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ドワーフの国1
初めて来るなここは
岩に囲まれた広い広い国で、その国土は人間族の国とも引けをとらない
そして鉄と石の匂い
たくさんのドワーフが鉄工や採掘をしている鉱山国
ところどころに小さな彼らがちょこまかと走り回ってるね
小人族の一種である彼らはとにかく採掘技術と細工技術、それに鍛冶技術が一流な人たち
まあ鍛冶技術は鬼人たちもすごいんだけどね
「よ、ようこそいらっしゃいました王女様、鬼神のお二方、私がこの国の王、エディストロイです」
いきなりちょこちょこと現れた威厳ありそうな髭もじゃのおじいさん。コロコロして可愛い
彼は僕の前に膝ま付いてあいさつした
「ささ、どうぞ我が城へ」
エディストロイさんは自ら城まで案内してくれた
彼の服装は金ぴかで、数々の宝石がちりばめられている
さすがドワーフと言った所かな
城に着くとすぐにドワーフ名物のお菓子がふるまわれた
硬いけど歯ごたえ抜群で風味豊かなクッキーにこの土地で採れる宝石草という香草で作った紅茶、金粉を上にのっけたマフィンなど
おいしい、どれもこれも最高の味。どこの王家にも引けを取らないね
ハクラちゃんとクロハさんは甘いものも大好きだから美味しそうに食べてる
「して此度は、勇者を倒したあの存在についてですな?」
「はい、アイシスは現在療養中ですが彼女からある程度の話は聞きました」
この国に現れ、封じられていた凶悪な魔物ティシエデント
その姿は巨人で、何もかもを破壊つくそうとしたバーサーカー
その封印が解けかかっている
今現在ギリギリのところで魔導士たちが繋いでいるそうだけど、それも限界に来ているらしい
かつてその巨人はドワーフの最強魔導士に命と引き換えに封じられた
そんな封印を解こうとした黒い男、一体何者なんだろう
もうその男の姿はどこかに消えてしまったみたいですでにいない
ともかく今はそのティシエデントをどうにかすべきだ
今の僕らなら恐らく勝てる
たとえ神話級だろうと、異世界の何かだろうとね
「そ、それではティシエデントを倒してくださるのですか!?」
「うん、このままにしておけないからね」
ひとまずお菓子を食べ終えるとすぐに案内してもらった
封印場所は国から少し離れた場所で、領土内にあるけどそこは立ち入り禁止場所になっている
許可がある人以外は入ることができない厳重に封じられた場所なんだ
一体男はそこにどうやって入ったんだろう?
封印地に来ると疲れ果てた魔導士たちが荒く息をしながら必死で封印を続けていた
「大丈夫? あとは任せて君たちは帰って」
「せ、精霊様ですか!? みなさん、精霊様が来られました。ここはかのお方にお任せしましょう」
ドワーフの女性魔導士、彼女がどうやら魔導士のまとめ役らしい
かつての大魔導士には及ばないけどこの人からは強い力を感じる
「さぁ早く行きなさい!」
クロハさんが全員を逃がすと、封印の祭壇にひびが入って黒い光が漏れ始めた
「ああこの気配、間違いないですね」
「うん、この感じ、今までのと同じだ」
黒い靄が形になり、それは大きな人型になった
「グルゥアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
でかい、山ほどある大きさの巨人、その目に知性はなく、涎を垂らしながら巨斧を振り回し始めた
「ティシエデント! 古代の神話級バーサーカー、その出生は不明で、突如として現れた天災の魔物です」
クロハさん説明ありがとう。とにかくドワーフの国に向かおうとするティシエデントを食い止めなきゃ
「古代魔法、コキュートスチェーン」
地面から地獄の鎖を引き出すとティシエデントを拘束、一気に動けなくなったようだ
「幾千万の星々の輝きを見よ! 大天黒流星!!」
うわ、クロハさん派手な技を撃ってる
空から真っ黒な流星が落ちてきて全てがティシエデントにぶち当たった
かなりの火力だったようでティシエデントが膝をつく
それでも奴は咆哮をあげながら鎖を引きちぎって斧を僕に振り抜いてきた
「幻影、霞雲」
ハクラちゃんの鬼神の力、それは僕を幻影と入れ替えて移動させる力だった
「精霊様、大丈夫ですか?」
「うんありがとうハクラちゃん」
僕の幻影を斧で叩きつぶしたことで少し動きが止まった
「穢土焦土、浄苑黒陽炎!」
クロハさんの放った黒い炎がティシエデントを包み込むと一気に燃え広がった
「グルルルラアアアアアア!!」
苦痛の叫び声をあげながら滅茶苦茶に斧を振り回すけど、僕は周りに被害が出ないように結界を張っておいた
「もう少しで倒せそうですね」
「うん、僕らも強くなったもんだよ」
「はい! では行きます!」
ハクラちゃんはぴょんと可愛らしく飛び跳ねるとそのままティシエデントの足元まで走って行った
「白氷、獄霊雹掌」
こつんと軽くティシエデントの足を小突くハクラちゃん
すると奴は一気に凍って、体にパキパキとひびが入った
「とどめです」
そのままハクラちゃんがピンとデコピンの要領で足に衝撃を加えた
一気に砕け散るティシエデント
僕らは見事に歩く厄災の異名を取っていた魔物を討ち取ったのだ
