻といった柔らかい部位に攻撃したり。でも駄目だった。私ってこんなに力なかったんだ、弱かったんだ
そんなことを思ったけど、あきらめるなんてできるわけない
いつも私ばっかり助けられて、お姉ちゃんを助けられないなんて嫌
「力が足りないなら、足りるまで溜めればいいんだ」
私は自分の中にある全ての力を統合して、さらに自然にある力も体に取り込んでいった
幸いこの森には霊脈が通ってる。そこから力を借りよう
でも、今まで力を全て統合しようとすると力が暴走して体に反動が来てた
それが今ちゃんと制御できてる上に、体の隅々を覆ってくれている
今まで感じたことのないような力の流れに私は高揚していく
もしかして、これが神力?
「行くよ! お姉ちゃんを返してもらうから」
力は十分に溜まった。あとはセブに向けて放つだけ
「神力解放、天白鬼の咢!」
巨大なするどい氷柱
氷柱はまるで大きく口を開いた鬼の顎のように上下に開き、その圧倒的な大きさでセブに噛みついた
まずいわね。内部に入ったはいいけど、内部まであの皮膚と同じ硬度だったなんて
完全に見誤ったわ、ハクラ。あの子を守ろうとしたのに、これじゃあ守れないじゃない!
生まれたときから一緒だった大切な妹
私のあの子に対する感情は家族への愛じゃない。感情に任せた真実の愛。あの子のためなら何でもできるわ
外ではあの子が戦っている。もしかしたらセブに攻撃を受けて瀕死の重傷を負っているかもしれない
だめ、あの子に傷を負わせるなんて許せない。こいつは私が倒さなきゃ!
「力が欲しい。もっと圧倒的な、ハクラを絶対に守れる力を。そうよ、力が足りないなら足せばいいのよ!」
私は全ての力を統合して新しい力を作り出そうとした
今までも修行でやってみようと試みたことだけど、失敗ばかり。統合できても反動で私自身が傷ついていた
でも今はできそうな気がしてる。多分ハクラを守りたいって気持ちがそうさせてくれているのね
「そうよ、簡単なことだったわ。あの子を守るなら、圧倒的な力を手に入れればいいのよ。誰にも負けない、ハクラを絶対的に守れる力を!」
力の統合がうまくできて、体に馴染んでいくのが分かる
あの子はみんなを守る力が欲しいと言った。私は、あの子を守れるたった一人になりたいだけ
そう、あの子がすべてを守るというのなら、あの子の全てを守れる私になるの!
「神力、黄泉黒鬼の爪!」
黒く巨大な爪のような闇。それはセブの胃袋を掴み、引き裂いていく
危機を感じたのか、大量の消化液が分泌され始めて、私の着物を溶かしていく
でも私の今の状態の皮膚は消化液程度では溶けない
さらに力を込めて爪での切り裂きの速度を上げた
「私のハクラを! 傷つけさせはしない!」
その時胃袋が破け、皮膚が何かに裂かれて外からの月明かりが差し込んだ
皮膚を裂いたのは氷柱。ハクラの力を感じる
「ハクラ!」
私はすぐに胃袋から外に飛び出すと、宙に浮いて氷柱を操っていたハクラに抱き着いた
「お姉ちゃん!」
よかった、お姉ちゃん無事だったんだ!
お姉ちゃんをしっかりと抱きとめると、なんだか違和感が…
お姉ちゃんの大きな胸が私に直接あたってる
「お姉ちゃん、なんで裸なの?」
「ああ、これは胃酸で溶けたのよ。どこかで服を買わなきゃね」
裸なのはびっくりしたけど、お姉ちゃんが無事で本当によかった
それに、私達は神力を手に入れることができたから、鬼神に進化できるまであと少し
このまま神力を定着させて、自分のものにすると鬼神に成れるらしいから、更なる修行が必要
神力に全ての力を統合させたことで、魔力、気力、仙力、呪力、聖力などと言った力が使えなくなっちゃったけど、神力はそれらの力を全て取り込んだものだから問題ないのよね
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