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イレギュラーメルカの冒険1
始まりは閉塞された空間の中だった
何もない、何も見えない、何も聞こえない
気が狂いそうなほどの静寂の中で長い長い年月を、幾数千年数万年と過ごした
父は人間で母は始まり
大きな力を持っていた私は全ての世界にとってかなり危険な存在だったらしい
それは確かに私にも理解できた
長い年月を一人で過ごし、色々と考えたわ
何せ時間だけはいくらでもあったもの
最初の数十年はずっと恨んだ。神も闇も古の支配者も世界も、お父さんを奪ったやつらも
恨んで恨んで恨みつくして、急に虚しくなった
誰を恨んでも何かできるわけじゃない
だから私は考えた
私は何のために生まれて、これからどうなるのか
封印が解けそうな気配はないし、一人で不安も感じたけど、気が狂うことはなかった
それだけ私の力と精神が強かったからなんだろうけど、そのおかげで私はたくさんのことを考えれたわ
それから百年ほど経った頃、アマテラスやエイシャ、アズリアと言った女神達が私に会いに来てくれるようになった
今まで何も見えず聞こえなかった私の世界に綺麗な光が、美しいさえずりが届いた気がしたの
そこからの数百年は本当に楽しい日々だったわ
毎日のように来てくれる女神達はいつも楽しい話をしてくれる
そのおかげで私の心は以前の、お父さんと一緒に暮らしていた時のような気持ちに戻っていた
心穏やかで楽しい気持ちに
そして、エイシャが来なくなった
私の一番のお友達だった彼女は、神々に裏切られて、いえ、正確に言うと操られていた神によって愛した人を奪われ、離反したらしい
アズリアもそれについて行ってしまったとか
全て泣きながらに語るアマテラスに聞いたことだった
悔しいかったわ。私には大切なお友達を助けれる力があると言うのに何もできない
悔しくて悔しくて、そこから数年ふさぎ込んでしまった
でもくよくよしてもいられない
いつか封印が解けた時のために、私は力を制御できるようになっておかなくちゃ
数千年が経った
アマテラスも大変なのか数百年に一度来るか来ないかになってしまったけど、私は大丈夫
きっとまたお友達と会えると信じて、それまでこの力を制御できるだけの実力をみにつけておかないとね
それからまた数千年が経ち、ここに閉じ込められてから二万年?もう訳が分からないくらいの時間が経った頃、封印のほころびが見つかった
少し前になんだか様子のおかしい闇の男が来たけど、恐らくその時封印を解こうとして失敗、そのせいでこのほころびができたんだと思う
どうしよう? 私はもう自在に力を使えるけど、出てもいいのかな?
そう思ってほころびを指でついてみると、あっさりと封印は砕けてしまった
「あらあらまあまあ」
こうなっちゃったら仕方ないわよね
私はこの封印のためだけに造られた世界を見回し、そこにある歪を見つけて外の世界を見てみた
洞窟のような場所
そして感じる優しくて華やかで、私の波長に合う気配
私は能力を通じてその世界の情景を収集した
なるほど、リディエラちゃんか・・・
よし、この子にはそのうち会って是非ともお友達になりましょう
少し見ただけでこの子の清らかさがよくわかる
きっといいお友達になってくれるわ
私はメッセージを残してそこからようやく世界に飛び出した
ああ、なんてきれいなのかしら
素晴らしい、素晴らしいわ世界!
そうね、まずはエイシャたちに会わなくちゃ
様々な世界を見て回り、友達との再会も果たし、神々からももう封印はいらないと判断された私は自由になった
自由、これから私は何だってできる
だって私はなんでもできるもの
と、この時はそう思っていたの
何もない、何も見えない、何も聞こえない
気が狂いそうなほどの静寂の中で長い長い年月を、幾数千年数万年と過ごした
父は人間で母は始まり
大きな力を持っていた私は全ての世界にとってかなり危険な存在だったらしい
それは確かに私にも理解できた
長い年月を一人で過ごし、色々と考えたわ
何せ時間だけはいくらでもあったもの
最初の数十年はずっと恨んだ。神も闇も古の支配者も世界も、お父さんを奪ったやつらも
恨んで恨んで恨みつくして、急に虚しくなった
誰を恨んでも何かできるわけじゃない
だから私は考えた
私は何のために生まれて、これからどうなるのか
封印が解けそうな気配はないし、一人で不安も感じたけど、気が狂うことはなかった
それだけ私の力と精神が強かったからなんだろうけど、そのおかげで私はたくさんのことを考えれたわ
それから百年ほど経った頃、アマテラスやエイシャ、アズリアと言った女神達が私に会いに来てくれるようになった
今まで何も見えず聞こえなかった私の世界に綺麗な光が、美しいさえずりが届いた気がしたの
そこからの数百年は本当に楽しい日々だったわ
毎日のように来てくれる女神達はいつも楽しい話をしてくれる
そのおかげで私の心は以前の、お父さんと一緒に暮らしていた時のような気持ちに戻っていた
心穏やかで楽しい気持ちに
そして、エイシャが来なくなった
私の一番のお友達だった彼女は、神々に裏切られて、いえ、正確に言うと操られていた神によって愛した人を奪われ、離反したらしい
アズリアもそれについて行ってしまったとか
全て泣きながらに語るアマテラスに聞いたことだった
悔しいかったわ。私には大切なお友達を助けれる力があると言うのに何もできない
悔しくて悔しくて、そこから数年ふさぎ込んでしまった
でもくよくよしてもいられない
いつか封印が解けた時のために、私は力を制御できるようになっておかなくちゃ
数千年が経った
アマテラスも大変なのか数百年に一度来るか来ないかになってしまったけど、私は大丈夫
きっとまたお友達と会えると信じて、それまでこの力を制御できるだけの実力をみにつけておかないとね
それからまた数千年が経ち、ここに閉じ込められてから二万年?もう訳が分からないくらいの時間が経った頃、封印のほころびが見つかった
少し前になんだか様子のおかしい闇の男が来たけど、恐らくその時封印を解こうとして失敗、そのせいでこのほころびができたんだと思う
どうしよう? 私はもう自在に力を使えるけど、出てもいいのかな?
そう思ってほころびを指でついてみると、あっさりと封印は砕けてしまった
「あらあらまあまあ」
こうなっちゃったら仕方ないわよね
私はこの封印のためだけに造られた世界を見回し、そこにある歪を見つけて外の世界を見てみた
洞窟のような場所
そして感じる優しくて華やかで、私の波長に合う気配
私は能力を通じてその世界の情景を収集した
なるほど、リディエラちゃんか・・・
よし、この子にはそのうち会って是非ともお友達になりましょう
少し見ただけでこの子の清らかさがよくわかる
きっといいお友達になってくれるわ
私はメッセージを残してそこからようやく世界に飛び出した
ああ、なんてきれいなのかしら
素晴らしい、素晴らしいわ世界!
そうね、まずはエイシャたちに会わなくちゃ
様々な世界を見て回り、友達との再会も果たし、神々からももう封印はいらないと判断された私は自由になった
自由、これから私は何だってできる
だって私はなんでもできるもの
と、この時はそう思っていたの
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