岩に囲まれた広い広い国で、その国土は人間族の国とも引けをとらない
そして鉄と石の匂い
たくさんのドワーフが鉄工や採掘をしている鉱山国
ところどころに小さな彼らがちょこまかと走り回ってるね
小人族の一種である彼らはとにかく採掘技術と細工技術、それに鍛冶技術が一流な人たち
まあ鍛冶技術は鬼人たちもすごいんだけどね
「よ、ようこそいらっしゃいました王女様、鬼神のお二方、私がこの国の王、エディストロイです」
いきなりちょこちょこと現れた威厳ありそうな髭もじゃのおじいさん。コロコロして可愛い
彼は僕の前に膝ま付いてあいさつした
「ささ、どうぞ我が城へ」
エディストロイさんは自ら城まで案内してくれた
彼の服装は金ぴかで、数々の宝石がちりばめられている
さすがドワーフと言った所かな
城に着くとすぐにドワーフ名物のお菓子がふるまわれた
硬いけど歯ごたえ抜群で風味豊かなクッキーにこの土地で採れる宝石草という香草で作った紅茶、金粉を上にのっけたマフィンなど
おいしい、どれもこれも最高の味。どこの王家にも引けを取らないね
ハクラちゃんとクロハさんは甘いものも大好きだから美味しそうに食べてる
「して此度は、勇者を倒したあの存在についてですな?」
「はい、アイシスは現在療養中ですが彼女からある程度の話は聞きました」
この国に現れ、封じられていた凶悪な魔物ティシエデント
その姿は巨人で、何もかもを破壊つくそうとしたバーサーカー
その封印が解けかかっている
今現在ギリギリのところで魔導士たちが繋いでいるそうだけど、それも限界に来ているらしい
かつてその巨人はドワーフの最強魔導士に命と引き換えに封じられた
そんな封印を解こうとした黒い男、一体何者なんだろう
もうその男の姿はどこかに消えてしまったみたいですでにいない
ともかく今はそのティシエデントをどうにかすべきだ
今の僕らなら恐らく勝てる
たとえ神話級だろうと、異世界の何かだろうとね
「そ、それではティシエデントを倒してくださるのですか!?」
「うん、このままにしておけないからね」
ひとまずお菓子を食べ終えるとすぐに案内してもらった
封印場所は国から少し離れた場所で、領土内にあるけどそこは立ち入り禁止場所になっている
許可がある人以外は入ることができない厳重に封じられた場所なんだ
一体男はそこにどうやって入ったんだろう?
封印地に来ると疲れ果てた魔導士たちが荒く息をしながら必死で封印を続けていた
「大丈夫? あとは任せて君たちは帰って」
「せ、精霊様ですか!? みなさん、精霊様が来られました。ここはかのお方にお任せしましょう」
ドワーフの女性魔導士、彼女がどうやら魔導士のまとめ役らしい
かつての大魔導士には及ばないけどこの人からは強い力を感じる
「さぁ早く行きなさい!」
クロハさんが全員を逃がすと、封印の祭壇にひびが入って黒い光が漏れ始めた
「ああこの気配、間違いないですね」
「うん、この感じ、今までのと同じだ」
黒い靄が形になり、それは大きな人型になった
「グルゥアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
でかい、山ほどある大きさの巨人、その目に知性はなく、涎を垂らしながら巨斧を振り回し始めた
「ティシエデント! 古代の神話級バーサーカー、その出生は不明で、突如として現れた天災の魔物です」
クロハさん説明ありがとう。とにかくドワーフの国に向かおうとするティシエデントを食い止めなきゃ
「古代魔法、コキュートスチェーン」
地面から地獄の鎖を引き出すとティシエデントを拘束、一気に動けなくなったようだ
「幾千万の星々の輝きを見よ! 大天黒流星!!」
うわ、クロハさん派手な技を撃ってる
空から真っ黒な流星が落ちてきて全てがティシエデントにぶち当たった
かなりの火力だったようでティシエデントが膝をつく
それでも奴は咆哮をあげながら鎖を引きちぎって斧を僕に振り抜いてきた
「幻影、霞雲」
ハクラちゃんの鬼神の力、それは僕を幻影と入れ替えて移動させる力だった
「精霊様、大丈夫ですか?」
「うんありがとうハクラちゃん」
僕の幻影を斧で叩きつぶしたことで少し動きが止まった
「穢土焦土、浄苑黒陽炎!」
クロハさんの放った黒い炎がティシエデントを包み込むと一気に燃え広がった
「グルルルラアアアアアア!!」
苦痛の叫び声をあげながら滅茶苦茶に斧を振り回すけど、僕は周りに被害が出ないように結界を張っておいた
「もう少しで倒せそうですね」
「うん、僕らも強くなったもんだよ」
「はい! では行きます!」
ハクラちゃんはぴょんと可愛らしく飛び跳ねるとそのままティシエデントの足元まで走って行った
「白氷、獄霊雹掌」
こつんと軽くティシエデントの足を小突くハクラちゃん
すると奴は一気に凍って、体にパキパキとひびが入った
「とどめです」
そのままハクラちゃんがピンとデコピンの要領で足に衝撃を加えた
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※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています