467 / 1,022
オーク族の国3
しおりを挟む
とりあえずの問題は解決できたと思うけど、どう考えても生き人形、魔族の男、スライムのような少年と立て続けに明らかにこの世界の住人じゃないやつらが紛れ込んできている
確かにこの世界には異世界人や転生者と言った人たちが大量に来ている
でもあいつらはこの世界に一切馴染んでいなかった
良くも悪くもこの世界に飛ばされてきた人たちは次元の穴や裂け目などを通るため、この世界に適応した力や体を得る
でもあいつらは絶対に違う
自分から来たのか、誰かがこっちに連れてきたのか
よくは分からないけどそういうやつらがこの世界にいるって言うのは分かった
それにスライム少年も魔族の男もこの世界の封印された神話級魔物や神獣などを操っていた
奴らがどうしてそんなことをしているのかまだわからない
生き人形も魔族の男もスライム少年も、目的も何もかもが不明だったし、話の通じそうな感じはなかった
ともかくまたそういったやつらが現れないとも限らないし、今は国々を飛び回って偵察してくれてるシノノ達の情報を待つしかないね
それでエニミさんとおじいちゃんを安全な場所まで運んで話をすることにした
話すことはまず危険なやつらが異世界から来ていることと、グリンブルスティおじいちゃんを精霊達で守ること、それからこれからは精霊がここに加護を与えることを約束した
オーク族は皆優しい種族だって世界中に発信したいし
それにしても閉塞的な環境が思わぬ弊害を生んでたね
「ありがとうございます精霊様、鬼神様、これで我らがオーク族も反映できますじゃ」
おじいちゃんはにこやかにダンディに笑った
うわぁすっごく魅力的
「取りあえず三柱ほど上位の精霊を呼んでおきますね」
僕は精霊召喚で河川の精霊ハンザキと狐の精霊コンコ、それから泥の精霊マディを呼んだ
ハンザキは水を呼ぶことができ、コンコは戦いが得意、マディは泥から泥へと移動できるから伝令役になってもらった
その日はオークたちにかなり歓迎されて、たくさんの料理をふるまってもらった
山菜たっぷりの野菜料理で、特にタケノコ料理がおいしかったよ
コリコリとした食感にとてもいい香り
それに山菜おこわもホクホク暖かくておいしい
何でおこわなんて料理があるのか聞いてみたところ、数十年ほど前に異世界人がここを訪れて教えてくれた料理らしい
もともと山菜を食べて暮らしていた彼らにとってはすごくいい料理方だったみたいで、それ以来山菜おこわはこの国の名物となった。いや名物となるだろうって言い方が正しいね
「ありがとうすごくおいしかったよ」
これなら来てもらった精霊達も喜んでくれそう
夕食を食べ終えた後はゆったりと温泉に浸かる
ここは混浴みたいで女性も男性も一緒に入ってたけど、やましい気持ちの人達が全然いないから安心してみんなで入れたよ
ハクラちゃんがとろけるような顔で浸かってて、さすがにその姿はちょっと可愛すぎて男女問わず微笑ましく見てしまってた
それにしてもたくさんの温泉があるもんだね
ここの山は一応休火山なんだけど、温泉はポコポコと湧き出てる
しかも調べたところによると、ここ結構大きな龍脈が通ってて、魔力がかなりの量通ってる
これなら精霊の加護があればここは驚くほどの発展が見込めそうだ
そのことを告げるとオークたちは大喜びしてくれた
で、早速お風呂から上がって僕は精霊王の、いや、精霊神の加護を振りまいた
すると今まで以上にこの辺り一帯の魔力が膨れ上がり、なんと普通のオークたちがハイオークに、ハイオークたちがエンシェントオークという古代種に進化した
うわ、エニミさんものすごく美人に!
グリンブルスティおじいちゃんは何と若返ってかなりのイケメンになった
「これはなんとなんと、わしらまでこのような。それにこの力、わしが若いころ持っていた力の比ではないですじゃ」
「うええええええん、おじいちゃんが変なおじさんになっちゃったぁあああ!!」
そこで泣くのかエニミさん。進化したのに泣き虫は相変わらずっぽいね
でもまぁオークたちもこの世界にちゃんと馴染めるよう精霊達に手配して、国々に広めてもらわないとね
そういえばゴブリン族も昔は醜悪な種族だって言われもない非難を浴びてたけど、今は馴染んでる
彼らって計算が得意で商業が得意な種族だから、商人が多いんだよね
オークたちはスタミナが鬼人や竜人よりも多いから、力仕事に長けてるかも
そんなこんなで無事オーク族に関する通達も完了
いずれここは各国との交易も増えてきっと栄えることだろう
優しくて力強い彼らなら皆に受け入れられるはずだからね
とまぁそんなことをしてたら一週間ほど経過していて、オーク族の国での滞在最後の日にシノノからの連絡が来た
確かにこの世界には異世界人や転生者と言った人たちが大量に来ている
でもあいつらはこの世界に一切馴染んでいなかった
良くも悪くもこの世界に飛ばされてきた人たちは次元の穴や裂け目などを通るため、この世界に適応した力や体を得る
でもあいつらは絶対に違う
自分から来たのか、誰かがこっちに連れてきたのか
よくは分からないけどそういうやつらがこの世界にいるって言うのは分かった
それにスライム少年も魔族の男もこの世界の封印された神話級魔物や神獣などを操っていた
奴らがどうしてそんなことをしているのかまだわからない
生き人形も魔族の男もスライム少年も、目的も何もかもが不明だったし、話の通じそうな感じはなかった
ともかくまたそういったやつらが現れないとも限らないし、今は国々を飛び回って偵察してくれてるシノノ達の情報を待つしかないね
それでエニミさんとおじいちゃんを安全な場所まで運んで話をすることにした
話すことはまず危険なやつらが異世界から来ていることと、グリンブルスティおじいちゃんを精霊達で守ること、それからこれからは精霊がここに加護を与えることを約束した
オーク族は皆優しい種族だって世界中に発信したいし
それにしても閉塞的な環境が思わぬ弊害を生んでたね
「ありがとうございます精霊様、鬼神様、これで我らがオーク族も反映できますじゃ」
おじいちゃんはにこやかにダンディに笑った
うわぁすっごく魅力的
「取りあえず三柱ほど上位の精霊を呼んでおきますね」
僕は精霊召喚で河川の精霊ハンザキと狐の精霊コンコ、それから泥の精霊マディを呼んだ
ハンザキは水を呼ぶことができ、コンコは戦いが得意、マディは泥から泥へと移動できるから伝令役になってもらった
その日はオークたちにかなり歓迎されて、たくさんの料理をふるまってもらった
山菜たっぷりの野菜料理で、特にタケノコ料理がおいしかったよ
コリコリとした食感にとてもいい香り
それに山菜おこわもホクホク暖かくておいしい
何でおこわなんて料理があるのか聞いてみたところ、数十年ほど前に異世界人がここを訪れて教えてくれた料理らしい
もともと山菜を食べて暮らしていた彼らにとってはすごくいい料理方だったみたいで、それ以来山菜おこわはこの国の名物となった。いや名物となるだろうって言い方が正しいね
「ありがとうすごくおいしかったよ」
これなら来てもらった精霊達も喜んでくれそう
夕食を食べ終えた後はゆったりと温泉に浸かる
ここは混浴みたいで女性も男性も一緒に入ってたけど、やましい気持ちの人達が全然いないから安心してみんなで入れたよ
ハクラちゃんがとろけるような顔で浸かってて、さすがにその姿はちょっと可愛すぎて男女問わず微笑ましく見てしまってた
それにしてもたくさんの温泉があるもんだね
ここの山は一応休火山なんだけど、温泉はポコポコと湧き出てる
しかも調べたところによると、ここ結構大きな龍脈が通ってて、魔力がかなりの量通ってる
これなら精霊の加護があればここは驚くほどの発展が見込めそうだ
そのことを告げるとオークたちは大喜びしてくれた
で、早速お風呂から上がって僕は精霊王の、いや、精霊神の加護を振りまいた
すると今まで以上にこの辺り一帯の魔力が膨れ上がり、なんと普通のオークたちがハイオークに、ハイオークたちがエンシェントオークという古代種に進化した
うわ、エニミさんものすごく美人に!
グリンブルスティおじいちゃんは何と若返ってかなりのイケメンになった
「これはなんとなんと、わしらまでこのような。それにこの力、わしが若いころ持っていた力の比ではないですじゃ」
「うええええええん、おじいちゃんが変なおじさんになっちゃったぁあああ!!」
そこで泣くのかエニミさん。進化したのに泣き虫は相変わらずっぽいね
でもまぁオークたちもこの世界にちゃんと馴染めるよう精霊達に手配して、国々に広めてもらわないとね
そういえばゴブリン族も昔は醜悪な種族だって言われもない非難を浴びてたけど、今は馴染んでる
彼らって計算が得意で商業が得意な種族だから、商人が多いんだよね
オークたちはスタミナが鬼人や竜人よりも多いから、力仕事に長けてるかも
そんなこんなで無事オーク族に関する通達も完了
いずれここは各国との交易も増えてきっと栄えることだろう
優しくて力強い彼らなら皆に受け入れられるはずだからね
とまぁそんなことをしてたら一週間ほど経過していて、オーク族の国での滞在最後の日にシノノからの連絡が来た
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる