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精霊の国1
ああなんてことだ! 何でこんなことになっちゃったんだよ!
「僕大丈夫だから! 自分で歩けるからやめてよぉおお!」
僕は現在四大精霊プラス上位精霊数体に抱えられる感じで玉座に運ばれていた
何故かって言うと母さんが王位から退いて、僕の戴冠式を兼ねてるからだ
何せ僕は精霊の女神となってしまったからね
つまり祖神だった母さんと同じように僕が今後精霊を率いることになるんだ
異世界に精霊を呼び出すための力も手にいれたし、戦いに出向く準備は着々と進んでる
まあ僕の場合は戦いに向かうっていうより引率されてついて行くって言うのが正しいかも
アコ様とヨウコ様が言うには他世界でも敵を討つための準備が進んでるみたいで、リーダーとなる素質を持った人もいるんだって
あとこの世界にも二人そんな人が来てるらしい
現在その人はカイトさんの元にいるみたいだけど、僕はしばらくこの国で色々とやるべきことがあるから会いには行けそうにない
まずはこの戴冠式を済ませた後は母さんが僕に精霊王として何をすべきかを教えてくれるみたい
まあ世界各国に加護を与えるって仕事はもうできてるから、そこまで重要なことはもう残ってないけどね
精霊国では一応世界に流れる力の管理もしてるみたいで、どこかおかしいこと頃があれば僕達精霊が対応することになってる
その管理のための魔力システムを僕に引き継ぐ儀式があるそうだ
あとは隣接する妖精の国で妖精王に会って挨拶して、それから妖精女王にも挨拶しないとね
妖精王はオベロンさん、妖精女王はティタニアさんというらしい
僕が生まれた日に来てたらしいんだけど、母さんに挨拶してすぐに妖精の国での仕事が控えていたので、僕に会わずに帰っちゃったみたい
だから僕はまだ二人に会ってないんだよね
「それではリディエラ様、シルフェイン様がお待ちですのでこちらへ」
「う、うん」
緊張してきた
実はこの儀式、全ての精霊、各国の要人やら王様やらが集まっててかなり厳粛な感じ
もちろんハクラちゃんとクロハさんも来る予定なんだけど、二人は少し遅れそうって連絡があった
なんでも鬼神としての力を定着させるためみたい
そういえば始まりの鬼神と呼ばれる絶桜鬼さんも来るって言ってたね
会ってみたかったからちょっと楽しみ
四大精霊に連れられて僕は母さんのいる部屋に入った
「母さん、帰ったよ」
僕が声をかけると母さんがゆっくりと立ち上がって僕の前に立った
その雰囲気はいつものふんわりとした雰囲気じゃなくて、厳かな感じ
「これからあなたは精霊王として、精霊神として重責を負うことになります。その覚悟がありますか?」
そんなの決まってる
僕はこの責任をしっかりと受け止めて、今後より精霊や世界の発展に尽くしたい
「もちろんだよ母さん」
「よく言いました! それでは戴冠式まであと少しです。しっかりとおめかしして世界中の人に美しいリディちゃんを見せつけて上げましょう」
うう、母さんの親ばか具合が加速してる気がする
それにおめかしさせようと四大精霊はものすごーく張り切ってるし
ああそうだった、このお姉さんたち僕のこととなると見境なくなるんだった
それから四大精霊にしっかりとおめかしされた僕はいよいよ戴冠式へと望むことになった
うわぁ、凄い数の人達が僕の戴冠式の様子を見ている
これは緊張するよ・・・
でも母さんがずっと手を握ってくれてて、それでかなり緊張がほぐれた
それに四大精霊も僕の周りにいてくれるから安心
戴冠式は順調に進んで、いよいよ母さんの頭から王冠が僕の頭に移される儀式へ
緊張の面持ちの中、僕の頭に王冠が乗る瞬間、突然空から何かが降ってきて精霊たちのど真ん中に落ちた
それは何体かの精霊を踏みつぶして、絶望的な気配をあたりにまき散らす
「くそ! 何なんだあれは!」
神竜のガンちゃんが僕らを守るように前に来てくれた
彼は精霊達を助けるためにその何かを思いっきり殴りつける
その何かは真っ黒な塊でところどころから出てる触手が気持ち悪い
ガンちゃんのおかげでつぶされていた精霊達は何とか助け出せれたんだけど、彼らには触手が絡みついている
触手は精霊を飲み込むようにグルグルとまとわりついて、なんと精霊を取り込んでしまった
「リディエラ様! まずい状態です! 精霊の魂に何かが入り込んで姿を変えています!」
「た、助けないと!」
触手に飲まれた精霊たちはなんだか ゾンビのような化け物に変えられてる
魂から触手を引きはがして元に戻さないと!
僕は古代魔法を使って魂から触手を分離し始めた
触手に絡まれた精霊たちは十体ほどで、彼らは苦しそうに涙を流してこちらに向かってくる
「ごめん皆! すぐ助けるから!」
落ちてきた化け物の方はガンちゃんや四大精霊が抑えてくれてる
そのおかげで僕は安全に精霊達を元に戻すことができた
ただその間も化け物の触手に絡まれちゃう精霊や人族がいて、彼らも僕が何とか治していった
化け物の方は?って戦ってるガンちゃんの方を見ると、ガンちゃんは触手に飲まれている
「ガ、ガンちゃん!」
「大丈夫だリディエラ様! この触手俺には効かないみたいだ!」
どういうことかわからなかったけど、これは幸いだとガンちゃんは一気にその化け物に光のブレスを放った
思った以上にあっさりと化け物は消滅する
そして化け物を投下したと思われる犯人がその姿を現したんだ
「僕大丈夫だから! 自分で歩けるからやめてよぉおお!」
僕は現在四大精霊プラス上位精霊数体に抱えられる感じで玉座に運ばれていた
何故かって言うと母さんが王位から退いて、僕の戴冠式を兼ねてるからだ
何せ僕は精霊の女神となってしまったからね
つまり祖神だった母さんと同じように僕が今後精霊を率いることになるんだ
異世界に精霊を呼び出すための力も手にいれたし、戦いに出向く準備は着々と進んでる
まあ僕の場合は戦いに向かうっていうより引率されてついて行くって言うのが正しいかも
アコ様とヨウコ様が言うには他世界でも敵を討つための準備が進んでるみたいで、リーダーとなる素質を持った人もいるんだって
あとこの世界にも二人そんな人が来てるらしい
現在その人はカイトさんの元にいるみたいだけど、僕はしばらくこの国で色々とやるべきことがあるから会いには行けそうにない
まずはこの戴冠式を済ませた後は母さんが僕に精霊王として何をすべきかを教えてくれるみたい
まあ世界各国に加護を与えるって仕事はもうできてるから、そこまで重要なことはもう残ってないけどね
精霊国では一応世界に流れる力の管理もしてるみたいで、どこかおかしいこと頃があれば僕達精霊が対応することになってる
その管理のための魔力システムを僕に引き継ぐ儀式があるそうだ
あとは隣接する妖精の国で妖精王に会って挨拶して、それから妖精女王にも挨拶しないとね
妖精王はオベロンさん、妖精女王はティタニアさんというらしい
僕が生まれた日に来てたらしいんだけど、母さんに挨拶してすぐに妖精の国での仕事が控えていたので、僕に会わずに帰っちゃったみたい
だから僕はまだ二人に会ってないんだよね
「それではリディエラ様、シルフェイン様がお待ちですのでこちらへ」
「う、うん」
緊張してきた
実はこの儀式、全ての精霊、各国の要人やら王様やらが集まっててかなり厳粛な感じ
もちろんハクラちゃんとクロハさんも来る予定なんだけど、二人は少し遅れそうって連絡があった
なんでも鬼神としての力を定着させるためみたい
そういえば始まりの鬼神と呼ばれる絶桜鬼さんも来るって言ってたね
会ってみたかったからちょっと楽しみ
四大精霊に連れられて僕は母さんのいる部屋に入った
「母さん、帰ったよ」
僕が声をかけると母さんがゆっくりと立ち上がって僕の前に立った
その雰囲気はいつものふんわりとした雰囲気じゃなくて、厳かな感じ
「これからあなたは精霊王として、精霊神として重責を負うことになります。その覚悟がありますか?」
そんなの決まってる
僕はこの責任をしっかりと受け止めて、今後より精霊や世界の発展に尽くしたい
「もちろんだよ母さん」
「よく言いました! それでは戴冠式まであと少しです。しっかりとおめかしして世界中の人に美しいリディちゃんを見せつけて上げましょう」
うう、母さんの親ばか具合が加速してる気がする
それにおめかしさせようと四大精霊はものすごーく張り切ってるし
ああそうだった、このお姉さんたち僕のこととなると見境なくなるんだった
それから四大精霊にしっかりとおめかしされた僕はいよいよ戴冠式へと望むことになった
うわぁ、凄い数の人達が僕の戴冠式の様子を見ている
これは緊張するよ・・・
でも母さんがずっと手を握ってくれてて、それでかなり緊張がほぐれた
それに四大精霊も僕の周りにいてくれるから安心
戴冠式は順調に進んで、いよいよ母さんの頭から王冠が僕の頭に移される儀式へ
緊張の面持ちの中、僕の頭に王冠が乗る瞬間、突然空から何かが降ってきて精霊たちのど真ん中に落ちた
それは何体かの精霊を踏みつぶして、絶望的な気配をあたりにまき散らす
「くそ! 何なんだあれは!」
神竜のガンちゃんが僕らを守るように前に来てくれた
彼は精霊達を助けるためにその何かを思いっきり殴りつける
その何かは真っ黒な塊でところどころから出てる触手が気持ち悪い
ガンちゃんのおかげでつぶされていた精霊達は何とか助け出せれたんだけど、彼らには触手が絡みついている
触手は精霊を飲み込むようにグルグルとまとわりついて、なんと精霊を取り込んでしまった
「リディエラ様! まずい状態です! 精霊の魂に何かが入り込んで姿を変えています!」
「た、助けないと!」
触手に飲まれた精霊たちはなんだか ゾンビのような化け物に変えられてる
魂から触手を引きはがして元に戻さないと!
僕は古代魔法を使って魂から触手を分離し始めた
触手に絡まれた精霊たちは十体ほどで、彼らは苦しそうに涙を流してこちらに向かってくる
「ごめん皆! すぐ助けるから!」
落ちてきた化け物の方はガンちゃんや四大精霊が抑えてくれてる
そのおかげで僕は安全に精霊達を元に戻すことができた
ただその間も化け物の触手に絡まれちゃう精霊や人族がいて、彼らも僕が何とか治していった
化け物の方は?って戦ってるガンちゃんの方を見ると、ガンちゃんは触手に飲まれている
「ガ、ガンちゃん!」
「大丈夫だリディエラ様! この触手俺には効かないみたいだ!」
どういうことかわからなかったけど、これは幸いだとガンちゃんは一気にその化け物に光のブレスを放った
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そして化け物を投下したと思われる犯人がその姿を現したんだ
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※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています