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人間族の国再び7
ドキドキしながらヨウコ様が行う精霊召喚を眺める
「ふっはっ! アチョーーーー!」
「早くやれ、それ必要ないだろ」
「いやぁかっこいいとこ見せたいっすからね」
それからヨウコ様は静かにゆっくりと呼吸して力を体に流し始めた
「ふー、行くっすよ。スピリートゥス」
ヨウコ様が手をさっと上にかざすと、彼女の後ろに幾体もの精霊と思われる女性たちが現れた
「あら、久しぶりに召喚されたけど敵がいないじゃない。岸田、これはどういうことなのかしら?」
「あれ? 岸田ちゃんいないよ?」
「何言ってるんですか、そこにいるじゃないですか」
口々に姦しく騒ぐ女性精霊たちはヨウコ様を取り囲んで事情を聞く
「なるほど、つまりこの子に精霊召喚を見せるためにあたしたちを呼んだのね?」
「まぁそうホイホイと呼び出されるのもシャクだけど、うーんでもいいわゆるす。そもそもあなた女神になってるし、あんまりどうこう言うのもね。それに、この子、ああなんてかわいいの! 岸田なんかよりよっぽどこの子の方がいいわぁ」
岸田さんって名前がさっきから飛び交ってるけど、これはヨウコ様の人間だったころの名前らしい
ヨウコ様は突如異世界に飛ばされ、その時世界の壁を通り抜けるために体が作り替えられ精霊になったそうだ。しかも女性精霊にね
その時同じ世界にいた彼女たち、今呼び出した精霊達に精霊の手ほどきをされたらしい
いわば僕で言うテュネたちみたいな存在が彼女たちだ
呼び出されたのは五柱で、炎の精霊がフィアさん、水の精霊がレイラさん、植物の精霊がジュナさん、風の精霊がフォリアさん、で、電撃の精霊がマリナさんだと自己紹介してくれたよ
皆僕に対するスキンシップが激しい
「最高よぉあなた。名前は? そう、リディエラちゃんって言うの。え、マクスウェルなの!? でも神性を感じるってことは女神になってるのね? え!? ちょっと待って、今なんと? ええええ!! シルフェイン様の娘!? ちょっとちょっとちょっと岸田! ものすごい子連れてるじゃない。精霊の祖神の娘ちゃんだなんて聞いてないわよ!」
一応僕のことを語ったら五柱とも僕を取り囲んで更なるスキンシップを図って来た
あのお尻はやめてください。セクハラです
「それで?この子に精霊召喚の真髄を教えるんでしょう?」
「そうっす。とりあえず俺が皆さんに教わったことは全部教えるつもりっすよ。てかいい加減その子を放してくださいっす」
「あらごめんなさい。こんなに可愛い子なかなかいないから」
嬉しいけどずっと胸とかお尻を触られるのはちょっと勘弁してほしいです
でもそっか、ヨウコ様はこの精霊たちに習ったんだ
「ま、岸田に教わるならあたしたちも見てるわ。この子多分説明下手だもの」
「それは助かるっす。呼んだかいがあったってもんす」
「あんた弟子を取るならちゃんとしなさいよね。とりあえずまあこの子は私達も見てあげるから始めましょう」
「はいっす」
ようやく放してもらえた
「よし、まずは精霊としての力を意識するっすよ。これは魔力や神力とは違った力っす。精霊力とでもいうっすかね? 普段は当たり前に使えすぎて意識することはないと思うっすけど、この精霊召喚は必ず精霊力を意識する必要があるんす」
「なんか、あんたがちゃんと説明できてるの腹立つわね」
「なんでっすか!」
「いやなんとなく」
「と、ともかくっす、精霊力を感じるところから始めるっすよ」
「はい!」
僕は目を閉じた
精霊力と言うのは精霊に流れる力らしい
血液の流れのように当然に流れていて、呼吸のように当たり前に使っている力だから、意識しようとするとこれがまた難しい
何せ感じるのは魔力や神力と言った力の流れだけで、どういう風に感じればいいのかがその糸口すらつかめないんだ
「うーん、結構苦労してるっすね・・・。そうだ! 血液をイメージするっす!」
「血液ですか?」
「そうっす。鼓動とか脈拍のようなイメージっすかね? 精霊に血液はないから難しいかもしれないっすけど、人間から俺と同じように精霊となったリディエラちゃんならできるはずっす」
具体的なイメージを教わったことで僕は驚くほどすんなりその精霊力を感じることができた
「こ、これですね! 確かに魔力や神力とは全然違いますね」
「うんうん、呑み込みが早いっすね。それじゃあ今度はその力を出すイメージっす。指先から出血、みたいな?」
今度はそのイメージで力を噴出してみた
「で、出来ました!」
「すごいわねこの子、私達なんて数週間かけてやっとできたって言うのに。天才?」
「俺の教え方がよかったんすよ」
「「それはない」」
あ、全員に言われてる。ヨウコ様がむくれちゃった
「もういいっすよ。それじゃあ次は召喚したい精霊を思い浮かべるっす」
「えっと・・・。やっぱり最初は」
僕はその精霊をイメージする
そして力を使った
やった!せいこうだ!
