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神の如くは白と黒4
私達の得た神力は思った以上に強力だった
現在世界各地で復活し始めている各地の凶悪な魔物や魔人
封印できただけでも御の字の化け物たちを私達はことごとく打ち破っていった
精霊様が私達を色々と支援してくれているおかげでどこの国も顔パスで入れるし、すぐに復活した化け物の元へ案内してくれる
その他にはお礼として野菜やお菓子をくれたりね
特にお菓子は嬉しいね
この前行った人間の町、あそこでもらった“まころん?”だとかいうお菓子は色とりどりで甘くって美味しかったなぁ
あと、“ましゅまろ”っていうフワフワのお菓子も美味しかった
甘甘で口の中でとろける食感が私の心を天国に導いてくれてるかのようだった
最近食べたお菓子のことばかり考えてるとお姉ちゃんにほっぺを引っ張られた
「こらハクラ、またお菓子のことを考えてたでしょう? いくら私達が食べ物を食べても太らない体になったからって、最近は少し食べすぎよ」
そうなのよね
私達は童子になってからほとんど精神生命体に近くなってるから、食べ物が魔力や気力と言った力に変換される
つまりカロリーというものを気にしなくてよくなったの
数十年前から異世界のカロリーやダイエットという概念が入って来てからいまだに世界はダイエットブームで、日々女性たちは体重を減らそうと躍起になっている
それこそまだただの鬼仙だったころの私も色々やってたのよね
お姉ちゃんやソウカ、モモネさんやシエノちゃんみたいにカロリーが胸に行けばいいけど、私の場合全く胸には行ってくれないばかりか、お腹周りに付いちゃってたのよね
おかげで胸は未だにツルツルのぺったんこだけど、それでもカロリーを気にしなくてよくなったのは大きいよね
世の女性たちがうらやむこと必至だけど、それは私達みたいに厳しい修行に耐えた人の特権なのですよ
「ほら、もうすぐ着くわよ。カリュバート帝国に」
カリュバート帝国
ここは数百年前に多数の属国を持ち、世界中を侵略して世界征服を企んでいた
でも数十代まえの勇者によってその侵攻を止められた帝国はそれ以来おとなしくなり、各国との和平を結んだ
でも属国はそのまま属国として残って、今でもカリュバート帝国という国自体はしっかりと存続してる
現在は他国を侵略することもなく、貿易の盛んな国として有名ね
帝国の首都アルベーロッド、その街を守る外壁にある大きな門
その前に立つと兵に一気に取り囲まれた
「ちょちょちょ、お話通ってるんじゃなかったの!?」
「手違いでもあったのかしら? 何にしても私のハクラにそんなものを向けるなんて、身の程が分かっていわね」
「ままま待ってお姉ちゃん! 大丈夫! 大丈夫だから! 話せばわかるから!」
「そう、ハクラがそう言うなら」
ふう、危なかった
お姉ちゃんを怒らせると街一つが消し飛ばされかねないからね
私に優しいのはいいけど、ちょっと過保護すぎて時たまこういった暴走を必死で止める羽目になっちゃう
「お前たちは何者だ! 今この街は入街制限がかかっている。現在通れるのは鬼人の救世主様だけである」
「それ、私達だと思います」
「なに?」
兵士さんたちはジロジロと私達を見る
ちょっと恥ずかしい
「いや、このような可愛らしい娘が・・・、うむむ、しかし得体のしれない力を感じるな・・・。ほ、本当なのですか?」
「だからそうだと言っているでしょう? ごたごた抜かすなら、この街ごと消すわよ?」
「ひ、ひぃ! 申し訳ありませんでした! こちらへどうぞ、ご案内いたします!」
どうやら正しくは伝わってなかったみたい
兵士さんはゴリゴリのマッチョな鬼人が来るのだと聞いてて、私達のことはただの観光客だと思ってたみたいね
「先ほどは失礼いたしました。クロハ様、ハクラ様、まずは城へ来ていただきたいのです。そこで状況を見ていただいて判断してください」
どういうことかな?
