448 / 1,022
魔族国再び1
植物人の国をニーバちゃんに案内してもらって大満足の僕たちは食事をとっていた
彼ら植物人は日光と地面からの栄養で生活できるんだけど、たまに野菜は取ってるらしい
で、そんな料理をふるまってくれたんだ
ハクラちゃんは大根の煮物が出てきてものすごく喜んでる
野菜料理でお腹を満たして次の国へ向かうことにした
「また来てくださいね精霊様!」
「うん、ありがとうニーバちゃん」
この後は魔族国に向かうつもりなんだ
久しぶりに勇者やキーラちゃんに会いたいしね
キーラちゃんとは連絡はとれてるんだけど、勇者アイシスさんは全く取れない
一体どこで何をしてるんだろう?
キーラちゃんが言うには彼女は世界各地で人助けをしてるらしい
まぁあの子らしいと言えばらしいね
植物人の国から飛び立つと一気に魔族国へ飛んだ
魔族国にはまだ精霊用の転移魔法陣がないからね。転移装置はあるんだけど、この植物人の国に装置がないからね
だから空を飛んで行くしかないんだ
まぁ僕やこの二人の鬼神にとって飛んでいくって言うのはそんなに手間じゃないしね
驚くほどの速度も出せるし、このくらいの距離なら二十分ほどで着きそう
大きな城が見えて来る
そこが魔王キーラちゃんが住む城で、お付きのリドリリさんにはすでに連絡をしてあるから空から入っても大丈夫
国に入って城の前に降り立つと魔族に一斉に囲まれた
「精霊様! 精霊様が来られたぞ!」
「すぐにおもてなしの準備を!」
うわ、なんてすごい熱気なんだ。僕だけじゃなくハクラちゃんたちも大歓迎出迎えられたから、二人は少し驚いた顔をしてる
まあかつての戦争では互いに敵同士だったからね
魔王がキーラちゃんになってからは平和で、魔族たちも他の種族と交流が持ててうれしいみたいだ
「おお! 精霊様、よくぞ来てくださいました! お久しぶりです」
そこにキーラちゃんの可愛い声が響いた
彼女の方を見て僕はびっくりした
なにせ角と背が大きくなってるからね。それにペタンコだった胸も成長してる
ハクラちゃんがそれを見て目が少し死んでたけど気にしないでおこう
「それでアイシスのことなんだけど、今まだ帰って来てないんだ」
「そっか、いつ帰るか、とかは分からないよね?」
「うーむ、難しいのだ。何せ人を救うのに奮闘しておるからなぁ」
「あ、僕の前では普通に話していいから」
「そっか、そうだった」
僕とキーラちゃんは友達だから対等に話して欲しいって言ったんだ
ハクラちゃんにも言ってるのに彼女は全然崩してくれないな、恐れ多いとかで・・・
「取りあえず家に来て。リドリリが腕によりをかけて料理を作ってくれてるから」
「それは楽しみだね」
歓迎会は滞りなく行われたみたい
リドリリさんはキーラちゃんの幼馴染にして秘書にして親友にして護衛。そして今回新たに料理人というのが追加された
何でもできるなこの人
「どう? リドリリの料理は絶品でしょう?」
「は、はい、このお肉料理、凄くおいしいですね」
「ハクラさんはお酒は飲まないの? 鬼系の人種はお酒が大好きって聞いたけど」
「それが私達はお酒に弱いのです。仙人と鬼人双方の血が混ざるとどうやらお酒に極端に弱くなるみたいでして」
そういえばアカネさんやキキさん、ソウカさんも苦手だって聞いたっけ
ご飯を食べ終えた僕らは王や姫としての在り方を語り合った
とにかくキーラちゃんとクロハさんは気が合うようで、始終熱く議論し合ってたね
クロハさん、ハクラちゃんのことしか頭にないと思ってたけど、しっかりと国のことを考えれるんだね
ハクラちゃんはちょっと頭がショートしてるみたいだ
馬鹿ではないんだけど、政治的な話しになるとどうにもついて行けないっぽいね
「なるほど、国の生産量をあげることで自給自足を促す。そしてその実りを貿易に・・・。クロハ殿とは非常にいい議論ができましたぞ」
「いえ、こちらとしても国交を結んだ国の王と正式にお話がしたかったと思っていましたので」
二人は意気投合して、クロハさんがそばにあった飲み物を飲み下した
「あ、それは」
リドリリさんが止めようとしたけど一足遅くて、クロハさんはグラスを飲み干してしまった
その中に入っていたのは果実酒
クロハさんに出されていたぶどうジュースに似てたからついうっかり飲んじゃったんだろう
そのとたんクロハさんはひっくり返って目を回していた
普段クールな彼女がへべれけに酔っぱらってふにゃふにゃになっちゃってるよ
そしてハクラちゃんを見つけた瞬間服を脱いで抱き着き、キスの嵐を送っていた
「お、お姉ちゃん落ち着いて!」
「何を言うのですハクラ! 私はとてもとてもまともれすよ!」
呂律も回らなくなってる
でも引きはがそうにも力が強すぎて全然剥がれない
と思ったら急に離れてコテンと床に転がって気絶するように寝てしまった
ここまでお酒に弱いのか・・・
彼ら植物人は日光と地面からの栄養で生活できるんだけど、たまに野菜は取ってるらしい
で、そんな料理をふるまってくれたんだ
ハクラちゃんは大根の煮物が出てきてものすごく喜んでる
野菜料理でお腹を満たして次の国へ向かうことにした
「また来てくださいね精霊様!」
「うん、ありがとうニーバちゃん」
この後は魔族国に向かうつもりなんだ
久しぶりに勇者やキーラちゃんに会いたいしね
キーラちゃんとは連絡はとれてるんだけど、勇者アイシスさんは全く取れない
一体どこで何をしてるんだろう?
キーラちゃんが言うには彼女は世界各地で人助けをしてるらしい
まぁあの子らしいと言えばらしいね
植物人の国から飛び立つと一気に魔族国へ飛んだ
魔族国にはまだ精霊用の転移魔法陣がないからね。転移装置はあるんだけど、この植物人の国に装置がないからね
だから空を飛んで行くしかないんだ
まぁ僕やこの二人の鬼神にとって飛んでいくって言うのはそんなに手間じゃないしね
驚くほどの速度も出せるし、このくらいの距離なら二十分ほどで着きそう
大きな城が見えて来る
そこが魔王キーラちゃんが住む城で、お付きのリドリリさんにはすでに連絡をしてあるから空から入っても大丈夫
国に入って城の前に降り立つと魔族に一斉に囲まれた
「精霊様! 精霊様が来られたぞ!」
「すぐにおもてなしの準備を!」
うわ、なんてすごい熱気なんだ。僕だけじゃなくハクラちゃんたちも大歓迎出迎えられたから、二人は少し驚いた顔をしてる
まあかつての戦争では互いに敵同士だったからね
魔王がキーラちゃんになってからは平和で、魔族たちも他の種族と交流が持ててうれしいみたいだ
「おお! 精霊様、よくぞ来てくださいました! お久しぶりです」
そこにキーラちゃんの可愛い声が響いた
彼女の方を見て僕はびっくりした
なにせ角と背が大きくなってるからね。それにペタンコだった胸も成長してる
ハクラちゃんがそれを見て目が少し死んでたけど気にしないでおこう
「それでアイシスのことなんだけど、今まだ帰って来てないんだ」
「そっか、いつ帰るか、とかは分からないよね?」
「うーむ、難しいのだ。何せ人を救うのに奮闘しておるからなぁ」
「あ、僕の前では普通に話していいから」
「そっか、そうだった」
僕とキーラちゃんは友達だから対等に話して欲しいって言ったんだ
ハクラちゃんにも言ってるのに彼女は全然崩してくれないな、恐れ多いとかで・・・
「取りあえず家に来て。リドリリが腕によりをかけて料理を作ってくれてるから」
「それは楽しみだね」
歓迎会は滞りなく行われたみたい
リドリリさんはキーラちゃんの幼馴染にして秘書にして親友にして護衛。そして今回新たに料理人というのが追加された
何でもできるなこの人
「どう? リドリリの料理は絶品でしょう?」
「は、はい、このお肉料理、凄くおいしいですね」
「ハクラさんはお酒は飲まないの? 鬼系の人種はお酒が大好きって聞いたけど」
「それが私達はお酒に弱いのです。仙人と鬼人双方の血が混ざるとどうやらお酒に極端に弱くなるみたいでして」
そういえばアカネさんやキキさん、ソウカさんも苦手だって聞いたっけ
ご飯を食べ終えた僕らは王や姫としての在り方を語り合った
とにかくキーラちゃんとクロハさんは気が合うようで、始終熱く議論し合ってたね
クロハさん、ハクラちゃんのことしか頭にないと思ってたけど、しっかりと国のことを考えれるんだね
ハクラちゃんはちょっと頭がショートしてるみたいだ
馬鹿ではないんだけど、政治的な話しになるとどうにもついて行けないっぽいね
「なるほど、国の生産量をあげることで自給自足を促す。そしてその実りを貿易に・・・。クロハ殿とは非常にいい議論ができましたぞ」
「いえ、こちらとしても国交を結んだ国の王と正式にお話がしたかったと思っていましたので」
二人は意気投合して、クロハさんがそばにあった飲み物を飲み下した
「あ、それは」
リドリリさんが止めようとしたけど一足遅くて、クロハさんはグラスを飲み干してしまった
その中に入っていたのは果実酒
クロハさんに出されていたぶどうジュースに似てたからついうっかり飲んじゃったんだろう
そのとたんクロハさんはひっくり返って目を回していた
普段クールな彼女がへべれけに酔っぱらってふにゃふにゃになっちゃってるよ
そしてハクラちゃんを見つけた瞬間服を脱いで抱き着き、キスの嵐を送っていた
「お、お姉ちゃん落ち着いて!」
「何を言うのですハクラ! 私はとてもとてもまともれすよ!」
呂律も回らなくなってる
でも引きはがそうにも力が強すぎて全然剥がれない
と思ったら急に離れてコテンと床に転がって気絶するように寝てしまった
ここまでお酒に弱いのか・・・
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、ひょんなことで死亡した僕、シアンは異世界にいつの間にか転生していた。
とは言え、赤子からではなくある程度成長した肉体だったので、のんびり過ごすために自給自足の生活をしていたのだが、そんな生活の最中で、あるメイドゴーレムを拾った。
…‥‥でもね、なんだろうこのメイド、チートすぎるというか、スペックがヤヴァイ。
「これもご主人様のためなのデス」「いや、やり過ぎだからね!?」
これは、そんな大変な毎日を送る羽目になってしまった後悔の話でもある‥‥‥いやまぁ、別に良いんだけどね(諦め)
小説家になろう様でも投稿しています。感想・ご指摘も受け付けますので、どうぞお楽しみに。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています