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新世界より5
とにかくこいつが元凶の筈
僕と白黒姉妹で取り囲んで一斉に攻撃を加えてみた
「神刀解放! 神風瞬斬!」
「神刀解放! 神成一閃!」
二人が神刀で攻撃するのに合わせて僕も全力の一撃を叩き込む
「古代魔法、エレカース!」
この古代魔法は呪力を浄化する力がある
相手は未だ呪力をこちらに向けようとしているから、相殺させて白黒姉妹の攻撃が通りやすくするんだ
狙いは見事に成功
化け物の呪力を僕の魔法が弾いて二人の攻撃がクリティカルな感じでヒットした
バチュンという音がしてその化け物が刀で切り刻まれるのが見える
でもどこかおかしい
「なんでしょう、手ごたえが少し変です」
二人も違和感を感じているようで、どさりと落ちたバラバラになった化け物の様子を見る
すると化け物の体はみるみるうちにまた元通りに人型に戻った
これはおかしい、明らかに無生物だ
呪力が強くてよく見えなかったけど、こいつは生きていない。人形なんだ
その人形は巧妙に生きているように動かされている
見た目も生命体そのものだ
それもそのはずで、こいつは何かの死体で出来ている
考えたくもないけど、多分人間の死体をベースに組み上げられた最悪の人形だ
「く、本体を叩かないと倒せそうにないですね。ハクラ、何か見える?」
「うーんと、氷気感知!」
ハクラちゃんは冷気を周囲に散布させるとそれによってわずかな力の流れを感知し始めた
この力は発動時間が短く、感知をすぐに発したいときには最適らしい
それによってハクラちゃんは本体の居場所を掴んたみたいだ
そこに向かって走り出す
その間人形の相手をクロハさんが引き受けた
「そこです!」
ハクラちゃんが刀を振ると、何もない所から突然目がぎらぎらとした不気味な女が飛び出す
「くきゃきゃきゃきゃ! 気づかれた気づかれたぁ。お前らも人形にしてやるぅうううっふあああ!」
女は胸元からナイフを取り出すといきなり切りつけてきた
でもそんなもので僕に傷はつけれない
「え? なんで切れないの?」
「ただのナイフじゃ僕には効かないよ」
そのナイフを取り上げて女の腕をひねり上げて拘束する
そしてそのまま地面に押し倒した
「くぎゃ! 話せこの! 殺すぅうう!!」
不気味な女、うっ、体を洗っていないのかすごく臭い
ボサボサの髪から覗く目には殺意が満ち満ちていた
「なんであの五人を攻撃したんだ! 二人が死んだんだぞ!」
「くきゃああ、三人生きてたんだぁ。殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ! 殺して破って繋いで、人形にするのぉおお!」
なんて気持ちの悪い女なんだ。それに人を殺すことに執着がありすぎる
人形作りのために殺したい。そんな通りがあるもんか!
怒った僕はその女の力を封印するために精霊神としての力を流し込んだ
「ぐぎゃげぇええ! やめろやめろやめろぉお!! 何してんだ! やめろぉああああ!!」
ギャーギャーと喚き散らしているけど、ハクラちゃんにしっかり押さえてもらって力を完全に封印した
途端に人形は動かなくなったらしく、クロハさんもこちらに走ってきた
「ぐぎゃあぎゃぎゃぎゃ! よくもよくもよくも! 呪うぅうう! お前ら呪ってぇ! ぶちごろすぅうああああ!!」
怒りに満ちた目で睨んでくるけど、今は何の力もないただの人間だ
抑え込んでから僕は魔法でそいつを眠らせておいた
「離れてなさいリディエラちゃん。私がこいつを元居た世界に送り返すわ。ついでに二度と異世界に渡れないように細工をしておくから」
街でまだ完全回復していない三人を見ていたサニアさんがいきなり真横に現れ、少し驚いた
言われた通りに女から離れると、サニア様はそいつに手を触れて扉を開き、そのまま元の世界へと送り返す
「今の奴、明らかにウルですよね?」
「ええ、この世界にない呪力の使い方だから間違いないわ」
ウルは既に入り込んでいるみたいだ
あいつらの気配はサニアさんでもつかみにくいらしく、地道に話を聞いて探さなければならない
骨は折れそうだけど(折れる骨は無い)、やらなくちゃ
僕は立ち上がって今度は別の町に向かうことにした
僕のいた世界での経験上ウルのメンバーはそれぞれ別行動をしている傾向にあるため、一つ所に固まっている可能性は低い
だからこその聞き込みだね
「ごめんなさいねリディエラちゃん。私の力がもっと強ければ」
「そんな、サニアさんのせいじゃないですよ」
落ち込むサニアさんを励ます
はぁ、ウルのメンバーに危険なやつはいるって分かってたけど、人を嬉々として殺すやつらもいることを覚えて置かなくちゃ
犠牲者が増えるばかりだ。僕が守らなきゃ!
