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人間族の国再び5
数日をかけて神代魔法の習得が完了したよ
思った以上にたくさんあったからびっくりしたけど、その全てが今僕の中にある
それにコントロールも威力の調整も思うがままにできるようになったんだ
これで僕の教わることは残すところあと二つか。一つは根源魔法という魔法の中でも最大級の力を持つ一人につき一つしか備わらない魔法。もう一つは再びヨウコ様がから教わる何かだ
お二人ともこちらの方を重要視しているみたいで、僕もどういったものなのかが気になって仕方がない
でも焦っちゃだめだ。根源魔法を手にいれるためには根源にアクセスする必要がある
根源の力は大きすぎてとにかく危険なんだ。だからそこから力を引き出す際は本当に極限の集中力と繊細なコントロールが必要になるみたい
だから焦らずゆっくりとね
アコ様はまず僕に根源へのアクセス方法を教えてくれた
死んだときに一度アクセスしてるらしいんだけどそんな覚えが無いんだよね
死んで一度真っ暗になって・・・。駄目だそのあとすぐに白い場所に来たところに記憶が飛んでしまう
多分死んだ後と白い部屋に来る間に何かあったはずなんだよね
「まあ落ち着け。思い出せなくても一度アクセスしているんだ。すぐできるようになるさ」
「はい、頑張ります!」
まずアコ様に言われた様に根源へアクセスするための準備を始める
これから使うのは神力でも魔力でもない純粋な僕の中に流れるもの
これが何なのかは分からないけど、アコ様はただ力とだけ言っていた
「その力は今までの力とは違って感じ方にコツがあるんだ。内側に目を向けて奥底を見ろ。根源とはすなわち深淵だ。心の内側にある深く深い最も奥底にあるもの、それがお前のカギとなる」
「カギ、ですか?」
「そうだ。そのカギを持って根源への扉を開くんだ。だがまだ開くなよ? 俺がいいと言うまでな」
「分かりました」
僕は心の奥底に目を向けていく
段々と周りの音が聞こえなくなってきて、階段を下っていくかのような感覚になってきた
真っ暗な中をどんどん下って行って、大きな扉の前に立つイメージ
僕はなんだかその扉が怖くて手を掛ける前にとまってしまう
扉からはなんだか得体のしれない気配がしてるし、恐怖でこのままやめてしまおうかって考えていた時、目の前に母さんの顔が浮かんだ
優しく微笑んで僕を導いてくれる母さん
それに答えるように僕は扉を開いた。開いてしまったんだ
その中から溢れ出るあまりにも大きすぎる力に僕は飲まれ、意識が段々と消えていくのを感じたその時、僕を引っ張り上げてくれる声がした
「バカ! もう扉を開いたのか! 早く戻って来い!」
光が見えてその光に向かって手を伸ばすと、僕は現実へと引き戻された
「ぶはぁ! ハァハァ、あ、ああ、ふっぐぅ」
「大丈夫か!?自分がだれかわかるか!?」
「ハァハァ、ぼ、僕はリディエラ・・・。あ、あふ、僕はどうなって」
「いきなり扉を開いたから根源に飲み込まれかけたんだ。なんとか引き戻せたか・・・。全く危ない所だった」
アコ様が言うにはかつて根源から更なる力を引き出そうとした人がいて、その人は根源に飲まれて心が無くなってしまったそうだ
そうなると事実上の死。僕みたいな精神生命体は消滅してしまうってことだ
僕は今そのギリギリを体験した。危うく死ぬ、いや存在ごと消滅するところだったんだ
「もう大丈夫かリディエラ? 体は消えかかってはいないようだが、どこか変なところはあるか?」
「えっと・・・。いえ特に、ん?あれ? なんだか体の中に変な力が、出てこようとしている、ような、はぅん! あ、んくぅ、何かが生まれる、みたいに! あふっ」
「くっ、まさか根源とまだつながっているのか!?」
僕の中で暴れまわる力の奔流が僕を飲み込みそうなほど膨れ上がっていく
苦しい、体が張り裂けそうだ。魂が壊れる?消える? 意識がどんどんと飲み込まれていく。僕が僕じゃなくなる。消える消える消える消える消え
目が覚めると綺麗なベッドの上に寝かされていた
精霊として思いっきり寝たのは久しぶりで、なんだか体が軽い
「目が覚めたかの?」
「この声、アマテラス、様・・・?」
「そうじゃ。久しいの、鬼ヶ島以来か?」
「はい」
「どうじゃ体は? 根源の力を手にいれた感想は?」
「え? 僕、根源に飲まれたんじゃ」
「いいや飲まれてはおらん、飲まれておらんぞリディエラ。お主は神となったのだ。そう簡単には消えん。そして根源魔法すらもその手中に収めた。これから歩むはもしかしたら修羅の道かもしれぬ。それでもお主はこの先世界を守るためその力を使うと約束できるか?」
「それは・・・。それはもちろんです! 僕は僕の世界を、全てを守りたいんです! だからこの力は正しく使いたいんです」
「ふむ、良きかな良きかな。さてアコも心配しておったから顔を見せてやれ。わらわは帰るゆえな」
「は、はい!」
僕はベッドから起き上がるとまず鏡を見た
そこに映っている僕は母さんに似て自分でも驚くほど綺麗だ
