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女神と二天の冒険11
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そして現在
全員が集まって向かうのはこの世界で起きている一番大きな異変
アスティラの傍らには先ほどアスティラの養子となったソラがいる
青い瞳をらんらんと輝かせて空を飛ぶアスティラの大きな天使の翼を見ているようね
「これから向かうところはかなり手ごわそうよ。なんせ一つの国が一瞬で滅びてる。どんな力なのか私でもつかめなかったの」
不安でいっぱいだけど、二天にラナもいる
正直私より強くなっちゃった三人だからちょっと悔しいけど、それと世界を守るための戦いは混同しない
三人が強くなるにこしたことはないし、私もいい刺激になるもの
やがて見えて来る滅んだ国
目を使ってみてはいたけどかなり悲惨な状況だった
「ひどい、こんなに人が・・・」
「吐き気がするなまったく。なぜこうも人を簡単に殺すのだ」
二天は悲しみ怒りをあらわにしている
ラナに至っては平然とこんな行為が行われていることに愕然とし、震えている
「気を付けて、恐らくもう敵の射程内に入ってる。いつ襲ってくるとも分から」
その時私の胸を何かが貫いた
「あ、え? あれ?」
そこから神力が抜け出て全身から力が抜ける
意識が、深く深く沈んでいった
まずい、ルニア様が!
「リィリア!」
「ああ分かってる!」
すぐにリィリアと協力してルニア様の傷口を塞ごうとしたけど、なんなのこれ、なんで塞がらないの?
「アスティラ、これは厄介だ。何かの力で傷口を再生できないよう阻害されている。まずこの能力者と討たねば解除されない」
「くっ、やるしか、ないわ。ラナ! ソラをお願いできる?」
「う、うん!」
ガクガクと震えているラナじゃこの場にいても役に立たない
厳しいかもしれないけどこんな状況じゃ判断を誤れば命取りになるもの
ラナを逃がす間もどこからか何かの力で狙撃されてる
リィリアが何とか防いでくれてはいるけど、やっぱりかすったところの傷口が塞がらない
そんな中でも私は何とか相手の位置を掴もうと探知を最大にしてみた
でも相手はウル、全然見つけれない
「見つけれないなら狙撃方向にいけばいいのだよ!」
リィリアが翼を広げると高く飛び上がって狙撃方向へと飛んで行ってしまった
「待って!」
止める間もなくリィリアは見えなくなってしまった
この狙撃犯、恐らくだけどこんなもんじゃない
だってまだ国が一撃で滅んだ力を見せてないもの
私は狙撃方向へと羽ばたき急いだ
その際も相変わらず矢のようなものが飛んできている
避けれない速さではないが、矢をつがえて飛ばせる速さじゃない
弓ならつがえて引く、ボウガンならつがえて引き金を引く
その動作をやっていないような速さ
だが大体の場所はつかめた。もう間もなくだ
そう思ったとき私の後ろから矢が飛び、背中に深々と刺さった
「なん、だと」
どうやらこの矢には激痛を走らせるような能力も付与してあるらしい
翼をはためかせようにも激痛のせいで何もできず、私は落ちて行った
苦しい、息ができない
神核は砕けなかったけど、肺辺りを撃ち抜かれて息ができないし、神力が抜けて行って存在があいまいになって来た
これ、私、ダメかも
お姉ちゃん、皆、ごめん
私にもっと力があったら
消える、私という存在が、もうすぐ消える
目をつむる
すると急に世界が輝きだした
いえこれは違うわ。私が光ってるの?
(君はそんなに弱くなかっただろう? 君たち姉妹は僕を倒すほどに、強かったんだから! だから、もう少し頑張ってよ。僕が壊そうとした世界を、君たちが守ったみたいに)
聞き覚えのある声・・・
この声は、あの時消滅したはずの
目を開くともう傷口は痛くない
胸の穴も塞がってるしなんだか力が溢れてきてる
異放の力
世界の理を外れた神々すら抗えなかった力
「これなら」
私はウルの気配を感じれるようになっていた
一瞬でウルの居場所を特定するとそこまで自分でも恐るべきスピードで飛ぶ
その途中死にかけているリィリアを見つけてこれもまた一瞬で回復させる
これ、私の力が合わさってとんでもないことになってるわね
私の権能は破壊
破壊しかできない私に異放の力が合わさって、概念すら破壊するようになっていた
つまり事象を無かったことにできる
そして目の前にいるのはウルの男
鋭い鷹のような目を持つ男は弓をこちらに構えて矢をつがえた
「エヴォルトレイ」
雷を纏った矢?
