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神と白黒鬼神15
まず彼女の力を見てみたいとお願いしてみた
メトちゃんは嬉しそうにうなづいて指を空に向かって翳す
すると空が陰り始め、大きな雲がいきなり現れてザーザーと雨が降り始めた
かと思うとカラッと晴れて雲一つない快晴になるし、いきなり大量の鳥が飛んできたり、どうやらUFOと思われる飛行物体まで飛んできた
そして今度は僕の前に指を向けると、そこにクネクネとした異様な気味の悪い生物が現れる
「見ちゃだめです!」
サニアさんが慌ててその生物に封印の力を施して消し去る
「サニアさん、今のは?」
「私にもわかりませんが、とてつもなく危険なものというのは分かります。恐らく正体を知れば失明だけですめばいい、それくらい危険な代物でした」
なんてこった、そんな恐ろしいものを指の一振りで出すなんて
確かにこの子の力はしっかりと見極めてあげないと危ないね
そしてメトちゃんはさらに指をくるくるとまわし始めた
今度は続々と変な生命体が現れる
口裂け女にジェットババア、人面犬、テケテケに付喪神、ありとあらゆる怪異の象徴が百鬼夜行のようにモリモリ出て来るんだ
しかもそれらはメトちゃんを守るように立っている
「なんかすごいことになってるんだけど、メトちゃん、これって消せるの?」
「うんママ!」
指をパチンと鳴らすと、怪異は一斉に消えた
まるで白昼夢でも見たかのような、狐にでもつままれたかのような、そんな気分だった
でも分かる、あの怪異は全て実態だ
メトちゃんはこういった怪異を指先一つで自由自在に引き起こせる
恐らくそれが彼女の力なんだ
「他にもこんなことができるよ」
今度は指を自分に向けると、そのまま上に指をピーンと立てた
そして宙に浮き始めるメトちゃんの体
空中浮遊、その直後燃え上がる体
驚いて僕は水魔法で炎を消したけど、メトちゃんの体には火傷一つ、スス一つついていなかった
おかしい、あれだけの高温だったのに
よくよく調べてみると、その炎は僕らに対しては熱を帯びてるし、触れば火傷だってする実体なんだけど、本人には全く影響がないという代物だった
と言うことはさっき出てきたクネクネとした謎の生き物も、メトちゃんには何の影響もないってことだろう
「増々もって不可思議な力ですね。呪力とも違うのに相手を呪うような力まで出せています」
クロハさんがメトちゃんの指先をじっくりと観察しているけど、全くの意味不明だったのかため息をついている
「これはもう、怪異を引き起こす超能力と言っていいかもしれません。怪異というのは人の恐れが産む産物、妖力を持った何かが引き起こす、他次元や他世界、他宇宙から来た者に出会うなどなど様々な要因があるのですが、この子はたった一人でそれらすべてを引き起こす力を持っているのです。これはもう一つの世界でおさまるほどの力ではありません。下手をすればこの子は想像するだけで神だろうと悪魔だろうと作り出してしまうでしょう。しかもそれらはこの子を守るためなら何でもする。もしこの子が世界を嫌ったら? それは世界の破滅を意味します」
もう一度、あえてもう一度言おうと思う
なんてこっただよ本当に!
