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勇者の成長13
目が覚めるとすでにキーラとリドリリは起きていて布団を片付けていた
「もう少しゆっくりしていてもいいのですよ?」
「いやもう起きるさ。キーラ、モモネさんは?」
「急用ができたから日が昇るころに屋敷に帰って行ったよ。代わりの人をよこしてくれるって言ってたから、もうすぐ来ると思うよ」
「そっか」
モモネさんの代わりってことは多分鬼神の誰かだろう
こういったことに一番向いてるのはキキだけど、まぁ皆しっかりしてるから誰が来ても大丈夫だろう
そう思っていた時が俺にもあった
モモネさんの代わりに来たのは煌襲君鬼神という鬼神、初対面であるマリハという鬼神だった
「ちゃおっす! あーしはマリハだよ! あーしはね、異世界文化に興味あるっつーか、このスタイルも話し方も異世界のダチ子に教えてもらったんよねー」
「あ、はぁ、うん、えーっとマリハさんでしたっけ?」
「あーんもう硬いって! マリピッピって呼んで~。あーしもゆうゆうって呼ぶからさぁ」
「ゆうゆう?」
「勇者だからゆうゆう。いいっしょ?」
「いや俺にはアイシスって名前が」
「いいからいいから!」
完全にマリハのペースで、アイシスは彼女に手を思いっきり引っ張られそのまま連れていかれた
「ゆうゆうはなんつーかめったかわわなのに全然よく見せようとしてないからさー、あーしにメイクさせてよ」
「は?え? メイク? なんだそれは」
「いいからいいから! あとそこの二人もやるよ!」
三人は無理やりマリハのメイク室と呼ばれる部屋へと連れていかれた
そこは様々なメイク道具が所狭しと並んでおり、マリハによる研究が日々なされていた
「よし、じゃあ始めるよ。集中・・・」
今までの砕け切った話し方をやめ、真面目な顔になる
「なぁキーラ、マリハさんなんか怖くないか?」
「う、うん、メイク?とかいうのをやろうってなったとたん顔つきが変わったよね」
マリハはメイク道具を恐ろしいほどの速さで選ぶと三人の前にそれぞれ合ったものを置いた
「何が始まるんだ?」
「動かない!」
「は、はい!」
マリハは道具を両手に持つとまずはアイシスの顔にメイクを乗せて行った
その速いこと速いこと
あっという間にメイクが終わり、アイシスは先ほどまでとは打って変わって女の子らしい印象の顔つきになった
もともとカワイイ顔ではあったが、それを強調させるメイク
二重の目をさらにぱっちりとさせ、頬に少し赤を乗せる
口にはうっすらとナチュラルな口紅をつけ、プルンとした唇に仕上げた
「ほら鏡見る!」
「はい」
アイシスは自分の顔を鏡で見てみた
「これが、俺?」
そこにある顔はアイシスであることは分かるが、あまりの可愛さに自分である事が認識できないようだ
「アイシスカワイイ! すごいねマリハさん!」
「ハイ次はあんた! そこ座って!」
「え、私は、いいですよ」
「いいから四の五の言わずに座れって言ってんの!」
「ひぃ!」
お尻をひっぱたかれ、無理やり座らされるリドリリ
そのままメイクを一瞬で施された
「鬼神流メイク術、愛差麗顔!」
リドリリの顔は元々眉目秀麗で、可憐な顔立ち
それをいかしたできるお姉さん系メイクと、少し髪をざわ立たせて抜けている感じをイメージ
完璧な女性よりも少しドジっ子の方が男性受けがいいというやつだ
それは逆もまたしかり
そして逃げようとするキーラはあっさりとマリハに掴まり椅子に拘束された
「な、なんで動けないの? 何が起こってるの?」
「あたしの能力だよ。いいからおとなしくして」
そのままぐったりとしたキーラはメイクを施された
幼い顔立ちだが少し大人びた印象のメイクにより、キーラを女性として際立たせた
「まぁキーラ! なんてかわいいのでしょう」
「ああ、今までの子供っぽいキーラもいいけど、こっちも好きだぜ」
「す、好きだなんてアイシス、そんな、照れるよ」
顔を真っ赤にするキーラ
三人のメイクによってマリハも非常に満足そうにしていた
そしてこのまま街に繰り出すことになった