僕が召喚した精霊を見て皆驚きに目を丸くしていた
その精霊とはあの人だったからね
「ふっはっ! アチョーーーー!」
「早くやれ、それ必要ないだろ」
「いやぁかっこいいとこ見せたいっすからね」
それからヨウコ様は静かにゆっくりと呼吸して力を体に流し始めた
「ふー、行くっすよ。スピリートゥス」
ヨウコ様が手をさっと上にかざすと、彼女の後ろに幾体もの精霊と思われる女性たちが現れた
「あら、久しぶりに召喚されたけど敵がいないじゃない。岸田、これはどういうことなのかしら?」
「あれ? 岸田ちゃんいないよ?」
「何言ってるんですか、そこにいるじゃないですか」
口々に姦しく騒ぐ女性精霊たちはヨウコ様を取り囲んで事情を聞く
「なるほど、つまりこの子に精霊召喚を見せるためにあたしたちを呼んだのね?」
「まぁそうホイホイと呼び出されるのもシャクだけど、うーんでもいいわゆるす。そもそもあなた女神になってるし、あんまりどうこう言うのもね。それに、この子、ああなんてかわいいの! 岸田なんかよりよっぽどこの子の方がいいわぁ」
岸田さんって名前がさっきから飛び交ってるけど、これはヨウコ様の人間だったころの名前らしい
ヨウコ様は突如異世界に飛ばされ、その時世界の壁を通り抜けるために体が作り替えられ精霊になったそうだ。しかも女性精霊にね
その時同じ世界にいた彼女たち、今呼び出した精霊達に精霊の手ほどきをされたらしい
いわば僕で言うテュネたちみたいな存在が彼女たちだ
呼び出されたのは五柱で、炎の精霊がフィアさん、水の精霊がレイラさん、植物の精霊がジュナさん、風の精霊がフォリアさん、で、電撃の精霊がマリナさんだと自己紹介してくれたよ
皆僕に対するスキンシップが激しい
「最高よぉあなた。名前は? そう、リディエラちゃんって言うの。え、マクスウェルなの!? でも神性を感じるってことは女神になってるのね? え!? ちょっと待って、今なんと? ええええ!! シルフェイン様の娘!? ちょっとちょっとちょっと岸田! ものすごい子連れてるじゃない。精霊の祖神の娘ちゃんだなんて聞いてないわよ!」
一応僕のことを語ったら五柱とも僕を取り囲んで更なるスキンシップを図って来た
あのお尻はやめてください。セクハラです
「それで?この子に精霊召喚の真髄を教えるんでしょう?」
「そうっす。とりあえず俺が皆さんに教わったことは全部教えるつもりっすよ。てかいい加減その子を放してくださいっす」
「あらごめんなさい。こんなに可愛い子なかなかいないから」
嬉しいけどずっと胸とかお尻を触られるのはちょっと勘弁してほしいです
でもそっか、ヨウコ様はこの精霊たちに習ったんだ
「ま、岸田に教わるならあたしたちも見てるわ。この子多分説明下手だもの」
「それは助かるっす。呼んだかいがあったってもんす」
「あんた弟子を取るならちゃんとしなさいよね。とりあえずまあこの子は私達も見てあげるから始めましょう」
「はいっす」
ようやく放してもらえた
「よし、まずは精霊としての力を意識するっすよ。これは魔力や神力とは違った力っす。精霊力とでもいうっすかね? 普段は当たり前に使えすぎて意識することはないと思うっすけど、この精霊召喚は必ず精霊力を意識する必要があるんす」
「なんか、あんたがちゃんと説明できてるの腹立つわね」
「なんでっすか!」
「いやなんとなく」
「と、ともかくっす、精霊力を感じるところから始めるっすよ」
「はい!」
僕は目を閉じた
精霊力と言うのは精霊に流れる力らしい
血液の流れのように当然に流れていて、呼吸のように当たり前に使っている力だから、意識しようとするとこれがまた難しい
何せ感じるのは魔力や神力と言った力の流れだけで、どういう風に感じればいいのかがその糸口すらつかめないんだ
「うーん、結構苦労してるっすね・・・。そうだ! 血液をイメージするっす!」
「血液ですか?」
「そうっす。鼓動とか脈拍のようなイメージっすかね? 精霊に血液はないから難しいかもしれないっすけど、人間から俺と同じように精霊となったリディエラちゃんならできるはずっす」
具体的なイメージを教わったことで僕は驚くほどすんなりその精霊力を感じることができた
「こ、これですね! 確かに魔力や神力とは全然違いますね」
「うんうん、呑み込みが早いっすね。それじゃあ今度はその力を出すイメージっす。指先から出血、みたいな?」
今度はそのイメージで力を噴出してみた
「で、出来ました!」
「すごいわねこの子、私達なんて数週間かけてやっとできたって言うのに。天才?」
「俺の教え方がよかったんすよ」
「「それはない」」
あ、全員に言われてる。ヨウコ様がむくれちゃった
「もういいっすよ。それじゃあ次は召喚したい精霊を思い浮かべるっす」
「えっと・・・。やっぱり最初は」
僕はその精霊をイメージする
そして力を使った
やった!せいこうだ!
僕が召喚した精霊を見て皆驚きに目を丸くしていた
その精霊とはあの人だったからね
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