皇帝とお話するんじゃないの?
お城までの馬車に乗って数分後、見上げるほど大きな古いお城が見えてきた
古いけどちゃんと手入れがされていて、周りを囲むお庭がすごいの
数々のお花が咲き乱れてて、私のあこがれであるティータイムに仕えそうな椅子や机があったり、貴婦人が優雅に歩きそうな道がある
私達の城にある庭園とはまた違った趣があるの
「こらハクラ、キョロキョロしないの。ほら、降りるわよ」
いつの間にか城の前についてて、お姉ちゃんが馬車から降りていた
私も慌てて後に続いて降りると、さらに兵士さんが城の中に案内してくれた
そこからは城や皇帝、その家族の周りの世話をする執事さんが案内をしてくれるみたい
「ようこそおいでくださいました、鬼ヶ島の姫様方。わたくし、帝国の統括をしておりますバロムと申します。御用の際は何なりとお申し付けください」
バロムさんは渋いおじいちゃんで、計り知れない力の流れを感じるところから、きっと若いころはそれなりに名をはせた人なんだと思う
「さて、皇帝陛下にお会いしていただきたいのはやまやまなのですが、現在陛下は病に伏せっております。ただその病というのがどうにも呪いのようなものでして、我々も方々に手を回してあらゆる手段を用いたのですが一向に回復する気配がございませんでした。しかし数日前、古い文献を整理していたところ、千年ほど前にも同じような病をその代の陛下が患っていたという記述を発見いたしました。その文献によると、闇獣ベレネッサという魔物が関わっていたようなのです。そのベルネッサはその時の勇者によって何とか封印されたそうなのですが、先日その封印の神殿で黒い光が漏れていたとの報告があったのです。恐らく、ベルネッサが復活したのでしょう」
そこまで聞くと一も二もなく私達はその魔物を討伐することを了承した
今代の皇帝陛下は人望も暑くて良王だって聞く
そんな皇帝が苦しんでいるんだもの、絶対に助けたいじゃない
というわけで私達はすぐにベルネッサ神殿へ向かった
現在世界各地で復活し始めている各地の凶悪な魔物や魔人
封印できただけでも御の字の化け物たちを私達はことごとく打ち破っていった
精霊様が私達を色々と支援してくれているおかげでどこの国も顔パスで入れるし、すぐに復活した化け物の元へ案内してくれる
その他にはお礼として野菜やお菓子をくれたりね
特にお菓子は嬉しいね
この前行った人間の町、あそこでもらった“まころん?”だとかいうお菓子は色とりどりで甘くって美味しかったなぁ
あと、“ましゅまろ”っていうフワフワのお菓子も美味しかった
甘甘で口の中でとろける食感が私の心を天国に導いてくれてるかのようだった
最近食べたお菓子のことばかり考えてるとお姉ちゃんにほっぺを引っ張られた
「こらハクラ、またお菓子のことを考えてたでしょう? いくら私達が食べ物を食べても太らない体になったからって、最近は少し食べすぎよ」
そうなのよね
私達は童子になってからほとんど精神生命体に近くなってるから、食べ物が魔力や気力と言った力に変換される
つまりカロリーというものを気にしなくてよくなったの
数十年前から異世界のカロリーやダイエットという概念が入って来てからいまだに世界はダイエットブームで、日々女性たちは体重を減らそうと躍起になっている
それこそまだただの鬼仙だったころの私も色々やってたのよね
お姉ちゃんやソウカ、モモネさんやシエノちゃんみたいにカロリーが胸に行けばいいけど、私の場合全く胸には行ってくれないばかりか、お腹周りに付いちゃってたのよね
おかげで胸は未だにツルツルのぺったんこだけど、それでもカロリーを気にしなくてよくなったのは大きいよね
世の女性たちがうらやむこと必至だけど、それは私達みたいに厳しい修行に耐えた人の特権なのですよ
「ほら、もうすぐ着くわよ。カリュバート帝国に」
カリュバート帝国
ここは数百年前に多数の属国を持ち、世界中を侵略して世界征服を企んでいた