この子の超能力は強すぎるんだ
怪異を引き起こす、オカルトを呼び込む
それは要するにどんなことでも出来る力になりうるんだ
そして制御できなければ、恐らく彼女自身が最悪の怪異になりうる、とのサニアさんの見解だ
「ねーねーママ、遊んで遊んで」
「うんいいよ」
メトちゃん自身は素直だしすごくいい子なんだけど、もしも癇癪でも起こしたらと考えると・・・
幸い今までそんなことはなくて、男の子に意地悪をされても力を使って反撃、なんてことはしてないらしい
そして、ウルに狙われる可能性だってある
この子を洗脳でもして他世界に送り込めば、それだけでその世界は壊滅する
だからこそ、今のうちに封じるか、完全に制御できるよう訓練しなくちゃね
もしウルが来ても、自分で自分の身を守れるように
メトちゃんは嬉しそうにうなづいて指を空に向かって翳す
すると空が陰り始め、大きな雲がいきなり現れてザーザーと雨が降り始めた
かと思うとカラッと晴れて雲一つない快晴になるし、いきなり大量の鳥が飛んできたり、どうやらUFOと思われる飛行物体まで飛んできた
そして今度は僕の前に指を向けると、そこにクネクネとした異様な気味の悪い生物が現れる
「見ちゃだめです!」
サニアさんが慌ててその生物に封印の力を施して消し去る
「サニアさん、今のは?」
「私にもわかりませんが、とてつもなく危険なものというのは分かります。恐らく正体を知れば失明だけですめばいい、それくらい危険な代物でした」
なんてこった、そんな恐ろしいものを指の一振りで出すなんて
確かにこの子の力はしっかりと見極めてあげないと危ないね
そしてメトちゃんはさらに指をくるくるとまわし始めた
今度は続々と変な生命体が現れる
口裂け女にジェットババア、人面犬、テケテケに付喪神、ありとあらゆる怪異の象徴が百鬼夜行のようにモリモリ出て来るんだ
しかもそれらはメトちゃんを守るように立っている
「なんかすごいことになってるんだけど、メトちゃん、これって消せるの?」
「うんママ!」
指をパチンと鳴らすと、怪異は一斉に消えた
まるで白昼夢でも見たかのような、狐にでもつままれたかのような、そんな気分だった
でも分かる、あの怪異は全て実態だ
メトちゃんはこういった怪異を指先一つで自由自在に引き起こせる
恐らくそれが彼女の力なんだ
「他にもこんなことができるよ」
今度は指を自分に向けると、そのまま上に指をピーンと立てた
そして宙に浮き始めるメトちゃんの体
空中浮遊、その直後燃え上がる体
驚いて僕は水魔法で炎を消したけど、メトちゃんの体には火傷一つ、スス一つついていなかった
おかしい、あれだけの高温だったのに
よくよく調べてみると、その炎は僕らに対しては熱を帯びてるし、触れば火傷だってする実体なんだけど、本人には全く影響がないという代物だった
と言うことはさっき出てきたクネクネとした謎の生き物も、メトちゃんには何の影響もないってことだろう
「増々もって不可思議な力ですね。呪力とも違うのに相手を呪うような力まで出せています」
クロハさんがメトちゃんの指先をじっくりと観察しているけど、全くの意味不明だったのかため息をついている
「これはもう、怪異を引き起こす超能力と言っていいかもしれません。怪異というのは人の恐れが産む産物、妖力を持った何かが引き起こす、他次元や他世界、他宇宙から来た者に出会うなどなど様々な要因があるのですが、この子はたった一人でそれらすべてを引き起こす力を持っているのです。これはもう一つの世界でおさまるほどの力ではありません。下手をすればこの子は想像するだけで神だろうと悪魔だろうと作り出してしまうでしょう。しかもそれらはこの子を守るためなら何でもする。もしこの子が世界を嫌ったら? それは世界の破滅を意味します」
もう一度、あえてもう一度言おうと思う
なんてこっただよ本当に!
この子の超能力は強すぎるんだ
怪異を引き起こす、オカルトを呼び込む
それは要するにどんなことでも出来る力になりうるんだ
そして制御できなければ、恐らく彼女自身が最悪の怪異になりうる、とのサニアさんの見解だ
「ねーねーママ、遊んで遊んで」
「うんいいよ」
メトちゃん自身は素直だしすごくいい子なんだけど、もしも癇癪でも起こしたらと考えると・・・
幸い今までそんなことはなくて、男の子に意地悪をされても力を使って反撃、なんてことはしてないらしい
そして、ウルに狙われる可能性だってある
この子を洗脳でもして他世界に送り込めば、それだけでその世界は壊滅する
だからこそ、今のうちに封じるか、完全に制御できるよう訓練しなくちゃね
もしウルが来ても、自分で自分の身を守れるように
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※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています