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異女神3
だがその隙をつくことはできなかった
ルニアを掴んだ者が周囲に殺気を放ってウルたちが身動きの取れないようにしたのだ
「ルニア、ちゃん」
ルニアのよく知るその顔、友人であるイレギュラーメルカだった
「なんとか、意識を出せたけど、もう限界、かも・・・。お願いルニアちゃん、私を、倒して」
「そんなことできるわけないじゃない!」
「このままじゃ私は! また世界を滅ぼしちゃう。あいつのいいなりになんかなりたくない! だから、お願い」
それはメルカの精いっぱいの抵抗だった
メルカの中で広がった悪意はもはや制御が難しくなっており、今こうしてルニアと話せているだけでも奇跡のようなものだった
「あきらめないわよ。私だって異放の力があるんだもの」
メルカに向かい、悪意を弾き飛ばすための力を放ったのだが、悪意はメルカの中から消えなかった
「どういうこと!? ちゃんとできたはずなのに!」
「だめ、よ。できるならとっくにやってる・・・。ぐっ、もう、もたない。早く私を殺しなさい!」
その意志の強さにルニアはビクッと体を震わせ、思わず異放の力と自らの破壊の力が合わさった強力な権能をメルカに撃ち込んでしまった
「そんな! だめ! メルカ!」
ほっとしたような顔で砂となって崩れていくメルカ
「ありがとう、ルニア・・・。そしてごめんなさい、こんなことを、背負わせ、て・・・」
ボロボロと崩れていくメルカを止めようとしたが、とっさに放ったあまりに強力な力であったため、自分ではどうしようもなかった
「サニアや、エイシャ、アズリアに・・・。もう一度、会いた、か」
メルカの体が完全に崩れ去り、砂は風に吹かれて舞い上がった
ウルの中でもアウルの右腕と言われていたメルカが消えたことで、この場にいた全てのウルの構成員が逃げに転じた
一斉に本拠地に戻って行くが、数人の幹部と大幹部はその場に残り、ルニアたちを殺そうと狙っているようだ
悲しみに暮れるルニアはそんな幹部たちを見ると、睨みつけた
それだけであっけなくウルの残党は魂を壊され、全員が転がった
「ああそんな、そんな! 私のせいでメルカが! 私の、大切な友達が!」
頭を抱えて苦悩するルニアを天使たちはがっちりと抱きかかえる
心が壊れそうなルニアを天使の力で眠らせるとそのまま転移を開始
まずは子供達と合流するため、先ほどまでいた世界に戻った
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「ルニア、ちゃん」
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「そんなことできるわけないじゃない!」
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それはメルカの精いっぱいの抵抗だった
メルカの中で広がった悪意はもはや制御が難しくなっており、今こうしてルニアと話せているだけでも奇跡のようなものだった
「あきらめないわよ。私だって異放の力があるんだもの」
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「どういうこと!? ちゃんとできたはずなのに!」
「だめ、よ。できるならとっくにやってる・・・。ぐっ、もう、もたない。早く私を殺しなさい!」
その意志の強さにルニアはビクッと体を震わせ、思わず異放の力と自らの破壊の力が合わさった強力な権能をメルカに撃ち込んでしまった
「そんな! だめ! メルカ!」
ほっとしたような顔で砂となって崩れていくメルカ
「ありがとう、ルニア・・・。そしてごめんなさい、こんなことを、背負わせ、て・・・」
ボロボロと崩れていくメルカを止めようとしたが、とっさに放ったあまりに強力な力であったため、自分ではどうしようもなかった
「サニアや、エイシャ、アズリアに・・・。もう一度、会いた、か」
メルカの体が完全に崩れ去り、砂は風に吹かれて舞い上がった
ウルの中でもアウルの右腕と言われていたメルカが消えたことで、この場にいた全てのウルの構成員が逃げに転じた
一斉に本拠地に戻って行くが、数人の幹部と大幹部はその場に残り、ルニアたちを殺そうと狙っているようだ
悲しみに暮れるルニアはそんな幹部たちを見ると、睨みつけた
それだけであっけなくウルの残党は魂を壊され、全員が転がった
「ああそんな、そんな! 私のせいでメルカが! 私の、大切な友達が!」
頭を抱えて苦悩するルニアを天使たちはがっちりと抱きかかえる
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