でも数十代まえの勇者によってその侵攻を止められた帝国はそれ以来おとなしくなり、各国との和平を結んだ
でも属国はそのまま属国として残って、今でもカリュバート帝国という国自体はしっかりと存続してる
現在は他国を侵略することもなく、貿易の盛んな国として有名ね
帝国の首都アルベーロッド、その街を守る外壁にある大きな門
その前に立つと兵に一気に取り囲まれた
「ちょちょちょ、お話通ってるんじゃなかったの!?」
「手違いでもあったのかしら? 何にしても私のハクラにそんなものを向けるなんて、身の程が分かっていわね」
「ままま待ってお姉ちゃん! 大丈夫! 大丈夫だから! 話せばわかるから!」
「そう、ハクラがそう言うなら」
ふう、危なかった
お姉ちゃんを怒らせると街一つが消し飛ばされかねないからね
私に優しいのはいいけど、ちょっと過保護すぎて時たまこういった暴走を必死で止める羽目になっちゃう
「お前たちは何者だ! 今この街は入街制限がかかっている。現在通れるのは鬼人の救世主様だけである」
「それ、私達だと思います」
「なに?」
兵士さんたちはジロジロと私達を見る
ちょっと恥ずかしい
「いや、このような可愛らしい娘が・・・、うむむ、しかし得体のしれない力を感じるな・・・。ほ、本当なのですか?」
「だからそうだと言っているでしょう? ごたごた抜かすなら、この街ごと消すわよ?」
「ひ、ひぃ! 申し訳ありませんでした! こちらへどうぞ、ご案内いたします!」
どうやら正しくは伝わってなかったみたい
兵士さんはゴリゴリのマッチョな鬼人が来るのだと聞いてて、私達のことはただの観光客だと思ってたみたいね
「先ほどは失礼いたしました。クロハ様、ハクラ様、まずは城へ来ていただきたいのです。そこで状況を見ていただいて判断してください」
どういうことかな?
皇帝とお話するんじゃないの?
お城までの馬車に乗って数分後、見上げるほど大きな古いお城が見えてきた
古いけどちゃんと手入れがされていて、周りを囲むお庭がすごいの
数々のお花が咲き乱れてて、私のあこがれであるティータイムに仕えそうな椅子や机があったり、貴婦人が優雅に歩きそうな道がある
私達の城にある庭園とはまた違った趣があるの
「こらハクラ、キョロキョロしないの。ほら、降りるわよ」
いつの間にか城の前についてて、お姉ちゃんが馬車から降りていた
私も慌てて後に続いて降りると、さらに兵士さんが城の中に案内してくれた
そこからは城や皇帝、その家族の周りの世話をする執事さんが案内をしてくれるみたい
「ようこそおいでくださいました、鬼ヶ島の姫様方。わたくし、帝国の統括をしておりますバロムと申します。御用の際は何なりとお申し付けください」
バロムさんは渋いおじいちゃんで、計り知れない力の流れを感じるところから、きっと若いころはそれなりに名をはせた人なんだと思う
「さて、皇帝陛下にお会いしていただきたいのはやまやまなのですが、現在陛下は病に伏せっております。ただその病というのがどうにも呪いのようなものでして、我々も方々に手を回してあらゆる手段を用いたのですが一向に回復する気配がございませんでした。しかし数日前、古い文献を整理していたところ、千年ほど前にも同じような病をその代の陛下が患っていたという記述を発見いたしました。その文献によると、闇獣ベレネッサという魔物が関わっていたようなのです。そのベルネッサはその時の勇者によって何とか封印されたそうなのですが、先日その封印の神殿で黒い光が漏れていたとの報告があったのです。恐らく、ベルネッサが復活したのでしょう」
そこまで聞くと一も二もなく私達はその魔物を討伐することを了承した
今代の皇帝陛下は人望も暑くて良王だって聞く
そんな皇帝が苦しんでいるんだもの、絶対に助けたいじゃない
というわけで私達はすぐにベルネッサ神殿へ向かった
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