光ほど速くはないけど、人間の目では追えないほどの速さで矢を打ち出す
しかもつがえてから放つまでのスピードが半端じゃないわね
そんな速度の矢ですら私には止まって見える
異放者の力が何で私に流れ込んできたのか分からない
だって、異放者は、数十年前に死んでいるんだもの
全員が集まって向かうのはこの世界で起きている一番大きな異変
アスティラの傍らには先ほどアスティラの養子となったソラがいる
青い瞳をらんらんと輝かせて空を飛ぶアスティラの大きな天使の翼を見ているようね
「これから向かうところはかなり手ごわそうよ。なんせ一つの国が一瞬で滅びてる。どんな力なのか私でもつかめなかったの」
不安でいっぱいだけど、二天にラナもいる
正直私より強くなっちゃった三人だからちょっと悔しいけど、それと世界を守るための戦いは混同しない
三人が強くなるにこしたことはないし、私もいい刺激になるもの
やがて見えて来る滅んだ国
目を使ってみてはいたけどかなり悲惨な状況だった
「ひどい、こんなに人が・・・」
「吐き気がするなまったく。なぜこうも人を簡単に殺すのだ」
二天は悲しみ怒りをあらわにしている
ラナに至っては平然とこんな行為が行われていることに愕然とし、震えている
「気を付けて、恐らくもう敵の射程内に入ってる。いつ襲ってくるとも分から」
その時私の胸を何かが貫いた
「あ、え? あれ?」
そこから神力が抜け出て全身から力が抜ける
意識が、深く深く沈んでいった
まずい、ルニア様が!
「リィリア!」
「ああ分かってる!」
すぐにリィリアと協力してルニア様の傷口を塞ごうとしたけど、なんなのこれ、なんで塞がらないの?
「アスティラ、これは厄介だ。何かの力で傷口を再生できないよう阻害されている。まずこの能力者と討たねば解除されない」
「くっ、やるしか、ないわ。ラナ! ソラをお願いできる?」
「う、うん!」
ガクガクと震えているラナじゃこの場にいても役に立たない
厳しいかもしれないけどこんな状況じゃ判断を誤れば命取りになるもの
ラナを逃がす間もどこからか何かの力で狙撃されてる
リィリアが何とか防いでくれてはいるけど、やっぱりかすったところの傷口が塞がらない
そんな中でも私は何とか相手の位置を掴もうと探知を最大にしてみた
でも相手はウル、全然見つけれない
「見つけれないなら狙撃方向にいけばいいのだよ!」
リィリアが翼を広げると高く飛び上がって狙撃方向へと飛んで行ってしまった
「待って!」
止める間もなくリィリアは見えなくなってしまった
この狙撃犯、恐らくだけどこんなもんじゃない
だってまだ国が一撃で滅んだ力を見せてないもの
私は狙撃方向へと羽ばたき急いだ
その際も相変わらず矢のようなものが飛んできている
避けれない速さではないが、矢をつがえて飛ばせる速さじゃない
弓ならつがえて引く、ボウガンならつがえて引き金を引く
その動作をやっていないような速さ
だが大体の場所はつかめた。もう間もなくだ
そう思ったとき私の後ろから矢が飛び、背中に深々と刺さった
「なん、だと」
どうやらこの矢には激痛を走らせるような能力も付与してあるらしい
翼をはためかせようにも激痛のせいで何もできず、私は落ちて行った
苦しい、息ができない
神核は砕けなかったけど、肺辺りを撃ち抜かれて息ができないし、神力が抜けて行って存在があいまいになって来た
これ、私、ダメかも
お姉ちゃん、皆、ごめん
私にもっと力があったら
消える、私という存在が、もうすぐ消える
目をつむる
すると急に世界が輝きだした
いえこれは違うわ。私が光ってるの?
(君はそんなに弱くなかっただろう? 君たち姉妹は僕を倒すほどに、強かったんだから! だから、もう少し頑張ってよ。僕が壊そうとした世界を、君たちが守ったみたいに)
聞き覚えのある声・・・
この声は、あの時消滅したはずの
目を開くともう傷口は痛くない
胸の穴も塞がってるしなんだか力が溢れてきてる
異放の力
世界の理を外れた神々すら抗えなかった力
「これなら」
私はウルの気配を感じれるようになっていた
一瞬でウルの居場所を特定するとそこまで自分でも恐るべきスピードで飛ぶ
その途中死にかけているリィリアを見つけてこれもまた一瞬で回復させる
これ、私の力が合わさってとんでもないことになってるわね
私の権能は破壊
破壊しかできない私に異放の力が合わさって、概念すら破壊するようになっていた
つまり事象を無かったことにできる
そして目の前にいるのはウルの男
鋭い鷹のような目を持つ男は弓をこちらに構えて矢をつがえた
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雷を纏った矢?
光ほど速くはないけど、人間の目では追えないほどの速さで矢を打ち出す
しかもつがえてから放つまでのスピードが半端じゃないわね
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