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妖怪族の国再び3
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「「ではまた会う日までお達者で」」
双子の狐天使は広場に扉を召喚して開いてくれた
これが次の階層への扉みたいだ
そこをくぐると今度は日本の城のようなものがそびえ立った空間に出た
空間っていうのはここには城とその周りの地面しかなくて、辺りは宇宙空間のような場所だったからだ
その空間に漂ってる感じかな
「これは城を攻略しなさいってことでしょうか?」
「そうかも、それ以外に何もないし」
「では私がすぐに攻略して見せますよ!」
「あ、待って」
あらら、一人で走って行っちゃった
うーんでも城ってそう簡単に攻略でき
「ぴゃあああああ!!」
僕の足元に何かが落ちて来た
あ、ハクラちゃんだ
「あうー、いたたたた、気をつけて下さい精霊様、入った瞬間に何かに飛ばされました! 私が先に行くので後からついて来てください!」
「あ、だから待ってって」
ああもうまた行っちゃった
そして案の定
「ぴょへえええええ!!」
また僕の足元に落ちてきて頭から着地、大股開きで転がってるからあられもない姿になっている
こんなの男性に見せられないよ
「くぅ、今度は横から吹き飛ばされました! 大丈夫です、あのくらいでは死にません! もう一度、てりゃあああああ!!」
「ちょっと待ってってば!」
手を掴もうとしたけど、ハクラちゃん結構速いね
スルッとすり抜けてまた走って行って見えなくなったよ
で、またしてもだ
「あひゃあああああ!!」
はぁ、履いてないんだからもう少しこう女の子としての自覚を持ってほしいものだよ
とりあえず起こすと今度はそのまま捕まえておいた
「あの、精霊様、もう一度挑戦したいのですが」
「まあ待ってよハクラちゃん。ほらちょっと力を流すからじっとしてて」
僕は自分の精霊としての力を少しだけハクラちゃんに分け与えた
これはハクラちゃんが精神生命体になったからこそできる裏技で、今回ハクラちゃんに私達からは探知だ
これで罠の場所なんかが分かりやすくなるはず
「これは! 見えます、見えますよ精霊様! あ、あんなところにも罠が! ぐぬぬ、なんていやらしいのでしょうか」
「ね、これで進めそうでしょう」
「はい!」
今度は二人一緒に罠を潜り抜けて、回避できない罠はしっかりと調べて攻略した
ここはとにかくスタート地点に戻す罠が多くて、一応見えてはいても回避できない罠の攻略に失敗して戻されたりもした
しかも戻される度に発動したはずの罠も元に戻ってまたやり直しなんだから本当にやらしいよ
かなりの時間をかけて多数の罠をなんとか抜けたら、ようやく城の中に入れた
城の中も罠が張り巡らされている上にところどころから狸の忍者が飛び出しては攻撃して逃げていく
しかも気配が探知でも分からないから厄介この上ないよ
罠を解除しつつ忍者狸からの攻撃を避けて、ようやく一階から上の階に上がる階段を見つけた
「ふへぇ、なんてきついんでしょう」
「何階まであるんだろうね」
「下からみたところ三階くらいだったと思うんですけど、変な魔力を感じるので何かはありそうですよね」
「そうだね、それに狸妖怪もいるみたいだから化かされるかも」
「そういえば妖狸族や妖狐族は幻術が得意な種族でしたね」
もしかしたらこの城自体が幻惑かもしれない
気づいたらやられてたってことが無いようにしっかりと見極めないと
二階に上がると罠らしきものは探知できなかった
それに忍者狸の気配も感じない
感じないからって油断はできないけどね。あの狸たち気配消せるんだもん
「・・・様! 精霊様! しっかりしてください!」
「ふえ? あえ? 僕は何を」
「精霊様、二階に上がったとたんに幻術に当てられて眠ってたんです。これは相当巧妙な幻術ですね。元々耐性の高い私ですら一瞬かかりそうになってしまいましたよ」
「ほぉ、わらわの幻術を解くか、そこな鬼娘よ」
「誰です!?」
スーッと幽霊のように姿を現したのは狸の耳と尻尾を持った着物の女性だ
公務の時のハクラちゃんみたいな着物だから多分姫じゃないかな? この城の
「わらわは刑部姫、此度妖怪から天使へと召し上げられた新参者故お手柔らかに頼むえ」
「えっと、てことはポコ様の天使ってことですか?」
「うむ、そうなるかのお」
刑部姫は尻尾をフリフリしてる。喜んでるのかな?
「今この空間にわらわの創り出した姫路城を隔離してもらっておる。ここではわらわの思うまま、じゃったのじゃが、こんなに簡単にわらわの幻術を見破られるとは思わなんだ」
「幻術に関しては私にも理がありますからね」
「うむ、じゃがお主、どうしてそのような場所に立っておれるのじゃ?」
そう言われて周りを見ると、僕らは空中に立っていた
危ないと思って飛ぼうとしたけど、どういうわけか空を飛べない
ハクラちゃんも慌ててる
そして突然上下が反転して、僕らは空へ落ちていった
「解!!」
ハクラちゃんの声が響くと、僕らは普通に地面に立っていた
「ほぉ! 見事なり鬼娘よ! あの土壇場で解除できるとはすばらしいぞ!」
「はぁはぁ、危ない所でした。でもやっぱりこの城、幻術だったんですね」
「いつから気づいておった?」
「最初に特攻する前に違和感があったので何度かわざと罠にかかって確認して、確信しました」
「ほほ、やりおるわ!」
え、え、なに? ハクラちゃん最初から気づいてたの?
じゃああのアホみたいな特攻ってわざと!?
「ふふふ、わらわの幻術をここまで破った者は初めてじゃて。よかろう先に進むがよい」
尻尾をちぎれんばかりに振って次の階層への扉を出してくれた
ハクラちゃんも気づいてるなら言ってくれればいいのに・・・
双子の狐天使は広場に扉を召喚して開いてくれた
これが次の階層への扉みたいだ
そこをくぐると今度は日本の城のようなものがそびえ立った空間に出た
空間っていうのはここには城とその周りの地面しかなくて、辺りは宇宙空間のような場所だったからだ
その空間に漂ってる感じかな
「これは城を攻略しなさいってことでしょうか?」
「そうかも、それ以外に何もないし」
「では私がすぐに攻略して見せますよ!」
「あ、待って」
あらら、一人で走って行っちゃった
うーんでも城ってそう簡単に攻略でき
「ぴゃあああああ!!」
僕の足元に何かが落ちて来た
あ、ハクラちゃんだ
「あうー、いたたたた、気をつけて下さい精霊様、入った瞬間に何かに飛ばされました! 私が先に行くので後からついて来てください!」
「あ、だから待ってって」
ああもうまた行っちゃった
そして案の定
「ぴょへえええええ!!」
また僕の足元に落ちてきて頭から着地、大股開きで転がってるからあられもない姿になっている
こんなの男性に見せられないよ
「くぅ、今度は横から吹き飛ばされました! 大丈夫です、あのくらいでは死にません! もう一度、てりゃあああああ!!」
「ちょっと待ってってば!」
手を掴もうとしたけど、ハクラちゃん結構速いね
スルッとすり抜けてまた走って行って見えなくなったよ
で、またしてもだ
「あひゃあああああ!!」
はぁ、履いてないんだからもう少しこう女の子としての自覚を持ってほしいものだよ
とりあえず起こすと今度はそのまま捕まえておいた
「あの、精霊様、もう一度挑戦したいのですが」
「まあ待ってよハクラちゃん。ほらちょっと力を流すからじっとしてて」
僕は自分の精霊としての力を少しだけハクラちゃんに分け与えた
これはハクラちゃんが精神生命体になったからこそできる裏技で、今回ハクラちゃんに私達からは探知だ
これで罠の場所なんかが分かりやすくなるはず
「これは! 見えます、見えますよ精霊様! あ、あんなところにも罠が! ぐぬぬ、なんていやらしいのでしょうか」
「ね、これで進めそうでしょう」
「はい!」
今度は二人一緒に罠を潜り抜けて、回避できない罠はしっかりと調べて攻略した
ここはとにかくスタート地点に戻す罠が多くて、一応見えてはいても回避できない罠の攻略に失敗して戻されたりもした
しかも戻される度に発動したはずの罠も元に戻ってまたやり直しなんだから本当にやらしいよ
かなりの時間をかけて多数の罠をなんとか抜けたら、ようやく城の中に入れた
城の中も罠が張り巡らされている上にところどころから狸の忍者が飛び出しては攻撃して逃げていく
しかも気配が探知でも分からないから厄介この上ないよ
罠を解除しつつ忍者狸からの攻撃を避けて、ようやく一階から上の階に上がる階段を見つけた
「ふへぇ、なんてきついんでしょう」
「何階まであるんだろうね」
「下からみたところ三階くらいだったと思うんですけど、変な魔力を感じるので何かはありそうですよね」
「そうだね、それに狸妖怪もいるみたいだから化かされるかも」
「そういえば妖狸族や妖狐族は幻術が得意な種族でしたね」
もしかしたらこの城自体が幻惑かもしれない
気づいたらやられてたってことが無いようにしっかりと見極めないと
二階に上がると罠らしきものは探知できなかった
それに忍者狸の気配も感じない
感じないからって油断はできないけどね。あの狸たち気配消せるんだもん
「・・・様! 精霊様! しっかりしてください!」
「ふえ? あえ? 僕は何を」
「精霊様、二階に上がったとたんに幻術に当てられて眠ってたんです。これは相当巧妙な幻術ですね。元々耐性の高い私ですら一瞬かかりそうになってしまいましたよ」
「ほぉ、わらわの幻術を解くか、そこな鬼娘よ」
「誰です!?」
スーッと幽霊のように姿を現したのは狸の耳と尻尾を持った着物の女性だ
公務の時のハクラちゃんみたいな着物だから多分姫じゃないかな? この城の
「わらわは刑部姫、此度妖怪から天使へと召し上げられた新参者故お手柔らかに頼むえ」
「えっと、てことはポコ様の天使ってことですか?」
「うむ、そうなるかのお」
刑部姫は尻尾をフリフリしてる。喜んでるのかな?
「今この空間にわらわの創り出した姫路城を隔離してもらっておる。ここではわらわの思うまま、じゃったのじゃが、こんなに簡単にわらわの幻術を見破られるとは思わなんだ」
「幻術に関しては私にも理がありますからね」
「うむ、じゃがお主、どうしてそのような場所に立っておれるのじゃ?」
そう言われて周りを見ると、僕らは空中に立っていた
危ないと思って飛ぼうとしたけど、どういうわけか空を飛べない
ハクラちゃんも慌ててる
そして突然上下が反転して、僕らは空へ落ちていった
「解!!」
ハクラちゃんの声が響くと、僕らは普通に地面に立っていた
「ほぉ! 見事なり鬼娘よ! あの土壇場で解除できるとはすばらしいぞ!」
「はぁはぁ、危ない所でした。でもやっぱりこの城、幻術だったんですね」
「いつから気づいておった?」
「最初に特攻する前に違和感があったので何度かわざと罠にかかって確認して、確信しました」
「ほほ、やりおるわ!」
え、え、なに? ハクラちゃん最初から気づいてたの?
じゃああのアホみたいな特攻ってわざと!?
「ふふふ、わらわの幻術をここまで破った者は初めてじゃて。よかろう先に進むがよい」
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