僕と白黒姉妹で取り囲んで一斉に攻撃を加えてみた
「神刀解放! 神風瞬斬!」
「神刀解放! 神成一閃!」
二人が神刀で攻撃するのに合わせて僕も全力の一撃を叩き込む
「古代魔法、エレカース!」
この古代魔法は呪力を浄化する力がある
相手は未だ呪力をこちらに向けようとしているから、相殺させて白黒姉妹の攻撃が通りやすくするんだ
狙いは見事に成功
化け物の呪力を僕の魔法が弾いて二人の攻撃がクリティカルな感じでヒットした
バチュンという音がしてその化け物が刀で切り刻まれるのが見える
でもどこかおかしい
「なんでしょう、手ごたえが少し変です」
二人も違和感を感じているようで、どさりと落ちたバラバラになった化け物の様子を見る
すると化け物の体はみるみるうちにまた元通りに人型に戻った
これはおかしい、明らかに無生物だ
呪力が強くてよく見えなかったけど、こいつは生きていない。人形なんだ
その人形は巧妙に生きているように動かされている
見た目も生命体そのものだ
それもそのはずで、こいつは何かの死体で出来ている
考えたくもないけど、多分人間の死体をベースに組み上げられた最悪の人形だ
「く、本体を叩かないと倒せそうにないですね。ハクラ、何か見える?」
「うーんと、氷気感知!」
ハクラちゃんは冷気を周囲に散布させるとそれによってわずかな力の流れを感知し始めた
この力は発動時間が短く、感知をすぐに発したいときには最適らしい
それによってハクラちゃんは本体の居場所を掴んたみたいだ
そこに向かって走り出す
その間人形の相手をクロハさんが引き受けた
「そこです!」
ハクラちゃんが刀を振ると、何もない所から突然目がぎらぎらとした不気味な女が飛び出す
「くきゃきゃきゃきゃ! 気づかれた気づかれたぁ。お前らも人形にしてやるぅうううっふあああ!」
女は胸元からナイフを取り出すといきなり切りつけてきた
でもそんなもので僕に傷はつけれない
「え? なんで切れないの?」
「ただのナイフじゃ僕には効かないよ」
そのナイフを取り上げて女の腕をひねり上げて拘束する
そしてそのまま地面に押し倒した
「くぎゃ! 話せこの! 殺すぅうう!!」
不気味な女、うっ、体を洗っていないのかすごく臭い
ボサボサの髪から覗く目には殺意が満ち満ちていた
「なんであの五人を攻撃したんだ! 二人が死んだんだぞ!」
「くきゃああ、三人生きてたんだぁ。殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ! 殺して破って繋いで、人形にするのぉおお!」
なんて気持ちの悪い女なんだ。それに人を殺すことに執着がありすぎる
人形作りのために殺したい。そんな通りがあるもんか!
怒った僕はその女の力を封印するために精霊神としての力を流し込んだ
「ぐぎゃげぇええ! やめろやめろやめろぉお!! 何してんだ! やめろぉああああ!!」
ギャーギャーと喚き散らしているけど、ハクラちゃんにしっかり押さえてもらって力を完全に封印した
途端に人形は動かなくなったらしく、クロハさんもこちらに走ってきた
「ぐぎゃあぎゃぎゃぎゃ! よくもよくもよくも! 呪うぅうう! お前ら呪ってぇ! ぶちごろすぅうああああ!!」
怒りに満ちた目で睨んでくるけど、今は何の力もないただの人間だ
抑え込んでから僕は魔法でそいつを眠らせておいた
「離れてなさいリディエラちゃん。私がこいつを元居た世界に送り返すわ。ついでに二度と異世界に渡れないように細工をしておくから」
街でまだ完全回復していない三人を見ていたサニアさんがいきなり真横に現れ、少し驚いた
言われた通りに女から離れると、サニア様はそいつに手を触れて扉を開き、そのまま元の世界へと送り返す
「今の奴、明らかにウルですよね?」
「ええ、この世界にない呪力の使い方だから間違いないわ」
ウルは既に入り込んでいるみたいだ
あいつらの気配はサニアさんでもつかみにくいらしく、地道に話を聞いて探さなければならない
骨は折れそうだけど(折れる骨は無い)、やらなくちゃ
僕は立ち上がって今度は別の町に向かうことにした
僕のいた世界での経験上ウルのメンバーはそれぞれ別行動をしている傾向にあるため、一つ所に固まっている可能性は低い
だからこその聞き込みだね
「ごめんなさいねリディエラちゃん。私の力がもっと強ければ」
「そんな、サニアさんのせいじゃないですよ」
落ち込むサニアさんを励ます
はぁ、ウルのメンバーに危険なやつはいるって分かってたけど、人を嬉々として殺すやつらもいることを覚えて置かなくちゃ
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