「もう少しゆっくりしていてもいいのですよ?」
「いやもう起きるさ。キーラ、モモネさんは?」
「急用ができたから日が昇るころに屋敷に帰って行ったよ。代わりの人をよこしてくれるって言ってたから、もうすぐ来ると思うよ」
「そっか」
モモネさんの代わりってことは多分鬼神の誰かだろう
こういったことに一番向いてるのはキキだけど、まぁ皆しっかりしてるから誰が来ても大丈夫だろう
そう思っていた時が俺にもあった
モモネさんの代わりに来たのは煌襲君鬼神という鬼神、初対面であるマリハという鬼神だった
「ちゃおっす! あーしはマリハだよ! あーしはね、異世界文化に興味あるっつーか、このスタイルも話し方も異世界のダチ子に教えてもらったんよねー」
「あ、はぁ、うん、えーっとマリハさんでしたっけ?」
「あーんもう硬いって! マリピッピって呼んで~。あーしもゆうゆうって呼ぶからさぁ」
「ゆうゆう?」
「勇者だからゆうゆう。いいっしょ?」
「いや俺にはアイシスって名前が」
「いいからいいから!」
完全にマリハのペースで、アイシスは彼女に手を思いっきり引っ張られそのまま連れていかれた
「ゆうゆうはなんつーかめったかわわなのに全然よく見せようとしてないからさー、あーしにメイクさせてよ」
「は?え? メイク? なんだそれは」
「いいからいいから! あとそこの二人もやるよ!」
三人は無理やりマリハのメイク室と呼ばれる部屋へと連れていかれた
そこは様々なメイク道具が所狭しと並んでおり、マリハによる研究が日々なされていた
「よし、じゃあ始めるよ。集中・・・」
今までの砕け切った話し方をやめ、真面目な顔になる
「なぁキーラ、マリハさんなんか怖くないか?」
「う、うん、メイク?とかいうのをやろうってなったとたん顔つきが変わったよね」
マリハはメイク道具を恐ろしいほどの速さで選ぶと三人の前にそれぞれ合ったものを置いた
「何が始まるんだ?」
「動かない!」
「は、はい!」
マリハは道具を両手に持つとまずはアイシスの顔にメイクを乗せて行った
その速いこと速いこと
あっという間にメイクが終わり、アイシスは先ほどまでとは打って変わって女の子らしい印象の顔つきになった
もともとカワイイ顔ではあったが、それを強調させるメイク
二重の目をさらにぱっちりとさせ、頬に少し赤を乗せる
口にはうっすらとナチュラルな口紅をつけ、プルンとした唇に仕上げた
「ほら鏡見る!」
「はい」
アイシスは自分の顔を鏡で見てみた
「これが、俺?」
そこにある顔はアイシスであることは分かるが、あまりの可愛さに自分である事が認識できないようだ
「アイシスカワイイ! すごいねマリハさん!」
「ハイ次はあんた! そこ座って!」
「え、私は、いいですよ」
「いいから四の五の言わずに座れって言ってんの!」
「ひぃ!」
お尻をひっぱたかれ、無理やり座らされるリドリリ
そのままメイクを一瞬で施された
「鬼神流メイク術、愛差麗顔!」
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それをいかしたできるお姉さん系メイクと、少し髪をざわ立たせて抜けている感じをイメージ
完璧な女性よりも少しドジっ子の方が男性受けがいいというやつだ
それは逆もまたしかり
そして逃げようとするキーラはあっさりとマリハに掴まり椅子に拘束された
「な、なんで動けないの? 何が起こってるの?」
「あたしの能力だよ。いいからおとなしくして」
そのままぐったりとしたキーラはメイクを施された
幼い顔立ちだが少し大人びた印象のメイクにより、キーラを女性として際立たせた
「まぁキーラ! なんてかわいいのでしょう」
「ああ、今までの子供っぽいキーラもいいけど、こっちも好きだぜ」
「す、好きだなんてアイシス、そんな、照れるよ」
顔を真っ赤にするキーラ
三人のメイクによってマリハも非常に満足そうにしていた
そしてこのまま街に繰り出すことになった
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