神としての僕はちゃんと世界を守れるんだろうか? この根源魔法がどう言うものなのかは分からない
けれどそれは正しいことに振るわれるべきなんだ
思った以上にたくさんあったからびっくりしたけど、その全てが今僕の中にある
それにコントロールも威力の調整も思うがままにできるようになったんだ
これで僕の教わることは残すところあと二つか。一つは根源魔法という魔法の中でも最大級の力を持つ一人につき一つしか備わらない魔法。もう一つは再びヨウコ様がから教わる何かだ
お二人ともこちらの方を重要視しているみたいで、僕もどういったものなのかが気になって仕方がない
でも焦っちゃだめだ。根源魔法を手にいれるためには根源にアクセスする必要がある
根源の力は大きすぎてとにかく危険なんだ。だからそこから力を引き出す際は本当に極限の集中力と繊細なコントロールが必要になるみたい
だから焦らずゆっくりとね
アコ様はまず僕に根源へのアクセス方法を教えてくれた
死んだときに一度アクセスしてるらしいんだけどそんな覚えが無いんだよね
死んで一度真っ暗になって・・・。駄目だそのあとすぐに白い場所に来たところに記憶が飛んでしまう
多分死んだ後と白い部屋に来る間に何かあったはずなんだよね
「まあ落ち着け。思い出せなくても一度アクセスしているんだ。すぐできるようになるさ」
「はい、頑張ります!」
まずアコ様に言われた様に根源へアクセスするための準備を始める
これから使うのは神力でも魔力でもない純粋な僕の中に流れるもの
これが何なのかは分からないけど、アコ様はただ力とだけ言っていた
「その力は今までの力とは違って感じ方にコツがあるんだ。内側に目を向けて奥底を見ろ。根源とはすなわち深淵だ。心の内側にある深く深い最も奥底にあるもの、それがお前のカギとなる」
「カギ、ですか?」
「そうだ。そのカギを持って根源への扉を開くんだ。だがまだ開くなよ? 俺がいいと言うまでな」
「分かりました」
僕は心の奥底に目を向けていく
段々と周りの音が聞こえなくなってきて、階段を下っていくかのような感覚になってきた
真っ暗な中をどんどん下って行って、大きな扉の前に立つイメージ
僕はなんだかその扉が怖くて手を掛ける前にとまってしまう
扉からはなんだか得体のしれない気配がしてるし、恐怖でこのままやめてしまおうかって考えていた時、目の前に母さんの顔が浮かんだ
優しく微笑んで僕を導いてくれる母さん
それに答えるように僕は扉を開いた。開いてしまったんだ
その中から溢れ出るあまりにも大きすぎる力に僕は飲まれ、意識が段々と消えていくのを感じたその時、僕を引っ張り上げてくれる声がした
「バカ! もう扉を開いたのか! 早く戻って来い!」
光が見えてその光に向かって手を伸ばすと、僕は現実へと引き戻された
「ぶはぁ! ハァハァ、あ、ああ、ふっぐぅ」
「大丈夫か!?自分がだれかわかるか!?」
「ハァハァ、ぼ、僕はリディエラ・・・。あ、あふ、僕はどうなって」
「いきなり扉を開いたから根源に飲み込まれかけたんだ。なんとか引き戻せたか・・・。全く危ない所だった」
アコ様が言うにはかつて根源から更なる力を引き出そうとした人がいて、その人は根源に飲まれて心が無くなってしまったそうだ
そうなると事実上の死。僕みたいな精神生命体は消滅してしまうってことだ
僕は今そのギリギリを体験した。危うく死ぬ、いや存在ごと消滅するところだったんだ
「もう大丈夫かリディエラ? 体は消えかかってはいないようだが、どこか変なところはあるか?」
「えっと・・・。いえ特に、ん?あれ? なんだか体の中に変な力が、出てこようとしている、ような、はぅん! あ、んくぅ、何かが生まれる、みたいに! あふっ」
「くっ、まさか根源とまだつながっているのか!?」
僕の中で暴れまわる力の奔流が僕を飲み込みそうなほど膨れ上がっていく
苦しい、体が張り裂けそうだ。魂が壊れる?消える? 意識がどんどんと飲み込まれていく。僕が僕じゃなくなる。消える消える消える消える消え
目が覚めると綺麗なベッドの上に寝かされていた
精霊として思いっきり寝たのは久しぶりで、なんだか体が軽い
「目が覚めたかの?」
「この声、アマテラス、様・・・?」
「そうじゃ。久しいの、鬼ヶ島以来か?」
「はい」
「どうじゃ体は? 根源の力を手にいれた感想は?」
「え? 僕、根源に飲まれたんじゃ」
「いいや飲まれてはおらん、飲まれておらんぞリディエラ。お主は神となったのだ。そう簡単には消えん。そして根源魔法すらもその手中に収めた。これから歩むはもしかしたら修羅の道かもしれぬ。それでもお主はこの先世界を守るためその力を使うと約束できるか?」
「それは・・・。それはもちろんです! 僕は僕の世界を、全てを守りたいんです! だからこの力は正しく使いたいんです」
「ふむ、良きかな良きかな。さてアコも心配しておったから顔を見せてやれ。わらわは帰るゆえな」
「は、はい!」
僕はベッドから起き上がるとまず鏡を見た
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